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【距離のとり方。】 00/09/13
9/6の日記でとりあげた、飯島健男の駄文日記が更新されてます。「ファンについて」の件、実はWEBにアップする予定ではなかったのが手違いで載ってしまったとか。でもまあ、一度書いてしまったことを削除しないのはいいことですよね。(暴言吐いて、袋叩きにあってから取り繕うようにサイトを閉鎖したり、該当書きこみを削除するヘタレのなんと多いことか。)
創作の苦しみ、というのは私でも少しはわかるつもりです。その、もがく自分をありのままを受け止めてくれる人が要はほしかった…ってことかな? そういう信頼のできる「ファン」が既にいるのであれば、その人たちとクローズドな場所でやりとりできる環境を作ればいいんじゃないかな。こっそりと。外部に知られたら、「信者に囲まれて満悦してる」と言われるだろうけど。でもインターネットのコミュニティは、いずれ完全オープン環境から、気のあう人たちとだけで過ごすセミクローズな環境へと移行するのではないと私は思っています。コミュニケーションの量的増加はそのまま質的増加には結びつかないからね。
知らない相手からなれなれしくされるのが不愉快というのは、たかだか個人サイトを持っている場合でもあることですから。こっちは向こうのことをまったく知らなくても、向こうは日記や掲示板の書きこみとかをみているせいで、こっちの嗜好や思考も分かってくるわけで。そうなると、もう「アカの他人」とは思えないでしょ。テレビに出てるタレントに親しみを感じるのと同じこと。
ネットは距離も時間も超えてのやりとりが簡単なので、相手との距離を見失ってしまうことってよくあるんですよね。知らない相手からなれなれしい態度をとられてムカつくようなことは、サイトを持つ以上ついて回ることだと覚悟しておくべきことでしょう。逆にネットでは作家さんのような雲の上だと思っていた人とやりとりする機会もあるわけで、そういうときに距離を見失って相手のなわばりに踏み込まないようには気を付けているつもりです。…と色々と書いてしまいましたが、一方的に知られている相手とのコミュニケーションが嫌いなわけではなくて、「心の距離」をわきまえてない人が嫌なだけなので。ちゃんと礼儀を守ってくれる方からのメールは大歓迎であります。
このネタからみでいただいたリンク報告メールのことから、「ファンサイトのあり方について」ちと語りたい気分なんですが、そちらにリンクしてもいいのかどうかわかんないから、それを聞いてからに。
(そのサイト自体は無断リンクはOKのようなんですが、この日記でとりあげることでジャンル自体に迷惑をかけることになるかもしれないので)
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