ヘタれてます…うにゃ。
最初は「目的」のための「手段」だったはずなのに、いつの間にか「手段」の続行が「目的」にすりかわっていることって、よくある話なのかな。誰か、このねじれを見据えて断ち切って、物語に終わりを告げてくれないだろうか。
ジャニーズがまたしても抽選会。…普通にハガキで抽選とかすればいいものを。好意的にとらえれば一部の人がダブリ申し込みするのを防ぐため、意地悪に見るとファンを集めてワイドショーなどで話題取りをするため? ちなみに数年前の宝塚劇場での最終公演も抽選会でしたが(しかもその日は雪が降っていた)、確率計算をきちんとしてなかったせいか最後の方はチケットが余ってしまって、抽選も最後にした人たちはほとんど当たりだったとか。しかもそのあと余ったチケットをファミクラで販売していたらしい…
メモ。「最低焼き肉店のページ」開設者逮捕!。実在の焼肉屋のページのパロディサイトを作っていたそうですが、店を貶める内容のため威力業務妨害で逮捕されたとか。そのサイトはみてないけど、作者のコメントを読む限りでは作った方にそれほど悪気はなかったんでしょうね。悪気がなければいいってものじゃないけど。ちょっと話題になりたいがために、去年ブームだった告発サイトや巷のパロディサイト、「サポセン」みたいなノリで作っただけかも。作者は表現の自由には責任が伴うことが分かってなかったんでしょうね。
半年で5000程度のアクセスだと弱小サイトだと思うんですが(1日あたり30程度?)、得られたものに対して代償はあまりに大きかったかと。
教訓:法人を甘くみちゃいけない。なんの根拠もなく相手の温情を期待する方が間違い。ネット上ではすべてのサイトが(システム的に)同列となるので、個人サイトだからといって特別に見逃してもらえるわけではない。
オフィシャルサイトでガンパレのショートストーリーが更新。速水×舞中心のオールキャラコメディです。なんか同人誌読んでるような感じはしましたが、楽しかった!! 特に瀬戸口〜。……掲示板でのやがみさんの反応をみる限り、「バンビちゃん」って同人女を狙うためのあざとい技というよりは、瀬戸口くんにとってナチュラルな思考回路なのね。 あと、覚醒速水萌え。ぽややんな彼もかわいいけど、そういうギャップにクラクラします。
でもオフィシャルでこういうのやられると、(男女であっても)オフィシャルカップル以外がイチオシの人には辛いものがありますね。ガンパレというゲームが自由度高いためにどんなカップルでも作れるから、プレイした人の数だけ世界があるわけで。もしガンパレがマルチメディア展開されたら世界がかえって狭くなってしまうのかも。
映画「バトル・ロワイヤル」が国会で有害かどうか論議されたとか? 映画の方はまだみてないんですけど、小説を読んだときには「うわー、悪趣味な設定」と思ったものです。そのときの感想はここ。話自体は最後の方なんか青春ものの味わいがあって切なくてよかったけどね。まだ映画をみてないからなにも言えないけど(ちなみに大森望さんの日記によると原作と映画は「『ヒカルの碁』と『月下の棋士』くらい違う」んだそうです。似て非なるものの秀逸な喩えですな)、刺激的な話ではあるけれども子供に見せたら悪い影響だけ与える作品なんだろうか。若さとは、心の片隅で死を思って生きていることなんじゃないかと思います。この作品に触れることで漠然と感じていた死やその裏返しの生について考える機会にもなるんじゃないかなあ…くさいものに蓋ではイカんと思うんですが。
映画は見に行きたいけど、ストーリーを少しダンナに教えたら「一人で行け」と言われてしまいました。寂しい。あー、でも12月はプチ修羅場なので(念のため同人誌ではないです)行く暇はないかも。
必要があってWEB更新チェッカーを探しました。いつもはWWWCを使っていますが、今回やりたかったのはHTMLファイルからリンク先を一気に抽出して、その更新状況を確認することだったので、WWWCではできないために他のソフトを探してみることに。で、みつけました、InternetLinkAgent。これは複数検索エンジンからの検索結果をまとめて保存し、あとでその中からさらに検索をしたり…とかするためのソフトのようですが、WEBページの更新チェッカーもついてます。HTMLファイルからの読みこみおよび書きだしに対応している上に、IEの「お気に入り」との相互互換性もあるし、WWWCよりも便利かも。ほう、説明をよく読むと、HTMLソースをクリップボード経由で貼りつけるだけでも抽出できるし、ブラウザからの直接のドラッグ&ドロップでも設定できるそうな。便利。メールのチェック機能がないのが残念。これでフリーソフトだから嬉しい限り。
メモ。「わいせつ図画販売」で逮捕された方の体験記。これはパソコン通信全盛時代の話だから、もう数年前になるのかな? 今と状況はかなり変わってるでしょうね。今だとプロバイダも警察の要望があったらユーザー情報の公開をやってるんじゃないかなあ。感想としては、警察につかまったらお金がかかってでも弁護士を呼んだ方がよさそうなんだなあ、というところ。まあ捕まるようなことをしないのが一番なんでしょうけど、人生なにがあるかわからないし。
日常ではよく行われている些細なことでも、ネット上でやったらシャレにならない事態を引き起こすことだってありますから。たとえば、市販ソフトをコピーしたものをオークションで売るとか。ソフトのコピー自体は簡単にできるために友達同士でやりとりしたりするのが普通になってて、タブー感が薄い人だってかなりいるでしょう。でもそれをネットでやったら捕まる可能性大。もっとも、ネットでも3年くらい前はソフトハウス側の取り締まりが厳しくないせいで、違法ソフトをサイトに置いてあるということがわりと表に近いところでも平気で行われていたような。私でさえ、リンクをたどっていったらその手のページにたどりついたことがあったし。今はワレズ系(ソフトの違法やりとり)は奥の方にもぐっているようです。見つけてもその手のソフトに手を出すのはやめておいた方がいいの確か。違法行為であることはもちろん、ソフトに何が潜んでいるか(ウィルスとか情報を盗みだすプログラムとか)わからないので。
10月の日記へのリンクが切れてたのを直しました。教えてくださった方、ありがとうございます。
今週のジャンプ。ハンターの連載、ちゃんと再開したんですね。それにしても最近の話はすっかり旅団が主役…
さて、「ヒカルの碁」→第95局「2人目の合格者」。プロ試験最終戦も終盤になった頃、日本棋院出版部の人たちが合格者取材のためにプロ試験会場にやってくる。そして、越智vsヒカルは、ヒカルが越智くんのわずかなスキを見逃さずにくいついたせいで、盤面を五分五分に戻し、また先はわからなくなる。ひたむきに戦うヒカルの向こうにアキラを感じる佐為。アキラはヒカルの中に佐為とヒカルの二人をみてたせいで困惑した。初めてアキラに相対したのは佐為。でも今後のアキラに答えてゆくのは、佐為ではなく、佐為の力を吸収したヒカルである……ここしばらくの佐為のアイデンティティを揺るがすエピソードの連続の後の、この佐為の独白はどういう意味を持つんでしょうか。佐為がヒカルの糧に甘んじるようなことにはなってほしくないです。まあほったさんのことだから、そんな単純な展開にはならないと思いますが…
一方、日本棋院で指導碁中のアキラ。プロ試験結果が気になり、気もそぞろ。出版部の記者に20連勝記録を称えられ「21世紀の旗手」ということで単独取材をしたいと申し込みされても、意識はこの日の夜に越智くんちへ行って結果を聞くことに向いてしまってるために、取材に気乗りでない様子。でも、「研修センターに電話をかけてプロ試験結果を聞くか」という記者さんの言葉に「僕にも結果をっ!!」とすぐにスイッチがはいっちゃうんだよぇ。
そして、研修センター。最終戦を勝利し、残った和谷とヒカルの結果を外で待っている伊角さん。雨が降りはじめます。対局室でのざわめきに、伊角さんが視線をそちらに向けると嬉しそうに泣く和谷くんの姿が。苦手なフクに勝利し、プロ合格を決めた和谷くんでした。動揺する伊角さん。自分に「勝つものが上にいく。それはこの世界にいる誰もが覚悟していること。その覚悟あっての上で皆今まで共に笑い語りあってきた」と自分に言い聞かせます。そして、気を落ちつけるためにお茶を飲もうとして、対局室からのざわめきについ手が滑ってお茶をこぼしてしまう伊角さん。あわててテーブルをふきながら、気が気ではない。…果たして勝者はヒカルか越智くんか…
付記。アキラパパは名人戦の防衛成功だそうです。緒方さんの王座への挑戦はどうなってるんですか〜〜〜。連勝記録は倉田さんが25連勝、なんと桑原先生も27連勝しているとか。さすがあなどれないジジィだけのことはありますな。
ネームでの説明に頼らず、画面構成と絵だけでこれだけの緊張感を出すあたりはいつものことながらさすがです。最後の小道具としてお茶を使ってのタイミングのずらし方(かつ伊角さんのキャラを見せるシーンにもなっている)とか見事。
それにしても伊角さん……やっぱり不合格かな。私は特に伊角さんファンってわけではないけれども、彼にはやっぱり合格を決めてほしかった。いくらいい人でも、強くても、勝負というのはそれだけで決まるものではないんだね。切ないねぇ。伊角さんの独白、共に夢を目指す仲間であっても結局は潰しあいをするライバルだということ、頭で分かっていても感情では処理しきれない感じが切ない。これでヒカルが勝ったとして、弟分としてかわいがってきた和谷くんとヒカルに先を越されてしまうことになるけど、それでも伊角さんは笑っておめでとうと言えるのだろうか。…勝負の苦しさをリアルに描いてきたこの作品だけに、そういう薄っぺらい表現にはなってほしくないですね。読者が一番思いいれしやすい「凡人代表」の伊角さんがどう気持ちを切り替えて次に持っていけるか、納得のいく答えをみせてほしいものです。
…それにしても、若獅子戦のあと、プロ試験になればみんなライバルだ、という表現があったじゃないですか。そのときはヒカルもピンときてなかったけど、私だって全然分かってなかったな。…なんか、痛い気持ちです。伊角さんは来年こそは頑張って(←まだ結果はでてないけど)←
本日のURLは、「ヒカルの碁」のファンサイト。鋭い考察や感想がメインです。ノーマルなのでやおいが苦手な方もどうぞ。
メモ。検索してておもしろいページを見つけました。全部論文ではありますが、読みやすいしおもしろいです。
・メディア経験によるコミュニケーションの変容
・匿名社会と人間関係
・インターネット上での表現の自由と人格権
本日のURL:平八さんの蔵
蓮さんの「ヒカルの碁」ファンサイト。鋭い考察や感想、味わい深い創作など。やおい系ではありませんので、そういうのが苦手な方も安心。
風邪がまたしても悪化。ダンナは全快したのに、なぜ?
木村くん、結婚ですか。もう結婚してもおかしくない年だもんねぇ。おめでとうございます。私は木村くんには恋愛感情はないけれども、スケートボーイズが12人くらいいた頃から知ってるせいで「あらあら、木村さんちの拓哉ちゃん、結婚なのね〜」という親戚のオバさんみたいな気持ちだったりします。
それにしても、SMAPより下って自分の恋愛についてもわりとオープンに話してたりするから、ファンも結婚に寛容かと思ったら、2ちゃんねるやYahoo掲示板あたりではファンは大荒れなんですね。でもまあ、ああいうところに書き込みするような人は先鋭化されたごく一部のファンなので、それがすべてのファンの意見とするのは間違いなんでしょうが。
…淳くんも、そう遠くない将来、結婚するんじゃないかなあと思います。昔だったらそんなの我慢できなかったかもしれない。でも今なら自分が結婚したせいもあって、もし淳くんが結婚したら素直に祝福できるような気がします。だって、好きな人には幸せになってもらいたいから。…私は一人暮らしが長かったせいもあって、誰かと一緒に暮らして、相手の生活にリズムを合わすことが耐えられないじゃないかな?と不安でした。でも、一緒に暮らしだして三か月になるけど、ダンナが仕事で遅くなったり、いなかったりする時ってちょっと寂しい。ひとりの方が好きなことができて気楽なんだけど、ふたりの方が気持ちが楽になれるから。…淳くんも、そうやってだれかといることで幸せになれるなら、なってほしいです。そんな気持ちが淳くんの歌にプラスになると思うので。私が一番好きなのは、淳くんの歌だから。…心配なのは、結婚を機会にファンが激減することかな。今残ってるファンは、それくらいは乗り越えられると思っていたいけど…どうだろ。
11月23日に京都大学の綾辻行人さんの講演会に行ってきました。私の綾辻歴:13年くらい前に「JUNE」のレビューをみて島田荘司の「占星術殺人事件」を読んで、ちょうどその頃「新本格ムーブメント」が始まって2年くらいの頃だったので主要な作品を片っ端から読んでいったものでした。あの頃はパワーのある新人がどんどん出てきて、ミステリが熱かった時期だったなあ。綾辻作品で一番好きなのは、「時計館の殺人事件」。ラストシーンの美しさがまぶたに焼き付いています。
話戻して。講演会は綾辻さんのお喋りも流暢で、手品を披露してくれたりでなかなか楽しかったです。話は色々あったけど、印象的なのを書くと、「「コナン」は許せるけど、「金田一少年の事件簿」はダメ」(同感!!)、「すごいなと思う作家は、海外だとS・キング。国内だと京極夏彦←彼は妖怪です。乙一。小野不由美←主上と呼ばせてもらいたい。」 あと、有栖川有栖さんとの共同原案のテレビドラマ「安楽椅子探偵」は次はなんと全国ネット。12月21日にニュースステーションのあとに問題編が、解決編は12月25日の深夜だったかな? 今回は前二回よりも簡単、だそうです。楽しみ。
さて、前日の続き。ちょっと前にでた高瀬彼方さんの「カラミティナイト」(ハルキ文庫)という小説の中盤にこんなエピソードがありました。話のネタバレについては作者である高瀬彼方さんの了解はとっていますが、未読の方の興味を削ぐことになるのは申し訳ありません。ただ今回のエピソードの部分は話の本筋ではなく、本質的なおもしろさはこれくらいでは損なわれないと思いますので、興味を持った方はぜひ本を買って読んでください。9月末にでたばかりなので、まだ手にいれやすいと思います。
高校1年生の智美は「沢村智美のホームページ 幻想の梢」というサイトを持っていて、そこに(ありがちファンタジーもどきの)自作小説を発表している。第一部でボリュームが1000枚を超える大作だ。彼女は将来の小説家を夢見ていて、「いつかプロ作家になろう同盟ウェッブリング」にも参加していた。自作を愛して、キャラクターイラストを書いたり、マスコットぬいぐるみを作ってその写真をサイトにアップするほど熱心だった。
しかし楽しいネット生活はある日を境に崩壊してしまった。「ザ・さらし者!」というヘタレなサイトを取り上げてこきおろすページに智美のページが取り上げられたせいで、嫌がらせメールが殺到し、自分がリンクしている友達のサイトにも迷惑をかけてしまった。傷ついた彼女は、WEB上からも自分のパソコンからもすべてのファイルを削除して、自分のサイトを閉じてしまったが…
こういうのはネット上で特に珍しいことではないですよね。大手のヘイト系サイトも存在するし、2ちゃんねる周辺ではお馴染みの光景ですから。(ただし最近の2ちゃんねるでは潰しにかかるよりも、こっそりとあざ笑う「まったりと観察」方式が推奨されてる模様) 今までにこうやってサイトが閉鎖されるのを頻繁にみてきたこともあって、もし私がこの世界にいてネット上で出来事をみただけなら「創作やってて、プロを目指すのを公言しているわりにはちょっとつつかれたくらいで閉鎖するなんて覚悟が足りないなあ。」と思うかもしれない。しかもネットでの智美の行動は、本名をサイト名にしてたり、自分にちょっと酔ってるフリートークとか「少しイタいヒト」として描かれてるせいもあって、もしネット上の行動だけみてたら「かわいそうだけども自業自得な部分もあるかも」と判断しちゃうんだろうな。
でも、この智美は気が弱いながらも人の気持ちも考えられる、本当にいい子なんですよ。たしかに彼女にも悪いところもあるかもしれないけれども、ただ経験と覚悟がほんの少し足りなかったというだけで、なぜあそこまでひどい目にあわなきゃいけないのか?と。(実は物語ではこのあとこんなものは比じゃないくらい、彼女はひどい事態に巻き込まれてゆくのですが…)
なんか今まで偉そうなことを書いてきてたけれども、サイトや掲示板の発言の向こうに「感情や人格を持った一人の人間」がいる…回線の向こう側にいる人のことを思いやる「想像力」、私も衰えてきてたかも。表層に浮かび上がる文字の波だけに気をとられ、感覚がマヒしてしまって。自分ではネット慣れしてると思いあがってる部分があるだけに余計。
初心にかえって、もっと言葉のひとつひとつを大事にしなきゃいけないなあ…と「カラミティナイト」を読んで考えたのでした。
…ちなみに「カラミティナイト」でのネット描写はストーリーのメインではないですが、今の空気をうまく伝えていますので、ネットモノが好きな方は読んでみるのが吉。
インターネットが量的にも質的にも始まった頃の「学術ネット」とは変わってしまった今、様々なルールも時代に合わせて変わっていってもいいんじゃないかと個人的には思っています。その話は次に。ちなみにキーワードは「棲み分け」
風邪、ダンナにうつしてしまった。すまぬ。
ガンパレ、公式サイトの掲示板は何気に重要情報がでてくるので(でもバリバリネタバレ)頑張ってチェックしてるけど、時間がなかなかとれない。…誰か、公式掲示板で出てる話題をダイジェストにまとめてくれるようなメールマガジンとか作ってくれないかな。そうしてくれら、興味ある話題があれば読みにいけるし。
11/14の日記の続き(やっと)。書きあぐねてるうちになんかみなみさんとネタかぶっちゃったなあ。切り口は違うからいいか。
CSJの調査によると、アンケートに答えた人のうち、自分のサイトを持っている人は全体の2割、将来的に持ちたいと思っている人は全体の3割に達するそうです。富士通総研のアンケートによると、サイト所持率は3割、将来的に持ちたい人は3割。
昔は個人サイトの作成はハードルが高かったためにサイト所持はひとつのステータスだったと思うんですが、今はいいソフトも充実した無料素材集サイトもゴロゴロしているし、簡単に見栄えのいいページが作れますものね。でも、問題は中身の方。
個人サイト持ち&いつかは持ちたい人々の中で、ちゃんとした目的があって作りたがっている人はどれくらいの割合いるんだろう。インターネットをやってる以上、ホームページくらい持ってなきゃ…という風潮に流されて、「ホームページを持つこと」自体が目的となっている人も少なからずいるような。で結局、自己紹介やペットや子供の写真が載ってるだけのサイトになってしまったり。
そういう中身のないサイトを作る意味はあるの?…というようなヤボなことは言うつもりないです。作ること自体を楽しむことが第一ですから。ただ問題になりそうなのは、パソコン雑誌などでの「ホームページを作れば友達も増えてハッピー」というようなイメージと、結局閑古鳥が鳴くだけの実情との落差。いや、無視されるだけならいいけど、作ったものや行動がみっともないと見えない相手に嘲笑されることだってあるんだし。
それで傷つく人がいても、ずっと「ネットで公開することの覚悟をしてない方が悪い」と思ってました。趣味でかいた絵や小説を友達に見せるのと、ネットで公開することは、質的に全然違うのですから。
「表現の自由」があるかわりに、その結果をうけとめなきゃいけないという「責任」があることを私が知ったのは、ネットを始めてパソコン通信時代にかなりイタい経験をしてからのこと。8年位前かな。そのときにはずいぶん落ちこみましたが、今となってはどれも得がたい経験だったと思います。
さて、さきほど「覚悟をしてない方が悪い」と思ってました、と過去形で書いたのは今は少し考えが変わっているからです。この話はまた次回に続く。
風邪は小康状態。
ガンパレ話。三周目、ソックスハンターシナリオクリア。愉快でした。準竜師、最高っす。でも整備員は発言力ためるの、大変ですねぇ。戦闘も直接自分が関われず、結果を聞くだけだからドキドキするし。次は舞で魔性の女プレイの予定。
ガンパレの小説版が広崎悠意さん作で電撃文庫から12月末にでるというのは聞いてたんですが、好きなゲームだけに小説化には不安だったんですよ。でもMURAJIさんの11/16の日記をみるかぎりでは、少しは期待できるのかな。まあ、無理だとわかってる上で理想をいうなら、秋山瑞人でノベライズに…しかもDエンディングルート希望。想像するだけで泣けます。
あの「ソックスハンター外伝」で「なぜ瀬戸口くんがあんな写真を持っていたか」のやがみさんの回答がっ!! ……一体なんなんですかー、弱みって!! 「色々」って一体!! (ちなみにファンパレードのファン交流掲示板参照のこと。)
「足のない獅子」のイラストレーターさんのサイトに、なんとジョナサンのカラーイラストがっ!! 力入ってます〜。
今週のジャンプ。なにげに「テニスの王子様」が休みで、「ハンター」は休載中だし。なんかちょっと寂しい感じがしました。来週は「ナルト」と「ルーキーズ」も休みで、「ハンター」が復活するかどうかはまだわかんないし、どうなるのかねぇ。ジャンプも昔と違って今は作家さんにもローテーションで休みを与えるようになってますが、その方が結果的に作家さんを潰さずに済むからだとやっと気がついたのか、それともマンガ家の立場が多少は強くなったのか。
さて今週の「ヒカルの碁」。→第94局「激戦」。表紙&巻頭カラー。おそらく100局目のときにまたカラーが回ってくると思うのですが、そんなスケジュールで小畑さん大丈夫かしらん。カラーは服の質感の出し方があいかわらずうまいですね。色使いはそれほどうまいとはおもわないだけど…(ジャンプだと鳥山さん、尾田さん、岸本さんあたりが配色が上手)
今回の話は、ヒカルの記憶が走馬灯のように。2年前に佐為が現れ、そしてアキラと出会って。色々あってアキラから縁きりを宣言されたけれども、ヒカルがプロになれば…佐為ではない、ヒカル自身の力が認められれば、今度こそはライバルとして目の前に立つ資格ができるから。それらを考え、ヒカルは気合をいれます。ちなみにこの回想シーン、一見昔の原稿のコピーにみえますが「筒井の碁」によると1コマを除いては同じシーンでも微妙に構図を変えたりしてあってほとんど書きなおしだそうです。まあ、小畑さんも1巻からみてかなり絵のタッチが変わったから、古い絵を並べたら違和感を感じるのは確かですが。
さて、息詰まる熱戦となったヒカルvs越智。ヒカルの甘い手を見逃さずに攻める越智くんが有利。若獅子戦や秀英戦でヒカルがみせた「一見悪手にみえる好手」も、越智くんはさらに読みぬいて上をゆく手を打つ。絶対的に不利な状況ではあるけれども、ヒカルは少しでも光明をみつけるために必死で考え、粘りに粘って…以下次号。
熱い回でした。今週はネタバレでストーリーだけを聞いた時には正直おもしろいとは思えなかったんですが、あいかわらず巧妙なネーム割り(時間のさりげないみせ方はさすが)、そして何より小畑さんの絵チカラに感服でした。
さて、次あたりでこの越智戦も終わりかな? 今回これだけ回想シーンがあって「vsアキラにおいてヒカルがスタートラインに立つ」ことを強調してるんだから、越智くんに負けてプレーオフも戦うという展開にはならないでしょう。作中で雨が振り出しそうになってますが、きっと次回は雨をうまく使った演出をしてくれるでしょうね。
連載中時間が実時間とほぼ同時進行だった作品ですが、3月位にイッキに夏まで話がとんだかと思ったら、プロ試験編で時間の流れが逆転しましたね。作中では今は10月末のはずです。まあ、プロ試験が終ったらまた話は飛びそうですが。とにかくはやく緒方さんと倉田さんを出してくれ〜。←
作者近況によると、小畑さんの初連載作品(当時は土方茂名義)「サイボーグGちゃん」がリニューアルされてコミックス化されるそうですね。要望が多かったのかな? 私もこの作品は3,4巻だけ古本屋でゲットしたんですが、今とはちょっとタッチが違います。北条司ぽい感じの絵でした。でもGちゃんの若い頃の姿って、一時期の美形な伊角さんそっくり。…このコミックスを読んで、「これが本来のタッチだったんだ」とわかりました。今の「リアル志向が入りながらアニメ絵ぽい線のきれいな絵」というのは小畑さんなりにウケる絵というのを探った上でたどり着いたところなんでしょうか。「ヒカルの碁」もコミックス最初の方はもっとアニメ絵ですもんね。ちなみに「サイボーグGちゃん」はギャグマンガです。中身は…10年前のジャンプでは4巻で打ちきられたけど、今のジャンプだったら低空飛行ながら15巻程度は連載が続きそうなレベル、と言うと却ってわかりにくいかなあ。4巻に収録されていた読みきりの版での「Gちゃん」は笑えたけどね。「Gちゃん」のコミックスがでたら1,2は買うと思います。書き下ろしがあるなら、3,4も買ってもいいけど。
そういえば、スクウェアと集英社が提携を結んで、ジャンプのネット配信も行うそうですが、「発売週の土曜」っていうんじゃなあ…好きな絵があったときにデジタルでデータがほしいとき位? できれば発売前の土曜日に「早売り」として出してくれるなら、好きなマンガだけ読みにいけるんだけどな。
風邪が悪化。
ガンパレ話。みなみさん、いっそのこと一緒に来須×茜の道にはいりませんかっ? (←あまりにも茨道なカップリングのため、切実に同志がほしい)
茜がらみのイベントとかいいですよー。彼の壊れっぷリが。…あ、でも舞だと起こらないんだよねぇ。
今、やっと茜とプールに行くことに成功!! ……グラフィックがまぶしすぎるッ …これは準竜師にチケットを陳情して、色々な人といかなければ。>プール
今の壁紙はオフィシャルサイトの速水。困ったような顔と目があうとつい照れてしまいます。はやく茜の壁紙もできないかな〜。
ブータとの待ち合わせに時間潰しをトイレでしていたら、瀬戸口が入ってきてえっちな雰囲気になってしまった。場所が場所だけになんかヤバい。
アルファシステムのページに「ソックスハンター外伝」が載ってましたが、一番の疑問はなぜ瀬戸口があんな写真を持っていたかです。…公認? まあ「バンビちゃん」だもんな〜。
古橋秀之さんの11/15の日記。「コスト感覚」という観点がおもしろかったです。ネットコミュニケーションでのトラブルは、「コスト感覚の欠如」だけではなく、「同じものに対するコスト感覚の違い」も大きいかも。大多数の人にとって「納豆が好きか嫌い」はどうでもいいことでも、ある人にとってはプライドの根底にかかわることなのかもしれないですから。そういう体温差があると外部からみていびつな論争になりがちじゃないかと。
タレントさんのファンサイトあたりだと、擬似恋愛が高じてほとんど宗教じみてたりするところもありますから。そんな雰囲気では「○○が好きか嫌いかなんてどうでもいい」とすらいうことができません。まあ、あまりに価値観の違いすぎるところに土足で踏み込む方が失礼なのかも。
ただまあ、一歩引いて、自分は外部からどういう風に見られているかを考えるクセはつけておいた方が恥はかかなくて済むかな。
メモ。ネットの人権侵害で救済機関、法務省。やはりこういう流れに行くか。ただネットのしくみからすると、救済も簡単ではないでしょう。どこで何されてるかなんてこと自体がまずわからないんだから。あと大メディアのマスコミを特別扱いにするのはやめてほしいものです。自由に対して責任があるのは、大メディアだって個人メディアだって同じだと思うから。
風邪をひいてしまった。
昨日の続きの話は、うーん、イマイチネタがまとまらなくて…頭の中でこねくり回しているんですが、話の方向性を決め兼ねてます。…出なおしてきます。
みなみさんの11/15の日記。そういえばインターネット黎明期は「女の子が日記を書いてる」というだけですごいアクセス数を稼げるような時代もありましたな。今でも「女の子」というだけで「ネットアイドル」としてアクセス稼いでるところもあるようですが、昔と違って今はかわいい女の子のきわどい写真がないと淘汰されてしまうようです。
「若くてかわいい」女の子に金銭的価値がつけられてしまうのは、ネットでも実社会でも同じではありますが。そういえば、「ネットアイドル」やってる男の子っているのかしらん? ……聞いたことないなあ。今はネットでの男女比って半々だけども、「ネットアイドル」というジャンルはなぜそこまで性別が偏ってるのかしら。女の子がネットで顔を露出しているちょっとカッコいい男の子に群がってちやほやしてるという図をみたことはないなあ…私が知らないだけで、世間にはそういう世界もあるのか? …あったら覗いてみたい。ただし16歳の頃の淳くん並にぽややんとかわいい子か、17の頃の晃のように(以下エンドレス)
たしか「サルマン」で「(カッコいい車がほしい)(お金がほしい)というような男の欲望は結局は(女)に集約するが、女にとっては(男)は(ブランドのバックがほしい)等の多数ある欲望のひとつにすぎない」という説明がありましたが、そういう欲望のベクトル方向のせい?
そういえば、昔「みーはー倶楽部」のチャットには感じのいい男の子が出入りしてて、周りの人はひそかに彼のことを「王子様」と呼んでいたとか。私は直接話したことないんだけどね〜。
メモ。東京理科大学:Web Ratingサービス。サービス無料は11/21まで。
ガンパレ話。みなみさん、戦闘も訓練してパラメータを上げて、あとは金にモノを言わせるとわりと簡単に勝てますよ。その他、ヌルいゲーマー向けのコツは前にココにまとめましたが、腕が下手でもなんとかなります。…ただ下手にパラメータを上げすぎると戦闘に緊張感がなくなってつまんないんだけどね。
逆に私は滝川戦死イベントとかみてみたいんですけど、今セーブデータに残ってるのでは、運動力が高すぎてたとえスカウトでも弾が当たらないんですよ。贅沢な悩みですが。ソックスハンターと舞での女王様プレイのあとにDランクねらいでドーピング&リセットなしでミサイル禁止プレイをやろうかな〜。
ちなみに公式サイトによると、これから先にでる雑誌の付録に戦闘が起こらない「常春学園」なデータや、二周目を速水でやるデータ、戦闘バランスが厳しいデータなどがつくそうですので、今の戦闘がキツい&ヌルいと感じてる人はもうすこし待ってみてもいいかもしれない。
ふと思ったこと。みんな、なんで自分のホームページを作ろうと思ったのかな?
(1)雑誌で「ホームページを持とう」とか書かれていたから、なんとなく。
(2)友達が持ってたから。
(3)同じ趣味の人と交流を持ちたかったから
(4)表現したいものがあったから
(5)ほめられたい、ちやほやされたいから。
(6)ネットで新しい友達を作りたいから。
(7)商売などお金儲けのために。
(8)インターネット関連の勉強の一環として。
(9)情報交換
(10)友達とのコミュニケーションのため
(11)布教活動(好きな本、マンガ、タレントetc…)
(12)営業活動
うーん、とりあえず思いついたのはこれくらい。他の理由を思いついた方は教えてくださいませ。
私の場合はきっかけは(2)と(3)あたりですね。今は(4)が一番強いかなあ。
こういう話を唐突にしたのかというと……明日に続く(のか?)
メモ。2ちゃんねる同人板の「生物同人大事件」スレッドを興味深く読む。あの業界にはいろんなデマとかありますけど、とにかく危機感は持っておくべきなのは確か。
ガンパレ、無事にSランククリアしました。ちとネタバレ→…すごく意味不明。(メタだというのはわかるが)たしかにこれは一度クリアした位では話が見えないよなあ。スタッフも「分かる人に分かれば」という感じで作ったのかな? 公式サイトのBBSで補完してみましたがさらに意味不明。12枚の翼? 第七世界? オリジナルヒューマン? そんなの、ゲーム中に出てきたの? よくみんなあんな断片的な情報をつなげてみるもんだねぇ。もう一周やってみて、今まであまり喋らなかった人とも会話をすれば少しは分かるのかな? 意味不明でも、ののみの言葉には心を動かされるものがありました。でもやはり個人的にはAランクエンディングの方が好きかも。もちろん、意味不明な部分を差し引いても非常におもしろいゲームではありました。
ちなみに1枚絵は滝川でした。今回のプレーではずっと無職→陰謀でスカウトに→また無職を繰り返してたなあ。←
次は舞で女王様プレイをするか(なんせ天才3だから二股、三股くらい平気でしょう)、おもしろいと評判のソックスハンターになるか。さすがにゲームの連続には疲れたので、しばらく休憩してから再会します。
トニコン、大阪公演外れちゃいました……悔しいなあ。トニコンはダンスが見事なんで、毎年楽しみにしてたんですよぉ。まあ、チケットが厳しいんだから仕方ないとはいえ。もっと大きなホールでやってくれないものかしら。
メモ。発信者情報開示で裁判所に「命令権」 ネットのトラブル対応、郵政省。まあ今までも実際には行われていたようですが、はっきりと成文化の方向に向かうわけですね。
ネット検閲強化、自由なニュース提供禁止 中国。実際問題として、物理的に外国のネットと遮断しないことには、膨大な量のサイトを監視するのは不可能ではないかと。でも嫌な動きですね。
今週の「ヒカルの碁」。→第93局「プロ試験最終戦」。越智くんの口からアキラの名前がでて、驚くヒカル。なぜ越智が?…と思いつつ、自分のことを何か言ってなかったか、越智くんに問い詰めます。ヒカルのことしか見えていないアキラへの苛立ちゆえか、越智くんは「アキラはヒカルのことは気にしていない。それよりもヒカルとの一局に勝てば自分をライバルとして認めてくれると言った」と告げます。しかしヒカルは本能的に、越智くんの言葉は嘘で、アキラは自分のことを意識している…ことに気がつきます。その越智くんの後ろに見える、幻のアキラに向かって「越智に勝ったら俺をライバルとして認めてくれるんだな」と叫ぶヒカル。アキラの眼中にない越智くんも気の毒だけど、ヒカルだってアキラが本当にみているのは自分じゃないことは知ってるから。だからこそ、アキラに本当の「自分」をみてもらって初めてスタートラインに立てるのだから。
さて、一方展開予想をしている奈瀬ちゃんと飯島くん。和谷くんの噂をしているところにちょうど和谷くんが登場。先週のヒカルと違い、自分の噂話をしているところに平気で入っていけるあたりが彼のキャラなんでしょうね。でもこの和谷くん、ちょっと加賀くん入ってるような。小畑さん、絵はきれいなんだけどそれぞれのキャラのビジュアルの統一がとれてないところあるからね。(一時の脅威的な伊角さんの美形化といい、緒方さんの若返りといい) それにしても、「どんな明日だろう 俺たちの明日って」で哀愁漂ってますが、今回の試験はダメでもまだあなたたち若いんだから強気にならなきゃ!! 奈瀬ちゃんは女流枠だってあるんだし。
そして、対局開始時間に。ヒカルは越智くんの向こうにアキラの視線を感じます。そしてヒカルの後ろにには佐為が…
今回の対局はある意味アキラと佐為の代理戦争だとすれば(あのアキラと佐為の対比はそういうイメージですよね?)アキラは佐為に勝てるはずがありません。ということで、ヒカルの勝ちかな? プレーオフはにおわせておいて、結局そこまでいかないまま終るんじゃないかなあという気がしてきました。…いや、ほったさんのことだから和谷vs伊角さんというある意味残酷な対戦を仕組む可能性は捨てきれませんが。
それにしても、こういうまわりくどい、じれったいライバル関係は小年誌では珍しいですよね。アキラにしてもそんな回りくどいことしなくても、ヒカルの家にいって「一局打ってくれ」といえば済むことなんですが。…アキラの場合は同年代で初めてみつけたライバルにコテンパンにされて、焦がれて相手に近づこうとすれば拒否され、やっとのことで叶った対局では失望させられる。しかも、それでもまた可能性をみせられて混乱した挙句、「もう会わない」と言ってしまう。そのせいで気になっても自分から近づくこともできない。アキラはただでさえあの何かに夢中になったら周りが見えなくなる性格ですから。
一方、ヒカルの方もアキラが見ているのは佐為であって自分ではない、という焦燥感があって。だからこそ、正面からみてもらえるだけのカをつけるまでは会いに行くわけにもいかないのだから。
こういう直接あいまみえないことで成立する奇妙に歪んだライバル意識も、この作品に独自のおもしろさを与えているわけですが、ヒカルがプロに合格したらふたりの対局が簡単に実現しそう。そうすると緊張感が保たなくなりそうですが、どうするのかなあほったさんは。ほったさんのことだから、意外な展開で魅せてくれるでしょう。それよりも個人的にははやく緒方さんとか、倉田さんとか出してほしいものです。
そうそう、このあたりの話は、ヒカルの碁 かってヨミ。の「いただきもの」にある蓮さんの一連の「ヒカルの碁」論がなかなかおもしろいです。←
来週は表紙&巻頭カラー。また?という感じですが、人気ある作品だし、小畑さんのカラーは見栄えがするし、原作付きだから他の作品に比べてスケジュールに余裕があるし…というのはあるんでしょうね。でも、「ヒカルの碁」だって80年代のジャンプ全盛期だったら玄人好みの中堅作品に過ぎなかったと思うので、ここまで頻繁にカラーは回ってこなかったでしょう。今はジャンプってコマが足りないなあ、と感じますもの。新連載や新人の読みきりもイマイチな作品ばかりだし。ちょっと前までの主力作品もパワーが足りなくなってるし。特にここしばらくの「シャーマンキング」の失速ぶりは痛々しく感じるほど。私は「ヒカルの碁」が続くかぎりジャンプは買いますけど、80年代のジャンプ黄金期を知ってるだけに、今の状態は寂しすぎる。サンデーやマガジンも飛びぬけた作品がなく、少年誌に活気が感じられないし。マンガ界全体が消沈しているように感じるけど、この閉塞状況を打破してくれるようなパワーに溢れた作品がどこかにないですかねぇ。
今日のガンパレ。現在、4月21日時点で撃破数279。なんとかSランクはとれるかな? 目標である速水総受プレイはほぼ完了。男子全員が頬を染めて会話してくれます。お弁当とか靴下とか貢いでくれます。NEPをゲットしたし、訓練ももう十分な数値になったし、なんかやることなくてねぇ。いわっちに密会技能を教えてもらうべく、一緒に作業をしてるんですが……なんで教えてくれないのよ〜。
恋人はずっと森さんでした。たしかに人気あるのはわかるなー。かわいいもん。でも、なんか飽きてきたので別れてもらいました。なかなか別れなかったので殴ってしまった…ごめんよ。さあ、これで別の恋に生きよう。
ののみが攻撃的だときいて、今の司令はののみです。でもののみの司令はめちゃかわいい。
声はイメージぴったりのもあれば、何か違うのも。一周目でイメージできちゃってるからね。なぜ一周目から声付きにしなかったのか。
今のところ好きなカップリングは…王道の瀬戸口×速水とか、外伝で株を上げた若宮×善行もいいけど、一番萌えるのは来須×茜です。茜の誘い受で。単に一番好きな攻様×一番好みの受様なんだけど、妄想したときに一番血が騒ぐんです。キャラの性格の組み合わせがツボにくるんで。ガンパレのいいところは、どんな組み合わせでも「接点ないじゃん」といわれないところだなー。来須プレイで茜を落とせばこれも可能だもんなあ。…でもなんでこんなマイナーなところにハマるんだか…
電撃プレステで特集があったけど、あれを読んでるとガンパレってギャルゲーみたいに思えちゃうよねぇ。かといってうちの日記をみるとホモゲーみたいですが。…まあそういう懐の深さがガンパレのおもしろさなわけで。
でも開発者インタビューはバリバリのネタバレじゃないですか…いや、もう掲示板とかみてて知ってるけどさ。
オフシャルサイトの「ファンパレード」のファン交流掲示板で、一ユーザーから「人気投票はやるべきでは?」という提案がでてまして。
人気のないキャラのファンが荒れる可能性があるとか、不公平な投票がまかり通ってしまうからとか、色々と言ってたんですが、これを読んでて昔に聞いたあるエピソードを思い出しました。どこかの小学校の体育祭で、運動会でビリになる子がかわいそうだから、みんなゴール前で待って一斉にゴールする、ということをしてたとか。うーん、悪しき不平等って感じ? 機会は平等に与えられるべきでしょうが、結果まで平等だったら個々の努力なども全く無視されるわけじゃないですか。
人気投票にしても、人気があるから価値があるとか、人気がないものは無価値だとか、そういうヘンな思い込みさえせずに、お祭りってことで割り切って楽しめばいいのに。…まあ、やがみさんとか、オフィシャルサイト側の人間はそのあたりのことを十分に分かって、最低限の対策もとっているようですし。
多数の人が出入りするサイトの運営って、ある程度ルールの枠を作ることは大切だけど、かといって何もかも締め付けると窮屈だし。そのあたり、オフィシャルサイト側のやがみさんの態度はバランスがとれてていいなあ、と思います。…ただ、ここまでユーザーに歩み寄らなくてもいいかな、とは思いますが。今はガンパレに好意的な人ばかりくるけど、これからガンパレがカルト的な人気を得てきたら、それをやっかみ嫌がらせめいたことをする人もでてくる可能性だってあるわけです。それを製作者がすべて受けとめるのにはリスクがあると思うけどなあ。やがみさんは今までの書き込みをみるかぎりでは批判もちゃんと受け止める度量がある方だし、かといって一部のユーザーの意見をうのみにするような方ではなさそうです。ちゃんと「距離」が分かってる人。でも、それ以前に時間的な問題として、一部のユーザー(ネットできるユーザーはまだごく一部でしょう)と関わるよりも次のゲームに力を注いでもらいたいものです。
寝不足が続いてるせいか、気持ち悪い。ふらふらになりながらも、ついやってしまうガンパレ。…寝不足の原因は間違いなくコレなんですが、でもやめられないんだよぉ。つい、「…あと一日だけ」とやってしまうのだ。
みなみさんのメルマガを読んで思ったんだが、ガンパレはあの世界観ゆえにカルト的な人気はでてもメジャーにはなれないのかもなあ。だって、基本ストーリーは暗いもの。今日は笑いあっていた恋人や親友が、明日も生きているとは限らない。私はそういう絶望的な世界観が好きだったりするんですが、やはり世間的には「ハッピーエンド」の方が人気あるんだろうねぇ。ボーイズラブのほとんどが学園ラブラブな話ばかりになってしまったように。私は昔のJUNEのように、どうしようもなく切ない作品の方が好きなんですよぅ。
ガンパレに話を戻して、Sランクエンディングだったらハッピーエンドとなるのかは、私はまだみてないのでわかんないです。でもこのゲームの場合、「ふたりはいつまでも幸せに暮らしました」にはならなさそうな気がするけども。
アルファシステムのページにガンパレの外伝がっ!! …善行と若宮の話です。ちなみに完全ネタバレなので、世界の謎にほとんど迫ってない方は読まない方がいいでしょう。でも、いいなあ…なんか若宮×善行って萌えますねぇ。
〔本日のガンパレ〕3月9日時点で来須の帽子、猫の首輪をゲットしちゃった為に強くなりすぎです…訓練も欠かさずしてますし。ほしいコマンドは大体もらったかなあ。今回はやたらと茜と仲がいいです。でも茜イベントにはぶっとびました。いいのかっ、昼休みの教室であんなことをしてもっ!! 準竜師の声がカッコいい〜 やたらに順調ですが、問題は今の段階で熊本が真っ青になっちゃったことなんですよねぇ……たった二回しか戦闘してないのに〜。全滅させたのが悪かったのか? 絢爛舞踏章への障害は幻獣の数が減ることでしょうねぇ…頑張って手加減していかないと。
今、教室に入ったとたん、速水に男達からの熱い視線がっ。総受への野望は着々と進んでいます。ふふふ。
ネチケットについて。「ネットワークでのエチケット」でありますが、これを分類すると三種類に分かれると思うんです。
(1)従来の対人マナーとしてのエチケット
思いやりをもって行動とか、そのあたりですね。このレベルでできない人は日常生活でもいろいろと支障をきたしてるんでしょう。「ネチケットなんて必要ない」という人はネチケットはこういうレベルのものだと思ってるようにみえるけど。
(2)インターネットのシステム的なことに由来するマナー
たとえば半角かなは使わないとか、添付ファイルは圧縮して送るとか、そういうことですね。このあたりはネットをやる人にはみんな知っていてもらいたいけど、インターネットの敷居が低くなりすぎたせいでわかってない初心者が大量発生。なんとかしてくれって感じですが、最近はプロバイダのサイトにこのレベルでの「ネチケット」について説明してあるページがあったり、初心者向けパソコン雑誌でよく特集されるようになってます。いい傾向ですな。
もうひとつ注意するべきなのは、このレベルのネチケットは数年で変わってしまうことがあるということ。例えば、「メールのタイトルが日本語では化けるので英語にすること」というのは5年以上前のネチケットサイトには載ってるけど、現在は事実上これは問題なくなってます。古いネチケットサイトを読む場合には、それを気をつけないと。
(3)ネットワーク特有の「距離感」に由来するもの
時間や距離が極めて圧縮されているネットの世界では、ネット感覚とでもいうべきものが備わっていないと上記の(1),(2)を知っていてもトラブルを起こす可能性があるわけです。ネット感覚の主なものを二つあげると、「誰がみているかわからない」ことと「対話している相手にとっては必ずしも1対1ではないかもしれないこと」ではないかと。開かれた掲示板で、友達と喫茶店でお喋りしているような感覚で暴言をはいたら、外部の人間に咎められた…とか、わからないことがあったのでロクに調べもせずに個人サイトのオーナーにメールで質問するとか(←自分ひとりくらいの質問ならいいだろうと思っていても、オーナーはそういう人たち100人からくだらない質問をされていたりすることもありますから)
毎日日記を読んでたり、掲示板の書き込みをみてるから、相手に一方的に親しみを持って、初めてのメールでも馴れ馴れしくするとかいうのも、距離を見失ってるんでしょうね。
逆にサイトを持つ側も、読んでいる「向こう側」の人に期待しすぎることで失望するのも、距離がわかってないせいじゃないかと思います。サイトを持ったからといって、誰かが誉めてくれるとは限らない。大体、読んでる人のうち、メールを出すor掲示板に書き込みするなどしてリアクションを起こしてくれる人は多くても10%、普通は1%程度です。大半の人はじっとみてる、ROMなんです。それを「反応くれないから」ってスネたり怒ったりするのは、みててみっともないかなあと思います。それとも表現したいことがあるからサイトを持つのか、誰かに誉めてもらいたいからサイトを持つのか、本末転倒になってるようなところもたまにあるよね。内容の充実を二の次に「アクセス向上」を目指しているようなサイトとか。反応なんて、「あればラッキー」程度で気楽にやっていくのが一番じゃないかなあ。…って、あ、なんかネチケットから話題がずれてる。…ま、いいか。
ちなみに反応をもらいやすいのはWEB上からのメール送信フォームです。掲示板だと人の目に晒されるし、メールは「手紙」だからそれなりに礼儀もいるけど、送信フォームはもっと気楽に一言かけるますから。
さて、うちのサイトでは(3)がらみの話が多いんですけど、今回このネタで書いたのは(2)の件で。私の場合はホームページでメールアドレスを晒しているから仕方ないんですけど、よくダイレクトメールがくるんです。ダイレクトメールにもマナーというものがあると思うんですが、今回の場合は「特定アドレスにメールを出すと登録している多数のアドレスにメールが配信される」パターンだったようで、不審なメールに怒った人が「こんなメール送らないでください。迷惑です。対処しないなら、こちらで調べますよ」みたいなメールをそのアドレスに出しちゃったんです。しかもプロバイダからのメールアドレスで。……そんなことしたら、下手したら数万人に自分のメールが届いて、メールアドレスが晒されるということがわかってなかったんでしょうね。よくあることですが、なんかみかねて「これはこういうシステムだから、無視した方がいいですよ」というメールを出してしまいました。一度出してしまったメールはキャンセルできないから仕方ないとして、失敗を糧にしてネットでたくましくすごすための知恵をきちんと身につけてほしいものです。…返事は来ないだろうなー、きっと。まあ、別に感謝されるためにしてるわけじゃないし、いいけど。
ガンパレファンの皆様、こんにちは。オフィシャルサイト、みました? おおっ、PS2でガンパレ続編が企画スタート!! 書いてあることがすごくて、「本当にそんなのできるの?」と思いますが、今から楽しみで仕方ないです。とりあえず要望としてはぜひフルボイスをっ!!
PS2はもう持ってるし。先週、ダンナがやりたいソフトがあるということで買ってきたんです。でも自分専用のがほしくなるかもなあ。まあ、まだ発売は先ですが。
PS2発売のときには大きなムーブメントとなるように、今から布教にがんばらなくちゃ。ガンパレは本体を買ってでも(今だといっそのことPS2を買ってしまうといいかも。DVDもみれるし)やるだけの価値のあるゲームです。興味の持った方は、ぜひぜひ。
そうそう、今日はPS用のデュアルショックを買いました。…そのためだけに。見事成功。やっと二周目1日目。はやくあっちゃんの声も聞きたいな〜。…今、瀬戸口くんをお昼に誘ったら蔑むような目で断られました。ショック。あんた、この前(一周目)までは頬を染めながらお弁当くれたのに〜。ちくしょー、さっさとオトしてやるもん!!
またしてもガンパレネタ。今はこれ以外のことを書きたくない気分なんで。まさにガンパレード状態。
そういえば、どういうゲームか書いてませんでしたね。
…「ガンパレード・マーチ」の舞台は1999年の熊本。第二次世界対戦中の1945年、突然現れた「黒い月」と「幻獣」たち。幻獣はただひたすらに人間を狩る存在だった。人類は幻獣の侵略に対抗しようとするが、圧倒されるばかりでユーラシア大陸は完全に占拠される。人類に残された生場所は、日本とアメリカとアフリカの一部の地域のみとなっていた。
そして、1997年、ついに九州に幻獣が上陸。日本軍は九州の決戦で記録的な敗北をする。本土決戦に備えて立て直すための時間稼ぎに日本が選んだ道は14から17の少年・少女たちを徴兵し、捨石覚悟で熊本を守らせることだった。その絶望的な状況の中、人型兵器を駆って幻獣と戦ってゆく少年・速水厚志の物語です。
システムとしては、学園生活シミュレーション(恋愛含む)+戦闘シミュレーションです。このゲームの特徴はなんといっても途方もない自由度の高さ。真面目に人類救済のために戦うのはもちろん、恋愛にうつつを抜かしたり、友達を作ったり、気に入った人をストーカーしたり、ケンカをしたり、テストでカンニングをしたり、いろんなプレイができます。25人のNPCがいるんですが、彼らもそれぞれが考えて行動してるんです。恋をして、仕事をして、遊びをして。キャラが生き生きとしてて、彼らとの会話が本当に楽しい。
誰がやっても同じようなルートをたどるだけのRPGとは名ばかりの一本道おつかいゲームとは違い、プレイする人の数だけ違う世界が見えてくるのです。いろんな人のプレイ日記を読むのがこれほど楽しいゲームもないでしょう。
システムが斬新なだけではなく、しっかりとした世界設定、魅力的なキャラクター、どれをとっても素晴らしい仕上がりとなっています。
シミュレーション部分も、こういうのが苦手な人のための抜け道を作ってくれてるのでなんとかなります。私も「信長の野望」で数か月で全滅してしまうほどシミュレーション下手ですが、それでもなんとかなりました。RPGしかやらない人もぜひやってほしい。このゲームこそ、本当の意味で「役を演じるゲーム」…ローイング・プレイ・ゲームなのですから。
「ゲームをやらされる」ことに満足できない、主体的に「ゲームをしたい」人のためのゲームです。
かなり品不足が続いていましたが、今は日本橋や秋葉原あたりには結構在庫があるそうです。近くで手に入らない人は、ネット通販という手段もありますし。そうそう、書き忘れていたけどプレステ用のゲームで定価5800円。
プレイの仕方によってかわりますが、一度エンディングをみるまでには20時間から30時間くらいかな? でもたった一度のプレイで奥が極められるほど浅いゲームではありません。かといって二度目をやるのが全然苦痛ではないの。ただしプレイ開始して1時間くらいはよくわからなくてあまりおもしろく感じられませんが、頑張って劇中時間での3月半ば、登場キャラが出揃うまでやってくださいませ。本当に楽しいのはそこからだから。
男女キャラ半々ですし、最初は男性キャラでスタートですが二週目からは女性キャラを使うこともできるので、女の子にもオススメできます。その女の子たちもただ守ってもらうばかりじゃなくて、(色々な傷は抱えているものの)自分の力で生きている強さのある子たちなのが気持ちいい。
…しかも腐った視点でいうと、男性キャラでやってるときに親友と仲良くなりすぎて、いつの間にか追いかけまわされて二人きりになると妖しいセリフを囁かれる…というホモプレイがデフォルトだったりします。色々な方のプレイ日記みている限りでは、意図せずとも「男どもに追いかけまわされる速水くん」になってしまう人がほとんどですから。ある意味、恐ろしいゲームです。といいながら私の二週目は速水くんですべての男キャラを落とすのが目標という総受プレイなんですが(おい)。
さて、戦闘シュミレーションができないよぉ、という方のための軟弱プレイ指南。これだけ知ってしれば、どんなにシミュレーション下手でもなんとかなります。完全ネタバレですので注意。
昨日ガンパレセカンドプレイは舞でやると書きましたが、ダメだ、世界の謎が気になってしまって…もう一度速水くんでやることにしました。今度はSランクエンディングを狙っていきます。他の目標は、中盤でNEPをゲットするために発言力をためること、準竜師まで出世すること、それと男子全員と愛情度MAXの速水総受プレイを目指そうかなー、と。同性だと争奪戦が起こらないから、女子全員とらぶらぶよりは遥かに楽だもの。女性キャラとは次の舞で全員ラブラブプレイを目指す。…いいのか、それで?
このゲームってセーブできるまでに時間がかかるから、週末ごとにプレイするしか……と思ってたんですが我慢できずにやってしまいました。ああダメ人間。最初のチュートリアルの戦闘訓練がかったるい。冒頭の本田先生と坂上先生の熱弁にはうるうるきました。一周目のときはもうひとつ実感がなかったんだけど、あの戦いを潜り抜けてきたからこそ感じるものがあるというか。今は3月10日で朝までひとりで訓練やってますが、早く瀬戸口くん赴任してくないかなー。
ガンパレの何が好きかって、世界設定の厳しさかもしれません。人類がほぼ壊滅状態の世界で、自分たちも明日生きていられるかわからない。自分の未来を思えない、そんな状況でも恋をし、友情をはぐくみ、ケンカをし、精一杯生きる。友達とお弁当を食べてる最中でも、デート中でもいきなり戦闘に呼びだされる。そして誰かの未来のために戦う。そんなギリギリの状況で(ゲーム中の終りである)5月10日まで生き残っても先があるかわからない。…あのノーマルエンディング。NIFTYのゲームフォーラムではあれがわびしいという意見もありましたが、私はあれ位の方が想像の余地があって好きかも。5月10日以降の彼らひとりひとりの生き様を想像して、泣いてしまいました。
ドラクエとかFFあたりでは魔王がでてくるとか世界が滅びに瀕していても、町の人たちはお気楽で切実さにかけてるあたりにどうも違和感を感じていたもので。やっぱり世界が滅ぶならとことんまで表現してくれないと。そういう意味ではゼノギアスの二枚目後半とかも(表現方法はともかく)好きなんだよね。
…いや、ガンパレの場合はプレイヤーの選択次第でとことんバカプレイもできるのがいいところですが。
今週のジャンプ。「ヒカルの碁」は→第92局「打倒進藤」。和谷くんとヒカルの対局はヒカルの勝ち。消沈してうつむく和谷くんの、耳からアゴにかけての線が美しいなあ。和谷くんの気持ちをうまくあらわしています。ノートを見つけたときの三谷くんの背中のように、小畑先生の表現力が見事だからこそ、「絵で微妙な気持ちをみせる」演出が可能なんでしょうね。さて、話は戻って、切り替えがはやい和谷くんは、ヒカルに「sai…いつか話したネット碁の強い奴並に、お前は強くなった」と。前に院生編で和谷くんと対局したときに「saiのように強くなるかもな」と言ってた言葉をうけてのエピソードでしたが、この前の「sai」の伏線がこの前ふりでしかないんだったらがっかりだなあ。…まあ、ほったさんのことですからそうみせかけて、あとの方でじわっと効いてくるようになるかもしれないけど。
で、これでユン先生、柿本先生に続いて佐為とヒカルを同程度だと認める人が3人目。くどいくらいダメ押しのエピソードですが、ここまで立て続けにやられるということは、佐為のアイデンティティの危機のエピソードは思った以上に近そうな感じがします。プロ試験編が終って、プロ編に進む間にあるのかも。
さて舞台は変わって越智くんの家。越智くんが試験から帰ってくるとアキラが待ち構えています。越智くんの勝利を誉めはするものの、アキラの気持ちはヒカルの対局に。もちろん越智くんもそれに気がついていて、いらだたしく思います。越智くんの祖父が「合格祝い」を口に出したところ、「まだ最終戦が残っています」と止めるアキラ。結局、アキラはヒカルしかみてない、自分のことなんて眼中にないことに怒った越智くんは、「進藤に勝てばボクをあなたのライバルとして認めてくれますか?」と宣言を。勝利をすれば、塔矢名人の研究会に通わせてください、という越智くんに「わかった、そうなったら父に頼んでみよう」と返事をしたアキラでした。…それにしてもアキラってほんと思いこんだら周りのことが全然見えなくなっちゃうのねぇ。今回のも越智くんが何にいらだっているのか、もうひとつわかってない感じでした。これだからストーカーと呼ばれちゃうんだよ。でも、越智くんがもう少し美形だったら、越智→アキラにも萌えられたのに。そういう愛憎半ばの関係性は結構好みなので。
そして最終戦の日。最後の対局予想をしている奈瀬ちゃんと飯島くん。和谷VSフクはフク有利、ヒカルVS越智は五分五分ではないかという飯島くんに、「進藤の評価も上がったもんねぇ」という奈瀬ちゃん。ヒカルの棋力があがったことを、こういうなにげない会話でみせて説明くさくならず、次のエピソードにすんなりつなげるあたりがほったさんのうまさだなあ。あと、プレーオフに関する説明が少し。ヒカルと和谷くんが3敗、伊角さんが4敗で、そのうち合格は二人。もしヒカルか和谷くんが負けて伊角さんが勝てばプレーオフ。そしてヒカルはメンバー最強の越智くんが相手、和谷くんは苦手とするフク相手と負ける要素もあるわけで。…和谷くんがフク苦手というのは院生編の最初からの伏線ですが、あそこを書いてるときにはすでにプロ試験編の主なエピソードの骨組は決まってたんでしょうね。「ヒカルの碁」は無駄のない構成からしても、最終話までのおよそのエピソードは決まってるし、表面に表れない裏設定もかなり 煮詰めてあるんじゃないかと私は考えてるんですが、どうでしょう?
さて、対局場で越智くんと顔をあわせたヒカル。「毎晩のように塔矢と打ってきた」という越智くんの言葉の後ろに、アキラの幻影をみたヒカルだった…以下次号。
問題はこの次。…ほったさんのことだから、プレーオフにもつれ込むと思わせてあっさり終ったりするなんてこともあるかなあ。伊角さんには頑張ってほしいけれども、和谷くんが落ちるとも思えないし。ましてヒカルは。
さてさてさて!! 今回一番のトピックは、なんといっても緒方さんが王座への挑戦権を得たことが分かったことですっ!! 本因坊戦でヘタレな負け方をして以降、話にはまったく登場していなかったんですが、落ちこんでいたわけではなかったのねっ。河合さん(ヒカル行きつけ碁会所の顔のこいオジさん)の初登場のときの「緒方は勢いあるからいずれタイトルのひとつでもとる」というセリフといい、「新しい波」のこともありますから、今回は勝てるとみたっ!! 緒方王座。…いい響きだなあ。劇中でもそろそろ対局が始まる頃だろうし、遠くない先に緒方さんの再登場はあるかも…あるといいな。はやく緒方さんの顔をみたいです。
で、緒方さんが王座になって、ヒカルとの新初段戦をするという展開もあるわけですね。saiがらみからヒカルは桑原本因坊の可能性の方が高いかな。←
更新が滞っていたのは、ここ数日すっかり「ガンパレード・マーチ」にハマっていたからです。
さっき、一回目のエンディングをみたところ。…今も思い出すと泣けてくる。すごいよ、このゲーム。こんなにゲームで心を動かされたのは、一体いつ以来だろう。最高の結婚祝いでした。>みのうらさん
最初は道がわからない、戦闘方法がわからない、一体何をどうしていいんだか全くわかんなくて、「…どうしよう」と思ったものですが、キャラが出揃い出すと結構楽しい。予想どおりというか、瀬戸口(属性:オスカー様)×速水(属性:山本淳一)が楽しいったら。最初の出会いイベントなんか、「狙いすぎ…」とか思いながらもズボズボと。うちの速水くんは、瀬戸口くんと一緒に登校して、お昼を二人きりで屋上で食べて、オカズの交換なんかしちゃったり、えっちな雰囲気になったり。…ある時なんか、朝登校したら瀬戸口くんしかいなくて、いきなり朝の教室で「えっちな雰囲気」になってどうしようかと。…いえ、嬉しかったんですが。
心配していた戦闘の方も、途中からコツをつかむことができました。序盤はもたついたものの、それでも撃破数240くらい行ったので、次にやったらSランクエンディングも狙えるかなあ。
まずは一週目ということで、「仲間が死んだらリセット」「雨が降ったらリセット」という軟弱プレイで、恋人は舞、他の女性キャラとはあまり親しくならず、実は一番好きなのは瀬戸口。世界の謎については、意味深なイベントがすこしだけ起こったけど何もわからずじまい。それでも、みんなでお弁当を食べて、くだらない話をしているだけで楽しかった。死と隣り合わせのつかの間の幸せ。…それだけにあのエンディング(私はAランクでした)が泣けます。
「戦闘シュミレーションが苦手」という方もぜひ挑戦してみてください。私でもなんとかなったし。…しかも、裏技というか、かなり戦闘を楽にする方法があるんです。それ、明日あたりでもまとめてみるつもりですんで。
どんなゲームかはオフィシャルサイトの説明をみて……もわかんないだろうなあ。やってみなきゃそのおもしろさが伝わりにくいので。とにかく、男同士で「エッチな雰囲気」になることが可能ってことだけでも(おい)。登場キャラ(男13名、女13名)がみんな激しくキャラ立ちしてて、テキスト部分も世界観もしっかり作られていて魅力的。ガンパレードマーチを初めて歌ったときはとにかく泣けた。
とりあえず、二週目は舞で来須を恋人にしてラブラブプレイをする予定。イチオシカップリングは瀬戸口×速水ですが、キャラ単独では来須ラブなんです。来須くんは最初は何も喋らないから「なんじゃこいつ?」と思ったけれども「俺の友」(だったかな?)イベントに心を動かされまして。カッコいいよ〜。なんか、噂によるとデートがすごいらしいので楽しみ。
それが終わったら、もう一度速水くんでSランクエンディングを狙ってみます。そのあとには親友や恋人を亡くしてしまうプレイもしたいし、ソックスハンターも。やりたいこと&やることがあまりに多すぎて気が遠くなりそうですが、とにかく気長に楽しむつもり。
昨日と今日の購入物あれこれ。
マンガ部門。「多重人格探偵サイコ6」。話はわかったようなわからんような感じですが、独特な雰囲気となにより描線の美しさがため息モノ。「HUNTER×HUNTER10」、本誌連載のときにコピーの嵐でどうするんだと思った回(ひとつ目の話)が結局修正されず。旅団の「さわやかくん」の名前が判明。シャルナークだとか。今回収録された話で伏線ひきまくって話が広がってますが、ちゃんとたたんでくれるかしら。
雑誌「The Sneaker」。「バトル・ロワイアル」の高見広春氏のミニインタビューあり。今回の目的は大塚英志さんの「キャラクター小説の作り方」でしたが、いつもながら毒がきいてておもしろかったです。今回は定義だけで話が終わってしまったけど、次あたりは実作の話かな? 11月15日に朝日新聞社から「物語の体操―みるみる小説がかける6つのレッスン」という本を出すそうで、これまた楽しみですな。
つらつらと考えていたネタ。…ちなみに過去に見聞きしたことの総括であって、特定の人を揶揄しているわけではありませんので念のため。
〔こんなネットケンカはみっともない。〕
・「ひどい」「傷つきました」連呼。
・他人の価値観を絶対に認めない。
・論理の正誤で始まった論争なのに相手の人格攻撃をする。
・間違った法律知識や一般常識を振りかざす。
・読解力不足で人の発言の真意を理解していない。
・相手の発言を逐次レスして、言葉じりにこだわる。
・主張がコロコロかわる。
・間違いを絶対に認めない。
・謝る場合でも「悪いのは私じゃない」と転嫁しようとする。
・個人の意見にすぎないものを、「みんなもそう思ってます」と勝手に多数の意見だと主張する。
・「私、悪くないよね?」とやたらまわりの人に確認したがる。
・議論において、やたらに「(笑)」や「(爆)」「!!」、顔文字を使う。
・すぐに泣く。
・すぐにキレる。怒る。
・相手を見下す。バカにする。
・自分が文句を言われたら「言論の自由はないんですか?」といいながら人の批判を封殺する。
・ホームページなら閉鎖して関係ファイルを全部削除、掲示板でなら「もうここには来ません。自粛します」と書く。
・でも二日後くらいに「皆が戻ってきてって言うから」と復活。
…とまあ、偉そうに書いてますが、私もNIFTYでパソコン通信始めたばかりのときは、この上にあげたうちのいくつかをやったことがあったものです。詳しいことはヒミツ。
誰だって初心者のときは知識や経験が不足しているせいでみっともない振る舞いをしてしまうと思うんだけど、私の場合はネットを始めたのがごく初期でネット人口も小さかったから、そんな恥ずかしい姿を知ってる人がラッキーなことにほとんどいないんですよね。今から始めた人の場合は、先にいた人に情けない姿を覚えられてしまって、成長してからも何かあると過去のことを持ち出されて「今偉そうにしてるけど、昔は…」とツッコミを入れられる可能性があるわけです。おそろしや。
そういう意味では、先駆者であってよかったなあ、と思います。いろんな苦労もあったけどさ。
本日のURL:電脳世界の刑法学
大学教授による本格サイトながらも初心者向けの配慮も行き届いてます。ネットがらみの事件へのアンテナは敏感で、専門家としての解説付きなので勉強になります。