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【アニメ ヒカルの碁 第15局「ネットに潜む棋士」】 02/01/27

第15局「ネットに潜む棋士」
名人の碁会所では、アキラがいよいよプロ試験を受けるという話題で盛り上がっていたが、市河はうかない顔をしていた。アキラは囲碁部のことを「回り道だった」と言ってたらしい。
ヒカルは筒井と一緒にNCC杯の公開対局を見にきていた。ヒカルは盤面を見ずに思い悩んでいた。佐為にも対局させてあげたいけれども、佐為は強すぎるから自分がマグレ勝ちばかりになってしまう… じっとしているのに飽きたヒカルはロビーでインターネット対局のデモをみていた。子供が「zelda」という相手と対局していたが形成が悪いので逃げ出してしまった。ヒカルは身元を隠して囲碁が打てるという説明を聞き、「これだ!!」と思った。
夏休み前の葉瀬中囲碁部ではあかりが三谷に色々と教えてもらっていた。そこに筒井がやってきて、ヒカルの様子を聞いた。三谷の姉がバイトしているインターネットカフェを教えてもらっていったらしい。夏休み、筒井は受験生のため夏季講習、あかりはヒカルの行っていた囲碁教室に通い、三谷はあの碁会所に行こうかと思っていた。二学期になったらあかりは女子部員を集めて大会に出たい、という。団体戦の方が楽しい、と。筒井も三谷もその言葉にうなづくのだった。 ヒカルは三谷の姉のいるインターネットカフェにいき、「ワールド囲碁ネット」のサイトにアクセスする。そして、名前を登録した。「sai」、と。
ニューヨークで、オランダで、アマの強豪たちがとある日本人との対局であまりの力に圧倒されて肝を冷やす。プロにしか思えない、そのあまりみかけない名前は、「sai」だった…


今回はキャラデザの本橋さんが作画監督のせいもあって、ビジュアル的にはすばらしいです。あかりちゃんがかわいいのは元より、筒井さんも美人だし、三谷くんもキュートですし。三谷姉が原作以上に色っぽい。

ただ、演出などは平板な感じがしました。このネット碁の下りはマンガで読んでたときにワクワクしたのになあ。リズムが悪いんですかねぇ? 原作以上にネームが多い印象があります。

結局、外人さんは日本語を喋ることになりました。ちなみに原作では外国語は横書きで書かれていて、日本語とは区別されています。(韓国語や中国碁の場合はカタカナ表記されていました。)この方が視聴者にもわかりやすいのは確かなんですが、「言葉が通じない」状態にはどういう表現にするんでしょうか? インターネット碁編ではまだしも、もっと後に「言葉の違い」が深く関わるエピソードがあるので。

原作との違い。最初の市河さんは、もっとアキラについて感情を剥き出しにするセリフがカットされてました。あと、佐為のギャグパートもカット。あそこはかわいかったのに…
また原作でのネット碁は実在の「WWWGo」がモデルになってましたが、アニメでは架空のサイトになっています。

次からは和谷くんが登場。和谷くんの声を当てる方が女性だと知ったときにはちょっと残念だったんですが(私の和谷くんのイメージは「元気な男の子」だったので)聞いた限りではそれほど違和感はないですね。個人的に楽しみなのは、次の次の回だったりします。

1/23に「ヒカルの碁」のサントラ版が発売されました。オープニングと旧エンディングも収録されていますが、どちらもテレビサイズですのでフルで聞きたければシングルCDを購入しなきゃいけないようですね。「ヒカルの碁」の音楽は大人しいというか、地味という印象がありますが、じっくり聞いてみるとメロディラインや音もきれいで、BGMとしても結構いいですね。「あのシーンで流れてた曲にこういうタイトルがついてるのか」と発見もありますし。
さて、このサントラ版に載ってた告知より。
「ヒカルの碁」のDVDは3/27よりリリース開始。三話収録で4800円、毎月1巻ずつ発売されるそうです。特典映像&初回限定封入特典あり。
それにさきがけて、3/8よりレンタルビデオ開始。同じく3話収録で毎月1巻ずつ発売されます。映像特典はこっちには入ってない様子。


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