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【批評。】 00/05/31

カードワースの検索をしてて、私立メイヤー学園というサイトをひっかけました。カードワースはゲームのシステムや各シナリオだけではなく、オンライン・フリーソフトの精神を感じさせる自由な空気も魅力のひとつではないかと思うんです。画像やMIDIなどの素材を自由に使ってもいいし、なにより「ゲームに使用するのであれば改変もOK」となっているところが多いのは太っ腹だなあ、と。ホームページ素材集のページなんて、大抵が改変厳禁じゃないですか。それと比べると…
かといって、カードワース界も何もかもがうまくいってるわけではなく、過去にシナリオの批評を巡ってトラブルがあった、という話だけは聞いたことがあったんです。今回リンクしたページは、そのトラブルの内容を詳しくまとめてくれたページ。
まだざっとしか目を通してないんですが、シナリオに点数をつける作業が批判を生んだのは、ソフトの作り手と批評家がまったく同じ土俵に立っていて、かつ金銭の授受を伴わない関係だからじゃないかなあ、と。個人ページの批評も同じような関係式が成り立ちますね。
これが批評される側がステージが上で、かつ金銭授受関係を伴っている場合は点数をつけた辛口批評なんてなんのタブー視もされないじゃないですか。たとえば映画や本の感想とか。
私自身は、製作者にお金を払ってないものに対してぐちゃぐちゃいうのには躊躇してしまいます。だから、古本で買ったり、借りた本にはあまり文句が言えない。(つまらないものをおもしろかったとか、嘘は言えないけどね)
このあたりのことをもうちょっと突っ込んで書いてみたかったけど、どうもうまく考えがまとまらないのでまた今度。
私もカードワースの紹介ページ(というかコーナー)を作りたいなあ、と思ってるんですよ。もっとオタク系女子がカードワースにハマってくれて、ホモゲー…いえいえ、乙女心に訴えるようなシナリオを作成してくれないかなー、って。カードワースはシナリオ作成がそれほど難しくないですから、小説書く技量がある人であれば作成も難しくないだろうし…
うちでカードワース紹介ページを作ったからといってどうなるものもないでしょうが、書評系サイトでは珍しいだろうから、変わった層がやるきっかけになってくれれば、と。


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