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【仮面舞踏会1】 99/10/19

Yahoo!の掲示板をだらだらみてたら、「オフ会の是非」という話題がありました。私はオフ会大好きなんで、あんまり参加したくないという人の気持ちはよくわからなかったりします。意見として、「ネットのことはネットで留めておきたい」という人もいるそうで。
「ネット人格」という言葉がありますが、ネット上の人格が人格の一部を誇張したものであったり、もしくは別の人格を「演じて」いる場合であれば、それらをオフラインにまで延長することが難しいこともありますから。でもまあ、「ネット人格」を別に持ってても、それで人をわざと傷つける意図さえないのであれば、そういう生き方もアリなんじゃないかとは思います。ただ、実際の人格とネット人格があまりにもかけ離れた人とは、個人的には友達にはなりたくないけど。
私の場合は、実人格もネット人格も地続きで、いつだって「私」は「私」でしかなかったんです。ネットはバーチャルな世界じゃなくて、リアルな世界のひとつの面に過ぎないと思ってるので。だから、ネット上で仲良くなった人には実際に会ってみたくなるし。やっぱり直接会って言葉を交わすと、文字だけのやり取りの何倍も濃い情報のやりとりができるでしょ。
ただオフ会を重視しすぎると、掲示板とかでオフ会に参加できない人が寂しい思いをするから…というのは気を付けないといけないでしょうね。

私はずっとそのままの「私」でネットに住んでましたが、今はちょっとバーチャルな楽しみ方もしています。蓬莱学園に参加してるんですね。これはなにかというと、メールを使ったゲームの一種で、南の島の巨大学園「蓬莱学園」に住んで、そこで生活していくゲームです。宇宙人こそでてこないものの、「うる星やつら」のような「なんでもアリ」の世界観のところでして。毎日メールで「行動指示」をすると、自分の設定したキャラがクラブ活動したり、冒険したりしていくんです。
それだけではじきに飽きてしまうようなものですが、クラブやクラスごとにメーリングリストがあって、そこで「なりきって」交流するのが楽しいわけです。ただ、私の場合はクラブとクラスは早い段階でそのノリについていけなくなってしまいましたが。
そこで生活するのに、「どうせなら自分好みの男の子がいいかなー」と思って、「菅野淳一」という男の子を設定しました。ええ、「淳一」の名前の由来は言わずもがな、です。名字の方は、「山本」じゃあまりにも平凡だし、どうしようかなとふと顔を上げたら積んであった菅野彰さんの本が目に入ったので、そこからいただきました。
外見的には17くらいの淳くんのイメージで、性格は温厚で一人称は「僕」、二人称は「君」といういい子ちゃんタイプですな。こういう子がツボなんで。
はじまったのは8月でしたが、その頃はずっと届くメールをただ読み流すだけの状態だった蓬莱学園での生活が変わったのは、9月にサークル活動を始めてからでした。
長くなるので、続きは明日。


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