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【SPAMメール顛末記(アニステ事件3)】 00/12/20

メール関係のネタ。あるメーリングリストに間違いメールかな?と思わせるタイプのアダルトサイトのSPAMメールが届いてました。女のコが自分の彼氏がアダルトサイトをみてるのー、ということを男友達にグチる内容ですが、わりとネットに慣れてる私でさえ一瞬「投稿先間違い?」と思ってしまったほど。いやあ、手口が巧妙になったねぇ。今回の件はつい感心してしまいました。サイトにはいかないけどさ。
「親密な」メールをばらまかれて有名人に。彼女が彼氏に出したエロメールを、彼氏が友達に転送して、そこからチェーンメール化してしまったんだそうな。ネットは口コミよりも強力だからなあ。恐ろしい話じゃ。

アニステ事件と同じようなことがまた起こったそうな。今度は「出会い系サイト」からの相互リンク依頼のあて先がこれまた「特定アドレスに出すとそこに登録してあるすべてのアドレスに同じメールを出す」メーリングリストタイプだったそうです。あらら……うっかり特定アドレスに返事を出してしまったせいで抗議や問い合わせメールが殺到している被害者からも送信フォームからメッセージが届きましたが、被害にあった方はご愁傷様です。でもこれをきっかけに安全に関する知識もつけるようにすればいいかと思います。手前みそですが、メールの基本マナーインターネットで危険を避けるための最低限の知識を読むだけでかなり違うかと。あとお時間のあるときでも「ホームページ安全講座」を一通り読んでみてください。サイトを持つ上で起こり得るトラブルについて言及していますので。
…アニステの被害者掲示板をみてて思ったんですが、そりゃ一番悪いのは不注意だったアニステの管理人だけども、ネットのシステムや安全などに関する知識を全く持たないのに「知識がないとメールを使っちゃいけないんですかっ!!」って開き直るのもな〜。……それって車の仕組みを全く知らないどころか、交通ルールを知らない状態で車を運転するようなものなんですから。甘い言葉ばかりでネットを薦めるパソコン会社などが悪いのも確かですが、最近は初心者向けのパソコン雑誌にもネットの危険性に関する記事も増えてきてるし、なるべく勉強するようにしてほしいものです。個人的にはネットは免許制にするべきだと思うんですけどね。交通法規程度の最低限の安全性に関する試験に合格しないとプロバイダに申し込みもできないようにするとか。今更システムの変更はきかないから無理だとは思うけど、せめて義務教育中にそのあたりの教育をしっかりしてほしいものです。

今回の教訓。不特定多数に出されたと思われるメールや、身に覚えのないメールへ返事する前に必ずメールのヘッダをみましょう。(見方がわからなかったらメールソフトのヘルプファイルで調べること)「TO:」アドレスに自分のアドレスが書かれてない場合は、「特定アドレスに出すとそこに登録してあるすべてのアドレスに同じメールを出す」メーリングリストタイプのシステムを利用してメールがきている場合があります。そのアドレスに返信したら多数の人に同じメールが届くことになります。(意味不明メールがこの返信だったりすることがあります)
その場合、特に返事を出す必要がなさそうなら放っておくのが一番です。



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