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【ウィルス対策】 01/06/25

購読している「コンピューターウィルス感染生の声」というメールマガジンから、発行元のHIRO♪さんのリフォーム生の声へ。パソコン初心者の方がウィルス感染して戸惑いながらもなんとか駆除した体験談が載ってます。うちのサイトに来てる人はおそらくウィルス関係の知識は豊富だろうけれども、逆にパソコン初心者の知識量や考え方を知る上で参考になるのではないかと。(前に紹介しましたが、もうすこし上級者のウィルス感染記は「あるウィルス感染者の告白」第一回第二回第三回がオススメ。)
ただ、HIRO♪さんの初期対応には少し問題がありまして。「ウィルスに感染したかな?」と思ったら最初にするべきことは「感染したパソコンをネットワーク環境から切り離す」ことです。電話腺やLANケーブルをパソコンから引っこ抜く。二次感染を防ぐためです。ウィルスにも色々とタイプがありまして、人に出すメールに添付ファイルとしてくっついていくようなオーソドックスなものだけではなく、勝手にアドレス帳やら、ネットサーフィンしたときにサイトに載ってるメールアドレスにやら、無差別にウィルスを送付するタイプのもあるんですよ。しかもfrom欄を偽造するので、誰が感染しているのかわからないわけです。ホームページ作成者でこれに悩まされてる人はかなり多いのではないかと。幸い、私のところには届いたことがないですが。
でもネットと切り離したら情報収集もできないし、最新版のパターンファイルもダウンロードできなくなってしまいます。そのためにも、自分のパソコン以外にもネットにアクセスできるパソコンは確保しておいた方がいいです。会社のでも友達のでも、図書館のでもいいから。

ウィルスに感染しないための予防方法。
(1)ウィルス対策ソフトをインストールし、パターンファイルはマメにアップデートする
(2)メールソフトをOutlook Expressから別のものに変える。Outlook Expressはセキュリティがあまりしっかりしてない上にシェアNo.1のため、このソフトをターゲットにしたウィルスが多数作られています。私のオススメメールソフトはBecky!(シェアウェア4000円)です。
(3)ファイルの拡張子を表示(エクスプローラの「表示」―「フォルダオプション」―「表示」―「登録されているファイルの拡張子は表示しない」の項目のチェックを外す。画像ファイルを装った実行ファイル(.exe)とかにひっかからないために。
(4)知らない人からの添付ファイルは絶対に開かない。
(5)知ってる人からでも身に覚えのない添付ファイルは、「こういうファイル送りましたか?」と必ず問い合わせをして返事を貰ってから開けること。
(6)実行ファイル(exe)だけではなく、WORDやEXCELのファイルがマクロウィルスに汚染されてることがありますので気をつけてください。
(7)ウィルス情報を知らせてくれるメールマガジンを購読して知識を得ること。専門じゃないですが、WEB CATCH(無料)は読み物としてもおもしろいのでオススメです。
(8)怪しげなサイトからファイルをダウンロードしない。ウィルスではありませんが、パソコンを破壊したり個人情報を抜き取ったりする悪意のプログラムである可能性もあります。このプログラムはウィルス対策ソフトでは検知できません。

ウィルスは被害者になるだけでなく、加害者なってしまうから怖いんですよね。お金はかかるけれども、ウィルス対策ソフトのインストールとメールソフトの変更だけは強くオススメします。特に仕事関係だと、下手にウィルスに感染して客先にまでばら撒いてしまったら信用問題に発展するので。
読み物として、ウィルス対策スクールをオススメ。


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