日記Selection  ↑目次へ ↓麻弥へのメール
【痛いの、痛くないの。】 00/09/22

9/19の日記に書いた、第14帝国のオフィシャルとファンサイトの関係の話ですが、二通ほどメールをいただきまして。オフィシャルサイドに問題はないこともないのが事実だが(主要メンバーのひとりが批評を嫌っているらしい)、批評をきちんと行っているファンサイトもいくつもあるとのこと。もちろん一部のファンがイタかったからといって、すべてのファンがダメだとは思ってないです。でもそうとられかねない書き方だったのは確かです。申し訳ありませんでした。
ネットにおいては、どのジャンルでも「真性のイタいファン」というのは一部、最初から良識的なファンも一部、あとは悪い人ではないんだけども経験の浅さゆえの「イタい人予備軍」がいると思うんです。私も今はこんなえらそうなこと言ってるけど、通信始めたばかりのことは「たくさんの人に書き込みがみられるかもしれない」ということの意味や「発言の自由と責任」なんてなーんにも分かってなかった。間違ってる部分を指摘されたり、色々なトラブルを経験して、やっと少しはまともになった、というところですもの。
インターネットを使える人は増えていても、実際の使い方は友達とのメールや、ある特定のサイトにしかいかないなど、目的が限定された使い方をする人が増えてきているとか。アーティストのオフィシャルサイトにもそういう人が結構参加してると思うんですが、他のジャンルをみないでそこにしか参加してないと、そこでの体験のみがその人にとって通信世界での唯一の「ルール」の基礎となってしまうんです。それがどんなに歪んだものであっても。そういう意味ではオフィシャルサイトでのファン教育がどれだけしっかりされているかが、ジャンルの雰囲気の形成に大きなポイントとなるのでは? 「本人もファンも棲んでいる水槽の狭さと特殊性に気がついていないゆえのイタさですな。」と書いたのは、そのあたりのことを想定しています。ジャニーズの場合は、オフィシャルサイトが存在しないのと、初期の大手ファンサイトの管理人がわりとしっかりしていたために、(非ネットユーザーの)ジャニーズファン全体のレベルから考えるとかなりまっとうな状態ではないでしょうか。少なくとも、ジャニーズ系でサイトに雑誌からのスキャン画像載せてるようなところはまず存在しませんから。(あってもそれをみた人からすぐに注意が行く)…それでも新規参加者も多いために、常にいろんな問題に晒されてますけどね。
とにかく、特定ジャンルしか知らないと世界が狭くなるのは確か。それはネットだけの問題ではないんでしょうが、様々な体験をするのは財産になるかと。


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