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【ヒカルの碁:第63局「ここまで来たぜ」】 00/4/3

今週は、緒方さんがいっぱい!! なんて幸せ。

祝・初扉絵。若返りバージョンですっかり定着した緒方さんですが、今は(?)いくつなんでしょうか? 見た目だと25くらい…?? 個人的な理想の緒方さんの年齢は32歳だったんですが、もう20代でもかまいません。それだったら28くらいがいいかなあ。
……麗しいなあ……涼やかなまなざしがたまりません。小畑先生、ありがとう!! それにしても、アオリ文句が「シブサ&アヤシサ目一杯」……たしかにアヤシイのは確かですが。

さて、本編の感想。プロ試験間近のヒカル。いつの間にか院生順位が一組の7位なんですね。ついこの前まで二組のドンケツだったのが嘘みたい…展開はやいなあ。他のジャンプのマンガがヒカルがこれだけ強くなった間にどれだけストーリーが動いたかを考えると、「ヒカルの碁」の展開のはやさが際立ってますね。それがおもしろいんだけども、もっと意味のないキャラエピソードも読んでみたいような…
プロ試験の厳しさが分かってないヒカル。まあらしいけど、これが後でしっぺ返しとなるのか。越智くんのエピソードとか使い方がうまいですね。
いよいよプロ試験開始ですが、見事合格はなるんでしょうか。

そして、待望の緒方さんパート!! 先週の予告は嘘で本因坊戦は決着しませんでしたが、初めて緒方さんの棋譜をみることができました。でも素人の私にはどういう感じなのかよくわかんないので、棋譜解説をやってくれるサイトの更新を楽しみに待ちます。やっぱり碁にも性格が現れているんでしょうか。だとしたらやっぱりねちっこい意地の悪そうな碁だとか。

それにしても、今回の緒方さんってなんてキュート!! めったにみれない焦る顔がたまらんです。ベストショットは「…ジジイ」のところの微笑みでしょうか。こういう、なんとも表現し難いような微妙な表情を描くのがうますぎます、小畑先生。
桑原先生もイイ性格の人だというのはわかってましたが、目的のためには手段は選ばないんですね。いや、こういう舌戦も含めて戦いだというのはもちろんわかってます。桑原先生の初登場の3巻を見直してみると、和やかに見えた名人との会話って、深読みすると(しなくても?)イヤミの応酬? 名人は鷹揚な人に見えてたんですが、この人も……緒方さんはもちろんああいう人だし、ひょっとしてトッププロってみんなああいう性格なんでしょうか? そうじゃなきゃやってられないとか…
だから天使のような白川先生はまだ7段なのかも。

今回の桑原vs緒方の本因坊戦が、プロ編を目前として「プロの厳しさ」を描くためのエピソードだとすれば、緒方さん負けますね。若獅子戦のあとにアキラを軽く翻弄した緒方さんも、百戦錬磨のジジイにかかれば青二才にすぎないんだ、と。
もしくは、院生に入った当時のエピソード「ブラックコーヒー」で、ヒカルにとって強い相手であった岸本くんが院生としてはヘボいことがわかって、「壁の高さ」を表現したような感じなのかなあ、って。
(私が今のところ考えている)「ヒカルの碁」のストーリーの構造は、「幹」がヒカルvsアキラで、太い枝が名人vs佐為、そしてまだ収拾のついてない枝のひとつがヒカルと葉瀬中囲碁部(特に三谷くん)とのわだかまり…なんですが、そこに今回のエピソードが緒方vs桑原の因縁が枝になって今後関わってくる…のであればいいなあ。(以前の碁聖戦の最終予選でも「力碁で負けた」との伏線があるし)それだとしたら緒方さんってメインキャラの中に入ったといえるのかしら。もっともここ数か月の出番の多さは、重要キャラといえるんだし。

今後の展開予想。プロ試験で、ヒカルは最初の方は連敗してヘコんだところを何かのきっかけで立ち直って、ギリギリで突破。
プロ試験合格は、理想はヒカル・伊角・和谷なんですが、予想では越智・外来の新キャラ・ヒカルってところかなあ…これに関しては予想がはずれてくれた方が。心情的に伊角さんには受かってほしいもの。
いや、プロの厳しさを考えると今年はヒカルも落ちるという道もアリかなあ。で、来年のプロ試験で門脇さんとの再対決がある、と。でも「ヒカルの伝説」という形にこだわるのであれば、「囲碁を始めてからプロ試験合格」までの道が1年半と最短…なのかな?…にするんじゃないかと思ってるんだけども…どうだろ。

とにかく、本因坊戦の決着が気になります。劇中時間ではプロ予選の初日が終わったときには結果がでてるはずなんですが…誰かの会話などのエピソードでさらりと流すのか、それともきちんと描いてくれるのか。私の予想では緒方さんはタイトルをとれないんですが、外れるといいなあ…


【コミックス6巻】 00/04/04

●「ヒカルの碁」(ほったゆみ・小畑健):コミックスもいよいよ6巻。今回の表紙は、立ち姿の佐為です。キャラクターの活躍度からするとてっきり和谷くんだと思ってたのに。で、7巻の表紙は緒方さんで…無理かしら。
今回はなんといっても和谷くんと伊角さんの名前が判明したことでしょう。「和谷義高 」に「伊角慎一郎」ですか。和谷くん、なんかゴツそうな名前ね。伊角さんは平凡そう な名前…らしいといえばそうですが。7巻では人物紹介に緒方さんが入ることは間違いないですが、やはり「緒方九段」なんでしょうか…名前、知りたいよぉ。
さて、本編。院生編突入です。このあたりは全部ジャンプで読んでたから特にないです が、「ヒカルはちゃんとやっていけるんだろうか…」と心配していたのが今となっては 嘘みたいですねぇ。物議をかもした「日曜、あいてるかな?」の緒方さんですが、どうやら少々書き直しされたようで。たしかジャンプでの方がもっといかがわしかったような。この頃はジャンプを買ってなかったのがとても悔やまれます。
緒方さんは全体的に書き直しされてるようで、やはり若返り路線の定着なんでしょうね ぇ。
コミックス書き下ろしの部分も楽しみにしてました。「ネームの日々」ってほのぼのしてて好きなんです。今回の書き下ろしで分かったことは、
・ネームと原稿とのタイムラグは10週分くらい
・1巻で白川先生が名前を挙げていた「強い若手」の「緒形九段」は「緒方九段」の誤 植だった。
それにしても6巻の話は冬。ジャンプでは今はもう夏だもんなあ…


【第64局「プロ試験予選初日の男」】 00/04/10

「ヒカルの碁」は「第64局 プロ試験予選初日の男」。タイトルどおりというか。今回は話自体はあんまり進んでないですね。初日からこれだけエピソードを割いて書いてるということは、プロ試験編は結構じっくりと書き込みするつもりなのかな?
先週の予告にもあったヒゲ男(名前が椿って似合わない〜)って、どういうポジションのキャラになるのかしら? これ限りの使い捨てキャラにしては書き込みすぎだしなあ。今週の終わり方がアレだし、何を考えてるのかよくわかんないキャラですね。
ホケホケとしてるフクがなんだかかわいいです。院生一組の女の子って、短パンにハイソックス?それにしてもこれだけ名前が呼ばれている今回で名前がわかってもいいのに。最後まで名前は出さない作戦?
それにしても、緒方さんの本因坊戦はどうなってるんだか。プロ試験初日が終わる頃には結果が出てるんですねぇ。それが本編で話がでるのはいつかしら。ちゃんとエピソードとして描いてくれればいいんですが。


【第65局「3勝をめざして」】 00/04/17

「ヒカルの碁」、第65局「3勝をめざして」。ありゃ、ヒカル負けちゃいましたね。なるほど、この前の本因坊戦の封じ手の話がここでかかわってくるんですね。囲碁とは技術だけではなくて気力の占めるウェイトが大きく、そのために盤外での戦いもあるということ。あのときにしてなかった、「封じ手」の説明もここででてきたし。
あのアキラやヒカルを意のままに操っている(?)緒方さんでさえ老練な桑原先生にかかると翻弄されてしまうんだし。まして大人との対局経験のほとんどないヒカルは…
今回は主人公の「もろさ」が描かれた回でしたが、個人的予想ではヒカルは予選二敗したあとなんとか立ち直って、3連勝でぎりぎり本選に行けるんじゃないかと思ってます。ヒカルの「天才性」を、囲碁をはじめてからプロ試験を受かるまでの期間が「あの倉田五段」よりも短い、という印が示すのではないかと踏んでるんですが…でも、門脇さんのエピソードがあるからなあ、今年はプロ試験は不合格で来年という路線もありえるし。うーん。
今回、フクがすごくかわいいっす。ホケホケした感じがキュート。あと院生一組の女の子の太モモのラインがえっちくさいなあって思うの私だけ?いい加減名前をつけてあげればいいのにねー。
メガネの男の子の冷めた感じもイイっす。
それにしても。プロ試験初日が終わったということは、作中ではすでに本因坊戦の決着もついたということですね。来週はセンターカラー、ぜひ緒方さん登場を!!!! …は高望みのし過ぎとしても、どういう結果になったかだけは新聞の片隅の記事がでてくるだけでいいから教えてくれないかなあ。いやもう、気になって気になって。緒方さんが無事にタイトルホルダーになってくれればいいんだけど、世の中そんなに甘くないかしら…


【第66局「プロ試験予選二日目」】 00/04/24

今週の「ヒカルの碁」は第66局「プロ試験予選二日目」。センターカラーです。院生1組&左為で力の入ったカラーですが、この中にいるメンツのうち二人の名前がまだ不明なんてねぇ。院生1組女の子の足が気になります。サービス? あと、フクがかわいい〜。なんかぬいぐるみでほしいなー。最近フクらぶらぶ度がちょっとあがってきてたり。もちろん私の愛は緒方さんだけのものですが。
さて、ヒカルのお母さん、なんか若返ってますねぇ。緒方さん現象がここにも及びましたか? でもまだ未成年なんだし、自分の将来に関わることはちゃんと伝えておかなきゃねぇ。このあたりの母子の会話はリアルですな。精神的な動揺で二戦目も落としてしまったヒカル。後がないヒカルは三戦目をギリギリに行くことに。相手は相性のいいフクだけども、今のヒカルだと勝てる気がしないよねぇ。
私は今回のプロ試験でヒカル合格だと思ってたんですが、このあと三連勝して本選でも勝ち残るというのはかなり無理のありそうな感じですよね。今までヒカルはわりととんとん拍子に進んできたから、このあたりで大きな挫折をさせてみるのかもしれないなあ。「親の無理解」という伏線がでてきた以上はヒカルの進む道を反対されるようなこともあるだろうし。そのあたりで、ヒカルは1度院生も辞めて、プロもあきらめてしまうとか。…そのあと三谷くんにハッパをかけられて復活する…というのはどうでしょう? で、碁会所でいろいろな人相手に鍛えられて、1年後に外来でプロ試験に挑戦する、と。ここで門脇さんのエピソードも生かされるわけで。さあ、話はどっちに行くかな?
ハシラによると次の号もセンターカラー? 二号連続でカラーというのはかなり珍しいんじゃ? 赤マルジャンプでもカラーでの書き下ろしにピンナップもあるし。…ヒカルの碁がジャンプで一番カラーが多いような気がするけど、これって「そこそこ人気のある作品」で「原作者付きだからスケジュールに余裕がある」上に「小畑先生の絵がうまいからカラーが見栄えする」のもあるのかな。でもちょっと酷使されすぎじゃ…カラーは嬉しいけどあんまり無理はさせないでほしいなあ。
それにしても、私は「ヒカルの碁」は元々はストーリーがおもしろいから好きになったのにねぇ…今は緒方さんがいないだけでわびしく感じてしまうんですよ。ああ、緒方さ〜〜ぁん…本因坊戦の結果はいつわかるんだよぉ。


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