◆発売中のジャンプ36号に小畑先生の読みきり「DEATH NOTE」（原作：大場つぐみ　センターカラー55ページ）が掲載されていました。
死神の「DEATH NOTE」を拾った少年・鏡太郎は、何も知らないまま自分を苛めた少年たちの名前をDEATH NOTEに書いた。そして翌日、少年は苛めっ子たちが突然死んでしまったことを聞く。「DEATH NOTE」に名前を書くと、その相手は死んでしまうのだ…　怯える太郎の前に死神が現れて…
おもしろかったです。ベテランらしい、安定感のある読みきりでした。小畑さんは相変わらずオヤジの描写が冴えているし、死神のようなクリーチャーの描写もうまかったです。変形コマが全くないコマ割りですが、カット割りとカメラアングルの変化によって緊張感がでていました。太郎くんって岡くんに似てたなー、とか大きくなったら黒い永夏って感じでちょっと萌え。
アンケートハガキの内容からすると、この読みきりが好評であれば連載の可能性があるようです。
でも…こういうワンアイデアものは連載になると話の展開が辛くなるし、なにより小畑さんは高度な表現力を持っているんですから、それを存分に生かせる作品を手がけてほしいなあ、と個人的にはつい思ってしまいます。できれば青年誌などに移って、こまやかな心理描写が必要な作品に取り組んでもらいたいんですが…　でも集英社の青年誌にはそういうティストの雑誌がないんですよね。それに小畑さん自身が描きたいのが「少年マンガ」なのかもしれないし…
でも、「ヒカルの碁」の14巻〜17巻あたりの作画によるキャラの心理描写の巧みさをみていると、大味な作品が多い「ジャンプ」に留まるのがもったいないなあ…とつい考えてしまいます。浦沢直樹「MONSTER」のような作品を小畑さんが描いてくれたら…　青年誌系は力のある原作者が結構いるだけに…

◆大阪で開催されたジャンプ原画展をみてきました。⇒ネタバレの感想。

◆集英社のオンラインショップ・Mekke!にてジャンプフェスタ2003のグッズ「ヒカルの碁」キャラ碁石BOXが発売されています。これ、キャラごとに白と黒の碁石にプリントされてるんですが、永夏だけ黒石しかなかったんですよね。それが悔しかったなあ…

◆7/7〜8/31に東京・アクシアシティお台場6階で開催中の「ジャンプショップ」（公式サイト）に行った方による新作グッズ情報です。
・「新柄・藤原佐為」のれん（2800円）
色は紺色と紫。柄は同じで、ヒカルと佐為の出会いのシーンだとか。
・ブックカバー（1000円）
白地に黒で碁石と碁盤の目が、赤で佐為が描かれているそうです。

《今後の予定》
・コミックス22巻発売中
・7/7〜8/31　ジャンプショップ（東京・アクシアシティお台場6階）　グッズ販売⇒公式
・7/31〜8/6　ジャンプ原画展（大阪・阪神百貨店）
・8/8 　アニメ「ヒカルの碁」ビデオ第二期飛翔篇Vol.9レンタル開始
・8/13　アニメ「ヒカルの碁」DVD第一期Vol.6レンタル開始
・8/13〜18　ジャンプ原画展（名古屋・名鉄百貨店）
・8/27　アニメ「ヒカルの碁」DVD第二期飛翔篇八発売
・9/4 　コミックス23巻発売
・9/25　キャラソン第二弾/和谷・加賀・あかり　発売
・9/25　アニメ「ヒカルの碁」DVD第二期飛翔篇九発売
・10/29　アニメ「ヒカルの碁」DVD第三期(仮)一発売
・11/4　カレンダー発売

・2004年度カレンダー（壁掛け型）　A2 7枚　すべて描きおろし
　　2500円　11/4発売　s-book.comでの予約は9/22まで。書店での予約は9/16まで。
　　⇒公式サイト

・ジャンプ原画展⇒公式サイト
「ヒカルの碁」の原画は、カラーが5点とモノクロ（マンガ原稿）8ページ展示。→内容ネタバレ
発売グッズ
・新作：複製原画（22000円）、Tシャツ（2500円）、マウスパット（1200円）、ポストカード（100円）、うちわ（400円）
・過去のジャンプフェスタ発売分：クリアファイル、湯のみ、キーホルダー、キャラクター碁石セット、ポスター

今後も情報関係はこまめにフォローしたいとは思っています。でも私は囲碁関係の雑誌や新聞は私のテリトリー外ですので、そこで「ヒカルの碁」関係の記事を見つけた方がいましたら、教えてください。よろしくお願いします。