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【ヒカルの碁 第178局「中国VS日本(1)」】 03/01/27


今週のダイジェスト。
・北斗杯初日、中国対日本戦。対局場には関係者や記者が詰めかけていた。
・まずは中国チームが到着し、楊海は進行役の渡辺棋士にメンバー表を渡した。
・日本チームもやってきて、メンバー表を提出。社とヒカルは初めての大舞台ゆえ緊張していた。
・組合せが決まった。大将戦は、陸力vs塔矢アキラ、副将戦は王世振vs進藤ヒカル、三将戦は趙石vs社清春。
・ヒカルと社は、取材記者や碁盤を映すカメラなど、注目されているのが分かる状況にあがってしまったが、大舞台慣れしているアキラは落ちついたものだった。またこの対局はネット配信も行なわれるという。
・別室の大盤解説は10時からだが、対局は9時から見ることができるため、多くの人が観覧にやってきていた。
・緊張していた社は一度対局場を出た。そして社は一般観覧に来ていた越智を見つけ、彼の刺すような視線を受け、自分を取り戻すことができた。
・ヒカルは雰囲気にのまれ、落ち着かないまま対局が始まってしまった。
・伊角と和谷、ヒカルの母と祖父、北島と広瀬も観覧にやってきた。
・大盤解説控え室で、韓国チームと日本・中国チームの団長がモニターを見ていた。あまりパッとしないヒカルの様子に、秀英は沈黙し、他の韓国チームのメンバーはヒカルが口の割には大したことないと口々に言った。
・古瀬村が控え室にやってきた。安太善は永夏の非礼を詫びるが、古瀬村の永夏への悪感情は残ったままだった。
・楊海はアキラのたたずまいは塔矢行洋を彷彿させるものがあり、期待以上の力を持っているのではと感じていた。
・アキラと陸力の間で、盤上での熱い攻防が始まった。

いよいよ始まりました。ヒカルは緊張したまま、本来の実力が今のところは発揮できてないようですが、次の韓国戦で永夏と戦うためにもこのまま見せ場のない状態では終わってほしくありません。きっと巻きかえしがあると思うんですが、どうなるかなあ…

倉田さんの心配どおり、大舞台に慣れていない社くんやヒカルは固くなってしまいました。でも、社くんは越智くんの強い視線で自分を取り戻すことができました。北斗杯予選の、あの越智くんの男気に報いるためにも、社くんは越智くんの前で無様な姿を晒すわけにはいかないのです。越智くんはポイントポイントでうまく話に絡んでスパイスを効かせてくれる、いいキャラになってきたなあと思います。どんなにアキラやヒカルが成長していっても、越智くんであれば気合負けせずに食らいついていくんじゃないかと期待してます。

ヒカルの調子が冴えない様子をみて、秀英くんは辛そうでした。そりゃ、自分に大きな影響を与えたライバルで、意思疎通のために日本語まで習った位に、秀英くんはヒカルとの再対戦に期待してたんですから、ヒカルには頑張ってほしかったんでしょう。その秀英くんの期待にヒカルは応えることができるんでしょうか。

張りきりすぎの北島さんとのんびりな広瀬さんのやりとりや、なんだかちょっとズレてるヒカル母の描写とか、こういう何気ない会話の見せ方がやはりうまいなあ、と。
あと、まだ来てない人たちですが… あかりちゃんや葉瀬中のメンバーは来ないのでしょうか? まだ対局が始まったばかりだから、これから来る可能性はあると思いますが。
それと、塔矢名人と明子さんもこの日に日本に戻ってきて、会場にやってくるはず。でも9時の段階ではまだ到着してないのかもしれませんね。

2/3(月)午後1時より、集英社のオンラインショッピングサイトのMekke!にて、「ヒカルの碁」などのジャンプ作品の複製リトグラフの販売が開始されます。「ヒカルの碁」の絵は、第173局掲載のときの「最強棋士集結ポスター」のようです。日韓中の北斗杯メンバー+団長+塔矢行洋先生。淡い色合いのきれいな絵ですが、個人的にはさほどほしい絵ではないので、今回は参戦しません。個人的には、番外編「藤原佐為」の時のポスター(コミックス17巻の折り込みポスター)のがよかったなあ… あれだったら気合を入れて参加するんですが。
ちなみに去年のMekke!での販売は、「ONE PIECE」「NARUTO」「ヒカルの碁」「テニスの王子様」は受けつけ開始5分の時点で全て売りきれていましたので、ほしい方は頑張ってください。


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