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【ヒカルの碁:第75局「勝者は1人」】 00/07/03

「ヒカルの碁」。第75局「勝者は1人」。日本棋院の記者たちが日韓戦の話題を。日本が押されつづけてるという話がでてて、今回の韓国系碁会所ネタがあるということは、プロ編に入ると「対韓国戦」ネタがでてくるのは確実でしょうね。それにしても倉田さん、もう6段ですかっ。…いつになったら本編登場かなー。まあ、ヒカルがプロに入ったら「若手台頭」の旗手として颯爽と登場してくれると今から期待はしてるんですが。個人的には総攻って感じのキャラだと嬉しい。
秀英とヒカルの息詰る対局の中、現れたのはなんと海王中囲碁部顧問のユン先生!! うわー、まさかここでユン先生がでてくるとは。先週の感想で書いたけど、海王中囲碁部の顧問が韓国人であったのは韓国系碁会所編→プロでの対韓国戦への布石だったと気がついたんですが、まさかユン先生がそのまま再登場するとは思いもしませんでした。よく考えみると、ユン先生って「佐為ジャンクション状態の強いヒカル」と「へたっぴヒカル」の両方の一局をみてる数少ないキャラなんですよね。(他に両方みてるキャラはアキラと筒井さんと加賀くんのみ。)そういう意味では今回の再登場も何か先に繋がるんでしょうか。ま、一番単純なのは、アキラに今回の話をして煽り役となるラインだけど。
ヒカルが最後に打った手は、周囲は失着と判断したようですが、佐為の表情からするともっと深いヨミがあるのか…ヒカルの天性のカンが冴えた瞬間となるんでしょうね。
で、来週の展開予想。予告からしてヒカルの勝ち。秀英とはこれで因縁ができ(和解にはならんと思う)、数年後の若手プロの韓国との交流試合で再会…になるんじゃないかな。
それにしても今週の伊角さんはめちゃめちゃ美人さん。小畑先生ってアクの強いオジさんかかせてもうまいけど、本来は美形描きだから、美人を描く方が楽だったりするのかなあ。


【第76局「オレの名は」】 00/07/10

秀英との対決、ヒカルの悪手かと思われた手は先の先を読んだ上での有効打だったことが判明(佐為だけ分かっていた)。これが本当に読みきったものか、それとも感覚的に打ったらそうだったのかは不明だけど。(今までもヒカルは「悪手とも好手ともとれる手を直感的に打つという表現はあったわけで)
白熱した戦いはヒカルの1目半差で勝利。秀英、負けたことが悔しくてぼろ泣き。こういうのは年相応で子供でかわいいねぇ。プロとなってヒカルと再戦することを誓う秀英。これが数年後の日韓新鋭戦への伏線でしょうね。
さて、ユン先生の登場。ヒカルの碁を褒め称え、最初にみた(佐為が打った)碁も「たしかにキミが打ったものだと」。保護者的にヒカルが誉められるのを最初は単純に喜んでいた佐為だけども、自分をみてほめられたことが嬉しくて舞い上がり、「塔矢の中の佐為だっていつかオレが消してみせるさ」というヒカルの言葉にかすかな不安を覚える佐為でした。
でもユン先生の登場がこういう展開に使われるとは。今回のエピソードは、若獅子戦での緒方さんに語りかけた佐為の1人芝居からこうやって繋がってきたわけですな。ユン先生が佐為をジャンクションしたヒカルと、弱い素のヒカルを同時にみたキャラであることをこうゆう有効打にするわけね。ユン先生が最初にみた佐為の対局は、「ヒカルに見せるための一局」であって佐為の全力ではないけれども、佐為の存在がこうやってなかったことにされてしまう。元々佐為はヒカルにしか見えない不安定な存在なだけに、こうやってヒカルに佐為のアンデンティティーを脅かされる日がいつかくるとは思ってましたが。ヒカルも身勝手だけども佐為もワガママだから、こういう状態にいつまでも甘んじることができるかどうか。
今までうまくいってた二人の間のかすかな亀裂が見えたエピソードでした。
…で、これが今後どう関わってくるか。ありがち展開としては、佐為が自分の存在意義に疑問を感じてしまって、1度消えてしまい、ヒカルも佐為のありがたさをやっとわかってから帰ってくるとか。…でもほったさんがこんなベタな展開をするとは思えないしなあ。
一番いいのは、佐為の存在が碁の強い第三者に見えるようになることだけど。個人的には倉田6段にそれを期待してるんです。…もっとご都合主義な展開だったら、緒方さんが車の事故で死にかけて生還したら幽霊が見えるようになった、とかだったらいいのになー。いや、そんなバカな展開であっても緒方さんの出番が増えるなら私は許すぞっ。
それにしても今回は佐為ファンが怒るだろうなあ。ほったさんはコミックスでみるかぎり佐為のことがかわいくて仕方ないみたいだけど、それでもあの人はストーリーのためならキャラにどんなことでもしちゃうから、人気投票一位のキャラだってどうなるかわかんないもんね。
インターネット碁編での佐為の活躍が胸のすく展開であったように、いつか(ヒカルではなく)佐為の力をみせつけてくれる展開にはなると思うんですけどね。
来週はいよいよプロ試験本選。力をつけたヒカルは破竹の勢いで進むのでは? 今の感じからするとヒカルの合格は確実として、問題はあとの二人ですね。はたして伊角さんは受かるのか?最近のあまりに美しくなった伊角さんをみて、「美人薄命」という言葉がふと頭をよぎってしまうのだ…とにかく、さっさとプロになって、緒方さんに「ようこそ、プロの世界へ」と迎えてもらってください。

今回読んでしみじみ思ったんだけど、「ヒカルの碁」という作品は特定のキャラに肩入れせずに、俯瞰してストーリーの構造を楽しむのが一番かもしれない。これはそういう物語なんでしょう。ただ不幸なことには、なまじキャラが魅力的なために、キャラ萌え文脈で読んじゃう人がたくさんでてくることでしょうか。もちろん私もその1人なんだけど。この作品の場合は、他のジャンプ作品と違って人気のあるキャラであっても甘やかしたりせずに、ストーリーのパズルをはめてゆくことを優先するから、「緒方さん、いつ復活するんだ〜〜〜」「加賀くんカムバック」「三谷くんはどうした」状態になっちゃうんですよね。
コミックスの書き下ろしページをみてるとほったさんはキャラに愛情あるなあと感じられますが、その上でキャラをストーリーを動かすための駒に徹しているあたりがすごいなあ、と。自分のキャラに思い入れがありすぎて、ストーリーが迷走したりいびつになってしまったマンガなんていくらでもありますもの…小説でも多いけどね。…そのあたりが2ちゃんねるの漫画板でほったさんが「豪腕」という称号付きで呼ばれる所以なのかもしれません。

今週のジャンプに載ってた「天下一漫画賞」の審査員がほったゆみさんだったけど、あの短いコメント文字数であれだけ有効なアドバイスを出せるというのはスゴイ。あのほったさんの構成力のすごさは天性のものもあるだろうけど、方法論をきちんと確立した上なんですね。さすが。…これだけの力があるなら、小説とかかけないですかねぇ…いや、小説を書く力が別のものだとしても、ほったさんがプロットを作成して、それなりの力がある作家さんがノベライズして、ジャンプノベルズで「ヒカルの碁外伝」を出してくれないかな。加賀&筒井の高校生編とか、(今の)葉瀬中囲碁部の大会参加の話、あと個人的趣味としては院生時代の緒方さん(と白川先生)の話とか〜。本当は小畑先生に番外編で書いてもらうのが一番ですが、これ以上作業を増やしたら小畑先生もたないだろうし。
やってくれないかなあ…ワンピもハンターもノベライズしているから、無理な話ではないだろうし。


【第77局「本選開始」】 00/07/17

今週の「ヒカルの碁」。第77局「本選開始」。いよいよプロ試験スタート。ヒカルは緊張しつつも、予選のときあれだけ苦手にしていた椿相手も平気に。(そりゃ、河合さんの濃さに比べたら椿なんてかわいいもんかも…)今回のヒカルは頼もしいばかり。気持ちが充実してるから負ける気がしないですね。さて、本選、ヒカルの相手は小心者の飯島くん。予選とは全然違って自信にあふれているヒカルに気おされていました。そんな彼が、和谷くんと伊角さんから、ヒカルを連れて碁会所めぐりをしていたことを聞いて、「ライバル強くしてどーするんだよっ」と激怒。和谷くんは「強くなるやつは放っておいても強くなるものだ」と鷹揚に構えてましたが、伊角さんはそれを聞いて暗い表情に。さて、次週はセンターカラー、「意外なところでアキラ登場」ってストーカー復活ですか? 緒方さん、ついでにでないかなー。
8巻の表紙はアキラだそうですが、うわーん、緒方さんじゃないのね…いっそのこと緒方&アキラで表紙だと別の種類のファンを呼び込めるじゃないかと〜。…ダメ?
いよいよ始まったプロ試験。27戦もある長丁場で、フツーの少年マンガだったら1年は余裕でかかりそうですが、ほったさんだからなあ。とにかくさっさとプロになってください。
ヒカルは合格しそうですよね。今は精神的にも安定しているし、やはり「囲碁をはじめて2年未満でプロ入り」という天才の軌跡を残すためにも。で、問題となるのはあとの二人です。これが通常のジャンプであれば「友情・努力」として和谷くんと伊角さんが「勝利」するんだろうけど、ほったさんですからね。どこの「ヒカルの碁」関係の掲示板でも「伊角さん、受かってほしいけど落ちるだろうなー」って書かれちゃってて。精神的に押しが弱いし、今週の伏線からしてもいかにも落ちそうだもん。…でも裏の裏をよんで「表」になったということで、3人が同期で合格しないかしら。
マジな予想でいえば、ヒカルと越智くんと外来から知らない人1人くらい、というところかなー、と思います。組み合わせでは中盤で伊角さんが和谷くんとヒカルと連戦、和谷くんとヒカルが最終戦のひとつ前ということで、どういうドラマが生まれるんでしょうか。


【第78局「連勝の波紋」】 00/07/24

今週の「ヒカルの碁」。第78局「連敗の波紋」。これってタイトルミスなんじゃ?「連勝の波紋」では? さて、今週はセンターカラー。やっぱり線が美しいですなあ。でもこんなに頻繁にカラーがあって、大丈夫かしら小畑先生。でも巻末のメッセージからすると9月に休みがあるそうですが、一週休んだりするのかしら。…いいかげん休ませてあげないと、と思いつつたとえ一週でも読めないと寂しいな。さて、本編。飯島くんに勝ち、見事6連勝を達成したヒカル。他に6連勝なのは越智くん、伊角さん、和谷くん。椿とか案外弱いのね。ということは合格争いはこの4人に絞られたんでしょうか。 …とはいかないだろうなあ、ほった先生だから。
今週のクローズアップは越智くんで、自宅(豪邸)にてプロを呼んで指導碁を。祖父が越智くんに甘いらしく、「毎日でもプロを呼んで指導碁を」と言ってますが、自宅にまで呼ぶなら一回数万円はかかるよね、たしか…でもあんな豪邸に住んでる人からするとはした金かしら。あと、緒方さんもこうやって自宅に呼ばれて指導碁というのもやってるのかしら〜、と妄想。あんな外見だとまるで出張ホストみたい…さて、元に戻って。祖父がプロ試験合格の心構えを聞くために、去年トップ合格のアキラを指導碁に呼ぶことを提案。越智としても、プロになってからのライバルであるため、1度手合わせをしたいと思ってる様子。
一方、アキラは日本棋院のホームページでプロ試験の状況をチェック。ヒカルの6連勝に驚き、ヒカルの実力がどの程度が知りたくてたまらなくなる。ちょうどそのとき、日本棋院からアキラに電話が。訪問指導碁に最初は乗り気ではなかったアキラも、プロ試験を受けている院生相手ということで「いきます!!」と。さて、アキラくんの生活環境が垣間見えましたが、某所の書き込みとかによるとパソコンはキーボードの配列からしてPC98だとか。ブラウザはネスケですね。マウスはホイールつきですか。これって小畑先生のパソコンと同じなのかな? アキラを電話口に呼んだのは母親でしょうか、それとも家政婦? アキラのところなら「アキラさん」と息子に「さん」付けで呼びそうですね。きっと和服の似合う人に違いない。
先週、今週と出てきた情報から対戦表を作成した方がいまして。今日の「本日のURL」の「筒井の碁」の「感想」から第78局をみると、そこからリンクしてあります。それによるとヒカルは最後の二戦が和谷くん、越智くんだとか。和谷くんの場合は、最後はフク。(フクのフルネームも発覚。福井雄太で12歳。)和谷くんはフクを苦手としてるだけに、最後で苦手を克服して合格かしら?
今週の小ネタ。奈瀬さんのフルネームと年齢発覚。奈瀬明日美16歳。この子も連載当初から比べるとすごくキレイになりましたが、まああの年齢の女の子はびっくりするくらい変わるから。緒方さんもきっと……っていうレベルの変化じゃないからなあ、緒方さんの場合は。
今後の展開予想。ヒカルは次の対戦相手が椿だけども、もうヒゲ恐怖症は克服したし、楽勝でしょうね。アキラと越智くんの対戦ですが、指導碁ではなく本気の試合を望んだ越智くんがアキラに打ちのめされて調子を崩して…という展開はありきたりすぎだもんなあ。アキラも越智くんからヒカルの情報を聞き出すことができるのかしらん。


【第79局「ヒカルVS椿」】 00/07/31

「ヒカルの碁」第79局「ヒカルVS椿」。今回はプロ試験の7〜9日目。ヒカルの7日目の対局相手は予選で苦手とした椿だったけれども、もうヒカルは全然大丈夫。「今度バイクに乗せてね」と言えるほどの余裕。お昼も一緒に食べてたり、何気に仲良しさんだなあ。 お気楽に見えた椿にしても、会社を辞めてまでプロ試験に挑んでいたことが判明。他にもずっとフリーターをしながらプロに挑戦している人や、長野から通ってる人など様々。でもそんな個々の事情があったとしても、プロは勝ったものがすべてだから。…今回のこのエピソードって、「たとえ院生最後のがけっぷちでも、もっと大変な人はたくさんいるんだから伊角さんが落ちても仕方ないんだよ」という前振りかな?というのは考えすぎかしら。ヒカルの勝利を確認したときの伊角さんの顔の暗さがやはり気になるんですよ。(でも美人だ〜っ)これは落ちるための順当な前振りに思えて。
さて、試験9日目までで、全勝はヒカル・伊角・越智の三名。和谷くんは一敗、そのあとをニ敗の本田くん(若獅子戦でアキラと一回戦で当たっていた彼だ)が追いかけています。勝敗予想ですが、ヒカルはひょっとしたら全勝優勝するかも。コミックス5巻131ページでヒカル自身が呟いていた、「塔矢に追いつくためにはプロ試験を全勝で合格する位じゃなきゃ」というのをそのまま実践してしまうのかもしれない。ヒカルの「伝説」を築くためにも。
ヒカルは合格しそうだから、どちらかといえば読者の興味は他の合格者にあるわけで。このまま順当にヒカル・伊角・越智なんてことはないでしょうね、ほったさんだから。中盤の直接対決でどのようなドラマをみせてくれるか楽しみです。
さて、一方アキラは越智くんの家に指導碁に。でもアキラの頭の中はヒカルのことで一杯です。ヒカルが追いついてきたということをアキラも分かり出した、と。
次の展開はどうなるから。まさかアキラも指導碁にいって越智くんを叩きのめすようなプロにあるまじきことはしないだろうし。アキラはもちろん越智くんにヒカルのことを聞くだろうけど、それを聞いて越智くんはどう思うのやら。一応彼もヒカルが「アキラのライバル」を自称していたのは噂で聞いてただろうけど、アキラの口から聞いたらいぶかしく思うだろうなあ。
それより気になるのは、巻末のほったさんの近況報告で「取材で二泊三日の囲碁ミナールに参加しました」って書いてあるけど、「囲碁ミナール」って何? おそらくプロを呼んでホテル宿泊で碁の講習会とか指導碁とかをするようなイベントじゃないかと思うんですが、そういうエピソードも近い将来やるってことだよね。(前に碁会所に取材にいったという話が載ったあとに、碁会所修行編があったし)個人的希望としては「緒方九段との素敵な夕べ(ディナーショーつき)」に「アルバイトに来ないか?」と緒方さんに誘われたヒカル。会場にはアキラも助っ人に来てて…ということをあれこれ妄想してしまいました。なんでもいいからさ、出てきてくれないかなあ、緒方さん…
今回の話にでてきた、「一流大学に行きながらプロ試験に受かった」とか「弁護士の資格も持っているプロ」とかが噂の倉田さんだったら素敵なんだけどなあ。


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