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【テキスト系サイトのアクセス向上】 01/04/04

みなみさんの4/3の日記の「ニッセイが2ちゃんねるを訴えた」事件についてですが、少し補足。もしニッセイの本社や関連会社の人が会社から2ちゃんねるに書き込みしてたら会社のプロキシサーバーを調べてすぐに足がつくでしょうね。2ちゃんねるに証拠提出を願うまでもなく。…ログとってないんでしょうか、ひょっとして。
とにかく怪しげな場所への私怨書き込みは、会社や学校からのアクセスは論外として、自宅で匿名プロクシ使っていても危険でしょう。相手が警察に駆け込んで本気になって調べれば簡単にアシがつきます。今のところ一番安全なのは、マンガ喫茶などチェック機構がないインターネットカフェ(しかも毎回場所を変える)かな。
2ちゃんねるは実質的に匿名掲示板じゃなくなってると思う。過去に警察沙汰になったときにアクセスログを引き渡ししてるし。注意書きの内容や全体的な雰囲気としてはアングラから表の世界へ移行しようとしてるような印象を受けるんですけど。
あと、個人的には「言論の自由」とは「安全なところで悪口を言える」こととは違うと思います。アメリカで実際にあったけれども、「中絶反対過激派が中絶を行っている医師の住所をサイトに載せて殺人や嫌がらせをそそのかす」事件があって、実際に死人もでたんですが、こういうことまで「言論の自由」の範疇に含めてほしくないんです。(このサイト、その後どうなったか、結局聞かずじまいだなあ…)
かといって正当な批判まで禁止になると窮屈だし。バランスが難しいよねぇ…

そのみなみさんの日記経由でエッセイ・日記ページの作り方。サイトのコンセプトはおもしろい。テキスト系にターゲットを絞ったアクセス向上系サイトですね。ただ内容については、ネット初心者には参考になると思いますが、正直いうと考察が浅くて中級者以上には物足りないかと。サイトを作ったのが若い人だし、サイト経験もそれほど深くないようですから仕方ないんですが。とりあえず今後の発展に期待。
テキスト系での究極のアクセス向上法は「誘い受」となることじゃないかと思うんですが。(例:愛蔵太さん)←意味不明ですみません。もやもとした考えがまとまったら説明してみたい…
ちなみに私が日記を書く上で気をつけていることは、

(1)わかりやすい文章を書く
これしか書けないとも言えますが。ディスプレイでの文字は紙の上の文字に比べて非常に読み辛いです。そのためになるべく一文を短くし、主語・目的語・述語などをはっきりさせて、言いまわしを工夫して、誤解を招きにくい文章を心がけてます。
(2)プロットを立ててから書く
書きながら考えるのではなく、(頭の中だけですが)それなりにプロットを立ててから書いてます。考えながら書いていると途中から妙な話になっちゃったりするからなあ。
(3)人に読まれることを意識する
自明なこともわかりやすいように言葉を補ったりするように気をつけてます。あと、読者との距離があんまりベタベタしないように気をつけてはいるつもり。
(4)推敲をする
2度ほど読み返して、同じ話を何度も繰り返してないか、話の展開はおかしくないか、チェックをしてます。削れるところは削って、必要なところを補足。疲れてるときにはそれがおざなりになって、後から読んで「ひぇ〜〜」ってことになることも。
(5)書きたいことしかかかない
読者に必要以上に媚びない。アクセス数や反応がほしくて書くのではなく、自分のために書きたいことだけ書くこと。私はサイトは自分さえ満足できれば、それで成功なんだと思っています。
あたりですね。もっともこれが正しいとかいうわけではなく、これと全く逆の方向にいってる、ダラダラと続く文章で考えながら書いているようなひとりよがりな日記であっても、めちゃめちゃおもしろいところだってあるかなあ。…でもそういうのでもおもしろいのははっきりいって才能の世界ですから、(私も含めて)才能のない人間は堅実に地道にやるしか。

今日はリンクスペシャルということで。
アクセス向上の功罪
アクセス向上に囚われてると見失ってしまうものについて述べています。あー、前に私が3/18の日記で作りたいといってたサイトと同じコンセプトのサイトがあったのね。…少し私の意見とズレてはいるけど、基本的には似たようなことだから、もう私がわざわざ1つのサイトを立てるほどの必要性はないなあ。結局、「一番大切なのは作成者の自己満足なのだ」ということ。他の書こうと思ってたネタは日記で使えばいいか。ちなみにこの作者のアクセス向上系のサイトはテクニックを使わないホームページ作成。こちらはアクセス向上系のサイトによく書かれていることしかないので、特に読む必要はないかと。
あと、関連サイトとしてアクセス向上依存症を克服しようをあげておきます。

転ばぬ先のネットトラブル回避術
プロバイダODNのネット初心者へ向けての身の守り方の指南書。要領よくまとまってます。「ホームページ安全講座」を始めた99年初頭の頃は、ネットセキュリティといえばウィルスだとかセキュリティホールだとかその手の情報ばかりで、フツーの人がネットでトラブルを起こさないためにどうすればいいのかをまとめたサイトがWEB110番くらいしかなかったんですよ。そこも私が「こういうのがあればいいのに」というのはかなりズレていたし。欲しいサイトがないから、必要に迫られて「ホームページ安全講座」を作ったんです。そのより前から「どこのプロバイダも初心者向けに身の守り方を教えるサイトを作るべきだ」という考えを持ってたんですが、それがこういう形で実現されてるというのは嬉しい限りですなあ。その一方で自分の作ったサイトとコンセプトが重なっているサイトがたくさんでてきたというのは、少し複雑なものがあります。実用系サイトはネタが命だから、同じネタがたくさんあるとデフレになっちゃいますもの。「ホームページ安全講座」を作成したのは自分のサイトのアクセス向上を願ってではなく、サイトの思想の浸透を願ってのものだから、こうやって拡散されてゆくのはよいことであるのは間違いないんだけども。あー、でもOne and Onlyでなくなったことに少しは未練があるようです>自分 みっともない。

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