2006/04/17(Mon)
美味い酒
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夕べ、実に 美味いお酒の ご相伴に 預かった。 ふふ。 その嬉しさを スグに話したくて、今朝は早起きをした。
なんて 幸せなお酒だったのかしらと、今もニタニタしている。 自分も参加している舞台の感想を聞きながら、あんなに嬉しい気分で お酒がいただけたなんて・・・ (西田さんの感想の言葉、ひと言ひと言がお酒の味を深くして、ほんとに美味しいお酒でした。) 素敵なメンバーの座組みに参加出来たからこその、幸せを味わいました。
よ〜ちん・こと余貴美子さんが西田敏行さんに、ご案内をしていたのは聞いていたが わたしまで 同席して 感想を伺えるとは、思ってもみない事だった。
演出のサブさん・こと福島三郎さんから 『 西田敏行さんが観に来てくださっていたんだけど 良かったら、これから一緒に飲みませんか?』と声が掛かったのを幸いに 『 わたし、行きたいデス! 』と、真っ先に手をあげた。
劇団青年座での西田さんの代表作ともなった『写楽考』の初演以来ずっと 憧れの気持ちを持って 幾つもの舞台作品を拝見していたし NHKの 大河ドラマ『葵・徳川三代』では乳母役として ご一緒させて貰ってはいたが これまでに私的な会話は 殆ど交わしたことのない方でした。
敬愛の念を持っている西田さんの感想を、誰しもが聞きたかったと思う。 他に先約のあった ナガシメこと・永島敏行さん以外の6名の出演者は 化粧落しもそこそこに、お席に向かった。
西田さんは、穏やかな笑顔でわたし達を迎え、心のこもった温かい声で
『 品が良いというか、上質な好い芝居を見せてもらって、嬉しかった。 皆さんの創ったアノ時間に、もっと浸って居たかった。 あの時間が終わって欲しくないと思った。 【自分たちのしている 演劇って 好い仕事なんだ!】と思える舞台でした。 どうも ありがとう!』
(わたしでけでなく、同席したみんなが同じだったと思いますが、わたし 大感激。)
『 書で例えるなら 沢口靖子さんの演じた妹役は楷書で 余さんの演じた姉は 草書かな、それぞれが引き立てあって 素敵だったし 相手役を演じた二人、永島君も佐藤君も ひも的な人間を、嫌なヤツには見えない形象をしていたし 隣の若夫婦を演じたの小宮君も琵琶さんも 草村さんの演じた 小諸のおばちゃんも良い感じ 見事な存在でした みんなが、気持ちの好い声でしゃっべってくれるので、心地好かった。 出演者全員がみな、素晴らしかった。』と、続いたの!! うふふ。
西田さんの感想を聞きながら飲むお酒は、からだと心に 気持ちよく染み渡り 【 原っぱで 日なたぼっこをした後みたいな幸福感 】に浸ったの。 胸が大きく開いて、身体もふっくらとひと回り大きく成れた感じがしました。
(上手くお伝えできなかったのがもどかしいのですが、サブさんが求めて居られた春子おばさん像は、わたし達全員の心を幸せ感で満たしてくれた演劇人・西田さんのように【大人のひと】だったんだろうなあと実感が、出来た夜でした・・・。)
年齢だけは春子おばさんと同い年で、今だガキの LEIKO
※ この日の写真はありませんので、2000年の『葵・徳川三代』の折のものを・・・。
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