エッセイと言うか、作文と言うのか、思いついた時に。


2005/01/01(Sat)  思いがけない再会
卒業生名簿などに名前は載せていただいているようですが、実はわたし
都立国立高校の“おちこぼれ”(中退)なのです。
教育委員会主催行事で、講演『あったかく生きる』を、呼んでいただくと
落ちこぼれだから出来る話もあるけれど
どこか、こそばゆい気がする。
そして、こんなわたしの話を聴いて頂ける!と、感動もする。

茨城県立医療大学で、作業療法士を目指す生徒さんに
12時間ずつの集中講義を、5年間もさせてもらった事もある。

『作業療法士が使う言葉は、すべて
“リハビリを必要とする人の心に灯を点す言葉
まっ暗闇の海の、灯台の明かり“と言えるような言葉にするべきなのです』

『例えば、耳の遠い人にも聞き取りやすい、ハッキリした発音で、しかも
病気のために、弱気になっている人に圧迫感を与えないように
気配りのされた、温かい話し方を覚えてください』

『作業療法士に成るためには、話し方に工夫が必要で、リハビリを受ける
身体だけでなく、心も弱っている人自身が
<自らやる気になるような>言葉かけの出来る人間に成ってください』

『毎日がパフォーマンスの仕事なのです。
器具や道具の使い方より、あなたの言葉が大切だと考えて下さい』
と、わたしの理想の作業療法士像や
患者さんへの”エール“を贈る言葉掛けの存在と
発声と、言葉に気持ちをのせる方法を語りました。

また、身の程知らずに、シナリオ作家を養成する学校で、講義をしたこともある。
わたしの一人芝居に、仲間を大勢誘って観にきてくれた若い友人のN君の紹介で
青山にあるシナリオセンターで一度だけの講義をする事になった。

映像作品だけでなく、芝居の台本にも造詣の深い方でもあり
N君たち生徒と一緒に観劇してくださった、坂井昌三先生のクラスで
映画「Shall we ダンス?」のたま子先生と、一人芝居でのわたし
その違いなどを聞きたいからと、呼ばれたが先生を含め全員が
とても熱心に話を聞いてくれて、嬉しかった。
<後日機関紙に掲載された内容は、ここをクリック

その後N君は、父上の経営される居酒屋の跡継ぎとなったが
ナントもうれしい事に、この夏
希望通りシナリオライターに成っているN君の同級生のひとりと
再会し、仕事をしたのです☆彡

それは、ラジオ放送用のライオンのCM。
(不慣れな講義のために汗したこと等、いっぺんに吹っ飛んでしまい
家族や友人に、この再会を“自慢タラタラ話したのは言うまでもありませんネ)


BGMも入れないCMなんて、聞いた事あります?!
あっ、と言う間の・120秒間です☆彡 
ライオンCMナレーション(MP3)
ライオンCMナレーション(Windows Media Playar)

         思わぬ再会に震えた LEIKO


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