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【諸刃の剣】 01/06/15
ダンナはわりと元気になりました。とりあえずほっとしました。でもオーバーワークで慢性疲労ぎみなのは確かなので、なんとかしてあげたいけど…
ありさとさんの6/15の日記にて、「リンクについてのアンケート」の関連リンク&「リンクにまつわるトラブル」の総まとめが。すばらしいィィィィ!!
…いやいや、本来は私がこういうまとめをするべきだったんでしょうが、集計だけでくたびれちゃって。こうやって誰かがやってくれるなら、リンクするだけでいいから楽でいいなあ。ありがたや〜。
なぜリンク外しに悩むのか…ドライなリンクでは全然気にならないのですが、そこに「好意」という「感情」が含まれていたり、リンク先相手との間に「友人」「知り合い」などなんらかの関係がある、ウェットなリンクの場合はやはり外し辛いです。縁切りというのは大袈裟だけど、毎年出してた年賀状を出さなくなっちゃった、みたいな感じかなあ。年賀状出さなくても友人関係は変わらないだろうけど、届かなくなったら「なんでだろう?」ってしこりが残りそうだもの。だから縁遠くなっていっても、年賀状だけは出しちゃうってところ、ありませんか? 切りたくても切れない「お気に入り」リンクは、なんとなく出し続ける年賀状みたいなもの。
そのありさとさんの日記経由で、「愚者の戯言」6/11-6/14が非常に読み応えあります。リンクと著作権がらみの話と、「人生の取扱説明書」式の「王様」「軍人」「学者」「職人」タイプ分類によるサイトのタイプの話がおもしろかった。必読。
みのうらさんの6/10の日記より。「リンクして批判する方がリンクしないで批判するよりも酷い行為だ」という意見の人がアンケートの結果で少なからずいたことについて。…私も自分が批判されるなら、どこかでこそこそやられるよりもリンクされた方が反省するべきことは反省できるし、反論するべきことは反論できるからありがたいと思ってますけどねぇ。でも中には「知らぬが仏」という考えの人もいるかも。「知らなければ傷つかずに済んだのに」と。みんながみんな戦闘型人間ではないですからな。
リンクせずに批判する理由は、やはり相手に反撃されないように予防線を張った…つもりなのかなあ。リンクを張っちゃうと、アクセス解析でバレるからね。だから2ちゃんねるではリンクでなくアドレスを張るだけ(ttp://www12.big.or.jp/~meher/のように)が推奨されてるんだろうけど。
まあ私もリンクをしないで批判することもあります。その場合は他ジャンルのためにリンクを張ることで多大な迷惑をかける(例:芸能系裏サイト)からとか、一応理由はあります。あとはどこのサイトだったか思い出せない場合など。同ジャンル(うちだと書評系やWEB日記系)では必ずリンクします。もし相手のサイト名を出さずリンクしなくても、読者層も重なってるし、本人も巡回してるかもしれないから、リンクを張らなくても絶対に何かのルートでバレるし。だったら陰口だと思われないためにリンクを張って正面から意見をぶつけた方が、ギャラリーに対する印象はいいんじゃないのでしょうか。
どっちにしても、批判っていうのは諸刃の剣ですからね。相手を傷つけた分だけ、必ず自分にもダメージが返ってくる。その覚悟をせず、好き勝手に文句を書いてるくせに、いざ相手が反論したら「言論の自由はないんですかっ」と逆ギレするのはみっともない。自由には必ず責任が伴うものなのに、それをわかってない人もいますから。
私は最近では「大袈裟な覚悟なしでもネットに参加してもいいんじゃないか」と思うようにはなってますが、そういうお気楽モードの参加者は、むやみに人の目に触れないようにするとか、人の反感を買いそうな内容はなるべく書かないようにするとか、ネットをパブリックな場だととらえてる人達と棲み分けができるようになればいいのですが。
ちょうど、「リンクしないで批判」の実例がありますので紹介。えっとですね、リンクをなんとなく辿っていってみつけたライトノベル系の辛口(というほどではないですが)の感想サイト失笑【^m^】オフラインの5/24の日記。該当部分を引用させていただきますと、
【書評サイト】久しぶりに余所の書評サイト(ヤフーにも登録されている有名ドコロ。管理人は女)を閲覧しましたが、まぁ、下らないし、つまらないですね。俺と意見が違うからムカツクのではなくて、批判精神が足りなくて、内容が薄いような気がするのです。そりゃ、俺だって、全部の本に長いコメントをつけられませんが、良くも悪くも印象に残った作品くらいは熱く語ってもらいたいものです。最近、どこのページも面白くないし、ネットなんて、飽きました。
つまんねぇんだよ!(どこかの作家志望のネットアイドルの日記みたいだなぁ【^m^】)
クール・アンド・ホット!
みなさんココをお手本にして、熱くて冷静なコメントを書いて欲しいですね【^m^】。
Yahoo!に登録されている女性管理人のライトノベル系書評サイトで、このサイトと読む本がかなり重なっているのはうちだけなんですよ。…と、リンクせずにこういう書き方をすると、その当人でないかもしれない人にまで「私のことを言ってるのかも」と思わせてしまうことになるんですね。もっとも今回の場合は私が当人である可能性が高いですが。
で、私についての批判だとして一応反論しておくと。つまんないと言う人がいるのは仕方ないかと思います。うちのところは自分のための読書メモ+未読の方への簡単なオススメガイドですから薄いのは確かだし。私もできることなら、タニグチリウイチさんのようなボリュームがあって濃くおもしろい書評を書けるだけの能力や、みのうらさんみたいに短くとも鋭い切り口で批評できるような能力があればいいなあとは思ってますが、ないものはしょうがない。…努力はしてますけども、進歩はカメの歩みだからなあ。
ただ批判精神うんぬんはピンとこないです。だって私は「楽しむため」に本を読むのであって、アラ探しをするためではないのですから。でも京極夏彦の境地には程遠く、グチグチしたことも書いちゃいますけどね。ただしそのときには「ただのいちゃもん」に思われないように、なぜそういう風に考えたのかをきちんと書き、なるべく建設的な批判となるように気を付けてはいます。WEBで公開している以上、その本が好きな人や、かかわった編集者、もしくは作者本人まで読む可能性がありますからね。ネガティブな意見を書く以上、誰かを傷つけてしまうことは覚悟してますが、無意味な傷は付けたくないもの。
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