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【仮面舞踏会2】 99/10/20

で、昨日の話の続き。蓬莱学園、ちょっと飽きてきた頃に、サークル活動が始まりました。で、演劇サークル「カーテンコール」に参加することに。ここに参加している人たちはみんなアクティブで、個性的で楽しくて。メーリングリストがはじまって、単にお喋りをするだけじゃなくて、なにか活動をしよう!!という話になり、IRCチャットでのオリジナル台本での即興劇をやることになったのでした。
その「カーテンコール」のホームページはここ。そこにはチャット劇のログものせてありますが、うちわの欲目を差し引いても、話の筋も、各キャラクターもおもしろいんです。暇な時にでも読んでもらえたら、と思います。(で、よければ掲示板に感想とか書込みしてみてください。)まだ全部は完結してないけど。最終パートは今週の土曜日に公演がありまして、私は旅行に行くから参加できないんだよね…すっごく悔しいけど。
私がこの舞台でやってるのは「警備員B」という端役ですが、実際この程度の役でもやりはじめるとキャラが独り立ちしていって楽しかったんです。
演劇部でのチャットでは、私は「菅野淳一」といういい子ちゃんなキャラを演じてたんですが、その彼がステージではお調子モノでお気楽な警備員をさらに演じるわけです。そういうメタな構造が楽しくて。
小学校のときに私は演劇部に所属してたんですが(ステージに立ったのは数えるほどだけど)、そのときの「演じる楽しさ」を今回ので思い出せたかも。
「蓬莱」のキャラ自体は、みんなある程度「演じてる」わけなんですよね。そういう意味では偽りのバーチャルな存在にすぎないんですが、それでも存在感があって。
通信上で別の人生を生きるというのもいいことかもな、と思うようになってきました。
彼らとは正直というとそれを演じてる人たちの「正体」を知りたいとは思わないんだけども、今度オフ企画があるんですよね〜。…私も参加しようかな、と思ってます。正体が演じてるキャラとかけ離れてたからといって、「彼ら」の存在が私の中から消滅するとは思えないので。それだけの力があると思うから。
…実際に会ってみないことにはどうなるかわかんないけど。
蓬莱自体は10月いっぱいで終わりだけども、演劇部の皆とはもっと長く付き合っていけたらなあ、と思っています。


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