04年11月の日記。  今の日記へ

【流行絵の変遷】 04/11/29 23:42

「このライトノベルがすごい!2005」が11月下旬に発売されました。「流血女神伝」がランクインしたのは、須賀しのぶファンとして素直に嬉しいです。これがきっかけで、須賀さんの作品を読む人が増えてくれたらいいのですが。
このムックでは、ランキングよりも広範なシリーズのジャンル別紹介が一番の見所かも。広く浅くおもしろそうな作品を探したい人にはオススメです。ただ個人的には、女性向けレーベル作品があまり取り上げられていないのが残念でした。まあ、そちらのオススメ作品を知りたい人にはすでに「活字倶楽部」という雑誌がありますが…
ランキングの解析については、解読「このライトノベルがすごい! 2005」(はてなダイアリー - 読丸電視行)がおもしろかったです。「占い」をやってみたかったけれども、私の場合は投票した作家さんのうち3人がランク外で重み付けわからないし、協力者として投票したからできなさそうで残念。

ちなみに私の投票リストです。
1.「流血女神伝」須賀しのぶ
2.「EDGE」とみなが貴和
3.「屋上の暇人ども」菅野彰
4.「真・運命のタロット」皆川ゆか
5.「斬魔大聖デモンベイン 機神胎動」古橋秀之
6.「空の鐘の響く惑星で」渡瀬草一郎

前回の日記…といっても一か月以上前になりますが、そこで書いた「"新しい絵"といわれて思い浮かぶのは、具体的にどのマンガ家orイラストレーターの名前ですか?」のことですが、コメントやトラックバックをくださった皆様ありがとうございました。
具体的に皆さんからいただいた作家さんの名前は、コメントトラックバックの方でご覧ください。
色々な名前を教えていただいて、その作家さんの名前で検索して実際の絵を見たりしましたが… わかったような、もうひとつ理解しきれないような感じです。
私にとって漠然とした「新しい絵」のイメージは「電撃文庫の表紙みたいな絵」という感じに集約されるんですが、これはどちらかというと男性向け萌え絵。逆に女性向けでの「新しい絵」というのは具体的な作家さん名を聞いても私にはピンときませんでした。普段読んでるのがどちらかというと少年漫画系だからとはいえ、これはちょっと情けないです…
それでも分からないなりに「わりと新しい」と感じる絵に共通する部分をつらつらと考えたりしていました。
 ・描線は強弱がない、細い線(スタイリッシュな感じ)
 ・体格はデフォルメしてあっても体のラインはリアル寄り
 ・瞳孔部分は虹彩部分よりも暗めの色で表す。虹彩は描かない。
 ・瞳に入る「光」は控えめ。
 ・睫毛は多く描かない
他にも顔のパーツの描写、髪のツヤベタの入れ方によっても印象がかわりそうですが、絵描きじゃないので自分なりに考えるのも限界です。
で、絵描きさんからの意見がありそうなところを探してみつけたのが、オヴァ絵スレ用お絵描き掲示板ログ。2chの同人板のスレから派生したまとめサイトで、年代別に流行った絵の特徴説明が見事でした。文章で説明されるよりも、こうやって実際に絵で見せてもらうと分かりやすいですね。


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