01年1月の日記。  今の日記へ

【ウィルス】 01/01/31

メモがわり。冬眠日記より、WEBを巡回するとそのサイトのメールアドレスを取得してウィルス付きメールを送るウィルス「Hybris」。…よく考えてみればこのウィルスの話題の記事は読んでたんですけど、でもサイトのアドレスとり込む機能は初耳。悪質だなあ。アドレス帳の相手に送るよりも大規模感染につながりますね。しかも、from欄に何もいれずにウィルスを送信するそうですから、誰が送ったかもすぐにわからず、自分が感染していることに気が付かないまま被害を広げそう。これって人気の掲示板によく書きこみする人や人気サイトの管理人など、多数の人の目に触れる場所にアドレスをおいている人のところに大量のウィルスメールが送られてきそうですね。幸い、私のところにはきてませんが。(利用者のセキュリティ意識が高いのか、マイナーなだけか)
一般論として、ウィルスに感染しない一番いい方法は、怪しい添付ファイルを開かないのは当然のこととして、Outlookの使用をやめるのが一番かも。シェア1位なのと、無防備な拡張機能が多数あるために、これをターゲットにしたウィルスというのが多いんです。
無料というメリットはあるけども、Outlookはセキュリティに問題があるだけでなく、デフォルトではネチケットに反してる設定になっているためにトラブルを招く可能性が高いんです。なるべくお金を使わずに済ませるよりも、安全や信頼を守る方が大切なんじゃないでしょうか。特にビジネスで使っている場合は、必ず他のメールソフトを使った方がいいです。万が一何かあったら信頼をすべて失ってしまう恐れがありますので。
ちなみに私はメールソフトはBecky!を使ってます。シェアウェアで5000円だったかな。メール数が多くても処理が遅くならないし、使い勝手もいいです。
それにしても、メールの自動収集→SPAMの問題もありますし、サイトにmailtoタグを使ってメールアドレスをのせない方がいいのかな。利用者の手間を増やすけど、アドレスを書いてそれをコピーしてもらうか、それともメール送信フォームを設置するか。うちのサイトは今までに作成したページ数が多いだけに、ちょっと面倒ですね…一括置換のソフトを持ってるので、それを利用すればそれほど手間はかからないんですけど、アップロードが大変だからなあ。

小ネタ。数年前、友達に話してるときに、コンピュータウィルスの話になって、「ああいうのを作る人って…」って話をしてたら、「えっ、コンピュータウィルスって人が作るものなの?」と。ウィルスという名前だけに、自然発生するものだと思ってたらしい。…そういえばそういうネタのSFを読んだ記憶があるような、ないような。


【小休止】 01/01/29

手首は小康状態。完全に治すには、一切手首に負担をかけないのが一番ですが、仕事でパソコンを1日中使っているのでそういうわけにはいかないんですよね。家に帰ってきてもついキーボード叩いちゃうし。…それ、やめるべきなんだというのはわかってるんだけどね。
あー、でも反省しまして、これからしばらくは本の感想しか更新しないのではないかと。
とかいいながら、書いちゃうかも…書きたいネタは結構あるんで。

今週のジャンプ。「ライジング・インパクト」がおもしろかったです。ゴルフ試合そのものはインフレ化しててイマイチなんですが、こういうサブエピソードになるといいなあ。でもたかだか中学生(由美ちゃんはまだ小学生だっけ?)に男語られても…
「シャーマン・キング」、「ヒドイこと」ってなんですかっ。作者狙ってますよね、これ絶対。でも作者推奨ホモというのはどうもなあ…
「テニスの王子様」、不二先輩、カッコよすぎっっっ!! しかも今回不二×手塚だし〜。兄弟対決もいつかはみれるんですかねぇ? この作者の場合はあんまり先を考えずに書いてるようにしか思えないんですが…
さてさて、ヒカルの碁は長くなったので別ページで。

本日のURL:ソフト本舗 DQR Soft Web本店
「ホームページ車検」という、ホームページ鑑定のコーナーがあります。自分のサイトの問題点を知るためにはいいかも。


【かつくら。】 01/01/25

「活字倶楽部」2001年冬号ゲット。この時期の特集ということで、2000年マイベストブック企画とか、作家の方に今年の予定を聞くとか。恩田陸は今年もたくさん本がでるそうで(うまくいけば単行本5冊、文庫本5冊)楽しみですが、身体壊さないかと心配。その一方で、北村薫のコメントにはッ!! …今年の執筆予定で「今年は(も)、書くより読みたいと思います」ってどういうことだいっ!! そりゃ、北村薫あたりになったら生活のために小説を書く必要とかないだろうけど、あれだけ能力に恵まれているのにそれを使わないなんてもったいなさすぎですよぉ。円紫シリーズの続き、でないんですか……
今回のかつくらを読んで読みたくなった本は、「バッテリー」シリーズ(あさのあつこ)、「永遠の森」(菅浩江)、「プラチナ・ビーズ」(五條瑛)あたり。でも全部ハードカバーなんで、手を出すのはちょっと…時間かかるけど図書館に予約入れておくかな。本当は読むならば作者に還元したいので、ちゃんと買いたいんですけどね。ハードカバーは高いし置き場所にも困るので、よっぽどお気に入りの作家しか買わないんです。
柴田よしきの「RIKO」シリーズも、オススメされてるのでいつかは読みたいなあと思ってるんですが。あと入手困難でしょうが、佐々木丸美も評判いいので、読んでみたいけれども。

かつくらは小説関係の広告が多いので、広告を読むのも楽しみなんですが、それをみた限りでは2月の電撃文庫は6冊買う予定。緒方剛志版のマンガ「ブギーポップは笑わない」が「発売中」ってなってるんですけど、ええー、いつの間にでたんですかっ。買わなきゃ。
三月に駒崎優の新刊がでるのが楽しみ。
ええっ、メル×美袋さんな話がマンガ化されてたんですか。しかも風祭壮太さんで。それは見たかった。まだ書店にあるかな?


【批評家】 01/01/24

みなみさん、日記才人のこと色々とありがとうございます。風の噂ではあれこれと聞いてはいたんですが、そんなに田舎の町内会のようなウェットな人間模様が繰り広げられてるわけではないんですね。…ちょっと残念かも。そういうのも体験してみたかったので。やはり噂なんて、アテにならないものですね。
アクセス向上というよりも、日記才人への参加がきっかけで新しい知り合いができたらいいなあ、という気持ちです。
さて、とりあえず日記才人に登録してみました。このサイトには投票システムがあるんですが、投票するためには登録する必要があります。メールアドレスさえあれば参加できますし、そのメールアドレスが外部に知られることはないですので、興味があれば参加してみてください。
で、気が向いたら投票してくれると嬉しいです。

さて、批評家について。
うちのダンナは趣味で写真撮影をしてるんですが、批評家というのをよく思ってないんです。「あいつらは撮った人の事情なんて何も考えずに好き勝手に言えて気楽だ」って。私は感想に毛が生えた程度のことしかやってないけど、うちも書評サイトのはしくれなわけで、そうやって長いこと書評してきた立場からすると批評だってそんなに気楽でもお手軽なものではないと思うんです。結構、覚悟がいる。批評するという行為を通して、その人自身の知識やセンスも問われてしまうんですから。
例えば、自分が読んだことのある本の書評をみれば、その人が読み手としてどれくらいの力量を持っているか大体分かります。評判のいい本を「これのどこがいいんだ」と貶めて本人は悦に入ってても、実は他人からは「読解力足りなすぎ」とバカにされ、人をあざ笑ってるつもりが逆に晒しモノにされて笑われていたということもありえるんですから。…というか、私の本の感想を読んで、そういう評価を下した人もいるんだろうなあ。そういうことかあったとしても、私の力が足りないんだから仕方がないですね。こんなことを考え出すと薄ら寒いものを感じますが、それでも伝えていきたいものがあるから本の感想は続けてゆくつもり。…できることならもっとうまくなりたいけど。
WEBで手軽に情報発信ができるようになったせいで、プロじゃない素人の批評家が(自分も含めて)大量発生しています。質もピンキリで、タチの悪いのもいるけど、おそらく読者が自分にあった批評家を選ぶ過程で自然淘汰されてゆくでしょう。そうやって、生身の自分を晒してヒトの判定を待つのは、創作者であっても批評家であっても同じじゃないでしょうか。
檻の中で見世物になっているのは自分の方かもしれない、と。


【日記才人】 01/01/22

今週の「ヒカルの碁」感想は長くなりすぎたので別ページで。人気投票要綱もまとめてますので、コミックス派の人もお気に入りキャラに投票してやってくださいませ。

みなみさん、うちのサイトを日記読みするのってそんなに度胸いります? どのあたりが? 自分じゃ全然わかんないです。
ひょっとしてうちのサイトって怖く見えるのかしらん。うーん、「覚悟なくしてネットに書き込みするな」みたいなことをいつも書いてるもんなあ。…うーん。
えっと、私、別に怖くないです。ちょっと批評されたからといって、掲示板荒らしたり、2ちゃんねるにそのサイトの罵倒スレッド立てたり、エロ系サイトにその人のメールアドレスで書き込みしたり、ソーシャルエンジニアリングを駆使して住所を聞き出して公開したり、しませんってば〜〜〜。…こういうこと書くと余計誤解されちゃうか。
日記才人への登録はちょっと考え中。あの、みなみさん、よければ日記才人の暗黙の掟とか規約に書かれてないローカルルールとかあれば教えてください。Webへの書き込みがまずかったらメールででも。よろしく。


【サル並】 01/01/21

手が回復してないのに日記は書いてしまう…これだから治らないんだよ〜。

ぐわっ、住所お知らせメール、ついうっかりメーリングリストに流してしまった〜。…そのメーリングリストは超内輪で参加者全員が知り合いのところだったので、別に全部に私の住所や電話番号知られても構わないのが幸いでした。別のメーリングリストでこんなことやったら、と思うと怖いものです。
  教訓:メールは送信ボタンを押す前にもう一度宛先確認すべし。
そうそう、iモードのメール友達(古い人間なのでメルトモとは書けません)募集中。興味があれば携帯のメールアドレスと簡単な自己紹介を書いて送信フォームかメールを送ってくださいね。

iモードの「ワタシの王子様」、チェンジした挙句、今のところは「金髪病弱少年」「メガネの探偵さん」「格闘技男」の三人に落ちつきました。まだ始めたばかりのせいかもしれないけど、もうひとつ「萌え」の要素が足りないだな。テキスト作った人は男性ですかねぇ? …まあ始めたばっかりなので、進むと楽しいかもしれないですが。
この手のものなら、ぜひ老舗(?)のコーエーに「守護星様とiメール」とかやってもらいたいものです。300円くらいなら登録するよ〜。…イチオシは緑様なんですがテキスト文を一番読みたいのは炎様かも。

みなみさんの日記を読んでると日記才人に登録したら色々なしらがみ(?)がついてきそうでおもしろいんですが…READ ME!に登録したらもれなく愛蔵太さんのレビューが付いてくるように、日記才人に登録したら日記読み日記に題材にされる…というのなら登録してみたいけどな。まあ、日記読み日記をやってる人にだって選択権はあるわけだし。
あと思ったこと。「BRAIN VALLEY」(瀬名秀明)にサルと人間ではどこか違うか、というエピソードがあったんですよ。そのうちの1つが、「ヒトの立場に立ってものごとを考えることができるか、否か」ということだそうで。例えば「男の子が青い棚にチョコレートを隠して、遊びに行きました。お母さんがチョコレートを青い棚から緑の棚に移しました。男の子は帰ってきました。さあ、彼はどの棚を探すでしょうか?」という問題があったとして、普通は「青い棚」と答えますよね。でも5歳以下の子供はチョコレートは緑の棚にあるんだから、「緑の棚」と答えてしまうそうで。サルの場合も、このようなことを目的とした実験をすると相手の立場がわかっていないのが判明するそうです。ちなみにチンパンジーは相手の立場がわかるから、ある意味5歳児並の知力はあるそうで。
他人の気持ちを推し量れなかったり、外からの視点というのを理解できないというのは、5歳児並だ、チンパンジー以下だと言われてもしまうかもね。(当然、外からの視点を拒むのは別の話。)
でも最近の若い子(←年寄りじみた言い方だ…)には、たまに理解不能な人っていますよね。それって、マナーや常識が私たちの世代とは違いすぎるだけなのか、それとも外からどう見られているかが分かってないのか、気にしてないだけなのか。不思議です。


【王子さま。】 01/01/20

iモード、結構楽しんでいます。お手軽なところがいいですね。で、バンダイのサイトの「ワタシの王子様」というメールゲームがおもしろそうだと思って登録しました。月に300円です。女の子向けバーチャルキャラとのメール交換ゲームです。女子高生あたりをターゲットにしてるのかな? で、どんな人からメールがくるのかしら〜、と楽しみにしてたら…一人目は暴走族。二人目は寒いギャグ連発男。三人目はオカマ。ぐわーっ、キャラのバラエティを増やすことだけを考えて、なんか勘違いしてないか? >バンダイ
気に入らないキャラだとチェンジができるので、早速チェンジです……いつかは高慢美少年か、クールなメガネ様に会うことはできるんでしょうか? ワタシの王子様はどこに…

手の方は、整骨院には頻繁に通ってます。ちいさなハリのついたシールをみっつほど貼って(効くんですかねぇ?)テーピングをして包帯ぐるぐる巻きで見た目はすごく大げさですが。とにかく、はやく回復してくれないと、いつまでも料理ができないので、ダンナの実家にもらった野菜が傷んでしまいそう…

新住所&携帯番号etcのお知らせメールを発送しました。ある程度親しくて互いの電話番号とか知ってる人には大体送ったつもりだけど、もし「私来てないよ」という方がいましたらご連絡ください。それと、実は住所や電話番号を教えあうほどは親しくはないけれども私が親しみを抱いている方にまで送ってしまいました…すみません。私にも電話番号を教えてほしいとかいうわけではなくて、よければICQに登録してほしいとか、気が向いたらダンナのページをみてやってください、というつもりなんです。定型文でしたので、全部の情報が載ってますがそのあたりは気にしないでいてくださるとありがたいです。


【整骨院】 01/01/17

手の方なんですけど、今日整骨院に行ってきました。どうやらズレた筋が違った方向のままで元に戻ってないらしくて、あれこれ手をもまれて、電気を流して、テーピングをして包帯ぐるぐる巻きになりしました。傷めたのが右手だったせいで、ずっと無理して使いつづけてたのが余計悪かったみたい。というわけで、今度こそしばらくは大人しくしてます。当分サイトの更新はないかと。色々と書きたいネタはあるんだけどな〜。
今回の教訓。手首傷めたときには病院の外科に行くよりも整骨院。もっとはやくに行けばよかった。

ネタ。詳しく書く余裕がないので意味不明かも。
●北村薫の「リセット」がもう東京では出始めてるそうな。おおっ、買わねばッ!! …でも明日も明後日も整骨院だからな〜。土曜日まで我慢するか。とほほ。
Yahoo!オークション、クレジットカードによる本人確認システム導入へ。あー、やっぱり日本でも有料化となりますか。有料化は安全のためだけではないんでしょう。インターネットでの広告に頼るだけの無料情報という形式のビジネスはもう限界か? Yahoo!だけでなく、ネット業界が今年1年で大きな変革を見せそうな気がします。「インターネットは無料が当たり前」な時代が終わるのはそんなに先じゃないでしょう。
●「御手洗潔のメロディ」を読んで気がついたこと。芝村(妖精)さんとやがみさんの関係って、基本的にホームズとワトソンなんですな。だからあんなにホモくさかったのか。


【パクリサイト】 01/01/16

Yahoo!掲示板の著作権について相談しようトピック。139あたりから、パクリをやったサイトがYahoo!に登録されているという話題が。JavaScriptやDHTML関係のサイトなんですけど、有名サイトのスクリプトをそのままパクったようなんです。Yahoo!もそんなサイトを載せてしまったのは軽率といえますが、結構有名サイトのスクリプトをパクっているそうで、Yahoo!のサーファーがそれ関係の有名サイトをきちんと知っていれば今回のようなことは防げたとはいえ、いちいち細かいところまで審査しないだろうしなあ。さて、ここまではよくある話ですが問題はそのあと。それに怒った一部の人たちがサイトをツブしてやれ!!と気炎を上げてたのがなんだかなあ、って感じでした。パクリサイトを擁護するつもりはないですが、いくら相手が悪いことをしているからといって、嫌がらせをすることを自己正当化するのはいかがなものかと。そういう一部の2ちゃんねる住人の考え方をYahoo!のような表なサイトに持ち込まないでほしいな。…いや、今やYahoo!掲示板も2ちゃんねるもやってることには大差ないけど…
ちなみにそのパクリサイトは、ついさっき閉鎖したようです。でもディレクトリ、丸見えなんですけども。

メモ。
はじめよう! 自分にできるセキュリティ対策。なかなかおもしろそうな連載が窓の杜で始まりました。第一回はウィルスの話です。まだの方は一読を。
メディアを騙す男。マスコミが裏もとらずに垂れ流し発表することは知っていても、やはり新聞社の記事は第一次ニュースソースにせざるをえないというか。でもそれはマスコミだけじゃなくて、個人サイトであっても情報が一人歩きしちゃうことってありますもの。活字になったものに人が弱いせいかもしれません。読む方が、きちんと信憑性を考えながら情報を取捨選択してくれればいいんだけどね…ネット初心者とかそういうのわかってなくて、あやしげな掲示板の内容をそのままうのみにしちゃったりするからなあ。2ちゃんねるとか、全部が本当ではないんだからね。全部が嘘ではないけども。必要なのは石と玉を見極める目。…難しいけどね。


【腱鞘炎?】 01/01/15

マイベストテン、アドレスミスしてました。教えてくださった方、ありがとうございます。正しくは2000年度マイベストテン(プラス2)です。よければ読んでくださいね。

手首はずっと痛いままです。湿布はしてるんだけどなー。今日「手首が痛い」で検索したら、注射を打って治ったという話が。そういえば、私も3年ほど前に両手を痛めたときに注射を打った記憶があります。その日は手首が燃えるようで、痛くて痛くて、半泣きで寝た覚えが。次の日にはすっきり治ってたんですけどね。……あれをもう一度やるのか…悩む。整形外科よりも接骨院に行った方が治るという話がでてたので、探してみるかな。それがダメだったら我慢して注射。

今週の「ジャンプ」。FF10の画像が載ってましたが、今回はFF8のようなリアル路線。ヒロイン(?)がショートながらも黒髪でたれ目の「リノア顔」なのが大きな不安要因です。今度のヒロインこそまともであってほしいですが。「HUNTER×HUNTER」、人気投票の結果発表があんな形になる(書き下ろしイラストなし、作者のマンガもなし)というのは前代未聞でしょう。空前絶後になるかどうかはわからないけど。(富樫さんならまたやってもおかしくない) あのページの台割をしながら担当さんは一体何を考えていたのか気になるところです。ひょっとしたらこういう事態にもう慣れてたりして。
「シャーマンキング」の掲載順位は何事ですか。まあ、今はあんまりおもしろくないけれども。展開はジャンプ王道なのに、読者ももうこういうトーナメントバトルには飽きてしまったということかしら。カードも発売されるということで、メディアミックスの上からも打ちきりは避けられるでしょうが… 話の雰囲気がどんどんホモホモしていくように思えて仕方ないのは私だけですか? オフィシャルでホモやられるとかえってなえてしまいます。
さて、「ヒカルの碁」。→第100局「ヒカルの長考」。新初段シリーズ、ヒカルより先に名人に相対して盤の前に座った佐為。戸惑って佐為の名を呼ぶヒカルには反応せず、目の前の名人をにらみつける。しかし、名人が「どうした?進藤くん」声をかけたのはヒカルだった。いくら闘志を燃やしても、自分は相手に存在を分かってもらうことすらできないのだ…という事実に気づき、傷ついた佐為は「ごめんなさい、ヒカル。ちょっと座っただけですよ」と席を立つ。「スネルなよ」といいつつも、佐為の悲しそうな顔に気持ちが揺れるヒカルだった。
一方、控え室では桑原先生が緒方さんに賭けを持ちかける。この対局は新初段側が黒で有利な上にさらに五目半のハンデをもらっている。(実際には11目くらい新人側が有利ということ) それでもこんな新人が名人相手に勝つのは難しいだろう、名人はご祝儀で勝ちを譲るような男ではないし…といいつつもヒカルに賭けると言って1万円を机の上に置く桑原先生。名人門下生として当然名人が勝つと思っている緒方さんは名人に、といいながらさらに1万円を上に重ねた。そして、アキラが緊張しながら対局を見守っていた。
さて、対局室。前々から名人と対局したいと言ってた佐為の寂しそうな背中をみながら、佐為にとってこんなチャンスはめったにない、でもこれだけ有利な条件で佐為に打たせると勝つに決まってるし、そして自分が佐為のせいでまた注目されるのも困る…しかし仮に、逆にこちらに名人のハンデを上回る15目くらいのハンデがあるとすれば…圧倒的に勝つために佐為は無茶な手を打たなければならなくなるから、ヒカルが恐れてるような事態を回避することができるかも、とふとヒカルは考えます。佐為は「それでやります!!」と即座に反応。そしてヒカルは佐為に打たせることに。
それから20分経過。相手も分かってる上に持ち時間が2時間しかないのにこんなところで時間を使うのはおかしいと観戦者がいぶかしく思う中、長考をする佐為。佐為と名人ではおそらく半目を争うほど実力が伯仲しているだろう。そんな相手に15目の差をつけて勝つためには、相手が全滅するか自分が全滅するかの無謀な戦いをするしかないのだ…と考える佐為。そしてやっと打った一手目は星。


今週は表紙&巻頭カラー。表紙はコミカルにしようと思ってすこしハズしているかも。中の表紙はポスター形式のロング。オールキャラで、懐かしい顔が〜。おお、岸本部長!! なぜ顔が赤いんですか? 美和くんまで出ているのがびっくりですな。緒方さんは前回人気投票に続き二度目のカラー登場。(正確には回想シーンも含めると三度目ですが) もう、素敵ですっ。でも今回も瞳の色がわからなかったのは残念。アキラ、なんかストーカーだ。さて、今回は第二回人気投票のお知らせが。前回で懲りたのか今回はインターネット投票はなしなのね(荒らしめいた二重投票とか多かったんです)。 今回の人気投票の注目は伊角さんが何位に食い込むかということ。まず間違いなく、ヒカルよりは上でしょうね。佐為とか加賀くんとか伊角さんとか不遇なキャラばかりが上位に入ったら愉快かも。かといって、人気投票の結果でキャラの出番を増やすようなことはほったさんは絶対にしないでしょうが。そういうところが好きなんですけど。私はもちろん緒方さんに投票します。前回より順位上がってるといいな〜。組織票OKとのことで、緒方さんに10枚くらい投票しようかしら。
さて、本編。いよいよ佐為が打ちます。名人vs佐為はラスト近くのエピソードになるかと思っていたので、これだけ早い段階での対局はすこし意外でした。そのせいか、これで佐為が消えちゃうんじゃないかと心配している人もいるけど、今回の対局は対等の条件ではない変則的なものであるために、前哨戦で終るんじゃないかと思います。あの囲碁を愛する一心で怨霊にまでなってしまった佐為が簡単に満足して成仏できるとは思えないし。それに、最初からあれだけ伏線を引いてるだけに、読者としては真っ向からの名人vs佐為の対局をみないことには納得できないじゃないですか。できればその対局は「進藤ヒカル」としてでなく、藤原佐為として名人に認識してほしい。その場合なら公式戦ではなく、佐為の正体を明かした上での非公式戦となるんでしょうが。そのキーになるのは緒方さんではないかと思っています。第54局での「現代の定石を覚えた本因坊秀策」という伏線がありますから。でもどうやって、というのを考えると…難しいですね。でもほったさんならなんとかしてくれるでしょう、きっと。「現代の定石を〜」と言えば今回の対局での佐為の一手目は星。現世に蘇ったときには一手目で星に打つのに驚いていたけど、その佐為も現代の碁を吸収して成長したんですよね。
ヒカルのかわりに佐為が打つこと。それをズルいと思う人もいるかもしれないけども、この対局はプロとしての成績(昇段など)には関わりのないお祭りだし、何度も繰り返し碁を打てない佐為の苦しみを描いてきてるだけに、私としては「許す」という気分。元々、外部からみるとヒカルのかわりに佐為が打ってもバレないし、私がヒカルだったら佐為に全部打たせちゃうでしょうね。それを咎める人はいないわけで。知っているのは読者だけ。ヒカルが自力で打たなければいけないという部分はマンガ中ではヒカルのプライドとして処理しています。そして今回佐為に打たせるのは、佐為の熱意に押されたからという形になっています。アキラと対戦した頃、わけも分からず打ってた頃とは違ってヒカルもその対局の意味がわかるから、あまりにsaiの存在が強く感じさせるような棋譜になったときにヒカルは…どうするんでしょ。どんな展開になるのか、今から楽しみです。
今回も緒方さんがでてきて、しかも微妙に桑原先生に弄ばれてる感じが楽しすぎです。緒方さんのベストショットは「ありませんね」のシーン。なにげないコマだけど、線がなんともいえず美しい。
美しさで言えば、佐為の背中。小畑先生、背中で気持ちを語らせるのがうまいです。第57局の三谷くんがノートみつけたシーンでも思ったけれども、小畑先生が絵で感情を表現させることができるからこそ、ほったさんもああいうネームがきれるんでしょうね。
さて、次回予告によると名人と佐為の対局はもう決着が付くようです。予想するならば、15目の差をつけることはできなかったけど、逆コミを数えるとヒカルの勝ちとなった、というのでどうでしょうか。それがどういう展開につながるのかは想像もつかないけれども。←

さて、「『ヒカルの碁』の感想。」メールマガジンを始めました。WEBに上げるのと同じものを水曜日に配信しますが、「ヒカルの碁」感想だけが目当てでうちのサイトに来てる方は登録してみてください。


【マイベストテン】 01/01/14

ふう。遅くなりましたが、やっと2000年度マイベストテン(プラス2)を作成しました。そこで紹介した作品はどれもオススメなので、興味を持ちましたらぜひ読んでみてください。

「『ヒカルの碁』の感想。」メールマガジンを始めました。WEBに上げるのと同じものを水曜日に配信しますが、「ヒカルの碁」感想だけが目当てでうちのサイトに来てる方は登録してみてください。


【メールマガジン。】 01/01/12

突然ですが、メールマガジンを始めてみました。前々からメールマガジンは興味があったんですよ。自分でいくつもとってるけれども、やはり実際に発行してみなきゃわからないことだってあるだろうし。でもそのために書き下ろしをするのは面倒だし、日記の配信でも毎日だと大変。そこで、週に1度程度再利用で済むものでやろうかと考えて「ヒカルの碁」の感想にすることにしました。配信はジャンプネタバレを考慮して水曜日。内容はサイトにアップするのとほぼ同じです。うちのサイトにくるのが「ヒカルの碁」感想だけが目当てで、水曜日でもかまわない人であればメールマガジンの方が楽かもしれないですね。ちなみに登録はここからどうぞ。

携帯電話を購入して4日目、iモードをあれこれ使ってます。暇なときにどんなメニューがあるのかみてたせいか、料金をみるとすでに600円以上に。なにぃ〜、と思って料金システムを確認したところ、接続時間ではなくパケット量で料金が決まるんですね。そこで早速画像非表示の設定に。でもそれだと液晶がカラーの意味がほとんどなくなってしまうような…カラーのせいか電池の持ちが悪くて、すぐに減っちゃうんだし。
最初は興味を持ってあちこちのメニューをみてたけど、iモードの料金高いし、あの内容ならわざわざ使わなくても家からパソコンでみた方が楽だし。着メロはもう少し気に入るのがほしいんだよねぇ。ゼノギアスの着メロがほしいんですが、売ってるのはエンディング曲だけだし。ユグドラの音楽か「紅蓮の騎士」か「飛翔」がほしいの。スクウェアもエニックスみたくiモードサイトを作ってくれればいいんだけども。自作できるだけの力量があればなあ。個人サイトも探してみたけど、昔は置いてたけど今は時流をみて閉鎖したところも多いみたい。…であちこち検索かけてリンクを辿っていたらこんなページに辿りつきました。音のある世界…非商用音楽配信の制限に反対するページ、です。音楽関係でMIDIとか着メロとかは2次創作にあたるわけで、同人系ファンサイトに近いポジションにいるのかも。でもネットでの音楽配信、特に着メロはiモードの隆盛もあわせて採算のとれる音楽ビジネスとなっているだけに、個人サイトと競合することをJASRACは許さないだろうし、難しい問題でしょう。ただこのページの言い分にはどうもしっくりこないものが。自分のことしか考えてないようにみえて。著作権者を尊重しているようには思えない。もし、自分の作った着メロを個人サイトに載せたとして、使う方は無料がいいに決まってるからそのサイトでダウンロードするせいで、作曲者に入るはずの著作権料が年間で数十万円減ってしまった…となったらどう思うか聞いてみたいもです。2次創作は著作権者への敬意があった上のものであって、2次創作活動も利益が衝突しない範囲で行うに留めておくべきなんじゃないかと個人的には思います。ネットは個人も法人も大手サイトもマイナーサイトも全部ハイパーリンクで結べは同一線上にいるわけで、「個人の趣味だから」は言い訳にならないのでは?
私の考えた解決策。着メロに関しては、一般からの着メロ投稿を受け付け、着メロの公開やJASRACへの支払いの代行も行ってくれる商用サイトができれば「作ったからには公開したい」という個人の要望にも応えることができるし、著作権者にもお金が行くし、趣味でやってる着メロ作成者に金銭的負担はかからないし、着メロ会社も自分のところで作成する必要がないから楽だし、いいことずくめだと思うんだけどなあ。


【ネット&非ネット同人活動の危険性】 01/01/11

「本の雑誌」2月号購入。巻頭特集が「ティーンズノベルを読もう!」で、オジサン向けのライトノベル入門です。大森望さんとみのうらさんが北上次郎さんに10冊プラスαの本を薦めています。この対談の中でライトノベルの潮流やシステム的特長の話になるんですが、これがとてもおもしろい。私がこの世界に入ったのは95年くらいなので、現状は知っててもどういう風に発展していったのか知らなかったんです。(ちなみにきっかけは友達に薦められた「十二国記」。こんなおもしろい本が埋もれているジャンルが存在するんだと驚いたものでした。) 紹介されている本がライトノベルではメジャーどころばかりなので、ライトノベル好きだと読んでウケるだろうし、このジャンルを今まで知らなかった人にはいい読書ガイドになるんじゃないでしょうか。前に私が予想したラインナップとほぼ同じですが、あれ野尻抱介は?
そのあとの北上次郎さんの読書感想を読んで思ったこと。ずっと須賀しのぶさんを布教してきた身としては「帝国の娘」を気に入ってもらえたのはなにより。「流血女神伝」はネットでも評判いいしね〜。私がサイトを始めた頃は、ファンページはあるものの書評サイトで須賀さんの名前をみることはまずなかったんですよ。それだけに感慨もひとしお。茅田砂胡さんをベタ誉めしてたけど「デルフィニア戦記」は痛快な話だし、気に入ってもらえるのもよくわかるというか。私も初めて読んだときには夢中で一日に何冊も読んで、既刊本すべて読み終わったあとには禁断症状がでるくらいハマったものでした。
秋山さんや古橋さんあたりは濃いから、わからないのも無理ないか…アニメ属性かSF属性がないと辛いかもしれないですね。あと、上遠野浩平さんの話は、「感じる」ことができるかできないか、で評価が分かれると思うんですよ。大人でも子供でもない頃、世界と相容れることができなくて訳もなく生き辛さを感じる気持ち、それを忘れてしまった人には本当の上遠野さんのよさはわからないだろうし。…いや、上遠野さんの話を必要としない方が人間としては幸せないでしょう、きっと。そういう意味では、巧みに構成されたブギーポップシリーズよりも、「僕らは虚空に夜を視る」の方がとんがったところがはっきりと出ている分、上遠野属性を判別する上での踏み絵になるんじゃないかなあ。だからいい年した大人なのに「僕ら〜」の読みどころがちゃんと分かっている書評をかいている人をみるとなんだか嬉しくなってしまうんです。タニグチリウイチさんとか、風野春樹さんとか、安田ママさんとか。そういう大人だと子供の気持ちも分かってあげられるじゃないかと思う。…私の場合は単に子供のまま成長してないだけなんですが。

みなみさん、来須×舞本、読みたいですっ〜。速水×舞よりも萌えるかも。ぜひぜひかいて!! でも名古屋のイベントはコスプレが勢力強くなりすぎて、「同人誌即売会」としてはすでに成立していないと風の便りに聞いたことがあったんですがどうなんでしょうか。

さて、みなみさんの1/9の日記を読んで考えたこと。
同人活動において、ネットの方がオフラインでの活動よりも覚悟が必要になるのは、より多くの人の目にさらされる可能性があるからでは。ヒトがたくさんいれば、それだけ摩擦係数は高くなるものです。そのサイトにたどり着くまでの手間や金銭的な負担などはかなり低いですから、そのサイトに興味や好意のない人たちだって来るわけで、より冷たい視線に晒される率は高くなりますし。それなのにネットでの同人活動はオフラインでの同人活動と違って創作する方も金銭的な負担が少ないから、たいして情熱がなくてもサイトを作成できるんですよね。その敷居の低さがイタイ人をたくさん発生させているわけで。同人誌は、特にやおいは異質な存在なんですよ。どっぷり同人活動している人にとってはまわり皆がやおい好きなために感覚マヒしちゃうこともあるようですが。そういう内側からの視点と、(一般人の)外側からの視点のズレが大きい人がパロディ系同人サイトをやったりすると困った事態に。やおいパロサイトやってて、自分のページが全文検索エンジンの上位にひっかかることを喜ぶんじゃないっ!! それがどれだけ危険なことか分かってないのか〜、ってのけぞってしまうことがたまにあります。例えば小学生が「ルフィ」で検索して引っかかったのがやおいエロ小説で、それをみた親が集英社に怒鳴りこんだらどうするんですか。もしくは、集英社のおえらいさんがITだとお題目を唱えながらわけもわからず自社ヒットマンガ名で検索してみたら、でてきたのが18禁画像だったら…現場の編集者や作家さんがいくらファンの同人活動に肝要であっても、上層部のひと声でそんなものはふっとびますから。ネットの「距離のなさ」というのはすごく怖いものなんです。もっとも、生モノ系(芸能、スポーツ)は過去の出来事から危機意識があって、よほどのバカじゃないかぎり表にはでてこないからいいけども。
その点、オフラインの同人活動は即売会に行かなきゃ本が手に入らないという物理的な距離が守ってくれますから、オンラインほどの危機意識を持たなくてもやっていける部分はありました。…が、オフラインの(パロディ系の)同人活動も、規模が大きくなってしまったために安全な存在ではなくなりつつあります。今のコミケにしても危ういバランスの上に成立しているのに過ぎないというのを一体どれだけの人が分かっているのか…人のキャラクター利用してグッズ(本を含む)を作成し、儲けているのに「趣味だから」オールオッケー、が通用するのはいつまでか。昔は参加者も少なかったからそれほど影響なかったけど、今は十万単位の人間が参加するバケモノイベントになったせいで、「お願いだから放っておいて」では済まなくて、社会の一員としての態度が必要とされるようになっているんですから。
みのうらさんのガンパレネタバレページの話での、同人活動に対する覚悟の持ち方とか毅然としててカッコいいなあと思うけど、同人活動に関わる一人一人の危機意識がもっとあれば、誰かが一人で何もかも背負うような辛い思いはしなくて済むのにね。
個人的には同人誌も同人誌即売会も好きなので(夏コミに行きたいよぉ)、長続きしてくれることを祈るしかないんですが。


【ともだち。】 01/01/09

新しい携帯電話に変えました。docomoのN502itという機種。寄らば大樹の影というか、i-modeを使いたかったので。液晶がカラーで大きめの画面でなかなかみやすいです。まだダンナのアドレスしか登録してなくて、これから友達のとか入れていかなきゃいけないのが面倒だなあ…知りあいの方へのアドレス通知は来週あたりにできたらいいなあと思ってます。当分は前のPHSも使いますので。あと、待ちうけ画面と着メロを気に入るのを探さねば…とりあえず「ガラスの十代」はゲットしたけど、もっとマニアックな光GENJIの曲の着メロがないかなあ。誰がご存知でしたら教えてくださいませ。

大阪のComicCityに行きました。ガンパレ本をちょっとと、あとはブギーポップ(すばらしいフォルテッシモ×ユージィン本をゲットできて狂喜)、「脚のない獅子」、「ヒカルの碁」(買ったのは桑原×緒方とか、緒方×佐為とか…緒方×アキラにはイマイチ萌えないんで)、その他同人ゲームあたり。まあまあかなあ。久しぶりに会えた友達とも目一杯おしゃべりできたので楽しかったです。

みなみさんの1/6の日記。そうですねぇ、みなみさんと友達か、といわれたらちょっと違うような気はします。でも機会があれば親しくなりたいなあと思ってますので、大阪に来る用事があって時間に余裕があるなら、ぜひ声をかけてくださいね。>みなみさん
ネットで色々な人とコミュニケーションをしてきたけど、私の場合は直接会ったことのない人を「友達」のカテゴリに入れることはできません。なぜなら「友達」というのは双方向性の「友情」があってこそ成立する関係だと思うので。私定義の「友達」は「距離のとり方を気を使わなくて済む、互いのテリトリに気さくに入れる」関係です。自分はいくら相手を特別だと思っていても、向こうがどう思っているのか文字だけではイマイチ自信が持てなくて。直接会えば、その場の空気でどこまで相手のテリトリに入るのを許されるのかが分かりやすいですから。日記の文中リンクやメールや掲示板のやりとり、チャットなどで相手に好意を持って、実際に会ってみて「友情」を確認するという感じかな。
…私はサイトや掲示板中心に活動しているからこんな感じだけど、メールやチャット中心の活動している人はまた違った感覚を持っているかも。サイトや掲示板って人目に晒されていることをどうしても意識せざるをえないから、自分のプライベートを出しにくいし、相手のプライベートにも踏みこみにくいし。リンクしてもらったり、互いのサイトの日記をお互い読んでることで特別な親しみは覚えるけれども、サイトに書かれていることはその人の「上澄み」だから、思いが互いに一方通行であって双方向ではないような気がします。だから、文中リンクの関係だけでは「友達」にはなれないと私は思うのですがどうでしょうか。
といいながらも、互いのサイトに言及するだけの関係もあれはあれで不思議で楽しいものです。広い川を挟んでボールを投げ合っているような感じで。それに互いの日記を読んでいることは、「上澄み」とはいえ逆にその人の本質を(お隣の住人よりはよっぽど)知ってるわけですから、実際に会ったときに深い関係を築くための時間が圧縮されて、親しくなりやすいし。直接的にはサイトを持つよりもメール交換をせっせとした方が友達はできやすいですが、長期的にはサイトを持つことは深い付き合いのできる友達を得るための大きなチャンスになるのではないかという気がします。
オンラインの交流は時間も空間も超越できるのがいいけど、濃さではオフラインで会うことにはかないません。だから私はオフ会って好きなんですよ。しばらく東京行く予定ないから今年はオフ会はやらないかもしれないけど、ある程度親しい方は大阪にくる機会があったらぜひ声をかけてくださいませ。あと、趣味が似てるICQ友達を募集中。メール送信フォームでいいから、ICQ番号を教えてくださいませ。


【Desire】 01/01/06

今日、V6コンに行ってきました。その感想はまた後…で、一緒にいった友達は古くからの友達で同じようなものにハマってきたオタク仲間なんですが、それでヤンジャンで連載が始まった「キャプ翼」の話題になって。あの日向ブームはヒデをモデルにしてるんじゃないかということで、「…それじゃ『日向語録』とかでてるんかなあ?」「それはイヤ〜」「結構ミーハーで作家やアイドルとかと友達になったり…」「絶対にイヤ〜」「あの世界では"日向ファッション"として腕まくりが流行ってたりして」「うぉ〜」という会話を交わしてました。あ、私ヒデは好きですので。でも小次郎はキャラが違うじゃないですか。あの人にはいつまでも貧乏くさい直線バカでいてほしいんです。

さて、V6コンのこと。完全ネタバレ&かなり辛口なのでバックと同じ色で書きます。批判などは受けつけますのでメールでも送信フォームでも掲示板への書き込みでも、自サイトで批判や2ちゃんねるへの書き込みでもなんでもどうぞ。ただし後者二つのようなことをするなら、きちんとリンクを張ってくださいね。→夏がかなりよいデキだっただけに、今回のは納得がいかないです。お馴染みの曲をアレンジを変えてみせたりして工夫をしてるのはわかるけど、メドレーのつなぎの部分が雑だったり照明がワンパターンすぎたりと細かい部分へももっと気配りをしてほしかった。あと、隠し芸のあたりはタルい。あれって初日にやった段階でバランスの悪さに気づくと思うけど、修正してないんでしょうか? メンバー紹介のラップはたしか3,4年ほど前のコンサートでもそういうネタをやってたし、照明やダンスアレンジが平板すぎてイマイチ。ふりつけのせいか、踊りが小さくみえる。今回は「ダンスをみた」という印象が残らない。せっかく6人もメンバーがいるしそれぞれのダンスもうまいんだから、フォーメーションにも気を配って、振付もメンバーによって少しずつ変えたりすることや高低差や照明範囲のコントロールをうまく使えば、もっとスケールを感じさせることができるのに。
よかった点。21世紀の始まりに「Coming Century」で盛り上がれたこと。「ミラクルスターター」(←振付が大好きなの)。坂本くんのソロ。今回はケガで動けない人がいないこと。オープニング。悪役ぽい衣装のときのヒガシぽいダンス。6人一斉の中央リフト上からの伸身バック転降り(ヒガシ降りですな)。「愛なんだ」ゴスペルバージョン。
…なんか今回ちょっとひっかかるのは、ファンやメンバーと仲良く盛り上がるのはいいんだけど、それがすこし馴れ合いぽくなってるような気がしたこと。見る方にもやる方にももうひとつ緊張感が感じられない。V6も初日初回はファン側にも「どんなメニューでくるだろう?」という緊張感で溢れてるんでしょうか? V6コンは確立された世界に安住して、未知のものへの挑戦のような前向きな貪欲さに少し欠けてるように見えて仕方ない。カミコンやトニコンだとそういう尖った部分があるのに。…V6コンは楽しむことが第一だというコンセプトであれば、私のほしがっているものは筋違いとなるけれども。
でもね、私が毎年少年隊ファンでもないのにプレゾンに魅了されてしまうのは、他のメンバーや去年の自分に絶対に負けられないという強烈な思いが伝わってくるから。もし倒れるとしても前のめりに…熱病のような恋はいつかは冷める。それでも愛情をつなぎとめるためには、芸で惹きつけて、何度でも惚れなおさせなきゃダメなんだから。
カミコンでもトニコンでもなく、V6コンで息詰る、瞬きすることすらできず見入ってしまうような、そういうステージをみたいという私の欲望が間違っているのか?
…私が愛してやまなかった光GENJIは、歌番組とコンサートしか仕事なかったから、コンサートだけがすべてだった。メンバー同士の競争心も激しかったから、MCやメドレーでは手を抜いても自分のソロだけは恐ろしく気合を入れて歌っていた。それがエスカレートしてソロが「出し物」じみてしまった部分はあるけれども。 ファンも容赦なくて、つまらないメニューには気の抜けたような声援しか送らず、あまりにひどいとその時間は「トイレタイム」と化していた。その分、デキがいいメニューには惜しみなく拍手を送った。コンサート初日にはファンとメンバーの間には対決でもするような緊張した空気があった。それがとても好きだった。
時代があの頃とは違うのは、頭では分かっている。メンバーがドラマにバラエティに舞台に忙しく、コンサートだけにかまけてられる状態でないというのは。でも、コンサートだけは別格であってほしいと思うのはわがままなのか?
…とにかく、同じソロ曲を何度も何度も歌うというのはやめておいた方がいいと思うけど>健ちゃん


【初夢】 01/01/05

初夢はなぜかジャンプを読んでる夢でした。なんと小畑先生が原稿を落としたせいで、ほったさんのネームがそのまま載ってる、というもので…シュールなラクガキのような緒方さんを見て身悶え。こんな私の2001年はどっちだ。

正月はダンナの実家と、自分の実家に顔を出して、あとはだらだら過ごしてました。右腕ですが、まだ痛みは完全には消えてません。キーボード打てるくらいには回復したけど、包丁を持つのは辛いので料理はほとんどダンナがやってくれてます。優しい人でよかったなあ。

Yahoo!,オークション規定を大きく変更。アメリカのYahoo!の話ですが、オークション出展時に手数料をとるとか。日本もいずれそうなるのかな? とにかくなんでも無料の時代は終わったんでしょう。手数料がそんなに高くないなら、「安全料」ということで(もしクレジットカード払いなら、身元がはっきりとした人しか使えないわけですから)悪くないかもしれないけれども。

ジャンプ感想の前にヤンジャンの感想。「キャプテン翼」の第二回、若林くんと小次郎が登場。話はほとんど進んでないです。まあ高橋陽一ですから。それにしても、あの貧乏くさい小次郎が「MEN'S NON-NO」の表紙を飾ったり、男性用化粧品のCMしたりしますかっ!! 日向の美学ってなんですかっ!! ユニフォームの袖をまくりあげることですかっ!! …あまりのことに力抜けてその場に倒れそうになりました。このあたりの展開はヒデをモチーフにしてるんでしょうが…似合わなさすぎ。でも小次郎をみるとやっぱり胸がときめくんだなあ。三つ子の魂百まで。

さて、待ちに待ったジャンプ。あの不定期連載もいいところの「ハンター」を柱にしなきゃいけないなんて、ジャンプの持ちコマの少なさが露呈されてますよねぇ。全盛期のジャンプだったら素行の悪さ(?)で切り捨てられてたでしょうに。ハンターの担当さんは絶対に胃を壊してそう。
「ヒカルの碁」の感想。→第99局「私が打つ」。名人と打たせてほしいと懇願する佐為に当惑するヒカル。碁に興味ない頃に佐為に打たせてしまったためにアキラに植えつけてしまった幻影をやっと払拭できそうになってきただけに、ヒカルとしても二度と同じ過ちを繰り返すつもりはない。佐為の幻影を背負ってややこしいことになるのはごめんだと告げるヒカルに、「背負えばいい」という佐為。ヒカルは前に佐為が言った言葉を蒸し返して、「3人目に打たせてもらえ」と。そのヒカルの言葉に、ヒカルはもう自分に打たせてくれることはないんだ、とショックを受ける佐為だった。
そして新初段シリーズ。対局控え室に現れたのは緒方セイジ九段。しかし先客として桑原本因坊がいた。寒々とした舌戦の応酬。なぜヒカルを見にきたか問う緒方さんに「シックスセンス、第六感じゃ」という桑原先生。「バカバカしい」と緒方さん。そこに和谷くんと越智くんがやってくる。トッププロがわざわざヒカルを見にきたことに、「進藤って何者?」といぶかしく思う越智くんだった。そして、アキラも対局を見にやってきた…
いよいよ名人とヒカルの対局。名人もヒカルに注目していることを告げ、「キミの力をみせてもらおう」と。しかし、佐為は名人と指し向かいのヒカルが座るはずの席に、決意に満ちた表情で先に座るのだった…


感想。あああ、緒方さんっっ!! お久しぶりです〜。会いたかった…半年ぶりくらいかしら。いつ復活するんだろうと思いつつ待つのは辛かったです。さて、緒方さん、今回は私服モードでブラック緒方。皮の上下にインナーはざっくりしたセーターです。頬骨復活ですね。やっぱり緒方さんはそうでなくちゃ!!
桑原先生との舌戦、あからさまに不機嫌になったり、ガキ扱いされたりするあたりの青さがこれまたたまらん感じです。こういう緒方さんの「青さ」を表現するためにも王座挑戦権を取り上げられてしまったんでしょうか…この流れだと緒方さんはタイトルはまだとれなさそうだし、王座をまた逃しちゃってたりしたらヘタレ度がさらにアップしてて情けないことになってたんだろうなあ。ちなみに緒方さんの赤ラークもニコチン量は多いそうですが、桑原先生のピースはもっと強いタバコだそうで。あ、でも緒方さんは調子いいのねっ。噂の倉田さんにも勝ったとか。それにしても倉田さんの登場はいつかな〜。
あと、このふたりの会話で桑原先生は佐為が見えていたわけではなく気配だけを感じていたこと、緒方さんはオカルト的な素地はないことが判明。緒方さんはもう何度もヒカルと会ってるから、霊が見えないヒトであることは分かってましたが……でも個人的にはヒカルの中の佐為に緒方さんが気づくのではないかと期待してるんで。
あと、アキラの驚いた表情はかわいかったです。アキラのプライドの高さから考えて直接見にはこないかなあと思ってたんですが我慢できなかったんですかねぇ。ヒカルとの対面はなるんでしょうか。
話戻って、今回のことで佐為とヒカルの「いつもいっしょ」な関係にヒビが入ってしまいました。ヒカルの身勝手な物言いは、また読者の反感買うだろうなあ…と思うけど、ヒカルの人生はヒカルのものであるわけだから気持ちわからなくもないんです。一方、佐為もかなりわがままなんですよね。でも佐為は元々囲碁を愛するあまり怨霊にまでなってしまった、かけ値なしの囲碁バカだからこうなってしまうのも無理ないことで…佐為は本因坊秀策にとりついたときにはほとんど自由に自分で打つことができたそうですが、それは秀策が自我がはっきりしてない幼少期に佐為と出会ってしまったということもあるし、当時のお城碁での対局というのは一門の興亡をかけたものであるため、個人のプライドよりも確実に勝つことの方がはるかに重要だったからというのもあるんでしょう。(個人的には秀策は佐為の気持ちを思いやって、譲ってあげたのだと思っていたい) 佐為がそのときのことを「当たり前」のように思っていたことも問題なわけで。
でも佐為がいくらわがままだといっても、あんな切ない顔をされると、みてて辛いものがありますね。小畑先生の画力があるからこそ、そういう思いまでひしひしと伝わってくるですが。
さて、次週の展開。いくら佐為が強張ったとしても、記録に残る対局で果たしてヒカルが譲ることはあるんでしょうか。でも豪腕と称されるほったさんなら可能にするかも。個人的には、前に書いたようにヒカル=saiだと緒方さんや和谷くん、アキラが気づいてヒカルはまたしても重い影を背負うことになる…という展開だと面白いんですが。以前はこのあとに佐為が消えるかも?と思ったこともあったんですが、ヒカルと佐為の葛藤をもっと徹底的に書く方が難しいけれどもおもしろそうですもの。いや、ほったさんならもっと予想もつかない展開にすることもありえますが。
それにしても去年の今頃はヒカルが2組で悪戦苦闘してた頃で、次の年にはヒカルがプロになってるなんて思ってもいなかったなあ。去年ヒカルたちがアキラの対局を見にきたように、院生の仲のよい子たちもきてくれるといいな。
さて、来週は100局記念ってことで巻頭カラーに大増ページ。前号でもカラーだったし、小畑さん過労になってないかしら。第二回人気投票も開始ですが、前回でジャンプ編集部も懲りただろうからネット投票は今回はナシかな? ハガキだけでも私はもちろん投票します、緒方さんに。順位上がってるといいけど。注目は伊角さんが何位になってるか、だよね〜。3位以内に入る可能性も高いと予想してるんですが。前回は加賀くんというもう出てこないキャラが二位でしたが、今回もそういうことになるとおもしろいかも。「ヒカルの碁」の場合はストーリー展開の方が絶対であって、キャラの扱いが人気があがってもよくならないんですが、そういう少年マンガらしからぬところがこのマンガのよさでもあるんです。そういう姿勢は絶対に崩してほしくないですね。


【ごあいさつ】 01/01/01

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

右手首を傷めちゃって、キーボード打つのも結構辛いです。悪化させたくないので、完全に治るまで更新はしないつもりです。でも一週間以内にはなんとかなると思うけどなあ。

ガンパレネタから話したいことがあったけどなあ…ではまた。


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