Custum Made Stratcaster
これは、80年代のザッパのステージでよく見かけるストラトである。最後の２回のツアーでは、メイン・ギターになっていたようだ。 後期のザッパは、フロイドローズのトレモロユニットによるプレイが中心となっていたようである。トレモロのアームを 握りしめ、ぐにょぐにょとしたフレーズを頻繁に繰り出していた。このアーミングも、効果としてでなくフレーズ中に織り込むことによって、 また別の可能性が出てくるものなのだろうと思う。
ピックガード右下の操作部を見ると、このギターにもそれなりの改造が施されているのが分かる。まあ、これはカスタムギターなので、 「改造」というのは正確ではないが。写真では少々わかりにくいが、通常のストラトの操作系の他に、トグルスイッチが１つと、 可変抵抗のツマミが２つ追加されている。３バンドのパラメトリック・イコライザが内蔵されている。
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