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計画無し、荷物無しで出かける

2010年9月18日


3. 目的地へ

歩いて向かっていたのは東京湾フェリーのターミナル。
ここからさらにフェリーに徒歩乗船して東京湾を渡る。
その先が今回の目的地なのだ。

車で行く事もできたのだが、今回は公共交通機関を選択。
その理由は、フェリーへの徒歩乗船が結構好きだからである。
珍しい人だと自分でも思う。

ここに着いたのが7時半くらい。
次の出航は8時20分。しばしのんびりする。

フェリーの徒歩乗船の切符。
JRに乗る時もすっかり電子マネーのお世話になっていて、
こういう紙の切符を久しぶりに見た気がする。

しかも裏(写真の下半分)は磁気で何かが記録されている
タイプではなく、純粋な紙。なんか懐かしかった。

いい加減、目的地に着かないと。
今回の目的地は千葉県にある「鋸山」
標高329メートル。

高い所好きな私が魅かれる理由は、単純なこの数字による物ではない。
後々明らかになる。


4. 目指すは・・・

とりあえず、鋸山ロープウェーで山頂へ。
山頂での眺めはかなり良かった。
視界が開けていれば、富士山や
横浜のみなとみらいも見えるらしい。
(今回のメインではないので写真は小さめ)

私が上ったのは9時15分の便でガラガラだったのだが、
帰り頃、昼前の便では大勢乗っていた。
結構有名な場所であるらしい。

ここが本当の目的地。日本寺。
ロープウェーの山頂駅から山道を少し下ったところに
複数ある入り口の1つがある。実際はここまで車で来れる・・・。

案内図の中にさらに本命の場所も書かれているのだが、
小さくて見えない・・・。

このお寺、実は色々と凄かった。
巨大な大仏があったり、石切り場だった名残があったり。

しかし、基本的に全体が山道。物凄く急な階段を上ったり下ったりを繰り返す。
大の大人(男性)があちこちで汗だくになってヒーヒー言っているのを目にしている。

私はというと、伊達に一眼レフカメラとレンズを担いで与那国島を1周したわけではない。
今回は荷物も少ないという事で余裕たっぷり。与那国島は3万6000歩かかったわけだが、
携帯電話に内蔵された万歩計は、往復の移動も含めて2万5000歩弱くらいしか(!?)カウントされていない。
その程度で悲鳴を上げるような脚力ではないらしい。

ロープウェーの中から撮影。
石切り場だった名残からこういう壁が
いきなり出迎えてくれたりする。

こういう垂直な壁の間に通路がある所も。
まさに「切り通し」という感じ。

少し場所は違うが、垂直な壁を真上から撮ってみた。
気持ちいいくらいにまっすぐな壁だ。
因に、柵から手を伸ばして感覚だけでシャッターを切りました。

岩場に無理矢理通したような通路もあったりする。
こういう職人技を見ているだけでも結構楽しめる。
勿論、体力に余裕があればだが。

でもって、大仏。
鎌倉や奈良の大仏よりもデカイ。
坐像としては日本最大であるようだ。

これで何となく大きさが伝わるだろうか。
左の方に小さく人が写っていますが、大人の女性です。

百尺観音。
岩壁に6年かけて彫ったものだとか。
足下にいるのは大人の男性。
これで大体のスケールが掴めるかと。


やっと次のページで本命の場所に行きます。


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