■掲示板に戻る■
検索
全部
1-
101-
最新50
うまいものってナニ?
153
名前:
名無し@まったりーな
2006/09/25 02:16
ID:C/5m5HcQ
今日、ちょうど定年退職をむかえた初老の男が
ひとり、駅前の立ち食いそば屋で一杯のそばを食べている。
エビの天ぷらが一尾のっかった一杯500円のそばだ。
男は30年も前からほぼ毎日昼休みこの店に通っているが、
一度も店員とは話したことがない。
当然、話す理由なども特にないのだが、今日
男は自然に自分と同年齢であろう店主に話しかけていた。
「おやじ、今日俺退職するんだ。」
「へぇ・・・。そうかい。」
会話はそれで途切れた。
ほかに得に話題があるわけでもない。
男の退職は、今日が店を訪れる最後の
日であることを表していた。
すると突然、男のどんぶりの上にエビの天ぷらが
もう一尾乗せられた。
「おやじ、いいのか。」
「なーに、気にすんなって」
男は泣きながらそばをたいらげた。
些細な人の暖かみにふれただけだが涙が止まらなくなった。
男は退職してからもこの店に通おうと決めた。
そして財布から500円玉を取り出す、
「おやじ、お勘定!」
「800円」
42/200k
削除
修正
ストップ
再開
ごみ箱
sage
名前:
メール:
メッセージ:
>>153 > 今日、ちょうど定年退職をむかえた初老の男が > ひとり、駅前の立ち食いそば屋で一杯のそばを食べている。 > エビの天ぷらが一尾のっかった一杯500円のそばだ。 > 男は30年も前からほぼ毎日昼休みこの店に通っているが、 > 一度も店員とは話したことがない。 > 当然、話す理由なども特にないのだが、今日 > 男は自然に自分と同年齢であろう店主に話しかけていた。 > 「おやじ、今日俺退職するんだ。」 > 「へぇ・・・。そうかい。」 > 会話はそれで途切れた。 > ほかに得に話題があるわけでもない。 > 男の退職は、今日が店を訪れる最後の > 日であることを表していた。 > すると突然、男のどんぶりの上にエビの天ぷらが > もう一尾乗せられた。 > 「おやじ、いいのか。」 > 「なーに、気にすんなって」 > 男は泣きながらそばをたいらげた。 > 些細な人の暖かみにふれただけだが涙が止まらなくなった。 > 男は退職してからもこの店に通おうと決めた。 > そして財布から500円玉を取り出す、 > 「おやじ、お勘定!」 > 「800円」
URL:
sage
stay
等幅
パスワード:
-
Flash CGI/Mini Thread Version 3.31β
-