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【天秤】 00/06/01

「一刻も早く読みたい大好きな作家の本が新刊書店のどこにもなくて、ブック・オフにだけあった場合、あなたはどうしますか?」(ありさとさん5/31)…そうですね、新刊のゲットには執念を燃やしているのでこういう事態に遭遇することはまずないでしょうが、私の場合は「作家さんへの愛情」「作家さんの売れっ子度」「私の懐具合」との兼ね合いになりますね。
たとえば、京極夏彦だったら、BOOK OFFで買うだけでしょう。あの人は出版社の方が放っておきませんから。それが古橋秀之だったら、BOOK OFFで保護した後も新刊書店で探し続けて同じものを買います。次の本が出せないような事態になったら困りますから。(実際、「ブライトライツ・ホーリーランド」は電撃hpで全部読んだけど、電撃文庫も買いましたもの。)
上遠野浩平は微妙なラインかなあ。放っておいても大丈夫なくらい売れてるんだけど、作家さんに愛がありすぎるので…!! 作者に霧間誠一を重ねあわせてみてるせいかもしれない。(夢の見すぎですか?)6月の「殺竜事件」もめちゃ楽しみです。
私の場合の判断の優先順位は「作家さんの売れっ子度」>「作家さんへの愛情」>「私の懐具合」でしょうか。


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