日記Selection  ↑目次へ ↓麻弥へのメール
【影響力】 00/08/23

みのうらさんの8/22の日記から。webの影響力について。紙メディアとの単純比較は難しいのでは? WEBでも朝日新聞やYahooのような大メディアもあるし、そのレベルになると下手な地方新聞よりは影響力大きいしね。
とりあえず、話を個人サイトに限定。「みーはー倶楽部」で感じたWEBの影響力うんぬんの話を書こうかと思ったけど、話が長くなってまとまらないからパス。Web書評だけに限った話をすると、このジャンルのパイは大手サイトのアクセス数からするとあんまり大きくなく、狭く感じるのは確か。でも直接の参加者が多くなくても、オフラインの世界で友達にも薦めるとかの波及効果は小さくない思うんです。WEBでの個人サイトはメディアとしては口コミに近いんじゃないかな? 情報の流通や、行動に対する動機づけとしては、大メディアよりも口コミの方が影響は大きいんだし。そういう意味では紙メディアとは違った意味があると思います。
「天地人」がそろった場合、Webはシステム的に個人サイトも大資本メジャーサイト(以下マスコミ)も同一線上にあるせいで、個人サイトでもそのジャンルでの第一サイトになって多大な影響も持つこともありえるわけで。…大半の個人サイトはなんの影響力も持たない、友達同士の慣れあいにすぎないのはたしかですが。ちなみに私は影響力が大きいことが至上の価値とは思ってません。個人サイトは楽しくやれるのがなにより一番。
私がWeb書評(というより感想だけど)をやってるのは、自分のための読書記録という意味が大きいです。どんな本を読んだか、どういう感想を持ったかをあとで読み返すと結構おもしろいので。…といいつつ、内容は自分のためというより、ネタバレに気を使ったり、未読の人むけの読書案内になってたりしてかなり人の目を気にしてますけどねー。昔、niftyで行けなかった友達のためにコンレポを書いていたせいでついたクセかもしれない。
web書評界が潜在的にどのような影響力を持っているかは未知数だろうけど、私はそれなりに力を秘めていると思っています。赤川次郎を作るのは無理でも、恩田陸レベルならできるじゃないかなあ。…京極夏彦も夢じゃないと思う。(というか、京極のメジャー化において、niftyのFSUIRIが及ぼした影響って、波及効果も含めるとかなりあるのでは?と思ってるんですが、どんなものか。)


HOMEへ