第八局「雨の中の策略」
ヒカルは本屋で塔矢名人の詰碁の本を買った後、ビルの壁面に「塔矢名人　十段戦制し4冠へ」とニュース速報が流れているのをみた。
一方、海王囲碁部で浮いているアキラ。ヒカルに追いつくことを考えながらひとりで棋譜並べをしていた。そのアキラに3年生の青木がアキラに対局をお願いし、あっさり破れた。青木は部での実力三番手、アキラが団体戦に入ればメンバーから外れてしまうこともあって、部員はアキラに反感を募らせる。その後1年生の奥村が「負けない碁」のアイデアを思いついて、アキラに対局を挑んだ。奥村は一手目を天元においてそのあとはマネ碁をすることで負けない碁をするつもりだったが、アキラに目論見がバレてあっさりと負けてしまった。
アキラを心よく思っていない囲碁部の2年生がアキラをおとしいれるための謀議をしていた。
一方、葉瀬中囲碁部では、筒井とヒカルが雨の中帰ろうとしていた。あかりが囲碁部に来なかったことを心配する筒井に、ヒカルは「女が囲碁を打つのは生意気だ」というと、佐為は平安の昔から女性も碁を打っていた、という話をしたのだった。

今回は緊張感が足りなかったかも。淡々と進んだ感じ。原作ではそうではなかったんだけどなあ…演出のやり方で変わるのかもしれせん。
アキラとヒカルのほのぼのとしたやり取りが楽しいです。「佐為の君」あたりの話は、原作よりにも数段華やかでしたなあ。ああやって姫君の間にまじると佐為も男なんだなあ、と思いますねぇ。

今のところは順調にアニメ一話で原作ニ話のペースで進んでますから、来週はついに海王中囲碁部・岸本部長の登場です!!　誰が声をやるのかなあ、とても楽しみ。