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【ヒカルの碁:コミックス1巻】 99/04/28

「ひかるの碁」:ジャンプでの順位が高いからどんな作品が気になってたので、コミックス化を機会に読んでみました。結構おもしろいですね。少年マンガらしい熱さを感じさせる作品でした。先が楽しみ。


【ヒカルの碁:コミックス2巻】 99/08/04

「ヒカルの碁2」(ジャンプコミックス)。楽しみに待ってたので嬉しい。これでやっとジャンプでの話と繋がりました。なるほど、こういう展開だったのね。
「佐為…打って…」のヒカルがむちゃかわいい……きゅんとしました。うーん、ハマってしまうかも。加賀くんっておもしろいキャラだと思うんですが、これから先はでてこないのかしら。彼と筒井くんのコンビって楽しい。


【ヒカルの碁:コミックス3巻】 99/10/04

・「ヒカルの碁3」:いやあ、待ってました!!表紙がアキラです。いやあ、美しい。今回のヒットは海王の部長ですか。麗しいです。ジャンプ本誌の方でも素敵ですが…ジャンプ本誌といえば、これからのヒカルの目標が院生→プロということになったみたいですが、佐為の力を使えば軽いのにね。少年マンガの主人公だけに、自分の力で戦って行くキャラじゃないと成立しないのはわかるけど、たまには佐為にも強い相手と打たせてやりたいです。


【ヒカルの碁:コミックス4巻】 99/12/02

さてさて、「ヒカルの碁」。今回収録されてるインターネット編のあたりなんて、本当にワクワクします。ネットの噂の中に潜む最強の打ち手なんてね。普通のマンガであれば、このネタだけでも数巻はひっぱれるだろうに、あっさり終わらせてしまうあたりがこのマンガのよさでもあるんだけども。
それにしても緒方先生!!うう、妖しくて素敵すぎです。このマンガでの今の私のイチオシなの。5巻には私室がでてくるんだよねー、はやくコミックス化してくれないかな。岸本部長が三谷くんをいたぶる(?)姿にうっとり。カッコいいですなー。
さて、この「ヒカルの碁」。ジャンプ連載中の囲碁マンガです。ヒカルという少年に、藤原佐為という平安時代の幽霊がとりついたところから話は始まります。囲碁を愛するあまり成仏することができなかった佐為。ヒカルは最初は囲碁に全く興味がなかったのですが、やがて囲碁の道に入っていく…という話です。
少年マンガでは主人公は「最強」であり、また成長していくものであります。主人公が強さが発揮されるシーンが爽快で気持ちいいのですが、それと「成長」を両方ともやろうとするとどんどん強い「敵」を作る必要がでてきて、「強さ」のインフレが起こって話が崩壊していくこともままあります。
さて、「ヒカルの碁」の場合は、「強さ」は佐為が、「成長」をヒカルが担っているという風にわけているあたりがうまいなあ、と。
あと、この作品の魅力は個性的なキャラと、話にリアリティがあるところでしょうか。幽霊が取りつくという部分さえ除けば、設定、展開には全く無理な部分はありません。もちろんストーリーだけではなく、小畑さんの絵のうまさがキャラの魅力やリアリティを支えているんでしょうね。目までちゃんとかき分けている絵描きさんってそんなに多くないですもの。(子供向けの少女マンガ系では、髪型が違うだけのキャラしかかけない人のなんて多いことか…)
とにかく、囲碁を全く知らなくてもおもしろく読めますよ。今だとまだ4巻しかでてないんで、興味があったら読んでみてください。おもしろいから。

今の不満は、佐為の対戦が全くないこと。これからはヒカルが自力で戦っていくことになるから、佐為は先生役でしか出番がなくなってしまうのかなあ。このマンガではおそらく佐為が囲碁については最強キャラなんでしょうが、そのあたりをはっきりさせるためにもぜひ塔矢名人との対戦をみたいですよね。実現してほしいけど、どうやれば…。そうするとインターネット編があれであっさり終わったのがもったいなく思えるけど、きっとこの作者のことだから何か手を考えてるんだろう、と期待はしています。


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