ヒーロー&レイ企画と草村礼子は1981年より “いのちと愛” をテーマとする朗読、講演、トークショウと一人芝居を続けてまいりました。 末永い平和を願い、ほそぼそと続けていた朗読会で出逢った観客のひとことに触発され、草村礼子は一人芝居を演じることになりました。 |
そのいきさつもあり“演じたい”わたしと“見たいと思う”お客様が居たら、場所はどこであろうと“劇場”になる事を確信した草村礼子は、くちコミに支えられて活動を開始し、これまで続けてまいりました。 |
会場の上限は、キャパが450名までの劇場での上演を(観る人にも演者にも優しいので)希望しておりますが、寺院の本堂・喫茶店・コミュニティセンターや結婚式場の大広間など、劇場ではない会場でも演じて参りました。 また多くの会場では、終演後に観客と膝を交えて語り合い、演劇の楽しさを共有して参りました。 |
演じる時だけでなく、その公演を成立させるための観客がわの行動も含めて考えてこそ、演劇が文化活動となると考え、観客との交流を大切にしたいと思っています。 各地に思いを凝らした劇場が建設されつくした感のある現在、そこに何を呼ぶかではなく、そこで何をしたいのかが、大事なのではないかと、私たちは考えています。 |
演劇を楽しみたいと集まる人々との演じる者とが出会い、同じ空気を共有し、たがいの“想像力”によって創り上げ“創造の喜び”を味わい、語り合うことがもっとも必要な時代だと考えます。 |
草村礼子の一人芝居は極力、シンプルな舞台つ創りを目指します。 演じる者の“心と身体”を通過したことば・台詞を拠りどころとして観客の心に飛びこむ事に心を砕き、演じます。 |
ほとんど何も飾らない舞台、そこに集う観客の想像力と草村のこころと身体を通過した言葉が出合う時、面白くて楽しい演劇の原点にある“見る人と演じる人が、一体になる楽しさ”を体感して頂けると信じます。 |
高度成長の波に乗るべく、全てをスピードアップして暮らす中で会話の楽しさ、思いのこもった言葉のパワーの大きさを、見過ごしてきたと考える私たちヒーロー&レイ企画と草村礼子は、その事を皆さまと語り合いたいと考えています。催しの内容や規模に合わせ、どのような形で草村礼子が参加するのが望ましいのか、ご一緒に考えます。 | ||
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