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【ヒカルの碁:第59局「ふりむいた塔矢」】 00/03/06
さあ、月曜日。「ヒカルの碁」第59局「ふりむいた塔矢」。ヒカルのことになるとわたわたと弁解しだす佐為は親バカモードですねぇ。かわいいっす。それにしても、佐為の予想をも越える、ヒカルのひらめき。やっぱり才能あるのねー。緒方さんも驚いていたし。
アキラ、やっぱり背中の後ろがずっと気になっていましたか。ふふふ、素直じゃないんだから。
和谷くん、なんか子供らしくてかわいいというか。伊角さんとはいいコンビというか。今回は一組の女の子、セリフ多かったですね。「ヒカルの碁」はネームがかなり前にできてるだろうから、人気投票の影響というわけではないだろうけど。人気投票の結果発表のときにでも名前わかるかな? 人気投票の結果には、キャラ名のフルネーム表記してくれないかしら…緒方さんの名前が知りたいの。
緒方さんは今回もセリフはありませんでしたが、美しい顔を拝むことができたのでよかったです。この後、アキラにヒカルの戦いぶりをなんて報告するんだろうと想像しただけで楽しいというか… 和谷くん、本当に緒方さんが見に来てて、アキラも真剣にヒカルのことをみててびっくりだろうなあ。来週が楽しみです。
【第60局「迫る!プロ試験」】 00/03/13
月曜日ってことで、朝からいそいそとジャンプを買いにいって。なんだか緒方さんがす
ごいらしいとは聞いてたけど、実際みてみるとっ!!!バス停でじたばた暴れちゃったよー
。すっかりアヤシイ人でした。
ヒカルは結局ヨセで負けちゃった。うーん、アキラ戦が実現しなかったのね…今回は焦らしでいくのか。
それにしても、緒方さん、さっさと帰ってしまってヒカルは緒方さんがきてたのに気が
ついてないんじゃ。あとで佐為に教えてもらったのかな。そのヒカル、なんだか一皮剥
けた感じがします。いい感じになってきたねー。プロ試験が楽しみです。
さてさてさて!!緒方さんっ!!! 熱帯魚のえさを買いにきてる緒方さんを追いかけてく
るアキラ。探し回ったのね。でも緒方さんがよくここにくるというのを知ってるほどプ
ライベートには詳しいくせに、携帯電話の番号を知らないのかしら。ちょっと不思議。電源切ってたとか…うーむ。ヒカルの対局のことを聞いてくるアキラをはぐらかしてしまう緒方さん。くくく。相変わらず人が悪いなあ。アキラを送っていくという緒方さんに、当然のように助手席に乗り込むアキラ。慣れてますな。それにしても寿司ですか、寿司。いつもそんないいものをおごってもらっているのね。緒方さんって金持ち?というか独身貴族なのかしら。(車が車だし。ファミリーユースじゃないもんなあ。)
そして何より予告!! 本因坊戦ですかっ!!しかもエピソードで流すんじゃなくて、ちゃ
んと手合いまで載るんですかっっっ!! …いやいや、そこまで期待しちゃダメですよね。いくら予告に載っていようとも。相手が桑原先生かー、顔では勝ってるけど、前に力碁でねじ伏せられただけに、今回は雪辱をはたしてくれるといいんですが。
今日の私の頭の中では、一日中「緒方本因坊」という言葉がぐるぐると。…いい響きだなあ。念願のタイトルホルダーですか?(まだとってないって)もう今から顔がにやけて止まりません。
それにしても、こんなに緒方さんの出番が多くていいんでしょうか?緒方さんの本因坊
も、今回の車デート(おい)もエピソードとして必要だから?それともほった先生の趣
味なんでしょうかっっっ!!! …っていうか、ジャンプの普通の読者って緒方さんのことどう思ってるのかしら。緒方さんでてくるとなんだかいかがわしくて、「こんなの少年誌に載せていいのかしら…」と心配になってしまうほどです。そう思うのって私だけじゃないよね?
またしてもしつこく「ヒカルの碁」の話。なんか今日あれこれ考えてたんですが、なぜ来週に緒方さんの本因坊戦の話をやるんだろう? 予告をみた限りでは、1ページくらいではなく、それなりにボリュームを割いてくれそうに思えるんですけど…
「ヒカルの碁」のおもしろいところは、主線とほんのすこしの陰影だけで存在感を感じさせる、非常にうまいデッサンを思わせるような話の構成とエピソードの組み立ての見事さだと思うんです。もちろん、小畑先生の麗しい絵も大いに魅力ですが。
「ヒカルの碁」は結局は「ヒカルとアキラの戦い」の話だと思うのですが、基本的にそのラインから外れた無駄なエピソードってほとんど存在しないんです。置いた石の意味が最初はわからなくても、後でつながっていくとわかるように、エピソードを文字どおり「布石」していってるんですよね。今までにアキラもヒカルも全くかかわってない対局を描いた話は、アマ碁の世界大会のエピソードとこの前の葉瀬中囲碁部の話くらいなんです。前者はsaiにかかわる重大なエピソードのひとつだったし、後者はヒカルと三谷くんの和解のための布石なのは明らかですし。
それを考えると、緒方さんの本因坊戦は脇道で、今までの経過から考えるともし緒方さんが本因坊をとったとしても、会話などでさらりと描かれる程度のはずなんです。名人の五冠もそうでしたから。…それがわざわざ描かれるというのは、いずれ本編に深く関わるということなんでしょうか。…私のヨミというか、単なる希望としてはこれがいずれ緒方さんと佐為の対局につながるのではないかと。でなきゃ、わざわざ「本因坊」戦なわけないだろうし。
こういうことばかり考えてました。仕事になりません。もっとマジメにやれよ、って…とにかく、次のジャンプは土曜なのでそれを楽しみに。これだけ考えてて、実際はヒカルがテレビ中継をちょろっとみてたとかその程度の描き方だったりしたら寂しいなー。(それでも緒方さんがでてくるだけで嬉しいですが。)
【ヒカルの碁 第61局「桑原本因坊」】 00/3/21
というわけで、今回は別ページで。
第61局は「桑原本因坊」ってことで桑原先生がメインにでてきた話。予告では緒方さんメインに思わせといて〜!! …まあ、緒方さんも美しかったからいいんですが。
院生研修の昼休み、マクドナルドから日本棋院に戻っていたヒカルたちはエレベーターの前で桑原先生とすれ違います。…それにしてもこの棋院の入り口あたり、実際にみたところそのまんま!! 「ヒカルの碁」ファンの方は行ってみると楽しいですよー>日本棋院
で、桑原先生、ますます人外な顔に…鼻の下の長さは一体。それはおいといて、ヒカルたちとすれ違ったときにただならぬ気配を感じてヒカルを振り向いた桑原先生。……このシーンって、視線が佐為の方向にいってるようにみえるんですが、佐為が見えたわけではないんでしょうね。私としては佐為の存在をヒカル以外の誰かにも知ってもらいたいんですが、その可能性第一号が桑原先生ですか…
今回のエピソードで桑原先生が重要キャラに躍り出ましたが、そういえばコミックス3巻72の「ネームの日々」で原作のほった先生が、桑原先生がサルみたいな顔になっちゃって「どーしよう 今後桑原先生」と書いていましたね。これって今後重要キャラになるという意味があったんでしょうね。でもこういう形とは思わなかったけど。
私の今の予想では、「ヒカルの碁」自体は「ヒカル対アキラ」のケリがつくところと「名人対佐為」の「神の一手」までの、作中ではあと数年後程度まで描かれて、ヒカルやアキラの将来は示唆する程度に描かれるんじゃないかと思ってたのですが、緒方さんや桑原先生のトッププロのエピソードが少しずつでてくるってことは、ヒカルと彼らの直接対決まで描かれる予定だってことなのかなあ。ヒカルが今年でプロ試験に合格するとしても、まさか2、3年程度でそのレベルまでいけるとは思えないので、そこまで話がいくのは20歳前後かなあと思ってたんですが…エピソードの間を飛ばして数年後、という可能性もあるか。でもヒカルとアキラでタイトルを賭けた戦いとか今の段階では想像もできませんが。もっとも1年前にはヒカルがプロになるというのも想像できなかったけど。(1年前はやっと筒井さんに勝てるようになった頃だもんねぇ。)
さて。北海道、本因坊戦第二局の前夜祭。タバコを片手に夜景を眺める緒方さん。今回のエピソードで緒方さんは一般人に知られるほどはメジャーな存在ではない(まだタイトルホルダーではないものね)というのと桑原先生の名前がわかりましたが、緒方先生の名前はいつになったら判明するのでしょうか…
コミックス3巻での初登場のときには好々爺に見えた桑原先生ですが、こんな食えない爺さんだったとは。後でコミックスを読み返してみると何気に嫌みだったし、最初からそういう性格設定だったようで。そうじゃなきゃ、この年でこれだけ強い存在でいることはできないでしょうね。囲碁の強さというのは精神力や集中力という部分もあるそうですから。
…で、まともな話(?)はここまで。このあたりの緒方さんと桑原先生のイヤミの応酬にはゾクゾクします。そして、桑原先生へのタイトル奪取の宣言をしたときのあの顔!! 「タイトルホルダーとしてね」 うわぁー、あの目!! きゅう……何度みても気が遠くなります。素敵〜。その次のにらみ合ってるシーンの横顔も麗しいですし。小畑先生の絵が上手すぎ…
話はヒカルサイドに戻って。一皮剥けたヒカルに、佐為の方のレッスンもワンランクあがります。そしてヒカルは院生順位を上げていったそうだけど、ついこの前まで二組の下の方でウロウロしてたのが嘘みたいだ…話の進行はやいなあ。
アキラの方も二段になったとか。でもプロの昇段のしくみってどうなってるんでしょ。そのあたりが詳しいサイトを探してるんだけども、なかなか見つからなくて。
さて、新キャラ・門脇登場。プロ試験編にかかわってくるみたいですが、顔がアレだからなあ……この人をみて思ったのが、「いずれ倉田五段もでてくるだろうけど、そのときもしこんな顔だったらどうしよう…」でして。倉田五段には色々とドリームを抱いてるので、ぜひとも美形であってほしいんですが。
みんな半袖だし、プロ試験も間近? 少なくとも、6月下旬から7月あたりってことですよねぇ。展開早いなー。
プロ試験、ヒカルは受かるだろうとは思っています。ここで受かれば、「囲碁を初めてからプロ合格」までの時間が最短になるのでは?だって初めて囲碁教室に通ったのが12月位ですよね?噂の倉田五段がたしかプロまでに2年でしたっけ? ヒカルが合格したら1年半くらいになるだろうから、その1年半というのは「天才」を強調するでしょうし。
佐為というとんでもない存在の前に霞がちですけど、ヒカルもかなり天才肌なんですよね。いくら先生がいいといっても成長速度は速いですし。今まで作中では「記憶力がかなりよい」「集中力がすごい」ということが示されていたのと、あと「ヒラメキ」の部分がたまにでてきた、程度で。ジャンプの今までの作品に比べるとそのあたりの表現は抑え目ですから。
今のヒカルだったら、岸本部長よりもはるかに強いんだよねぇ……なんかちょっと複雑なものがありますが。
プロ試験編での問題は、ヒカル以外に誰が合格するかでしょうね。伊角さんと和谷くんならいいんだけどなー。そういう意味では、門脇の登場には心ざわめくものが。
さて、来週は巻頭カラーに人気投票の結果発表。緒方さん、10位以内に入って初めてのカラーページ登場となるかしら。どきどき。カレンダーってポスター形式のものかなあ。小畑先生は大変だろうけど、あの美しいイラストがたっぷりと見れるのが楽しみです。
【日本棋院】 00/03/21
で、この前の土曜日に日本棋院に行ってきました。もちろん、「ヒカルの碁」のおっかけです。緒方仲間のATSUさんと一緒に行ったんですが、市ヶ谷の駅前から大興奮。「おおっ、この地下鉄入り口でアキラがヒカルの手をとって!!」だし、棋院に続く道はマンガの中で何度もみた光景だったし。もう、そのまんま。で、中に入って「ニセモノの魚」の前で「こ、ここで“何をひとりごとを言ってるんだ?”だよねー」とかあれこれ思い出してにやにや。あとはちょっとだけ上に昇って、院生研修の部屋前の自動販売機でブラックコーヒーを買ったとか。いやあ、楽しかったです。売店で囲碁のエッセイと囲碁手帳を買って。でもおもしろいですね、あそこ。有名プロがかいた扇子とか売ってるんですよ。梅澤プロのように顔もイケてる人だと、顔写真付きのオレンジカードつきで。…きっと緒方さんもあの顔だものっ!! オレンジカードやテレフォンカードや指導ビデオなんかもでてるんだろうなあ。ちなみに「ヒカルの碁」のコミックスも「入神」も売店で売ってました。そのあと、棋院付属の喫茶店「遊仙」でお昼を食べてきました。
昨日の日記で書いたら、囲碁の昇段のシステムの書いてあるページを教えてもらいました。惣司先輩ありがとうございます。
なんか結構ややこしそうなシステムですね。ヒカルがプロになったときに、この昇段システムをちゃんとマンガで説明できるんだろうか…まあ、その前にプロ試験か。プロ試験が始る頃には緒方さんの本因坊戦の結果がでてるはずですよね。どうなったんだろう。どきどき。
【第62局「私が打っても?」】 00/03/27
月曜なんでジャンプの話。「ヒカルの碁」は巻頭カラー&人気投票発表&カレンダーでした。小畑さんの美しいカラーがたくさん拝めて満足。カレンダーは佐為を除いては制服シリーズですね。一組の女の子(結局名前はわからずか…)の制服がかわいいです。
で、人気投票。わーい、緒方さんが8位に入賞で初カラー!! 髪も目も色が薄いです。髪はともかく、琥珀色の目は。マンガ的表現の可能性はありますが、モノクロでも緒方さんの瞳の色は常に白でしたもんねぇ。それって酷薄な性格を表現するためだとかと思ってたんですが、ひょっとして本当に瞳の色が薄いのかも。外国の血が混じってるとか…個人的希望としてはイギリスあたりがいいなあ。名前は横文字だったりして。いや、それはなくてもミドルネームがあるのかも。そういえば人気投票の結果で緒方さんの名前わかるかなあと期待してたのに、残念。
そういう「マイ設定緒方さん」をつらつらと考えてしまいました。帰国子女で、外見のせいで小学校ではイジメられて性格が歪む、と。院生時代も周りから浮き上がってて、唯一親しくしていたのは白川先生だけだったとかがドリームっす。
それにしても、この緒方さん若いわ。これだと20代にしか見えないなあ。本当はいくつなんだろ? 予告によると来週は本因坊戦の決着が付くようで、まあエピソードで流して対局とかはやらないだろうけど、でも前回あれだけ見得切ったからにはタイトルホルダーになってもらわないとカッコがつかないし。私の頭の中で「緒方本因坊」という言葉がぐるぐるまわってます…
で、他の人気投票の結果。一位が佐為、二位が加賀、三位が和谷くん、四位がヒカルで五位がアキラ、六位が三谷、七位が筒井さん、九位が院生一組の女の子、十位は岸本部長でした。
主人公、低すぎるぞ……あかりちゃん、ヒロインなのに名前すらない女の子に負けてどうする。アキラのイラストが子供っぽい顔でかわいいのう。久々の岸本さんの顔がちゃんと見えなくて残念。でも岸本さんって所詮は二組、一組の女の子にもかなわないのね…フクとかよりも弱いかと思うと悲しいものがあります。顔では勝ってるのに(←関係ない)
番外では白川先生の17位が嬉しいですな。
こうやって人気投票しましたが、これからのストーリー展開が人気投票の結果でかわらないでほしいです。読者にこびないでほしい。マンガは人気商売だし、ジャンプがアンケート至上主義(でも今は昔ほど酷くはない感じはするけど)なのはわかってるけど、「ヒカルの碁」の魅力は無駄のないストーリー展開にあるんですから。…でもまあ、加賀と筒井さんの高校生編を番外とかで読んでみたいですけどねー。やってくれないかしら。
さて、本編。ヒカルのおへそがかわいいっす。6巻の表紙は佐為ですか。てっきり和谷くんだと思ったのになー。で、7巻は活躍度からすると緒方さんだと期待してたのにぃ。
第62局「私が打っても?」は新キャラ門脇さんにスポットを当てたものになってます。先週の思わせぶりな登場から、プロ試験編の重要キャラになると思ったのに、この一話で退場ですか?…でもかなりのページを割いて門脇さんというキャラを立てるエピソードを描いてるだけに、これで終わるわけはないでしょうねぇ。それに、プロ棋士・およびその予備軍の中で、ヒカルと対面で「佐為」と最後まで対局したのはアキラに続く二人目なんですから。ヒカルは「通りすがり」と判断したんだろうけど、後でこの時の対局が意味を持ってくるのかな。そうじゃなきゃ、ヒカルよりも(おそらく)強い門脇さんがプロ試験を受けるのを佐為の力で妨害して、ヒカルのプロ試験が有利になる…だけになっちゃいますもんねぇ。それじゃつまらないし。門脇さんが再登場するとしたら(作中時間で)少なくとも1年後になりますが、本誌の連載時間で1年もかかると読者から忘れられちゃいますから、作中時刻の流れがもっとはやくなって、プロ試験編の次は時間がとんでプロ編に突入するとみた。…とにかく、今回は久々にヒカル以外の人と対局して楽しそうな佐為をみれたのはよかったです。
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