熱かった。
夏は暑いに決まっているし、7月生まれのわたしは暑さを苦にしない。
だが、暑さにもずいぶんな違いがある。
ヨーロッパ中からタンゴを愛する人が10万人も集うセイナヨキの町の暑さは、東京の蒸し暑さとは違っていた。
お日さまの照りつける屋外の広場でも唄うタンゴに合わせてタンゴを踊る。
白夜のフィンランドは、夜11時でも昼のように明るいの朝踊る人、夜中に踊る人さまざま。
で、気をつけないと眠る時間は無くなる!!
4泊5日だけの滞在だったが、わたしも広場で踊った。
おそらく、日焼け止めクリームを塗っていたのはわたし一人だったでしょう。
上半身裸になっている男のひとも少なくなかった。
短い夏の日差しを存分に浴びて踊る。
首筋に吹いてくる風を、流れる汗と共に、感じながら踊ったフィイニイ風のタンゴには、参加した人たちだけが持ちうる感動かも。
近い場所なら、来年も行くのになあ。