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砺波平野へ

2013年04月30日


毎年のように、5月の大型連休にはあちこちに出かけている。
古い話では広島に行ったし、 その勢いのままで日本最西端まで 足を伸ばした。
(日本最西端の方は途中でサーバーを移動したので背景画像が飛んでしまっている・・・)
黒部ダムに行って惨敗し、24時間営業の空港で一晩過ごしてみた事もある。
どうやら去年は何処にも行かなかったようだが、別の用事があったのだろう。


1. 実はやりたい事がある

結構前からやってみたい事がある。
地理の典型的な地形の写真を撮る
というのがそれだ。

一体誰が喜ぶんだという話はさておき、扇状地や河岸段丘、海岸段丘など、地理の授業で習ったような地形を
写真に撮って集めてみたいというものだ。地理好き以外は誰も喜ばないようなものだ。

例えば、扇状地であれば山梨県の甲州市勝沼〜笛吹市のあたり、笛吹川の支流の京戸川、中央道釈迦堂PAから南東方向に
かなり典型的な物が見られる。陸繋島であれば神奈川県の江ノ島、海岸平野だと九十九里浜、河岸段丘だと群馬県の
沼田市のあたりだろうか。そんなわけでカルデラを見に阿蘇山にも行ってみたいし、日本にはないケセタ地形なんかも
見てみたい。

しかし、これには大きな障害がある。
撮影に適した場所に行けない
のだ。

地形なんてのはそんなに小さな物ではないので、その辺り一帯を一望できる場所に行かないと、それっぽい
写真が撮れないのだ。地図を見れば想像はできるが、写真にはならない。先の扇状地であれば、中央道の釈迦堂PAから
見えそうな気もするが、すぐ近くに大きな建物があるらしく無理っぽい。ヘリコプターでもあれば
どこでも撮れるのだけど・・・。


2. 見つけた!

そんなこんなで、ぼんやりと調べていたら見つけてしまった。
夢の平散居村展望台
散居村で有名な富山県砺波市にある展望台で、散居村の風景を一望できるというのだ。
地理的に有名な散居村、その撮影スポットまで提供してくれるというのだ。

どんなWebページを見たかは自由に検索して頂くとして、写真を見る限り、着いてから10分も経たないうちに
家路につきそうだな、という雰囲気はたっぷりとあった。それでも行かねばなるまい。


3. 着いた

これが散居村展望台だ。


散居村展望台。上の方に人がいるのが分かるだろうか?そこまで階段で上がる。

写真が無駄に大きいのは枚数の都合で、次も大きくしたいから。
もっと別の角度から撮れば全体を撮れたのかもしれないが、そんな気力はなかった。

そんな散居村展望台から見える、美しい散居村の風景はこんな感じだ!


散居村展望台から見える風景。

ガスってる・・・。
ちょうど田植えの準備をしている状態で、代掻きが終わった田んぼも見える。
全部の田んぼに水が張られていればそれはそれで良かったのだろうけど、どっちつかずで中途半端。

まぁこんな事もありますさ。特に、ガスについては自然相手なので仕方ないと言えば仕方ない。

500 mほど離れた所には散居村展望広場というのがあり、バリアフリーな展望施設もあるのだが、
写真に撮ってしまえばあまり変わらない。一度、それとは知らずに展望台を通り過ぎて広場の方に
先に行ってしまった事を付け加えておこうと思う。


さて、これで目的は果たされた。本当に滞在10分になりそうだったのだが、その辺、今回はぬかりがない。


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