日記  今の日記 / 「ヒカルの碁」感想INDEX     …………… 本の感想ページ

【ヒカルの碁 第184局「日本VS韓国(1)」】 03/03/17


今週のダイジェスト。
・それぞれが席につき、対局が始まった。ニギリでヒカルが黒、アキラは白、社は黒を持つことに。
・会場を出たところで、渡辺は倉田を捕まえ、オーダーについて抗議した。捨て駒にされたヒカルもかわいそうだし、アキラも不満を持つだろうし、お客さんたちも「作戦で大将を捨てる」のであれば後味の悪い思いをする、と。それに倉田は勝算があってヒカルを大将にしたのだと自信満々で答える。3-0で勝ったらステーキを奢ってくれという倉田に、渡辺も奢れるものなら喜んで奢ると答えた。
・検討室では安が楊海にヒカルが大将になった経緯の説明をしていた。
・会場外では北斗通信室長が渡辺に、今回のオーダーについて問い詰めていたが、渡辺は半信半疑ながらも倉田の言葉を伝えるだけだった。
・大盤解説に向いながら、渡辺は大将戦を解説するべきだが客は副将のアキラの対局を望むのではないかと迷っていた。そして盤面をみると、ヒカルはいい感じに対局を進めていた。
・そのとき永夏がキリをいれてくる。見ていた和谷たちはその手の意図がわからない。
・しかしヒカルは一見無理に見えるその手は、実は反撃不可能な手であることに気がついた。永夏を睨みながら、まだ序盤だ、落ちつけ…と自分にヒカルは言い聞かせていた。

この日韓戦は「入り」が非常にゆっくりした描写になっていますから、4週から5週くらい使って描写されるのではないでしょうか。今度は三将戦もちゃんと描写してほしいなあ…

結局、ヒカルは永夏の問いに対して「答え」を言わないまま、でした。まあ時間がきた以上、そうなるのが自然ですが、何かをいうかも、と期待してただけに少し残念。対局中、もしくは終わってから何かヒカルの口から「答え」が出てくるのかも。いや、それは言葉にならずに、手談で答えるのかもしれません。

渡辺先生の言い方は、事情を知ってる読者からすると失礼に見えますが、でも渡辺先生だって北斗杯を見に来るお客さん達の気持ちを考えた上で、心配していたんですよね。前の日本戦ではなぜ大盤解説で大将戦の話しかしてなかったのだろうと思ったんですが、ひとつしか大盤解説をしないのであればやはり「大将」を選ぶべきだという考えのもとでだったのですか。不安になるのは無理ないけれども、渡辺先生もヒカルの力を信じてあげてほしいなあ。

個人的な北斗杯の展開予想は、先週の第183局の感想に書いたとおり、日本はヒカルが負け、アキラ・社くんが勝って、日本・韓国・中国とそれぞれ1勝1敗を分けるのではないかと考えています。ヒカルにとって永夏は明かに格上の相手ですから、よほどのアクシデントがない限り勝てないでしょう。それ以上に、私はこの北斗杯は「三星火災杯」の前哨戦になるものだと予想しているので、ヒカルが負けた方が展開繋がりやすいですから。
でも、5月5日は佐為の命日なんだし、ヒカルには勝ってほしいんですよ…

…といいながらも、実は今、自分の中で「ヒカルの碁」での萌え度が最高潮に達しているんですが、その原因は韓国チームなのです… 最初は睫毛が気持ち悪いとか思ってたのに、今じゃ永夏のカッコよさにクラクラで(あと秀英がかわいすぎて…)、トレカ「玄武不動」を箱買いしてしまったくらい。このトレカは北斗杯ネタだと聞いたから楽しみにしていたのに、永夏のカードは全部レアだから全部揃わないよ〜。もうひとつ箱買いするのか、それともヤフオクでゲットしなきゃ無理かも。はあ。
好き度は韓国チームの方が上なんですが、でも気持ちの上では日本チームに勝ってほしいので、複雑ですが…

グッズの話。3月21日〜4月13日まで、全国のアニメイトで「ジャンプフェアinアニメイト2003」が行なわれます。(今週のジャンプによると一部のイトーヨーカドーでも行なわれるそうです。) 要は去年末のジャンプフェスタでのグッズの販売なんですが、個人的にはとてもほしかった「キャラ碁石BOX」(4100円)もリストに載っているのが嬉しかったです。ほしかったけれどもイベントにはいけなかったし、一般発売される気配がなかったので諦めてたんですよ。その小さな写真をみた限りでは、碁石に描かれるキャラは
・ヒカル/佐為/アキラ/あかり/筒井/三谷/加賀/金子/夏目
・小池/久美子/岸本/日高/矢部/岡村/和谷/伊角/越智
・奈瀬/フク/飯島/本田/門脇/社/行洋/緒方/桑原
・森下/座間/倉田/芦原/冴木/一柳/桜野/秀英/永夏
・楽平/趙石/楊海/市河/平八
となっています。うち31種類が小畑先生の書き下ろし。10種類は前に発売した、「囲碁スターターBOX」のイラストをそのまま使っているようです。デフォルメされたキャラがとてもキュートなのです。


HOMEへ / 麻弥へのメール