例の、木村拓哉くんの入籍に関するデマ(詳しくはこちら。)、今朝の報知新聞にも載ってました。ネットワークをよく知らない人が読んだら、インターネットの掲示板ではいいかげんな噂ばかりが飛び交っていて、メールで怪しげな話ばかりしているように思われそうで……まあ、それも一面の事実なんですけどね(^ ^;)。
キツイこと言って申し訳ないですが、今回のこの噂を掲示板に書込みした方、むやみに友達にメールを流した方は、反省してください。反省したら、これからは怪しげな噂は、広めることのないように気をつけて貰えたら、それでいいと思います。終わったことをいつまでも悔やんだり、落ち込む必要はないです。何が悪いかわかって、次から同じ間違いをしなきゃいいだけのことだから。
ネットの初心者がわかってないこととして、ネットの掲示板を友達とのお喋り感覚で利用する人がいることなんですよね…楽しく利用してもらうのは基本なんだけど、ネットの噂の破壊力は、口コミの1000倍以上はあるということはわかっておいてください。伝播力と速度が口コミとはケタ違いなんです。みた人が即座に他の掲示板に書込みしたり、メールで流したりするせいで、全国的にあっという間に広がっちゃうから…
今回のように、メディアが噂の真偽を確認してくれるのであればいいですが…木村くんが入籍なんてことになれば、スポーツ新聞の1面トップどころか、号外がでてもおかしくないレベルです。それだけ話題性があるからこそ、動いてくれたようなもので……もっと真偽があいまいのまま、噂だけ残ってしまう場合もあります。たかが噂、というわけにはいかないです。当事者の社会的生命くらいなら奪いかねない力があるものなんですから。

でも、なんで無批判に噂を信じてしまう人がいるのかなあ……まあ、10代ならともかく、20代、30代の方でもちまたに溢れる噂や、海賊本の内容をそのまま信じてる人が時々いて、びっくりします。メディアの言うことも、無批判に信じてはいけない…というのをちゃんと学校教育でやってくれないからなのかなあ。私も10代の頃は……で考えたけど、私は小学校高学年の頃には、人の言うことを素直に信じない、ひねくれた、かわいげのない子供でした(笑)。だから余計に簡単に信じちゃう人がわかんなかったりするわけで。

なんにしてもね、自分で考えることが大切だと思います。私のところに「この噂、本当ですか?嘘ですか?」ってメールがくることあるけどね、なんで「本当」か「嘘」しかないと思ってるんでしょう。あるひとつの情報があったとして、その情報に関する信頼性のパラメーターは、「本当」「嘘」というボタンがふたつあるわけではなく、「本当」から「嘘」までに何段階もの微妙なメーターになってる…と私は考えています。完全な「本当」ではなく、「信憑性はあるよね。」「どっちとも言えないんじゃない?」「これは嘘っぽいよね」とかそういうあいまいなものではないかと。たとえタレントさん本人が喋ったことであっても、盛り上げるために多少「作り」が入ってることもあるし、自分をよく見せるためにミエを張ってる場合もあるし。噂話の発端は事実であっても、伝播のうちに嘘になってることもあるしね。
その信憑性は、噂の出所とか、状況を総合的に考えると…とか、他の噂と総合すると…とかいう形で判断していくんですが、噂話における「友達の友達」やゴシップ誌の「関係者筋・情報通」ほど信用のできないものはない…というのは覚えておいてもいいんじゃないかと。

長々と書いたけど、何を言いたいかというと、「なんでも素直に信じるないで!!自分でその情報の信憑性を必ず判断しようよ!!」ってところかなあ。…というわけで、私のことも素直に信じないでください(笑)。私も結構いいかげんな奴だし。ただ、私の場合は、なにかを主張するなり、掲示板のルールを変更したりする時にはちゃんとその理由を説明しています。その理由を読んで、納得できるなら私の意見を受け入れてほしいですが、理由を吟味しないで、「麻弥さんのやることは正しいから」って感じで無批判には受け入れないでくださいね。(たまにいるんです、そういう方が…)
あ、でもファンであれば、自分の愛するタレントさんの口から出たことだけはそのまま信じてあげてもいいかも。(もちろん盛り上げネタのための作りじゃなくてね、本気で喋ってること。その区別はファンならつきますよね?)

インターネットの普及のせいで、誰でも情報の中心になりえる可能性があるわけなんです。だからこそ、自分で判断する必要がでてくるんじゃないかなあ……自己責任、ってやつが問われてくるわけで。
(7/3)

昨日書いた話の続き。
うーん、ちょっと書き方キツかったかも…と反省。これだから「いばってる」とか言われるんだよね(^ ^;)。…まあ、なんて言われても別にいいんですけど。

デマを広げるな…といっても、「ファンはそういう話を聞くと不安だから、誰かに確かめたくなるのは仕方ないじゃない」って思う人もいるかもしれないですね。うーん、でもね、聞いても誰も答えようのないことだったら、不安に思う人を広げるだけなんじゃないかな?
噂の大半は、本当か嘘か断定できないようなものだし。デマの内容によっては、タレントさんのイメージを落とすだけのものになる場合もあるし…インターネットの掲示板は、たくさんのいろんな人がみてるだけに、友達にグチる感覚でやってたら、自分のせいでタレントさんのデマを広げて、タレントさんに迷惑をかけることになっちゃうかもしれないんですから。
だから辛いかもしれないけど、自分一人の胸におさめて、タレントさんを信じてあげようよ。ファンなんだからさ。

私もね、光GENJIが7人から5人になって、そして「卒業」になるまでには、いろんな噂に(精神的に)振り回されました。当時はまだインターネットとかやってなくて、NIFTYで書込みしてた頃だけど……まあ、公の場にかくことはなかったですが、友達同志での話の中で、誰が他の事務所に移籍する、誰が残る、芸能活動自体をやめる……まあ、いろんな話がでましたよ(^ ^;)。いろんな噂に一喜一憂して、クタクタになって結局わかったことは、「本当に大切なことは、いつかは放ってもおいてもわかる」ってことです。うーん、あまりに当たり前のことだけど(^ ^;)、でもそういうことを人よりほんの少し早くわかったからといっても、どうしようもないんだよね。

情報を求めて積極的に噂を集めるよりも、何も聞かずにじっと待ってる方が近道になることだってあるんだよ、ってことで。

私が噂を聞いた場合……自分の胸に留めておく、っていうのが一番多いかなあ。話の内容によっては、むやみに噂を広げたりしない友達に、「単なる噂だけど」と前置きした上で知らせることもあります。でも、悪い噂は、そのイチオシの人には絶対に教えないですね。私は一番好きな人の、悪い噂を聞くのは、たとえ噂でも嫌だから。
掲示板とか、ホームページにむやみに書き込むことはしません。自分の書いたことが一人歩きしたら、すごく怖いもの。
(7/4)

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