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【信者。】 00/09/06

もうカメなネタになってしまいますが、J-oさんの日記から飯島健男の駄文日記の8/29の「ファンとは」。低価格ゲームソフトを出しているメーカーの社長さんだそうです。この話は幻想四海の9/2でもとりあげられてますが…表現の自由にはその結果を受け止める責任が伴うわけで、賛辞しか聞かないのはちょっとみっともない。追従するだけがファンじゃないと思うし。それは信者でしょう。信者がほしいならそれはそれでいいと思うけど、ファンと混同しないでもらいたい。
かと言って、「ファンだから」を名乗れば何を言ってもいいとは思いませんが。完全に筋違いの批判をする人もいるわけで、そういうのまでクリエーターの方が全部聞く必要はないとは思います。賛辞しか聞きたくなくて、批判を締め出した方が作品にはいい影響がでるなら、そうすればいいんじゃ? 感想は編集者か友人かのフィルターを通して、都合のいいものだけをセレクトすればいいことで。間違っても2ちゃんねるの自分のスレッドを読みにいったり、gooあたりで自分の名前で検索をかけたりしちゃダメ。ネットではファンとの直接交流は可能だけど、ヘタしたら悪意もダイレクトに伝わってくるメディアであることをわかって、使い方に気を付けてほしいですね。こうやって、信者の賛辞しか聞かない作家さんは「イタいヒト」ってことで2ちゃんねるで叩かれることがありますけど、別にそれでもいいじゃないですか。人間ができていても作品がつまんない作家さんよりは、イタいヒトでも面白い作品をかいてくれる方がよっぽどいい。…イタくてつまんなかったら最悪ですが。
ネットではダイレクトなアクセスができる分、作家さんもファンとの距離のとり方を考えた方がいいと思うんです。
でも、クリエーターはそうでもいいと思うんですが、プロデューサーであればもっと大きな視点から作品を眺める必要があるわけで、批判も聞かなきゃダメなんじゃないかな。そういう意味では、飯島氏は商売人としては自らの可能性を潰しているような気がしますが。(社長という立場であれば、クリエーターよりもプロデューサーとしての力が必要だと思うのですが)


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