2011年04月01日
4. 天橋立
実際の所、途中の場所としての「刈谷SA」はまだまだ前半だった。距離としては半分も進んではいなかった。
走っても走っても着かないという悲しい事態に陥っていた。
でもって、何とか辿り着いた。町自体は天橋立におんぶにだっこという感じだが、寂れている感じが否めない。
町のメインストリートと思われる通りの信号が、平日の昼間なのに黄色の点滅ばかりってどういう事?
勿論、通常どおりの信号もありましたけどね。
有名な展望台は天橋立の両側にあるようだが、今回行ったのは「飛龍観」と言われる「天橋立ビューランド」
もう1方は傘松公園というところで「斜め一文字」。勿論、どちらも所謂「股のぞき」での話。
天橋立ビューランドは、展望台の他にゆる〜い感じの遊戯施設が一緒にある。
ジェットコースターやミニSL等。それぞれに職員が常駐しているわけではなく、
詰め所にいる係員に申し出て動かしてもらう感じ。
そして、予想通りではあるんだけど、行ってみると老若男女を問わず「股のぞき」をやっていた。
展望台の入り口にある門。 この奥には展望台の他にもゆる〜い感じの遊戯施設がある。 |
熟年の夫妻と思われる人が「股のぞき」。 体が固いのか厳しそう。 |
若者グループも「股のぞき」。 そしてそれを写真に撮る人(をさらに写真撮る私)。 真ん中の人はカメラを持って逆さまの写真を撮ろうとしている。 |
若い女性だって「股のぞき」。 長い髪は邪魔であるらしい。 |
小さい子供だって「股のぞき」。 足が短いから厳しい。さらに膝を曲げているから・・・。 大人に比べて、相対的に頭が大きいから、バランスが難しいんだろうか? |
3つの「股のぞき台」とその上に座って眺める人。 こうやって普通に見ている人は結構レア。 ちなみに、この2人は結構長い間こうやって見ていた。 |
これが「股のぞき」で見た「飛龍観」だ! 勿論、股のぞきで撮ったのではなく、普通に撮って180°回転させている。 無駄な努力はしない。レタッチでできるならその方がいい。 |
・・・・。
何だろ、私の目には龍に見えない・・・。
単なるひっくり返った写真にしか見えないのは気のせいだろうか?
どちらかと言うと、手前側(写真上)が頭で、頭でっかちなツチノコのような感じが精一杯。
上の写真で股のぞきをやっている若者グループは、手前と奥のどちらが頭かを
お互いに言い合っていた。砂浜の部分が、龍の背中にありがちな「背びれのような物」なのは
分かるのだが、どっちが頭なのかは見る人によって意見が別れるようだ。
どういう事なんだろうと思って近くにあった「飛龍観」の説明が書かれた看板を見ると、こんな事が書かれていた。
各所に設けてある「股のぞき台」の上で股をひらき頭を深くさげていると、だんだん頭に血が充血して
目が廻るようになり、まさに天橋立が幻想的に紫紺の空につづくようになる。
皆様も、是非一度ごらんになって下さい。
えっ!?充血頼り??
「血が充血」という重言はまぁいいとして、そんな事に頼っていたのか?
そりゃ現地で写真を撮った後にカメラをひっくり返してみても駄目だし、
帰宅後にひっくり返しても駄目なわけだ。
でもやっぱり、どっちが頭かは分からないまま。
説明が書かれた看板。レンズの広角側で撮ったから よく歪んでいる。上に書いた文章が書かれている。 |
天橋立キャラクターの「あまぼっくり」。 ゆるキャラ?? |
「あまぼっくり」については、天橋立との関連が現地では全く分からなかったのだけど、
これを書く今になって、今回とは逆側の「傘松公園」にちなんでいるんだとやっと分かった。
まつぼっくりは「まつかさ」。で、「傘松公園」・・・。字も何も、色々と違うんだけどね。
天橋立は展望台内のあちこちから見えるのだが、多分、一番キレイに見えるのは、
展望台と麓を結ぶモノレールの窓からだと思う。展望台よりも低い所から見えるので
結構いい感じだった。良い場所を取らないと見れないけど。
現地滞在は1時間程度。一般道をひた走って次の目的地へ向かいます。