ダンスボランティア『夢のダンス』


【 ダンスボランティア『夢のダンス』とは・・・? 】
ダンスボランティア『夢のダンス』その活動理念
健常者と障害者が手をつなぎ、ダンス音楽を楽しく聴きながら、軽く揺れる事によって得られる“心身の活性化”を目指す。
加齢及び、障害を受けたため運動能力の低下している障害者と高齢者の、身体と心両面の活性化を図ることを期待して、活動目的とする。
ダンスボランティア『夢のダンス』の目標
自分を見つめてくれる人に手を取られ、ダンス音楽を聴き、踊る(揺れる)楽しさは、何ものにも替えがたい愉しさ、と理解する“ダンス愛好者”の持つ力を役に立てる。
エネルギーのあふれるダンス愛好者の優しい配慮で、障害の程度に合わせて、ゆったりと、リズムに乗って揺れることで、ダンスの楽しさを共有する。
この活動で、障害者の心身の活性化に役立つことは、大いなる社会貢献であるだけでなく、ダンス愛好者に“こころの活性化”をもたらします。
ダンスボランティア『夢のダンス』その活動方法
各地の施設を、ダンス愛好者が『夢のダンス仕様のテープ音楽』を持参訪問して、障害者と手をとりあい、音楽を聴きながら軽く揺れ、ダンスの楽しさを共有する。(一緒に歌う事も含む)
将来的には、ダンス愛好者がリーダーシップをとり、地域的な社会貢献として、毎月一回位の定期的な活動となるように、願っています。
【夢のダンス仕様】の音楽
=夢のダンス仕様の音楽で、心でもダンスを味わい、身体でも楽しむ=
< 聞いて、唄って揺れただけなのに、ダンスをした気分になれるような音楽>と、草村礼子の挨拶を含む第1集が完成。

お年寄りの少し遠くなった耳にも馴染むダンス音楽創りを、ダンスバンド・バックビートのエディ田中さんと大村梨花さん・小島信さんに、、お願いしました。
誰でも知っている歌・もの覚えの悪くなったお年寄りが現在も覚えている、懐かしい曲と童謡を中心に、アレンジ。共に口ずさめるように歌も加えて、ダンス音楽の乗りで作成。
デモ用の、ダンス音楽を6曲加えました。

☆ 活動の最後には、何組かのダンスボランティアさんが、一曲おまけとしてきれいなスカートを靡かせて、フォーメーションダンスなどのデモを演じるのも良いと思います。ボランティア活動に張り合いが持てます。
ダンス愛好家は勿論・ダンスは出来なくても参加OKで、十分に活動可能です。特に男性ボランティアの参加を多くして、女性が多い訪問先のニーズに応えたいの。


【ダンスボランティア『夢のダンス』の実践方法】
<会の進め方>
1) 草村礼子の『夢のダンス』その活動理念説明と当日の団体リーダー自己紹介
2) 1頁にある『夢のダンス』の目標と活動のネライを説明する
3) ボランティアに訪問している団体の紹介と、参加者も各自楽しく(ニックネームなどで)自己紹介
◎実際の活動方法(参加するボランティアさんと司会者は、お相手する障害者に対して、人間としての敬意を持ち、明るい声で分かりやすい話し方を目指す=障害者だからと,幼児に話しかけるような声や、話しかたをしない)
<会場の作りかた>
会場は全体がダンスを共有して楽しむ大きな輪になる感覚で、設定されるのが望ましい。事故の起こらないように配慮し、設定する。

※但し、立てる人が踊るスペースと、座ったままの人たちの場所は、一体感を失わないように心を配る。
<説明の言葉と実践方法>
司会者は、参加者の様子を見ながら下記の内容を、ご自分の言葉で話しかけて、進行する。
  1. 社交ダンスは、男性と女性が手を取りあい、心をひとつにして音楽を聞くことからはじまります。
  2. 手を取りあうために、男性と女性が向き合って組みになってください。
  3. 向き合いましたか。心を合わせるためにご挨拶をします。ニックネームや名前だけでO・Kですから名乗りあいましょう。
  4. 社交ダンスは、王子様とお姫様の気分になって、相手を大切にするのが大事です。紳士とレディのたしなみですから挨拶は欠かせません。
  5. ちゃんとお相手の目を見て挨拶が出来ましたか。
  6. いよいよ、男性と女性が手を取りあいます。
  7. まず、立っている人がリーダーになります。ふたり共座っている組の人は、男性がリーダーです。
  8. リーダーは掌を上に向けて、両手を優しく差し出してください。お相手はその手の上に両手をのせてください。そうです、王子様とお姫様の気分でどうぞ。
  9. 音楽スタートしてください。
  10. 恥ずかしいかもしれませんが、手をつないでいるお相手の目をみてください。王子様とお姫様ですから、お互いに見詰め合って音楽を聴きますよ。
  11. 誰でも知っている懐かしい歌ですから、唄いましょう。歌いながら踊ると楽しさ倍増です。楽しい時は身も心も活性化します。活性化すると血の巡りが良くなって、痛みも軽くなってゆきますよ。
  12. さあ、リーダーさんは両手をゆったりと優しく、右に左にと軽く揺らしてみてください。歌えない人も唄っている気分でどうぞ。
  13. ムリをしないで音楽に合わせて・唄いながら、ゆったりと軽く右に左に揺れてください。(ゆったりと声を掛けながら頃合をみて次に進む)
  14. さあ、リーダーの交代です。手を上に乗せていた人が、今度は掌を上に向けて優しく差し出します。
  15. お相手のパートナーさんは、その手の上にそっと手を置いてください。
  16. 新しいリーダーさん、今度はあなたがリードして、ゆったりと軽く右に左に揺れてください。音楽を聴いて、唄いながら楽しく優しく揺れましょう。(障害のある人のリードを感じて下さい=揺れ幅はちいさくでも、障害者本人が自分の意志で揺れることがネライであり、大事な点です)
  17. 大きく揺れなくても大丈夫です。社交ダンスは男性と女性が心をひとつに合わせるのが大切ですよ。リーダーさんの揺れかたに合わせることが大切です。
  18. 以上のような感じで、曲の途中で数回のリーダー交代を促す。
  19. 一曲終了したら、パートナーチェンジをする。
司会者は適宜声をかけ、参加者にエールを贈り、障害者が意欲を持って動けるように励ましましょう。
笑いは人の心身を多いに活性化させます。同じ人と踊りたいとか、手をギュッとつないだままの人など、ダンスは我がままもでますがユーモアのある言葉でサポートしましょう。

以上のような形で進行をして戴くと、皆さんの顔、表情が終了時には全く違っているのに気付かれると思います。次回の訪問の約束まで出来ると最高ですね。

<終りの挨拶>
参加ボランティアの皆さんに、お任せします。皆さんの素直な感想を言って終りにしてください。
障害のある人も、車椅子の人も、施設のスタッフの人も、ボランティアの人も皆が笑顔になっていて、会は拍手で締めくくれると【夢のダンス】の発案者は信じています。
☆長い文をお読みくださって、ありがとう。ご参加お待ちしています。草村礼子。


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