01年4月の日記。  今の日記へ

【かつくら】 01/04/25

「活字倶楽部」春号でてました。今回の特集は北方謙三と高里椎奈でした。秋山瑞人のインタビュー4ページあり。「猫の地球儀」、自分でも書いててホモくさいと思ってましたか。ほう。インタビュー自体はそれほどおもしろいというわけではなかったなあ。
次回の特集が「十二国記」と「上遠野浩平」なんでめちゃめちゃ楽しみです。7月25日発売予定。カレンダーにメモしておこう。

「魁!!クロマティ高校」でお馴染みの野中英次の新刊「しゃぼてん」ゲット。最初の方とかなかなかよかったけども、最後の方はパワーダウンしてた感じは否めないかも。でもあの気の抜けた雰囲気が好きなんけどね。
マガジンのビンゴ企画のメカ沢ストラップほしいなあ。マガジンも買うべきか…


【潮流】 01/04/24

今日は出社しました。午前中はしんどかったけど、今はかなり楽になりました。まだ食欲が回復しないのが気になりますが。

今日はネタ出しだけ。
「陰陽師」安倍晴明大ブームの背景
その本、書店売りもしてくれるといいなあ。せめて通販でも。ちなみに私もここで白に朱で五芒星が描かれているお守り買いました。<ミーハー

ネットで住友火災中傷に公開禁止の仮処分
いつまで続く? インターネットポルノ規制論争
規制か自由か、潮流はどっちにいくんだろうねぇ…

書きたくなったネタ。メモしておかないと忘れるんで。
「アクセスコントロールとメディアの暴力」…もうちょいと練りなおすつもりだから時間はかかりそう。ひょっとしたらリンクアンケートが終わったあとに、「どうしてああいうアンケートをしようとしたのか?」「なぜあんな質問になったのか?」について書く予定なので、そっちに統合されるかも。
リンクアンケートがらみでは、メールマガジンとりあえず設定してみました。Weekly Magmagの読者から少しでもアンケートに答えてくれる人をゲットしよう!!という下心で始めたメールマガジンなので、やることはアンケートの宣伝と日記の焼きなおしかそのまま流用ネタ程度の予定ですが、興味があったら登録してみてください。


【熱】 01/04/23

…ヘタってます。風邪をひいちゃいまして。38.5度も熱が出たのは生まれて初めてだったのでバテバテ。元々平熱が低い上に、風邪を引いても熱が出にくい体質なもので。今はようやく微熱に治まったのでほっとしてます。

アンケートは500通越えました。このペースだと700に到達できるかも? アンケートの集計自体はRubyで行う予定で、たかはしさんがスクリプトを組んでくれるんですが、週末風邪で倒れてたせいでまだインストールしてません…すみません>たかはしさん
あと、クロス集計とかにやはり表計算ソフトがいるよなあと思って日本橋に買いにいきました。最初はExcelを買おうかと思ったんですが単体でも3万近くと高価なんでパス。そんなに操作環境がかわらんだろうと思ってLotus Super Officeを購入。特別定価ってことでマニュアル込みで8000円程度とめちゃめちゃ安かったし。帰ってきてぶっ倒れたのでまだインストールはしてませんが。

今週のジャンプ。「ヒカルの碁」→第114局「sai vs toya koyo(3)」。女友達の部屋から家路についた緒方九段は十段戦・最終局に向けて気合をいれながら、名人の顔をみるために病院に寄ってゆく。名人の病室に「面会謝絶」の札が掛かっていて驚く緒方さんだが、通りかかった看護婦を問い詰めて、名人自らネット対局に集中するために面会謝絶にしたのだという話を聞き、慌てて自宅に戻ってネット碁に接続して名人の対局相手をみた。相手は…saiだった。
名人とsaiの対局は名人優勢で大詰めに入った。そこで名人が長考に入る。
一方、アキラが参加している若手の勉強会ではそこにいた人たちが名人の対局を見ながらあれこれ検討していた。アキラはそれに加わらず真剣な面持ちで考え込むのだった。今朝、母親に言われたことからすると、このsaiとの対局は偶然ではなく、前もって約束されたものに違いない、と… 名人の予想外の一手にあれこれ討論する若手棋士たち。アキラは名人の意図について鋭い意見を吐く。名人が優勢だから手厚く進めればいいのに、というある棋士の意見に、saiが並みならぬ相手だからこそこのまま終わるとは思えない…と呟くアキラ。「塔矢くん saiを知ってるのかい?」と聞かれ、去年の夏に一度ネット対局をしたとアキラは告白するのだった。
父親がsaiの正体を知っているのではないか?との疑惑にとらわれるアキラ。でも一体どこでsaiで出会って対局をとりつけたのだろう…ひょっとして見舞い客の中に? と考えたアキラの脳裏に浮かんだのはヒカルの姿だった。アキラは市川さんからヒカルが名人のお見舞いに来ていたことを聞いてたのであった。


今週は巻頭カラー。今年に入ってからは本当に月一回のペースですね。小畑先生、オーバーワークになってないかなあ。
…うわぁっ。緒方さんのエピソードのときに巻頭カラーとわっ!! しかもしかも、いきなり女の部屋から登場ですよっ。ジャンプなのにいいんでしょうか、こんなので。しかも恋人というよりは、「割り切った関係」って感じがするんですが…だって恋人相手に「おまえといるよりも碁の方がおもしろい」みたいなこといったらその場で破局になりますってば。相手のお姉さんも美人で、大人って感じでステキ。それにしてもやはり緒方さんの車は赤でしたのね。らしいなあ。今週は緒方さんには胸いっぱいなエピソードでした。
それにしてもこの対局のことを知ったアキラはすぐにネットカフェに向かうかと思ったんですが…でもヒカルに思いが至った以上、グズグズしてるとも思えないけども。どうなるのかなあ。
あとは緒方さんがどういう動きをとるか、もポイントですね。


【ガンパレ設定資料集】 01/04/20

ガンパレの設定資料集、届きました。わーい。裏設定バリバリでイタタタではありますが、木村さんのイラストはたくさんみれたのでとりあえずは満足。裏設定も、茜はむしろ萌えなんでOK。……速水くんのこれって……レベル1の痛さって一体。ゲーム中のグラフィックはすべて収録しているので、エンディングイラストも全部みることができます。ほう、あれは本来こういう順番で並んでいたのか。

値段の割にはボリュームが多くないので、よっぽどのファンじゃないかぎりは買わなくもいいかなあ…とは思います。攻略が必要ならネットをまわった方がよっぽどいいし。


【アニメ化】 01/04/19

メモ。●漫画「ヒカルの碁」韓国・台湾でも人気上々。10月からテレビ東京でアニメ化という噂は随分前からありましたけど、asahi.comで載ったということはもうオープンにしてもいいってことかなあ。動く緒方さんを見れるというのは嬉しいというか心配というか、むずがゆいものがありますねぇ。モノが碁だけに、動いたからといって見栄えがするものでもないし。あの小畑先生レベルの作画でみることはまず不可能だろうし。でもアニメが始まったら、アニメの方の感想も毎週書いちゃうんじゃないかあ。とにかく、ジャンプでの正式発表を待ちましょう。

リンクの話はだらだら書いてみたんですがどうも話がうまくまとまらないので練りなおし。
その埋め合わせのリンク。みのうらさんの4/18。「全然悪意じゃなくて、そういう思想があると知らずに失礼な態度をとる場合ってむちゃくちゃ増えているのでは。」あー、それはあるかも。失礼というのは違うけれども、「インターネットはリンクフリーが原則って本当ですか? 私は今までそんなこと一度も聞いたことありません」というご意見があったんですよ。その方は結構ネット歴が長いようなんですが、知らない人は本当に知らないわけで。友達とかよく行くサイトとか、みんなが無断リンク禁止だからそれが当たり前だと思ってる人もいそうですもんね。
J-oさんの4/17。そういう風に影響力まで考えた上でリンクの張り方をコントロールする人ばかりだったらまだトラブルにはならないんでしょうけどねぇ。


【アンケート印象2。】 01/04/18

メモ。
ネット中傷、被害者に削除請求権 プロバイダー責任法案。自主規制だけじゃどうしようもないのは確かだけども…何か被害を受けたときに警察を通さなくてもケリをつけられる道ができたのはいいことだとは思いますが、会員の情報を開示するかどうかの判断はプロバイダーに任されるというのには不安が残ります。きちんとしたガイドラインを作成し、公正な判断にのっとって行われるならいいんですが、ただ単に「批判」された人が逆恨みをして「誹謗中傷を受けた」と騒いで住所や氏名をプロバイダーから聞き出す…なんてことにならなきゃいいけど。

昨日の続き…を書こうと思ったけどなんか眠い。ということで手短に。現在のところで280通くらいアンケートが集まってます。答えてくださった方、リンクをして宣伝してくださった方、本当にありがとうございます。「集計大変だけど頑張ってくださいね」というご意見もたくさんいただきましたが、集計はたかはしさんの尽力によってどうやらほぼ自動化ができそうなんですよ。ですから、「参加したいけどアンケート集計が大変になったら悪いし…」と思ってる方がもしいるのでしたら、遠慮せずに参加してもらえると嬉しいです。

昨日書いた話ですが、「無断リンクは失礼だ」の割合は「私が最初に想像していたよりも大きかった」だけであって、絶対値が大きいわけではないので。ぶらぶらネットサーフィンをしてて「無断リンク禁止」のサイトにぶち当たる確率を考えるとあの程度はあっても不思議ではないですね。
「ファンサイトはリンクにナイーブ」と昨日は書きましたが、決してそういうのを責めてるわけじゃありません。私ももともと「みーはー倶楽部」というジャニーズ系ファンサイトを持っていたので、ファンサイトを運営する上での難しさというのは骨身に染みてますから。だから、リンクにナイーブになってしまうのはよくわかる。ファンサイトというのは守るべきものが自分のプライドだけではなく、場の雰囲気だったりジャンル自体の存続だったりもするので、なかなかに不自由なんです。自由に動けないからこそ、防御を強化しなきゃいけなかったりしますから。このあたりは、みのうらさんの4/10の日記にも言及があります。
「インターネットは本来こうあるべきだ」と言葉は、もう通じにくくなってるような気がします。参加層や参加の仕方が変わってきてるせいで、ネットに対する感覚みたいなのが違ってきてるというか。昔からいる人にとっては、サイトなんて自分の作成した文章や図をまとめたものに過ぎないし、リンクはリファレンス(参照)程度のドライな意味しか感じてない…という傾向にあるようです。(アンケート最初の100件を見た限りでは) 逆にわりと最近始めた人の中には、自サイトというのは「まさしくHOME、自分のおうち」である…という感覚が強い人も少なからずいるようなんです。そういう風にサイトを意識していれば、リンクというのは「相手の家に訪問」することだから「入るより前にノックするのは当たり前だ」という意識に繋がるというのもあるかもしれない。
始めてネットに触れたときの環境によって、その人のネット感というのはかなり違ってくるんじゃないでしょうか。
……この続きは今度。


【アンケート印象。】 01/04/17

昨日の続き。アンケート、200通越えました。ご協力してくださった方、本当にありがとうございます。
コメント部分の集計は100通まで終わったのですが、まだまだ先があるなあ…その上、みなさん丁寧にコメントを書いてくださるので、現在だけでもかなりのボリュームになってます。でもどれかを恣意的に選ぶなんてことはできないしなあ。コメント回答は何ページかにわけて表示するしかないでしょうね。
あと、アンケート集計もかなりのボリュームになりそうですから、関連HTMLファイルをまとめてダウンロードしてローカルで見れるようにするつもりです。生のCSVデータ(コメント部分除く)は、野放しにするのはさすがに怖いので、メール配信するつもり。

ざっと今までの結果をみた印象。
・ファンサイトの人はリンクにナイーブでジャンル意識が強い。
・ネット歴が長い人は「リンクフリーは当然」という考えの人が多い。
・相互リンクのお願いは様々な層の人に嫌がられている。
まだちゃんと集計してないけど、最初に思ってたよりも「無断リンクは失礼だ」という意見の人が多かったです。…うちのサイトでのアンケートなので、参加者が書評系やファンサイトに非常に偏ってるけども、もしかしたらYahoo!みたいなメジャーサイトで同じアンケートをしたら「無断リンクは失礼だ」と考える人が半数を越えたりして。法的には無断リンクであっても、常識の範囲のリンクである限りはなんら問題とはなりません。でも、世の中法律だけで動いているわけではないですから。…もし過半数の人が「無断リンクはマナー違反だ」と思うようになったら、「ネチケット」の常識も変わってしまうんでしょうか。
大体、「ネットの常識」なんて流動的なものですから。私がネットを始めた95年頃は、「インターネットはグローバルなんだから日本語だけしかないページを作るのはバカのすることだ」と主張してた人もそれなりにいました。当時は日本語のサイトも少なく、また日本人のネット人口も少なかったから、日本語しかないサイトをみる人が少ない状況だったわけで。日本人のネット人口が爆発的に増えた今は、こういうことを主張する人をみることはまずありません。(もちろん、ジャンルによっては日本語ではラチがあかないところもあるでしょうが。)
これからもネット環境の変化により、マナーというものも変わっていくのでしょうが、多数決の論理で「本来意味しているもの」が「間違ったこと」にされてしまうのはどうも気持ちの上で納得がいかないんですよね……

眠くなったのでとりあえずこの辺で。アンケートがらみでもう少し書きたいことがあるので、それはまた次回にでも。

オマケ。リンク方法は「事前に問い合わせしてもらう」を選択した人が、コメント欄に「うちのサイトはリンクフリーですが…」と書いていて、「それはリンクフリーとはいわん!!」とついツッコミをしてしまいました。リンクフリーの意味を間違って覚えてる人って結構いそうですもんねぇ。ネットでも「リンクフリーですが先にメールで連絡をください」とか書いてるサイト、結構ありますから。だから私もアンケートでは「リンクフリー」という言葉は使わずに「勝手にリンクしてもよい」と書くようにしたのでした。質問の意味を誤解されると困りますから。

冬眠日記(4/14)。あう、すみません、うちのサイト、最初にリンクが山のようにあるのが悪いんだろうなあ…日記ページの構成、ちと考えなおしてみます。今週末にでも。


【アンケート】 01/04/16

「リンクについてのアンケート」、答えてくださった方、ありがとうございました。現在150名の方にご協力を頂きました。でもうちのサイトでやってるせいか、書評系とファンサイトが圧倒的に多いなあ。今の段階でもなかなか興味深い展開となってます。事前に予想してたのとは結構違ってまして。詳しい話は明日にでも。
まだまだアンケートは募集してますので、自分のサイトをお持ちの方or持ってた方はよろしければご参加くださいませ。

昨日の大阪のガンパレオンリーは、主催者のサイトの掲示板でトラブルが噴出してたのをみて不安でしたが、大過なくまったりと過ごせて楽しかったです。いい本が結構買えたしね〜。

今週のジャンプ。ハンター、まさかのあの人の参戦で事態はさらに混迷に。おもしろいけど、本当にこれがきれいに収拾するのでしょうか? それにしてもヒソカのセリフはヤバい。
さて、「ヒカルの碁」→第113局「sai vs toya koyo(2)」。佐為のしかけた一手を読みきった上、敢えて佐為の狙い通りに打ってみる名人。
韓国の強豪アマの李もtoya koyoとsaiの対局に気がつき、観戦していた。toya koyoと一歩も引けをとらないsaiをみて、「あの2年前のsaiだ」と確信を抱く李。
対局をみつめる和谷くんは、高レベルの攻防に「toya koyoはあの名人だ」と断定する。
最初はsaiが優位に立ったようだが、いつの間にか名人がじわじわと押し寄せて、今になってみるとsaiのしかけた一手がいつの間にか働きを失っていた。
「これが私の碁だ 名人 塔矢行洋の 容赦はせん 必ず勝って 名を名乗らせてやる」
さて、アキラが参加した若手の勉強会はお昼ご飯を食べながら休憩をとっていた。話はいつの間にか名人のことに。名人は今回は大事にいたらなかったけど、今後海外棋戦も目白押しだし、また倒れてもおかしくない、という話題に。それを受けてアキラは、名人はもう元気で明後日退院すること、今だってネット碁で遊んでいる…と言う。会場となってた人の家にたまたまパソコンがあったので、ネット碁につないでみることに。名人の対局の観戦者が多いことに驚き、そして高レベルの棋譜に感心する棋士たち。最初アキラは遠巻きにみていたが、名人の相手も只者でないということを聞いて覗いてみて、対局相手がsaiであることに驚愕する。ネット碁に馴染みのない他の棋士たちはsaiはプロの誰かかと思い込むが、アキラは棋譜をみて、あの2年前に対局をしたsaiであると直感したのだった。


ありゃりゃ。アキラにバレちゃいましたねぇ…伏線からするとアキラがこの対局に気がつくのはそれなりに想像がつきましたが、あまりに早い段階での発覚だったのは意外でした。だって、あのアキラですもの。saiの復活を知ったら、頭の隅に押し込めてた「sai=ヒカル」疑惑が爆発して、さっさと勉強会なんて放りだしてあのネットカフェに駆け込みそうじゃないですか。だから、アキラが知るとしても対局終盤の間に合うか間に合わないかギリギリかなあと思ってたんですが…作中時間で今はお昼の1時くらいのようですが、それだとまだ3時間は残ってますから、ネットカフェにかけつけても間に合うんです。あのアキラが大人しく勉強会をやってるところで観戦してるとも思えないし…かといってこの対局を中断させられたら消化不良になっちゃうしなあ。…個人的にみてみたい展開としては、ネットカフェに辿りついてヒカルをみつけたアキラ。ヒカルはアキラに見つかったことに気がついたが、二人の対局の続きを見たい一心で「今は黙ってみていろ」とアキラに言い残し、アキラの目の前で対局を続行。ヒカルから繰り出される驚異的な一手に愕然とするアキラ。そして対局が終わったあと、ヒカルは観念して本当のことをアキラに話すが、アキラは信じられずにまたしてもヒカルに侮辱されたと感じて……あー、でもコレだと先にうまくつながらないですねぇ。アキラが先に真相に辿りついちゃうと、saiに関する緒方さんまわりの伏線も意味不明となってしまうし。さて、どうするんだろう、ほったさんは。
勝負の展開は、現在のところ名人が貫禄を示していますがsaiだってこのまま引き下がるようなことはないでしょう。なんか流れからして「saiの正体不明」にエピソードが繋がりそうな気がするので、名人は負けるかもしれない…と思うんですが。そうなってしまったら、五冠の名人が引退で囲碁会がとんでもないことになりそうだなあ。
それにしても名人、渋い。カッコいい…!! 眼光の鋭さにしびれます。眉間に皺を寄せて思考をめぐらしてる佐為の顔もいいなあ。
本因坊戦の挑戦者は倉田さん。…ああ緒方さん、挑戦権を逃しちゃったのね。倉田さん、ダメよー、桑原先生は緒方さんの獲物なんだからっ!! 今回ばかりは桑原先生を応援しちゃいます。緒方さんがリベンジで桑原先生を倒して本因坊の座を奪ってくれなきゃ。
名人の国際戦の話がでてきたし、勉強会で検討していたのが国際戦の棋譜であることも考えると、これからじわじわと国際戦の話題が増えてきて、舞台は国際戦に移りそうですよねぇ。若手同士の大会とかもあるそうですし。そこでヒカルもプロになった秀英と再会…というのはでもまだ先の話かな。今はヒカルもプロとして地盤固めするのが先だから。
次週は巻頭カラー。またカラーですか。小畑先生、酷使されてるなあ。大丈夫かしらん。ストーリーはここまで順当な展開ですが、そろそろ豪腕と呼ばれるほったさんの大技が炸裂するかしら。とにかく来週は緒方さん登場ってことで今から楽しみで仕方ないです。


【アンケート開始】 01/04/14

ちょっと早いけれども、「リンクについてのアンケート」開始です。サイトをお持ちの方、または昔持っていた方は気楽にお答えください。アンケートは5/15まで行いますので、お暇なときにでもよろしくお願いします。
また、できるだけ色々な人の意見を聞いてみたいので、自サイトやよくいく掲示板などで宣伝してくださると嬉しいです。その場合、「Books by 麻弥」の紹介なしで「リンクについてのアンケート」だけで結構ですので。
リンクバナーも用意してます。詳しくはアンケートページの一番下をみてくださいませ。

うちのサイトでのアンケートだから、書評やWEB日記系に回答者が偏りそうなんで、一般の人も目にするようなところで宣伝をしたいなあ…と思って、メールマガジンを発行することにしました。Weeklyまぐまぐは読者数も多いから、最近ネットを始めて、自己紹介ページも作ったよ〜、という方も答えてもらえるかなあと思って。アンケート集計作業がメインだからそんなに発刊できないとは思いますが、メールマガジンもできたらお知らせします。

明日は大阪のガンパレオンリーに行ってきます。主催者がどうも頼りないので不安が残りますが…いい本が買えるといいなあ。


【帰郷。】 01/04/13

「十二国記」の新刊、「黄昏の岸 暁の天」を読みました。うー、今この作品について語ろうと思ったら、ネタバレせずにはいられないから難しい。本の感想は明日あたりにでも。今は読んで自分の中に沸いてきた思いをうまく消化できないので。
あと、「IN POCKET」も買いました。こっちには「十二国記」のらぶらぶな番外編が載っております。私はさきにこっちを読んで「うわぁ、らぶらぶ〜」と思ったんですが、新刊を読みながらその短編を思い返すとなんともやるせない気持ちになっちゃうんですよねぇ。…というわけで、読む順番は「IN POCKET」の短編→新刊をオススメします。

本はお昼休みにいそいそと買いにいったんですが、なんかね、本を持ってレジに行ったときに胸がいっぱいになって泣きそうになっちゃいましたよ。…帰ってきてくれたんだなあ、って。ずっとずっと、待ってたから。
こういう、本当に待ちかねた本を手にしたときのふわふわとした気持ち、本が好きな人なら分かってくれるよね。

みなみさんの4/12。一度発せられた言葉が転写されるうちにどんどん劣化して、異質なものに変化していくのは仕方ないのではないかと思います。デジタルデータは劣化は少ないでしょうが、それでも言葉を出したあとの展開によっては、最初の意味合いとはまるっきり違った色を持ってしまうことだって少ないないですし。そんなものでしょう。
誤解は少ない方がいいけれども、100%の人に理解してもらおうなどとムダなことは考えてないんです。わかる人にだけわかってもらえればそれでいいや、という感じになっちゃって。もっとも、アイデンティティに関わることであれば私もムキになっちゃいますけどねぇ…だから今回の件は全然かまわないんです。

私は、自分のサイトを持つ人には、誰もが「王」として毅然と自らの領土を治めてもらいたいと思っています。みんなに「言論の自由」に付随するものを受けとめるだけの「覚悟」を持ってほしい。それが理想。…でしたが、パイの拡大によってインターネットの意味合いもどんどん変化していくし、もっと気楽にネットを使うのもアリかもなあと思うようにはなってきました。狭いコミュニティでぬくぬくするのも悪くないのかも。…ただ、そういう道を選択したならば、リンクポリシーと一緒に「私は打たれ弱いのでイジメないでください」とかサイトに書いてもらえると分かりやすくていいのになあ。もしくはホームページに「ヘタレ」マークをつけて判別できるようにするとか。ただし、その道を選んだならば何かに対する批判は一切しないなどそれなりの代償はほしいものです。「責任」をとらないヤツに「自由」は存在しないと思っていますから。


【前夜。】 01/04/12

リンクについてのアンケート、ご意見募集中。(←微妙にタイトルを変更しました)メールかメール送信フォームで。アンケート自体は4/15-5/15までを予定。また少し質問増やしました。…長いアンケートでごめんなさいっ。とりあえずこれでほぼ完成かと思うんですが…あの、アンケートはまだ手直しあるかもしれないし、日曜スタートなのでもうすこしお待ちくださいませ。

明日はいよいよ「十二国記」の新刊が発売!! お昼休みに買いに行くのだ。わくわく。

みなみさんの4/11。あのー、別に全然困らないので気にしないでください。…でもね、みなみさんも当事者になると物事が見え辛くなるのかな? Sucker fishさん(?)も別に発言を混合したのではなく、あの引用を「自説の補強のため」と見なしたからああいう言い方をしたんだと思うけど。引用したあとにその意見に対するスタンスをはっきりさせなければ、同意だと見なされる可能性が高いんじゃないかなあ。(まあこれも文脈によりけり、ですが)


【BCC】 01/04/11

リンクに関するアンケート、現在ご意見募集中。メールかメール送信フォームで。アンケート自体は4/15-5/15までを予定。色々と微妙に質問変わっていってます。要望によりパソコン通信歴を聞く質問を増やしましたが、大手の商用ネットってNIFとVANとASAHIネットくらいでいいかな?
あとサイトの属性、うっかり忘れていたものを追加しましたが……まだ他にもあるんじゃなかろうか。うむむ。気がついたらぜひ教えてくださいませ。

「安全講座」のアクセス解析で辿りついた趣味系コミュニティ掲示板を読んで唖然。
大意:「あるオフ会に参加表明をしたところ、幹事がオフ会参加者に勝手に自分のメールアドレスを教えた。キレてオフ会には参加しませんでしたが、幹事だからといってこんな横暴が許されるんでしょうか?」
それに対して、他の参加者は「それはひどい幹事だよね」という意見がほとんどでありました。
うーん、なんでたかがメールアドレスをクローズドな範囲で広まっただけでこんなに激烈な反応をしちゃうんだろ? メールアドレスすら教えられない相手と直接顔を合わせる方がよっぽどどうかと思いますが。それにメールアドレスを人に知られるのが嫌なのであれば、連絡が必要なものにはすべてフリーのメールを使えばいいのにねぇ。
もっとも、私がオフ会を主催するときにも参加者のメールアドレスは他の参加者には教えませんけども… 参加者に私の携帯電話の番号を知らせて、参加者からもいざというときの連絡先電話番号および本名をききますが、そういうことは参加者への通知メールには一切載せません。オフの案内を出すときにもTO:やCC:にはアドレスを並べないようにしています。参加人数大したことないからひとりずつに出してたりします。BCC:はいかにも同じ文章をたくさんの人に出しました、って感じであんまり好きじゃなくて。
でも「リンクに関するアンケート」の結果発表お知らせは、BCC:で出すつもり。量が多くなったらひとりひとりに出すのは大変ですから。……と考えているけど、ひとりずつにメールを出してもほとんど手間がかからない程度にしか回答が集まらなかったら寂しいなあ。


【律速条件】 01/04/10

リンクに関するアンケート、現在質問内容についてのご意見募集中。メールかメール送信フォームで。アンケート自体は4/15-5/15までを予定。皆様のご意見により、設問を増やしたり減らしたりしました。

リンクに関するアンケート、最初は「あなたのインターネット歴は?」という問いだったんですが、「ホームページを設置したのは?の方がいいのでは?」というご意見があったので両方聞くことにしました。リンクに限らず、ネット関係のその人にとっての「常識」が形成されるのはその人がいつ頃サイトを設置したかではなく、いつからWWWにアクセスしてるかの方が律速条件となるのでは?…と個人的に思っているので。たぶん、95年以前からネットをしていた人は「リンクフリーが当たり前」と思うだろうし。…というかその頃は「無断リンク禁止」という概念自体がなかったような気がする。たしか。

集計ツールはあれこれ探してみて、List Padというcsvエディタをみつけました。まあこれで1枚のファイルに全結果をまとめることができるから、あとはエディタの全部置換を使って回答をカウントしていけば……手間がかかるなあ。いっそのことこれを機会にExcelを買おうかと思って値段を調べたんですが、マイクロソフトのサイトには定価が載ってないんですけど〜。…色々と検索したところ、2万くらい? うーむ、ちょっと高い。

きむらじゅんこさんのサイトによるとガンパレのアンソロジータイトルが決まったそうです。「電撃ガンパレード・マーチ THE COMIC」で5月26日発売予定。…買っちゃうだろうなあ、たぶん。そういえば攻略本はいつになったら発送されますか? もうすぐ4月も半ばなんですけども〜。

みなみさんの4/9の日記に引用された自分の昔の文章を読んで「へー、こんなこと言ってたんだねぇ」となんかすでに記憶が曖昧です。
ちゃんとキャッチボールができる議論にするためには、それができそうな相手を選ぶこと…とか書いたら身も蓋もないですか? でも、自分に否定的な意見ってだけで思考停止して拒否しちゃう人って少なくないですから。私なら議論が成立しそうにない相手にはまず議論はしかけないなあ。最初からやってもムダだと分かることに労力を割くだけの気力がないもので。


【正道】 01/04/09

ジャンプ感想は別ページで。

今日は「メフィスト」購入。今回は上遠野浩平がないからパスしようかと思ったら、小野主上の十二国記の短編がっ!! そのために購入しました。よく見ると京極夏彦の書下ろしも、百器徒然袋(榎さんメインのシリーズ)なんですよ。おおっ、これは読まねば〜。
小野主上の短編の方の感想はこちらに書きましたが、なんか読んでしみじみネットでの批判のあり方について考えてしまって。うちも感想に毛の生えた程度とはいえ、一応書評サイトですから反省することもしきり。作品のテーマのネタバレに関わるので以下バックと同じ色で書きます。→「責難は成事にあらず」…「人を責め、非難することは、何かを成すことではない」 何かについて否定し、責めるのは誰にでもできること。ただそれで自分が何かを成したような気分でいたり、相手が間違っているからといって自分が全面的に正しいつもりでいるのはどこかズレてるんでしょう。表面的に否定するだけではなく、もうすこし本質的に考えなければ、有意義なものは何も生まれてこないから。書評でも「この本、つまんない」と切って捨てるのではなく、どういう点がダメだったとか、少しは建設的な方向に持っていきたいなあ、とは思っています。難しいけれども。

メモ
ゼノサーガ発表会招待状の申し込み。このためだけに東京に行くのも…と思いつつ申し込んでしまいました。やはりすごく発売が楽しみなんで。


【リンクに関するアンケート】 01/04/08

今日は神戸の王子動物園にパンダを見に行ってきました。桜がちょうど満開で風が吹くたびに桜吹雪となってきれいでした。
王子動物園にはコアラもいてびっくり。そういえば数年前に「コアラが日本に!!」とニュースになってた気が。今は全然コアラがいること宣伝してなくて、パンダ一色ですから。スター交代。

リンクに関するアンケート、テスト版作成。まだアンケート開始してないので答えないでくださいね〜。意味不明な質問内容がないかとか、こういう質問もいれてほしいとかあったらよろしくお願いします。メールかメール送信フォームで。特にサイトのジャンル、「これを追加するべき」なのがあったらよろしくお願いします。
アンケート自体は4/15-5/15までを予定してます。問題は集計ツール…たぶん手集計になると思うけれども、せめて表計算ソフトはほしいなあ。集計結果の一部をCSV形式にして配布する予定ですので。EXCELは持ってないんですよ。わざわざ買うのもバカバカしいし。無料か、安いシェアウェアでいいのがみつかればいいなあ。


【EDGE3】 01/04/07

昨日は大阪城公園方面に夜桜を見に行ってきました。ちょうど満開でとてもきれい。
でも不思議に思ったのは、なんでみんなあんなに花見に力いれてますか?ということ。うちの会社では花見をやる習慣がないものですから、自家発電機を用意してきて灯りをつけたり、バーベキューセットやらビアサーバーやら持ち込んでやるっていうのが不思議でし方がない。あのあたりのセットって会社の経費ですか? それとも自分たちでお金を積みたてて?

とみなが貴和の新作「EDGE3 〜毒の夏〜」が傑作です。ミステリ者を自認している人ならぜひぜひ読んでくださいませ〜。日常からほんの少しだけ逸脱した狂気の描写がたまらんです。小説としては宮部みゆきレベルの作品には仕上がってますので、「お子様向け小説だ」と思わずに読んでくださいませ、ぜひ。


【言論の自由?】 01/04/05

えっとみなみさん、会社から2ちゃんねるに書き込みをした場合、誰がどの発言を書いたかはアクセスログと書き込みの時間を付き合わせてみるとわかるのではないかと。同じような時刻に多数の人が書き込みしてたら分かりにくいだろうけどね。おそらく普通は会社内部から外部に接続するためのプロクシのアクセスログをとってるくらいだろうけど、やろうと思えばどんな文字が送受信されたかの記録をとることも可能。データはプロクシサーバーを通してやりとりしてるわけだし。それでもそこまでは普通はしないでしょう。でもフィルタリングソフトを使うことで特定のサイトに接続した人のすべての文字の送受信記録をとっておくことはできるんじゃないかなあ。
今はかなりたくさんの会社が社員の使うメールを監視している時代ですから、会社が学校からの書き込みや怪しげなサイトへのネットサーフィンはやめておいた方が安全でしょうねぇ。

昨日の日記に書いた中絶派のサイトの話。最近の話(?)を掲示板とメール送信フォームで教えてもらいました。中絶反対派の過激ウェブサイトが勝訴。ひゃー、そうなりましたかっ。アメリカはぎりぎりのところまで言論の自由を守ろうとするところあるからかなあ。詳しい感想は、眠いのでまた今度。

メモ。
これが彼らの24時間−コンピュータ犯罪者日記
こんな手にひっかかる方もどうかしていると思いますが。


【テキスト系サイトのアクセス向上】 01/04/04

みなみさんの4/3の日記の「ニッセイが2ちゃんねるを訴えた」事件についてですが、少し補足。もしニッセイの本社や関連会社の人が会社から2ちゃんねるに書き込みしてたら会社のプロキシサーバーを調べてすぐに足がつくでしょうね。2ちゃんねるに証拠提出を願うまでもなく。…ログとってないんでしょうか、ひょっとして。
とにかく怪しげな場所への私怨書き込みは、会社や学校からのアクセスは論外として、自宅で匿名プロクシ使っていても危険でしょう。相手が警察に駆け込んで本気になって調べれば簡単にアシがつきます。今のところ一番安全なのは、マンガ喫茶などチェック機構がないインターネットカフェ(しかも毎回場所を変える)かな。
2ちゃんねるは実質的に匿名掲示板じゃなくなってると思う。過去に警察沙汰になったときにアクセスログを引き渡ししてるし。注意書きの内容や全体的な雰囲気としてはアングラから表の世界へ移行しようとしてるような印象を受けるんですけど。
あと、個人的には「言論の自由」とは「安全なところで悪口を言える」こととは違うと思います。アメリカで実際にあったけれども、「中絶反対過激派が中絶を行っている医師の住所をサイトに載せて殺人や嫌がらせをそそのかす」事件があって、実際に死人もでたんですが、こういうことまで「言論の自由」の範疇に含めてほしくないんです。(このサイト、その後どうなったか、結局聞かずじまいだなあ…)
かといって正当な批判まで禁止になると窮屈だし。バランスが難しいよねぇ…

そのみなみさんの日記経由でエッセイ・日記ページの作り方。サイトのコンセプトはおもしろい。テキスト系にターゲットを絞ったアクセス向上系サイトですね。ただ内容については、ネット初心者には参考になると思いますが、正直いうと考察が浅くて中級者以上には物足りないかと。サイトを作ったのが若い人だし、サイト経験もそれほど深くないようですから仕方ないんですが。とりあえず今後の発展に期待。
テキスト系での究極のアクセス向上法は「誘い受」となることじゃないかと思うんですが。(例:愛蔵太さん)←意味不明ですみません。もやもとした考えがまとまったら説明してみたい…
ちなみに私が日記を書く上で気をつけていることは、

(1)わかりやすい文章を書く
これしか書けないとも言えますが。ディスプレイでの文字は紙の上の文字に比べて非常に読み辛いです。そのためになるべく一文を短くし、主語・目的語・述語などをはっきりさせて、言いまわしを工夫して、誤解を招きにくい文章を心がけてます。
(2)プロットを立ててから書く
書きながら考えるのではなく、(頭の中だけですが)それなりにプロットを立ててから書いてます。考えながら書いていると途中から妙な話になっちゃったりするからなあ。
(3)人に読まれることを意識する
自明なこともわかりやすいように言葉を補ったりするように気をつけてます。あと、読者との距離があんまりベタベタしないように気をつけてはいるつもり。
(4)推敲をする
2度ほど読み返して、同じ話を何度も繰り返してないか、話の展開はおかしくないか、チェックをしてます。削れるところは削って、必要なところを補足。疲れてるときにはそれがおざなりになって、後から読んで「ひぇ〜〜」ってことになることも。
(5)書きたいことしかかかない
読者に必要以上に媚びない。アクセス数や反応がほしくて書くのではなく、自分のために書きたいことだけ書くこと。私はサイトは自分さえ満足できれば、それで成功なんだと思っています。
あたりですね。もっともこれが正しいとかいうわけではなく、これと全く逆の方向にいってる、ダラダラと続く文章で考えながら書いているようなひとりよがりな日記であっても、めちゃめちゃおもしろいところだってあるかなあ。…でもそういうのでもおもしろいのははっきりいって才能の世界ですから、(私も含めて)才能のない人間は堅実に地道にやるしか。

今日はリンクスペシャルということで。
アクセス向上の功罪
アクセス向上に囚われてると見失ってしまうものについて述べています。あー、前に私が3/18の日記で作りたいといってたサイトと同じコンセプトのサイトがあったのね。…少し私の意見とズレてはいるけど、基本的には似たようなことだから、もう私がわざわざ1つのサイトを立てるほどの必要性はないなあ。結局、「一番大切なのは作成者の自己満足なのだ」ということ。他の書こうと思ってたネタは日記で使えばいいか。ちなみにこの作者のアクセス向上系のサイトはテクニックを使わないホームページ作成。こちらはアクセス向上系のサイトによく書かれていることしかないので、特に読む必要はないかと。
あと、関連サイトとしてアクセス向上依存症を克服しようをあげておきます。

転ばぬ先のネットトラブル回避術
プロバイダODNのネット初心者へ向けての身の守り方の指南書。要領よくまとまってます。「ホームページ安全講座」を始めた99年初頭の頃は、ネットセキュリティといえばウィルスだとかセキュリティホールだとかその手の情報ばかりで、フツーの人がネットでトラブルを起こさないためにどうすればいいのかをまとめたサイトがWEB110番くらいしかなかったんですよ。そこも私が「こういうのがあればいいのに」というのはかなりズレていたし。欲しいサイトがないから、必要に迫られて「ホームページ安全講座」を作ったんです。そのより前から「どこのプロバイダも初心者向けに身の守り方を教えるサイトを作るべきだ」という考えを持ってたんですが、それがこういう形で実現されてるというのは嬉しい限りですなあ。その一方で自分の作ったサイトとコンセプトが重なっているサイトがたくさんでてきたというのは、少し複雑なものがあります。実用系サイトはネタが命だから、同じネタがたくさんあるとデフレになっちゃいますもの。「ホームページ安全講座」を作成したのは自分のサイトのアクセス向上を願ってではなく、サイトの思想の浸透を願ってのものだから、こうやって拡散されてゆくのはよいことであるのは間違いないんだけども。あー、でもOne and Onlyでなくなったことに少しは未練があるようです>自分 みっともない。


【紙】 01/04/03

ありさとさんの3/31の日記に載ってたWindows用の紙2001というソフトを試してみました。おおっ、たしかにこれは便利だ〜。
名前のとおり、紙にメモするのと同じ感覚で気楽にデータをとれるソフト。アイデアメモとしても便利でありますが、WEBサイトの気に入った部分をドラッグしてCtrl+Alt+Gでhtmlごとソフトにとり込め、そのコピーしたサイトのアドレスなどもメモとして残るのが便利です。ネットサーフィンして興味深いページは今まで付箋紙ソフトに張りつけたり、テキストデータに入れたりしたけど、これからはこの「紙」を使うつもり。こっちの方が分類や加工にも便利ですもの。
しかもこれがフリーソフトというのがスゴイ。


【著作権侵害と危険性】 01/04/02

今日から職場異動です。通勤距離が短くなったのはいいけど、読書ペースはガクンと落ちそう。本当に読みたい本だけを読むようにしていかないとなあ。時間がもったいないや。

ジャンプと「ヒカルの碁」感想は別ページに。

みなみさんの4/1、「著作権と文責の話」。著作権はどういうときに発生するか?という基本的な話から、法律を中途半端に知った気になっていることの問題まで。なかなかおもしろい話でしたが、少しだけツッコミをさせてくださいませ。おそらくみなみさんが弁護士の方に相談したときとは状況は変わってきています。まず、著作権侵害の名目での逮捕者はガンガンでています。次に、「著作権を侵害されたところで、それでお金儲けされていると、賠償させることができるけれど、お金が一切儲けられてない場合は、法的措置に出ても、使用を停止させて謝罪させることしかできないのです。」というのは正しくはないですね。儲けるはずだった見込み金額を賠償させることができます。例えば、Aさんが自分の買ったフォトショップをCD-Rに焼いて10人に配ったとしましょう。これがバレた場合に企業から搾り取られる金額はいくらでしょうか? Aさんは儲けてないですから0円…というのは嘘です。フォトショップの定価×10本×ン倍+慰謝料を請求される可能性が高いんですよ。この件についてはUGTOPのコラムを読んでみればその怖さが分かるのではないかと思います。ちなみに会社ぐるみでソフトの使いまわしをしているのがバレた場合は、数億円レベルでの損害賠償が請求されてたりします。
「雑誌の写真をスキャンして個人サイトに載せる」のだって、無料サイトであっても被害算定されて巨額の賠償金を払わされる可能性だってあるわけです。実際、エロ雑誌からのスキャン画像を自分のサイトに載せてた人が雑誌社に200万賠償した事件がありました。写真は20枚程度でしたから、1枚あたり10万円の使用料だと算定したんですね。企業ならこの程度の使用料は十分ありえる話です。
著作権問題については、現在のところ「複製権の侵害」は相当にヤバいです。ビール1杯飲んでトラックを運転する程度のリスクはあります。スキャンしてそのまま使ったり、たとえ自分で作成しても誰がみても似てると思えるほどそっくりな場合が「複製権の侵害」となるわけですが、これは訴えられたら負けてしまう可能性が非常に高いです。特に企業やプロが権利を持っている著作物をそのまま使ってしまうのは、相当に危険。企業に実行動より先に警告メールを送ることを期待するのはどうかしてると思う。企業とはそんなに理性的でも優しくもありません。「文句を言われたら謝ればいい」と甘く考えていたら、いきなり逮捕されることだって巨額の賠償金を請求されることだってありえるのだから。特にソフトの複製とMP3や商業ゲームソフトのエミュレートソフトの配布は危険度MAX。アイコラは総取締りが行われる可能性があるかもしれません。今後は着メロもヤバいかも(i-modeサイトでは着メロは儲けに繋がりますから)。
二次創作などはまだ「表現の自由」だとか言い逃れをすることができるし危険度もかなり低いけれども(ちなみにポケモン同人事件のときには「複製権の侵害」の名目で逮捕されました)、一次著作物をそのまま使用する「複製権の侵害」だけは人生を棒振りたくなければやめておいた方がいい。特に法人相手はね。

この関連でGoogleで検索していたところ、なかなかいいサイトをみつけました。
逮捕されない著作権法
ネットで関係のある著作権がらみの問題について、どれがダメでどの程度なら大丈夫かについてQ&Aでシンプルにまとめたサイト。
姉妹サイトの
法に触れないインターネット
商標、プライバシーの侵害、名誉毀損、肖像権などでトラブルになる可能性があることについてQ&Aでどの程度の危険性があるかをまとめたサイト。
もなかなかいいデキです。サイト持ってる人は一度目を通しておいた方がいいかと。ただし、(私の意見も含めて)ひとつのサイトの意見だけをうのみにしないようにして、自分に深く関わる問題はもっと色々と調べた方がいいと思います。


【バトンタッチ】 01/04/01

アクセス解析をみて気がついたんですが、Yahoo!で検索したときに一致しなかったときにでる検索結果が、gooからGoogleに変わっていました。…いつの間に。

土日とうちの母方の田舎に帰ってました。のんびりと過ごしました。山奥で寒くて、雪がうっすらと積もってたんですよ。4月なのに。でもきれいでした。


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