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【萌えの定義】 01/02/09
幻想四海(2/8)で、うちの2/7の日記に書いた「キャラ造詣と萌えの分類」を掘り下げた話が載ってます。なかなかおもしろかった。少女マンガのレベル2は…うっ、最近の少女マンガは知らないからなあ。でも花ゆめ系あたりはここが多いかと思いますが。「僕の地球を守って」や「ガラスの仮面」とか。少女マンガのレベル3の具体例は、萩尾望都あたりかな。信者は多いが同人はほとんどないというあたりもぴったり当てはまるかも。 ●魔法の笛と銀のすずこれ以外もざっと読んだ限りでは、「萌え」はネット系男性オタクの中より発生した言葉で「フィクションのキャラやアイドル・声優などを対象にしたのめりこむような愛情」を本来は意味してたようです。それがオタク女子の間でも使われるようになり、現在はもっと一般化されてサブカルチャー周辺では普通に使われています。(たとえばミステリ書評界ではあの笠井潔でさえ「キャラ萌え」という言葉を使って論じているらしい) 現在は無生物を対象にしても使われることがあり、その場合は自分の嗜好などを示しています。(ロボット萌え など) で、これらを調べていてふと感じた違和感。「萌え」には愛情が前提とされてますが、自分の中では「愛」と「萌え」は必ずしも一致するものではないんですが…特に愛情は持ってない対象であってもおいしいシチュエーションがあれば「おおっ、●●×▲▲!!」ってなることがあるし。 そういう意味では、個人的な定義では「萌え」は「妄想中枢を激しく刺激する存在、または刺激されている状態」となりますね。 「萌え」ってすでに20世紀末のサブカルチャーを語る上で外せない言葉ですから、いつかは辞書に収録されるんじゃないかなあ。そのときどのような説明文がつくかが楽しみであります。 で、キャラ萌えの話はまた今度。 |