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【アニメ ヒカルの碁 第50局「藤原佐為」】 02/09/28

今回は総集編でした。言い争いの末、ベッドに横になって眠ってしまったヒカルを見ながら、佐為は成長目覚しいヒカルに比べて、自分は自力では碁を打つこともできないのだと「この身がない」ことを嘆きます。そして今までの回想シーン…という形で総集編に。
平安時代、イカサマの濡れ衣を着せられて入水→虎次郎との日々→ヒカルの元に降臨、アキラとの運命の出会い→ヒカルの成長…を経て、佐為は神に問いかけます、なぜ自分はヒカルの元に蘇ったのか?と。しかし誰も何も答えてくれません。そして一夜明けて、佐為はヒカルを朝早くから起こして、碁を打とうと誘います。今はヒカルとしか打てないのら、神の一手を極めるためにはヒカルとたくさん打つしかない!!という結論に達したので、ヒカルと打とうとせがむのでした。
今回の再利用でないシーンのほとんどは佐為でした。秋のススキ野に佇む佐為はきれいでしたが、最後の佐為のはしゃぎっぷりはちょっと、うーん…

それにしても、最初の頃の絵は本当にきれいで、動きも滑らかだったなあ… ただ最初の頃の声優さんの演技はまだキャラにしっくりとこなくて、少々違和感を覚えましたが。アニメの製作環境があまりよくないことを考えると、ずっとこのレベルで続いてほしかったなあ…というような贅沢は言えませんよね。でも、今後物語のキーとなるときのグラフィックの止め絵だけでもせめて美しく…と願っています。

今回のアニメの追加ポイント。
ヒカルと佐為のギスギスしたやりとりがあった後ですから、そのあたりのフォローが少しされています。佐為のモノローグで、ヒカルを教えることは楽しことではあるが…というセリフの追加がひとつ。そしてすっかり眠りこんでしまったヒカルが、佐為と打ってる夢をみてるように寝言を言って、それを聞いた佐為が微笑ましそうにヒカルを見てるシーンも追加されました。
佐為の回想シーン、入水の後に白い梟が飛ぶイメージがあったのは、「碁ジャス☆キャラクターズガイド」の書き下ろしマンガ「千年放浪」からきてるんでしょうね。

来週はいよいよ倉田さんの登場です。原作で初めて倉田さんを見たときには度肝を抜かれたものでした…


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