目次へ


  自由と責任。


言論の自由や表現の自由。インターネット上でのこれらの動きを脅かしかねない動きが現在おこっている…そうです。
私自身にはこれらの問題は重過ぎるので、ここでは触れませんが…

ただ、これらの「自由」を、自分が好き勝手なことをするのに利用している人がいるのが気になります。

頭の中で考える分には、誰も聞こえないところでひとり言をいう分には、たとえどんな反社会的なことであっても「自由」だと思います。
でもそれらが誰かと関わりを持つようになれば、「相手の自由」とぶつかることで、色々な問題が発生します。
そのために自分の「自由」だけを主張するわけにはいかなくなるのではないでしょうか。

自分の気に入らないことを悪口書くのは「自由」かもしれません。ただ、それを読んだ人も、それに文句を付ける「自由」があるわけですから、そのあたりは覚悟しておくべきだと思うのです。
「文句をいうのは私の自由だから、そんなことをいうな!!」というのは相手の自由を封じ込めていることになるんじゃないかなあ、と思います。

他にも、相手が持つ権利を侵害すれば様々なトラブルになりますし、内容によっては相手の名誉を毀損するようなものになっているかもしれません。
好きなものを好きと書くのは問題が起こりにくいですが、「嫌い」などのように否定的に書く場合は、反論などもそれなりに覚悟しておいた方がいいと思います。
単に「悪口」ととられるものではなく、ちゃんとした「批判」になるように文章も推敲しておいた方がいいのでは?

インターネットは、誰がみているかわからないメディアです。「嫌い」と書いた相手本人や、その関係者がみている可能性があります。
話題になっている本人や家族・友達などの関係者に見られて困るようなものであれば、公の場に出さないことです。(友達など少数の人にだけ公開することをオススメします)

人の目にさらされるというのは、それなりに覚悟の必要なことです。
(1999/1/4)

目次へ / 前へ / 次へ

 このページについての、ご意見は麻弥まで。
 このページへのリンクは自由です。事後連絡も必要ありません。
 このページの内容の二次使用を行いたい場合は、メールでご連絡をください。