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箱根駅伝完歩(失敗)

2011年10月09日


1. はじめに

最初に謝っておかなくてはいけない。
完全に甘く見てました。すみませんでした。

そもそものキッカケは結構単純なもの。普通の人の歩く速度は時速4 kmと言われている。
某チャリティー番組では約24時間かけて100 kmのマラソンをやっていたりする。
時速4 kmで24時間歩き続けると96 km進むことになるので、残りちょっとだけ走れば簡単に達成
できるんじゃないの?という疑問からだったのだ。

地図上の距離ではなくて、正確に道のりが計測されているものはないか、と思って目を付けたのが箱根駅伝のコース。
往路が108.0 km、復路が109.9 kmある。往路と復路で微妙にルートが違うので差がある。こころ歩こう、というものだ。

で、失敗に終わった。実際どうなってしまったのか、書いていこうと思う。


2. ルール

1人で勝手にやるモノにルールも何もあったものではないが、とりあえず決めた事がいくつかあった。

まぁ比較的単純なもの。

当日は運動しやすい服装で、ジョギングシューズを履いた。荷物はランニング用のウエストポーチに歩数計代わりの
携帯電話と財布、コンパクトデジタルカメラ、あとはコースが載った地図という軽装。100 km歩くのが決して容易ではない
という事は想定の上。


3. 出発〜6区

今回は復路を選択。夜になってから箱根の山を歩くのは危険と判断したからだ。神奈川県の都市部〜東京都ならどうにかなる。
完歩した時に自宅に帰る事も考えての事。山の上から戻ってくるのは時間がかかるが、大手町からよく分かっているので楽。


最寄り駅で撮影。始発の列車に乗るために、朝5時。
当然のように日の出前。

巨大な提灯がある事で有名な小田原駅まで移動。
午前6時ちょっと前くらい。ここからさらに移動。

復路スタート地点の芦ノ湖。意外と人が多い。

芦ノ湖にある箱根駅伝ミュージアム。
こんなの、あったんだ・・・。

体育の日を絡めた3連休の初日、10月8日に実行。
自宅から公共交通機関で最も早く着く方法は、JRで小田原まで行き、そこから箱根町行きの登山バスだった。
そんなこんなで芦ノ湖まで行った。

これ以降、写真のキャプションには撮影した時刻を載せている。
駅伝のルートと距離を見ながら読むと面白いかもしれない。


箱根駅伝の復路のスタート地点を示す柱状のもの。
ここからスタートだ。(7:04)

歩数を調べる為に、ここまで歩数計はOffにして来た。
ここからOnにする。(7:04)

スタート直後にあった案内標識。小田原まで25 km。
最初の中継所は「小田原中継所」。近いんだか遠いんだか。
(7:08)

さらに少し行くと、横浜まで77 kmの文字が。
何となく元気づけられた気がしたが、多分気のせい。(7:19)

大鳥居。駅伝の中継で見た事あるような無いような。
(7:21)

その名前に無駄に驚いてしまったバス停。
「曽我兄弟の墓」。まぁ他に目印になるようなモノはないけど。
(7:50)

国道1号線最高地点。意外と標高の高い所にいたんだと、
認識させられた。ここからは基本的に下り。(7:52)

恵明学園前。運動会の準備をしていた。(8:25)

小田原まで13 kmだ!と無駄に喜んだ。何故か横浜までの
距離が消えた。(8:32)

そう言えばと思って歩数計を確認すると1万歩を超えていた。
(8:33)

歩数計は、事前に歩数を数えながら歩き、正しい歩数が出る事を確認している。1万歩の時にアラームが鳴るように
していたのだが、全く気付かなかった。近くを通る車の音でかき消されたのかもしれないし、単純に気にしなかっただけ
かもしれない。

何にしろ、歩き始めて1時間半で1万歩を達成した。


長くなってきたので、ここで一旦ページを替える。


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