2007年12月4日(火)20:00 - 23:00に開催された第125回ゲーム大会(手本引き)に
掟ポルシェさんが参加してくださいました!
掟ポルシェさんは、ギャンブルはもちろん、普段全くゲームをされないとのことで、
当然手本引きも知らないということでした(手本引き自体がちょっとマイナーなゲームですが)。
簡単にルールを説明した後、ちょっと戸惑いながらのスタートでした。
「手本引きをする掟ポルシェさん」

最初は3点賭けからスタート。
5分ほど500ドールで様子をみながら、おもむろに2,500ドールで勝負!
「最初から勝負する掟ポルシェさん」

その勝負に勝って見事開始5分の段階でトップに!
「開始早々1位になる掟ポルシェさん」

「1位になって笑顔の掟ポルシェさん」

余裕のポーズもいただきました。
「勝利のポーズをとってくれた掟ポルシェさん」

いきなりトップになったので、後姿にも余裕を感じられます。
にこやかにプレイしているのが分かると思います。
「トップになって余裕な様子の掟ポルシェさん」

しかし、すぐに真顔になって真剣にプレイをする掟ポルシェさん。
その鋭い眼光で、胴師の手を見透かしているようです。
「真剣にプレイする掟ポルシェさん」

と、そんな掟ポルシェさんの表情が緩みます。
「思わずほほえむ掟ポルシェさん」

さて、掟ポルシェさんはなぜ、微笑んでいるのでしょうか?
それにしても、素敵な笑顔ですね。
「うれしそうに微笑む掟ポルシェさん」

と、突然、先ほどまでの笑顔が一変し、表情が硬くなります。
「表情が硬くなる掟ポルシェさん」

実は、プレイ中、読みが外れると微笑まれるくせがあるようです。
そう、1位になってからは、ことごとく胴師の数字を読み外し、気づいたら最下位に転落していました。
負けるたびに微笑む掟ポルシェさん。
でも、とても素敵な笑顔なので、見ているこちらも思わず和んでしまいます。
「最下位になってしまう掟ポルシェさん」

トップから最下位に転落。
ここから怒涛の反撃が始まります!
「真剣な表情で画面を見つめる掟ポルシェさん」

勝ったり負けたりを繰り返しながら、ついに、負けた分を取り戻そうと、一気に1万ドールを
賭けました!
果たして、読みは当たるでしょうか!?
「1万ドールで勝負する掟ポルシェさん」

いよいよ勝負のときです。
「勝負」ボタンを押す掟ポルシェさんの表情も真剣そのもの。
「真剣な表情の掟ポルシェさん」

勝負の結果はいかに!?
全ては掟ポルシェさんの表情が物語ってくれます!
「笑顔ということは・・・」

・・・はずれということです。
さすがに1万ドールを失ったショックは大きいのか、思わず机に倒れこみます。
「外れたショックで倒れこむ掟ポルシェさん」

大きく負け越してしまった掟ポルシェさん。
ここで、自らを奮い立たせるために、「最後まで最下位だったらこの腕時計をやる!」
とおっしゃいました。
「負けたら腕時計をプレゼントすると宣言する掟ポルシェさん」

さぁ、大切な腕時計を賭けた男の戦いが切って落とされます。
無事、腕時計をして帰れるかどうか!?
「今まで以上に真剣にプレイする掟ポルシェさん」

しかし、あせればあせるほどドールは増えていきません。
「ちょっとずつあせってくる掟ポルシェさん」

3点賭けから4点賭けに変更して、リスクを減らした戦法をとりますが、当たっても「0.9」の場所で
なかなかドールは増えません。
「4点賭けをするもなかなかドールが増えない掟ポルシェさん」

このままでは最下位決定です。
残り時間も15分。
ここから奇跡の復活はあるのでしょうか!?
「じっと画面を見詰める掟ポルシェさん」

しかし、なかなか当たらずあせり出す掟ポルシェさん。
その表情には余裕が感じられません。
「あせりまくる掟ポルシェさん」

このまま負けるわけにはいかない!
祈る気持ちで胴師の結果を見守ります。
「ドキドキしながら胴師の札を見守る掟ポルシェさん」

見事的中!
久しぶりの大勝利に思わずガッツポーズです。
「ガッツポーズをして喜ぶ掟ポルシェさん」

これで、今までの負けがなくなり、プラスマイナス0の状態に。
このまま一気にトップを目指します!
「復活を遂げ、大喜びの掟ポルシェさん」

残り時間は10分。
トップに返り咲こうと慎重にプレイする掟ポルシェさん。
真剣なまなざしはプロのギャンブラーのようでした。
「真剣に予想する掟ポルシェさん」

しかし、勝ったり負けたりでなかなか今一歩抜け出せません。
残り時間も少なくなって掟ポルシェさんの表情も自然に厳しくなります。
「険しい表情の掟ポルシェさん」

大きく賭けるたびに外してしまう掟ポルシェさん。
このはにかんだ笑顔がかえって物悲しさを引き立ててしまいます。
「負けてはにかむ掟ポルシェさん」

このままではいけない!
残り時間はわずか5分。
ここで、一気に勝負をかけようとまたまた1万ドールで勝負をすることに。
「目を細めて胴師の隠している札をみつめる掟ポルシェさん」

細めた目が見開いた瞬間、それは驚きの表情に変わっていました。
「目を見開く掟ポルシェさん」

「そのままがっくりうなだれる掟ポルシェさん」

「さらにのけぞる掟ポルシェさん」

「後姿からも哀愁がただよう掟ポルシェさん」

すでに最下位に再転落していますが、ここで勝負をあきらめる掟ポルシェさんではありません。
最後の最後で有り金を全部賭けて、最後の大勝負に挑みます!
「最後の大勝負に挑む掟ポルシェさん」

つみあがったドールが掟ポルシェさんの意気込みを物語っています。
さらに、今までの4点賭けをあきらめ、倍率の高い2点賭けに。
これが当たれば一気に上位にランクインです。
さぁ、結果はいかに!?
「全額賭ける掟ポルシェさん」

しかし、結果は無情にも「1」「5」以外の数字に。
「またもや机につっぷす掟ポルシェさん」

最後の最後で大はずれだったため、もう笑うしかありません。
最後まで笑顔が素敵な掟ポルシェさんでした。
「外れて自らの運のなさを笑う掟ポルシェさん」

ダントツの最下位に。
白目をむいて敗北宣言です。
「最下位になって白目をむいてしまう掟ポルシェさん」

結果は最下位と残念な結果になってしまいましたが、やりなれない手本引きを真剣にプレイし、
素敵な笑顔を何度もみせていただき、運営側としてはとてもうれしかったです。
ぜひ、また、ご参加いただければと思います!
大会に参加いただいた後、簡単なインタビューをいたしましたので、ご紹介したいと思います。
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・本日はお忙しい中、パクベガス「手本引き大会」にご参加いただきまして、ありがとうございます。大会に参加され
た感想をお聞かせください
掟「普段ゲームというか、ギャンブルというものを全くやらないんですよ。占い師の人に見てもらったら株とギャンブ
ルだけは絶対やるなといわれました」
・そうなんですか
掟「基本的にあつくなりやすいんでしょうね。それでいて賭け事をやる執念が足らないと思うんです」
・執念?
掟「やっぱり執念があれば分析するじゃないですか。全く何も考えないで賭けるから負けちゃうんだと思います」
・分析が必要?
掟「ギャンブルをちゃんとやっている人は、ちゃんと研究していますよ」
・そうなのですか?
掟「出目なんて見てませんからね。何となくこの数が来るんじゃないかとか、直感だけで賭けていましたけど、それ
じゃダメですよね」
・確かに・・・
掟「流れがきていたらその流れにのって、もっとつっこんだり。ちゃんと当てるやり方があると思うんですよ」
・でも、最初は調子良かったですし、最後も粘ったと思いますが
掟「いやぁ、10回やったら10回とも負けると思うね」
・そうなんですか
掟「たまにね、何年かに1回くらいパチンコ屋に入ることがあるんですが、そのたびに行かなきゃよかったと思うくら
い負けるんです。今回もそんな感じですね」
・次もダメ?
掟「そうでしょうね。研究しようという気にならなければ。やっぱりね、ギャンブルやっているやつらは、ギャンブルに
人生かけていますからね」
・人生を?
掟「人生がかかってないギャンブルはダメですよ」
・ダメですか?
掟「競馬とかで日曜日がつぶれますよね?」
・はい
掟「競馬好きな友人がね、20代の頃に言った言葉ですが、今でも忘れられない言葉があるんです」
・それは?
掟「当たり前のことなんですけど、『馬と女なら迷わず馬だな』といったんです」
・!
掟「日曜日って彼女なんかできちゃうと、競馬なんか行っている暇なんかなくなっちゃうわけですよ」
・はい
掟「だから、彼女作らないとか」
・それはすごい
掟「あるいは日曜日忙しい彼女を作るかと」
・なるほど
掟「どうしようかなと女できそうなとき迷うわけですよ。『競馬いけないような彼女だったら別れるしかないかな』とか」
・まさに人生かけていますね
掟「まぁ、向き不向き好き好きとかあると思いますけど、女に人生賭けられる人って多いと思うんですよ。恋愛とか誰
しも避けて通れないじゃないですか」
・ええ
掟「それと引き換えても、自分の人生を投げ打ってもギャンブルが好きだという人には勝てませんよ」
・馬か女かといわれたら、女をとるわけですよね
掟「確実に」
・(馬のほうを)ちらっと思ったこともないわけですね
掟「思ったこともないですよ」
・衝撃的な言葉だったのですね
掟「うーん、こういう人がいるんだったら、俺みたいな半端な気持ちでギャンブルやっているやつはダメだと思って、
それからすっぱりやめましたね」
・未練をたちきったわけですね
掟「そうですね。人生賭けている人に勝てるわけがない。その分イヤらしいことはいっぱいしようと」
・話はガラッと変わりますけど、掟ポルシェさんが芸能界に入ったきっかけは?
掟「最初のきっかけはバンド活動から始まったんですけど、なんでバンドやろうと思ったかというと、また女でして、
27歳ころに彼女がいなくなりまして。いきなりニューヨークに行きたいと言い出して」
・何年くらいつきあっていたのですか?
掟「7年くらいです」
・えっ!
掟「で、日曜日が暇なんですよ、やっぱり彼女いなくなると。さっきの競馬じゃないけども」
・そうですよね
掟「じゃぁ、競馬やろうかとは思わないわけですよ、そういう馬に真剣な人を見てきているから。今更かなわないし」
・確かに
掟「で、女でもないし、馬でもないし。日曜日がつぶれるものがないかなぁと探していたら、バンドとかやっていると
意外と練習やったりとかして、時間がつぶれるんです。ライブもあるし」
・ですね
掟「バンドやっていればモテるかもしれない、後々彼女ができるとかつながっていくかもしれないと」
・そしてロマンポルシェ。の結成と?
掟「ええ」
・それまでは特に芸能活動はされていなかったんですか?
掟「全くしていないですね」
・そうなんですか?
掟「自分のやっている音楽がポピュラリティのないものだということはイヤというほどわかってましたし。そのままやっ
たとして、レコードやCDの売上がどう考えても1万枚いくものではない」
・はい
掟「それでは飯は食っていけないですよね」
・ですね
掟「生業にならないのはまぁよしとしても、受けないことをやるのはイヤだったんですよ」
・なるほど
掟「まさか自分がバンドをやるとは思ってもみなかったですね」
・はじめたときにはそこまで思っていなかった?
掟「そうですね。全くそんなことを意識したこともなかったですね」
・受けないと判っていながらバンドを始めることになって。
掟「まぁ、ステージに上がるといえばサービス業ですから、やはり受けなきゃ気がすまないですよね。自分のやって
いる音楽はポピュラリティのないものだから、じゃぁ、受けるようにライブの曲と曲の合間にしゃべりをいれようと」
・はい
掟「それで、男とは何かということについての間違ったことを説教するというスタイルになったんです」
・なるほど
掟「やっている音楽がニューウェーブみたいなチャラチャラした音楽なんでなめられがちなんですね」
・なのに曲と曲の間にあつい説教が
掟「ええ、ちょっとおっかない顔をしておけば、そのチャライものがいかにもすごいものに思えてくるんじゃないか
と」
・28まで芸能活動をしていないとして、それまではお仕事を?
掟「エロ本の編集者になりたかったんですよ。2回くらいエロ本系の出版社を受けて」
・エロ本? 書いて大丈夫ですか?
掟「全然大丈夫です。エロ本が作りたかったんです。馬か女でいえば女をとる人間ですから」
・なるほど
掟「だから、ギャンブルファンが競馬雑誌を作るようなもんですよ」
・女が好きだからエロ本をつくりたいと
掟「それだったら自分にとって恥ずかしいことではないから」
・普通の人だったら恥ずかしいと思いますが・・・
掟「幸いにして厳格な家庭に育ったわけでもないので、そういうのをとがめられることもなく働いてたんですけどね」
・はい
掟「ちょうど就職した時期が、女子プロレスがおもしろい時期だったんですよ」
・女子プロ?
掟「就職なんかしていると、1年2年は最低でも会社に真面目にいかなければいけないわけですよ」
・そうですよね
掟「ところが夜の7時とかに始まるわけですよ、女子プロレスが」
・はい
掟「後楽園ホールでやっているわけですよ、近所にいるのにいけない」
・はい
掟「そういう状況になっちゃったわけです、働くことで」
・はい
掟「そういうときに、迷わず女子プロレスとったんですね」
・えっ!? 迷わず?
掟「まぁ、女子プロレスラーといっても男みたいなものですが、あの当時は魅力的に見えたんです」
・おろしろかったと
掟「おもしろかったですねぇ。なので時間的な融通がきかないということだけであっさり辞めまして」
・それよりも好きなことを大事にしようと
掟「そうですね。アイドルのイベントとかもそれと同時に行かなきゃいけないというときにですね、エロ本で素人モデ
ルを撮影してたらいけないわけですよ。日曜日とかに」
・それはそうですが
掟「日曜日にはアイドルのイベントはあるし、女子プロレスのイベントもあるわけですよ」
・はい
掟「仕事なんかしている場合じゃないだろうと」
・アイドルや女子プロとエロのどっちが大事かというと
掟「アイドルと女子プロをとったんです」
・なるほど
掟「で、まぁ、消費者金融とかからお金を借り続けてイベントに行っていたわけです」
・えっ?
掟「それでやばいなと思っているときにバンド活動を始めたわけです」
・!
掟「バンドやりながらバイトしてちょっとずつ返済したりして。現在やっとその借金も返済終わりまして」
・はい
掟「今日にいたるという」
・すごい人生です
掟「それでいてちゃんと女子プロレスのインタビューとかもずっとやってますし、アイドルのイベントの司会とかもや
ってますね」
・そうですね
掟「これを読んでいるギャンブル好きな皆さんも、ギャンブルをやって人生を棒に振っているんじゃないかと思う部
分があると思うんですよ。それと同じように、アイドルのイベントとか女子プロレス見て、しかも消費者金融とかからお
金借りて行っているわけですから、かなり人生を棒に振っているわけです」
・は、はい
掟「棒に振っていると思っていたものが、それがそれなりに経験として積みあがってきて、後々にはそれがちゃんと
仕事になっているわけです」
・す、すごい
掟「だから、人生を棒に振るようなこととて、無駄じゃないなぁと」
・むしろ近道をしたような感じですね
掟「まぁ、最終的に帳尻を合わせなきゃいけないから、それを仕事にするしかなかったんですけどね」
・うらやましい状況になっていますよね
掟「人間20年、30年と社会生活をしていると、向き不向きが分かるじゃないですか」
・ええ
掟「ちゃんと会社でうまくやっていける人って、『俺は会社勤めに向いていない』と思いつつも、できてると思うんで
すよ、意外と」
・はい
掟「社会に入っていくと、『あ、俺なめてんな』と思うことが多いわけです」
・といいますと?
掟「会社とかに入っても、女子プロレスを優先してまともに働かないわけですよ」
・はい
掟「社長直々に『お前首だっ!』といわれたこと何度もありますからね」
・それもすごい
掟「なめているんでしょうね、勤務態度が」
・なるほど
掟「だから、これはサラリーマンにはなれないなと。学生の時には親に楽させなきゃいけないとか思ってまっとうに
就職したんですけど」
・はい
掟「やっているうちに、俺は会社勤めというものに本当に適していないと。肉体労働ならまだしも、固い仕事で頭使う
ことに驚くほど適性がないなと。眠くなるんですよ。俺みたいなのが会社にいたら、人生まっすぐにがんばってる人
に対して失礼。だったらもう、会社辞めて、まっすぐな道からちょっと迂回しようと。人生街道にちゃんと並ばず横入
りするのが仁義だと。ちゃんと裏道通らなきゃ俺の場合ダメなんだなと途中で腹が決まりますよね」
・どの辺のタイミングで腹が据わりましたか?
掟「30くらいじゃないですか。30になるともう一から何かをやることはできなくなるじゃないですか」
・確かに
掟「もう後戻りできませんからね」
・アイドルのおっかけと、女子プロレスはどちらのほうを優先しているのですか?
掟「真剣に見ていたのは女子プロですが、最近はハロプロのおっかけのほうが強いですね」
・アイドルのほうなんですね
掟「普通にファンクラブに入って、コンサートや握手会に行ったりしてますね」
・失礼な質問ですが、中学生とかのアイドルを追っかけるのってロリコンとか誤解されないのでしょうか?
掟「そうですね。ただ、女の子=ヤリたいがすべてかという話ですよ」
・といいますと?
掟「ロリコンというと、小さい女の子に恋愛感情があったりとか、ヤリたいと思ってるってことですよね。ムラムラしてい
る気持ちでアイドルを見ている。それだとさすがにまずいですよね」
・はい
掟「そんな気持ちがあるかといえばないですよ、別に」
・周りが誤解しているだけなのですね
掟「女性であれば誰でもやりたいかといえば、そうじゃないだろうと。たとえば、細木数子さんは女性ですけど、俺が
細木さんともヤリたいのかというと違うだろうと」
・タイプの女性は?
掟「肉体的に豊満じゃないとダメですね。どっちかというとアイドル的なルックスの女の子は性癖的にはナシです」
・顔だけということですか?
掟「顔ではなく、歌声を聴きたいんですよ。日本固有の文化『アイドル歌謡曲』を聴きたいと。それと子供独自の反
応が面白いんですよ」
・といいますと?
掟「ハロプロのBerryz工房というグループに菅谷梨沙子という女の子がいて、小学校4年生くらいから見ているんで
すけど、小学生とは思えないくらい反応が原始的というか」
・幼い?
掟「幼いというか、子供にしか出来ない間違った答えが一杯出てくるからおもしろいんですよ」
・そうなんですか
掟「例えば、一般教養クイズで『四国4県を答えなさい』というのがあって、他の子は『高松? 徳島? 岡山は?』と
かいっているのに、菅谷梨沙子は1人だけ『四国って何?』と」
・そこからですか!
掟「四国って何? といっている様子が一杯一杯でたまらないんですよ。知らないことを恥だと思ったらそんな台詞
はいえないし」
・なるほど
掟「処理能力の低さって愛らしいと思うんです。例えば早く動く昆虫とかゴキブリとかは自分が制御できない速度だ
から恐怖感を感じるけど、動作の緩慢なものは制御できるというより、自分が制御しなければいけないんではない
かという保護欲求が生まれてくると思うんですよ」
・ええ
掟「ジャイアント馬場もきんさんぎんさんもかわいいものになりますよね」
・はい
掟「あれも動作が緩慢だったり、処理能力が低いから見守らなければと思うんじゃないかと」
・はい
掟「それと同じで処理能力が低いことに安心感を覚える。安心してこちらが保護者的というか、そういう見地で見られ
るというか」
・なるほど
掟「アイドルを好きになることとか、大人が13歳の女の子を好きになることとか、全然別に恥ずかしいことじゃないん
だよっていう一つのサンプルみたいなのを、若い子たちに示してあげようと」
・堂々としていればいいと
掟「アイドル好きな男の子たちにいいたいのは、屁理屈も面白ければ通るし、通った瞬間にそれはエンタテイメント
になるよということですね」
・しょこたんのように、アイドル好きの男性の英雄になるかもですね
掟「まぁ、英雄にならなくても、君がやっていることは、そんな恥ずかしいことじゃないからと。大体アイドルをおっか
けている男の子って、性欲だけがモチベーションの人は逆に少数派だと思うんです」
・といいますと
掟「生身の恋愛やセックスがそんなに得意じゃないからこそ、アイドルを追いかけているという部分はあるのかなと。
単に女性とコミュニケーションをとるのが苦手だったり、極端な早漏や遅漏だったり、あるいは自分がブサイクである
ことを悲観していたり」
・はい
掟「だからこそ2次元でもないし、正確には3次元でもない、2.5次元に存在する、ちょっと遠くの存在であるアイドル
というものを好きになるということです。直接的な肉体のコミュニケーションを求めているというのではないんだから、
好きになるのはどんな部分だっていいはずです。自分の場合はそれが歌声の美しさや、子供なりの放縦さだったり
するだけで。美しさや放縦さとセックスすることは出来ないし、そんなものをズリネタにするのは変態のやることであ
って。なんでもかんでも性欲に直結させてしか他人の趣味嗜好を推し量れないのは下品だし、失礼だと思います
よ」
・なるほど
掟「13歳の女の子を好きになる=ロリコンと考えることはない。性器だけが人間のすべてじゃないだろうという話で
すね。この理論がもし気に入ったら採用していいからという感じですね」
・また、話が変わりますが、掟さんにとっておもしろいとは何ですか?
掟「バンドらしくないバンドはおもしろいですね。ロックンロールも50年60年と歴史があるから、もう出てきた当初と同
じような刺激はないと思うんです。音楽は刺激であり続けて欲しいんですよ」
・刺激?
掟「本道一本でやり続けることに自分は意味をまったく見い出せない。余計な付加物が欲しいんですよ、刺激のた
めに。ロックンロールを普通にやらず、首に爬虫類でも巻きつけてこいよと。だから、アリス・クーパーは大好きです
ね」
・なるほど
掟「音楽はただのロックのはずなのに、首にヘビを巻いてるからなんかすごいもののような気がしてくるみたいな話
ですよ」
・それにいつ頃気づいたのですか?
掟「バンドやる前から。そもそも自分の好きな音楽がオカマがやっているテクノポップだったりするわけです。音楽
そのものよりもオカマがクネクネしているのが目立っちゃうのがたまらなく面白いなと」
・はい
掟「普通の服着てなんの特徴もなく普通に歌ったっておもしろくない。ステージに立つ以上は振る舞いだけでもイ
ンチキくさくしといてくれと。それが刺激的ということですね。本道には関係ない付加価値がゴテゴテにくっついて
いるのがいいんじゃないかと。それを自分のバンドではやろうと」
・いかにインチキっぽくやるかを普段から考えているのですね
掟「そうですね」
・具体的にはどうやって考えるのですか?
掟「なんだっていいんですよ。ライブでよくキャベツを刻んだりしますけど」
・キャベツ?
掟「だって、音楽にキャベツ必要ないじゃないですか。ライブハウスに行って、いきなりカセットコンロをカチャッとい
れたら何始まるんだろうと思うじゃないですか」
・はい
掟「普通にアンプのスイッチをカチッといれるよりも、カセットコンロのスイッチを入れられたほうが、とりあえず驚きま
すよね」
・そうですね。でも、普通の人は思ってもできないと思いますが・・・
掟「正統派で勝負するには技術がないから。真面目に音楽一本だけで家で作曲活動をしている人には勝てません
よ、四六時中音楽を作っている人には」
・確かに
掟「俺の場合、女子プロレスも見に行かなければならない、アイドルもおっかけなければいけない、家で原稿も書
かなければいけない。その合間に曲を作らなければならない。さぁ、どうしようという話ですよ。時間なんてかけてら
れないし、サラッと曲が作れるほどの技術も才能もそこにはない」
・な、なるほど
掟「曲を書くのは勝てないから、じゃぁ、付加価値で勝負しましょうかと」
・どのように思いつくのですか?
掟「ライブハウスの行きがけに、今日はネタがないな、どうしよう。しょうがない、ミニスカポリスの衣装着てってゴマか
すか、とか」
・ゴマかす?
掟「何か素直にがんばってる人や表現より、素直に本道で勝負出来ないのを必死でゴマかしている人のほうが好き
なんですよ」
・といいますと?
掟「例えば大仁田厚は強いから偉いわけじゃないじゃないですか。もともとひざとかも悪くて全然普通に歩けない。
でも、弱い自分を肯定的に魅力的にごまかして魅せる能力には最高に長けている」
・ええ
掟「強い弱いを競うジャンルだったはずなのに、プロレスに強い弱い以外の軸を開発した。過激さだったり、いかが
わしさだったり。勝負どころなんていくらでも創出できるんだと。バンドだってそうですよ。必ずしも曲の良し悪しを競
うジャンルではなく、人々を魅了するパフォーマンスで、そんなに感動的でない曲を素晴らしく見せれば勝ちだと
思っています」
・最後に将来の夢や目標とかあったら教えてください
掟「もう将来ですからね、今。もう将来っていう年令じゃないでしょう」
・では、20年後どうなっていたいですか?
掟「いまさら真面目な仕事はできないし、20年後どうなっていたいという立場でもないですよ。積み重ねればうまく
いくという人生を歩んでいるわけでもないし」
・でも、今の生き方を後悔されているわけでもないわけですから
掟「後悔しても始まらないですよ。いいわけをいかにおもしろくするか、というところで勝負してるわけですから」
・若い人はいいわけをいいたくないから強がったりしますが
掟「いや、強がったりするのもいいわけじゃないですか。人生って往々にして思うように行かないわけですよ」
・はい
掟「人生がうまく行かないからといって、うまくいくようにがむしゃらにがんばって結果を出すのは若者の特権で、年
をとったらそうは行かないでしょう。ある程度歳をとれば、思い通りにいかない人生に言い訳をつけて自分でなんと
か納得する能力の方が重要になってきます。例えば、フリーターで50いくつの方もいらっしゃるでしょうけど、そこで
現実をしっかりみて悲観してもしょうがない。フリーターであることを肯定的にとらえられる言い訳があれば、それは
それでその人の人生は正しい」
・なるほど
掟「女子プロレス見るのに忙しくて50になっちゃったとか。でもそこで後悔なんかするなよと。チンタラ生きるならそ
れなりの覚悟をもって、自分に対してちゃんと面白く言い訳しろよと。それだけでいいんだから」
・いいわけを堂々といって、かつおもしろく
掟「失笑してしまうくらいのいいわけをいったほうがいいですよ。どうせ、間違った人生を歩んできたんだから」
・(笑)
掟「まっとうな人生をずっと歩んでいる人はかわいそうですよ。いいわけもいえないじゃないですか」
・ですね
掟「それはつまんないですよね」
・ええ
掟「それが怖くて今までちゃんとチンタラ生きてきたたんだと思いますよ。まっとうに大企業に入っても困ることだら
けですよ。例えば日清製粉に入って、明日から君小麦粉を売りなさいと言われても、俺別に小麦粉好きじゃないで
すもん」
・はい
掟「小麦粉を売る能力を問われたくないしね。そんなことで20年30年やってきても、俺にはうまくいいわけできる自
信がない。年収2千万くらいあって、嫁も子供も孫もいて、完璧に幸せな家庭生活を営んでいて。それじゃいいわ
けをする楽しさがない。自嘲できない人生なんて実はそんなにいいものじゃないだろうと」
・はい
掟「俺は小麦粉が好きで好きでたまらないんだ!というんだったらOKですよ。最終的に帳尻を合わせるときに、そ
のいいわけが必要なかったりつまんなかったりする人生はダメだというわけです」
・なるほど
掟「だから、20年後も何か適当な言い訳をして帳尻が合うくらいの人生にしたいですね」
・いいわけをするのが人間だとすると、それをいかにおもしろくするかと
掟「そういうところをみんな見ているんだと思いますよ」
・男はいいわけしちゃいけないといわれていますが
掟「つまらん言い訳だから通らないんですよ。言い訳の質が問われるのが大人の男ってもんです。それにね、みん
ながいいわけできる人生を送っていけたら、社会がなりたっていかないわけじゃないですか」
・だから、いいわけはいうなと
掟「そういう建前は必要ですね」
・それを真に受けて生きていくと、いいわけもできなくなってつらくなるわけですね
掟「真剣に向き合っていれば必ずなんとかなったり、見返りがあるわけじゃないじゃないですか。がんばってもしょう
がない。ギャンブルなんてそうですよね。ギャンブルなんて特に、がんばったらがんばっただけ見返りがあるジャン
ルじゃないからみんな燃えるんじゃないですか」
・なるほど、だから勉強にはあまり燃えないわけですね
掟「ギャンブル好きな人もね、自分の人生間違っていなかったということを、後でおもしろおかしく自分に言い訳で
きればそれはそれでいいんじゃないかと。俺なんか相当恵まれていると思いますよ。これで人生楽しくないなんて
いったら罰が当たります」
・10代、20代、30代と年を重ねるごとにおもしろくなっているという感じですか?
掟「どんどんいい加減になっていますね」
・といいますと?
掟「自分が出来ることの幅は分かっちゃったじゃないですか」
・そうなんですか
掟「20代のときは結構無理してましたよ。もう少しまっとうに男らしいものを追求しようと思ってました。バカバカしい
けど、よく聞けば意外にいいこと言ってるというのが当初は理想だったんですけど、今は単に間違っててバカみた
いなほうがいいと思ってます。他人からバカに見られることがどれだけできるかと」
・だから、テレビの企画でふんどし一丁で川も泳いで渡るは、いろいろなことをされるのですね
掟「バカに見えれば何でもいいと思いますよ。全うに見られたくないわけです。俺は日清製粉に入りたくないからが
んばっているんですよ」
・確かにがんばっています
掟「でも、努力のいるがんばりじゃないですよ」
・いいわけが許されるがんばりなわけですね
掟「いやぁ、全うな社会生活に本当に向いてないだけですよ。みんな向いてないっていうけど、俺、本当に向いて
ないと思う」
・自信を持って?
掟「自信をもって向いてないといえますね」
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インタビュー後には色紙にサインしていただきました。
「掟ポルシェさんのサイン」

「掟ポルシェさん使用の腕時計」

こちらの直筆サインと腕時計を抽選でそれぞれ1名様にプレゼントいたします!
ご希望の方は、以下のお問い合わせフォームに、ハレハレゲームランドにご登録いただいているメールアドレスと
「サイン」もしくは「腕時計」とご記入の上、送信してください。
締切は12月10日(月)23:00まで、当選発表は発送を持って替えさせていただきます。
皆様のご応募心よりお待ちしております!
掟ポルシェさん、本当にありがとうございました!!
次回は、12月11日(火)20:00〜より「飯伏幸太さん」が参加してくださいます!
どうぞ、お楽しみに!
<記入例>
yanagisawa@aiia.co.jp
サイン
『今までの参加者』