Histoyといっても、大きなイベントに出たわけでもないし、有名なメンバーが在籍していたわけでもない。
そこで、活動の大まかな推移などを、年代順に追ってみようと思う。
- 1983
- 某大学のサークルバンドとして、ucchiにより結成される。
しかしながら、F.ZappaとKing Crimson、東京ロッカーズなどに多大なる感化を受けていたucchiが曲を作っていたためか、VoのWataruの指向性のためか、そのころのサークルの異常な雰囲気のためか、結成当初からアングラなノリを秘め、プログレなどもカテゴリーに入れた独特のサウンドを展開していた。
- Personal:
- Wataru : Vo
- ucchi : G
- Shouji : Key
- Nagai : Bass
- Matsunaga : Drums
- 1984
- このころから、当時ポジパンのメッカだった新宿JAMでライブし始める。結構面白いことをやっていたと思うんだけど。ADAM-SITESがなぜかポジパンと称されていたのも、このころである。
ドラムのShiobaraの手数王的な超絶ドラムが際だっていた。「ビデオでパップル」とかいう企画ビデオにちょっとだけ収録される。
練習スタジオで1発録りで録って編集しただけのテープをデモテープとして販売。
- Personal:
- Wataru : Vo
- ucchi : G
- Tanaka : B
- Shiobara : Drums
- 1986
- 7月(?)の渋谷ラ・ママのライブを最後にベースとドラムが脱退。因みにこのときの対バンは、幻覚マイムでした。
- 1987
- 新メンバーを入れて活動を再開するが、ucchiが職場で右手人差し指に3針縫う怪我をしたり、サウンド方針がまとまらなかったりと、いろいろと低迷する。早稲田講堂でのイベント出演などもあった。余り面白くなかったが。
- Pesonal:
- Wataru : Vo
- ucchi : G
- Nagai : B
- (Bob : B)
- K-Taro :Drums
- 1988
- いきなりポップ路線に走る。バンド名まで変えてしまった。曰く「付点512分音符」。
このころ真っ盛りだった「イカ天」に影響されたものかどうかはわからないが。
初のレコーディングを行う。
1989年大晦日のオールナイトライブを最後にベースのTajmaが脱退してしまう。
- Personal:
- Wataru : Vo
- ucchi : G
- Tajima : B
- K-Taro : Drums
- 1990
- 3-Pieceバンドになって、しばらくポップ路線でやっていたが、大低迷。バンド名はADAM-SITESに戻す。
そのうちucchiが破滅した歌詞を書き始める。
- Personal:
- Wataru : Vo&B
- ucchi : G
- K-Taro : Drums
- 1991
- またまた方針を変え、「速いヤツをやろう」。 ドラムのShiratoとベースのMOMOJIを加え、コア〜スラッシュなどを中心としたバンドになる。
超絶コアバンド「地獄まんぢゅう」などと知り合いになり、高円寺20000Vなどでライブをやるようになる。
2度目のレコーディングを行う。
- Personal:
- Wataru : Vo
- ucchi : G
- Momoji : B
- Shirato : Drums
- 1992
- 地獄まんぢゅう主催のオムニバスCDに2曲収録。
- 1993
- いろいろあってucchiがキレ、いったんバンドを解散。その後、ucchiがVoとしてADAM-SITESを再開する。
この段階で、現在までのADAM-SITESの固定的なスタイルが確立する。
友人に手伝ってもらい、カセットMTRでのレコーディングを行う。
- Pesonal:
- ucchi : Vo&G
- NaoNao : B
- Igarin : Drums
- 1994
- 大学サークル時代の先輩などを集め、ADAM-SITESを再開。大学サークルとは言っても、特にベースのKatayamaとギターのHayashiは、秋田昌美氏とバンド活動を行うなどの、一筋縄では行かない経歴を持つ連中である。パワフル&ノイジーなライブを展開。1995年にいったん解散。
- Personal:
- ucchi : Vo&G
- Hayashi : G
- Katayama : B
- Matsunaga : Drums
- 1999,
- そして、1999年。世紀末を迎えたこの年に、何かが起こるのか!?
- 2002,AND NOW!!
- 世紀は変わっても今やまさに世紀末状態。そんな中でADAM-SITESの活動が開始されようとしている。
- 新「否!」テスト版音源 (denay.mp3 / 3.9MB)