Top小ネタ色々東京ジョギング

東京ジョギング

2019年05月03日


0. そもそも

どうしてやる前から気づかなかったんだ?という話だ。箱根駅伝のコースを歩こうとしても50 kmで限界を迎えるし、
土日に走っているとは言っても15 km走ると翌日にダメージが残るくらいだ。
そもそも、フルマラソンを走る人たちが、どれだけのトレーニングをして本番に臨んでいるのか、分かっているのか?と、今なら言いたい。

去年、何となくで山手線を1周歩けてしまったのが悪いんだろう、きっと。


1. 42.195 kmをジョギングしてみたい

ジョギングを始めてそれなりの期間が経ち約15 kmを走れるようになったので、ひょっとしたら行けるんじゃないか?と思ったのがキッカケだった。
普段は10 km/h (6 min/km)を若干上回る速度で走っているのだが、世間的なジョギングの速度は8 km/h (7.5 min/km)と言われているので
このペースならもっと長い距離でも走れるんじゃないか・・・そんな思い付きから始まったのだ。

走るのは決して楽しくないわけで、折角だからマラソンコースとして妙に人気のある東京マラソンのコースを走ってみようと画策していた。
決行は2019年5月2日。前日夜の天気予報では天気は晴れ一時雨、降水確率は午前10%、午後60%だった。早朝から走り始めたとして、
8 km/hで42 kmなので5時間〜6時間で完走できれば雨の降り始めくらいで終了できるのでは?という見積もりをしていた。


2. さぁスタート


都庁前からスタート。9:12。どよ〜ん・・・。

東京マラソンのスタートは東京都庁前。時刻は9:12。これがスタートだった。とりあえず、このスタート地点が見つからなかった。
コースマップとiPhoneの地図を見比べながらウロウロと歩き回って、高架道路であることに気づくまでにしばらくかかったのだ。

で、やっと場所を見つけて都庁を撮影したのだが、この時点でポツポツと雨が降っていた。晴れじゃなかったの?と思いながら出発した。
きっとこの後は晴れるだろう、と信じて。

そして走り始めて気づくのだ。どこで何kmか分からないのでペース配分が分からないのだ。そして、道が分からないまま走るというのは
意外とペース配分が分からず苦しいのだ。そしてもう1つ、重大なことがあるのだが、それはまた後で。


3. 本降りに

スタート後、雨はどんどん強くなり、本降りになる。本降りになったからと言って、止まるわけにはいかないので、雨の中でも走り続けた。
ウエストポーチに財布やらiPhoneやらコンデジやらを入れているので、びしょ濡れになるのをどうやって避けるかだけを考えて
走っていた。

カメラを取り出して写真を撮ることもできず、ずぶ濡れになりながら走っていた。
晴れって言ってたじゃん・・・。


4. 日本橋


日本橋。10:44。みんな、傘をさしているでしょ?雨なんです。

ここで10 km少し手前。やっと雨を凌げる場所を見つけて、やっと写真を撮影した。10 km地点で1時間半。ペースとしては6.7 km/h。
ペースが遅い。雨のせいだと思いたい。


5. 浅草

浅草に近づいた頃に雨が上がる。服とかは乾いていくのだけど、一気に気温は上がるし、日差しが苦しくなるし、ムワッとした不快な空気になるしで
苦手要素が積み上がっていく。


交差点でふと見えたスカイツリー。一瞬元気が出た。浅草駅のあたり。11:29。

雷門だ。すごい人数。キティさんは人力車ともコラボしている。11:32。

雷門で15 km手前くらい。2時間20分なので、ペースとしては6.4 km/h。気温が上がってさらに走るのがキツくなっている頃。
この後、コンビニに入ってイートインスペースで座って昼ごはんを食べた。ただ、座って休んだ後のペースは更に落ちた。


6. 門前仲町

地下鉄門前仲町駅の付近で20 kmあたり。もう写真を撮る気力もなかったのだけど、最後の交差点を曲がってから5 km走ってここまで来て
そのまま5 kmを戻るということが起こる。

私はこれができないのだ。走ってきたところをそのまま戻るというのがモチベーションが湧かないのだ。周回コースも飽きて苦手なのだが
ただ戻るというのが厳しい。疲れもあって、ここで心がポッキリ折れた。

走る気力も無くなるし、足はつるし、暑いし・・・。清澄白河のあたりで走れなくなり、JR両国駅からJRに乗って帰宅した。
大体ハーフマラソンくらいの距離が限界でした。



歩いている途中で見た水門。カッコイイ。

ということで、マラソンの距離は無理でした。もうしばらく精進します。
水門がカッコよかったので、水門を巡ってみようかな・・・。

小ネタTOP