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【ファンサイトでの批評】 99/12/30
ちょっと前の話ですが、12/20の日記で聖飢魔IIのオフィシャルサイトのデーモン小暮閣下の日記の話で、「ファンサイトで不満や批判を書くのってやっぱり問題なのかなー」みたいなメールを貰いました。難しいですよねぇ。ファンサイトっていうのはやはり「応援」のためですから、タレントさんが読んで不愉快になっても…だし、何も知らない第三者がみて、そのせいで好きなタレントさんが侮られる結果になってもなんだかなー、だし。かといって、お世辞ばっかりでもつまんないし。
単なる悪口をネットに書くのってみっともないと思うけど…批判の場合は、インターネットがテレビや新聞と同じメディアのひとつであり、思いもかけない人が読む可能性を意識しつつ、自分の書いたことの影響とその責任をちゃんと覚悟の上だったらやってもいいじゃないかと。もちろん、匿名はダメ。その場限りの「捨てハンドル」じゃなくて、「ネット人格」として確立している名前で、せめてフリーじゃないメールアドレスを明記して直接批判を受け付けるくらいは最低限でもやるべきでしょうね。本名だせば匿名じゃないってわけじゃないし。このあたりの話は、黒木さんの掲示板のルールの「匿名による批判の禁止」の話に肯いてしまいました。それにしてもうちの掲示板はのほほんとした話ばかりで気楽なものですが、論争系の掲示板なんてこのあたりのバランスの取り方、難しいもんなー。「通りすがり」って名前で好き勝手な悪口書込みして、発言削除されたら「言論の自由はないんですかっ」っていうバカっていますから。責任をとる気なんて最初からないくせに、自分の権利だけ主張しないでもらいたいもんです。
インターネットってシステムが脆弱なまま巨大化してしまったせいで、色んな問題が噴出してきたんですよね。全く匿名化できないシステムもそれはそれで困ったもんですが、個人的にはパソコン通信的な「IDという仮面は被るけどその仮面は固定」程度の匿名性で十分だと思うんだよね。ここまで大きくなったシステムはいまから修正がきかないから、このまま進んでいくんでしょうが。この巨大匿名メディアはどっちの方向に行くのかな。
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