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【アニメ ヒカルの碁 第13局「それぞれの決意」】 02/01/14

第13局「それぞれの決意」
海王の三将がアキラだったことを驚くヒカルの前に、ヒカルを値踏みするかのように日高らが現れる。海王のメンバーらに「作戦上の大将」だとバカにされ憤る三谷をフォローするように、筒井は三谷は本当に強いんだ、と主張する。
大会は始まった。大将は三谷、副将は筒井、三将はヒカル。三谷はあっという間に勝利をモノにする。三谷は自分の強さに自信を持っていた。海王中の様子を見に行ったが、大将の岸本の強さに驚く。岸本は三谷に挨拶をするが、その態度から三谷は岸本は自分を しが にもかけてないことを感じ、静かに闘志を燃やし、筒井にも海王中と対戦したいから頑張って勝てと告げた。筒井も16目半差で勝った。ヒカルもなんとか逆転勝利。
アキラは心を落ち着けるためにゆっくりと対局していたが、もちろん中押し勝ちを収める。アキラにユン先生は葉瀬中も3−0で勝ったと伝えた。アキラはヒカルの対局の様子を聞きたがったが、ユンは「見ればわかる」と言葉を濁した。
二回戦を前にお昼の休憩に。ヒカルはあかりの誘いを断って渡り廊下にでる。ヒカルの逆転勝ちを誉める佐為に、自分の力で勝ったんだと喜ぶヒカル。ヒカルは次のアキラも自分が対局するつもりだった。葉瀬中囲碁部なのはヒカルであって佐為ではないのだ。そのときふと、岸本と日高の話し声がヒカルの耳に飛び込んできた。アキラの話をしているらしい。岸本は日高にアキラが部員たちから受けていたイジメの話を聞き、アキラはヒカルと戦うために三将にしてくれることを引き換えに部を辞めるらしいという話をしていた。ヒカルはその話を聞いて、いかにアキラが佐為しかみてないか思い知った。その思いに応えるためにも、ヒカルは佐為に「おまえ打て」と言った。
そしていよいよ二回戦。葉瀬中対海王中。アキラはヒカルの前に座わり、するどい視線を放っていた。


今回は作画がよかったので満足。ただ演出はちょっと平板だったかなあ。まあでも次回は話は盛り上がるんじゃないかと。来週の岸本くんが今から楽しみであります。
ヒカルが言った「最後まで笑っちゃいけないんだぜ 勝負ってものは」っていうのは、あれはダケさんのセリフなんですよね。まあまだ迫力はダケさんには遠く及びませんが、いずれヒカルも…
ヒカルはアキラのことを考えて佐為に対局を譲ったものの、自分で打ちたがってますが、それは自分自身を認めてもらいたいから、でしょうか。「ヒカルの碁」の世界では佐為が見えるのはヒカルだけで、他の人にはわかりません。ヒカルが全部佐為に打ってもらって、それで「神童」だとちやほやされたとしても他の人から「ズル」してるというのはわからなく、なんの支障もないのです。ただ視聴者にはそうすればヒカルが「ズルしてる」という風に感じてしまうので、そのあたりは「ヒカルのプライド」として処理してヒカル自身の力で打たせています。佐為が打つ場合は物語上にやむをえない理由が作られるようになっています。ヒカルはアキラが自分自身ではなく、自分の中の佐為の影を追いかけていることに引け目を感じているところがあるんですね。だからこそ自分が強くなるまでアキラとの対局を避けようとしたわけで。でもアキラはあきらめきれないから、追いかけてきて、ついに対局することに。そしてその対局が…これは来週の話に。

そういえばモブシーンになぜか伊角さんと奈瀬ちゃんがでてました。スタッフのお遊びかな? ちなみにこの二人はあと5〜6話ほど後に登場します。本格的に活躍するのはもっと後ですが。アニメイトにあるグッズやTCGのブースターパックにはすでに登場済ですね。

1/1の特番では、冒頭にてヒカルと佐為とあかりちゃんで新年のご挨拶。あとは総集編でした。


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