プロジェクトXのビデオが10巻セットで35000円。見逃した回も多数あるから欲しいけれども高いなあ。バラで発売か、レンタルしてくれたらいいんだけど。
今日のリンク。
●ネットマナー解説サイト ARCADIA
アニメ・マンガなどの同人系サイトにおけるネチケットの話。それなりに押さえるべきところは押さえていて悪くはないけれども、もうひとつ独自性には欠けるかなあ。自分が直接関わった体験談というよりは、見聞きしたことをベースにしているからそのあたりはし方ないかも。まだできたばかりのようなので、今後に期待。安全面についても言及があるから、ぜひやるべきことの最初に「ウィルス対策ソフトをインストールする」というのも付け加えてほしいもです。
でも同人系サイトのネチケット…特にサイトの1コーナーではなく独立したネチケットサイトになってるところ…ってイタいところが多いように思えるのは、たまたま私がみて回ったところの運が悪いだけ? ちなみに今回紹介したサイトは、薄いもののイタくはありませんので。だからこそ紹介できたんだけどね。
ネチケットというのは、人と人のコミュニケーションの過程での摩擦係数を最小とするための最大公約数的な交通ルールのようなものだと私は考えています。だからネチケットを「正しいもの」「守るべきもの」とは実は思ってないんです。自分の身を守りたければ、ネチケットを守った方が傷ついたり後ろ指指される確率が減るからというだけの話ではないかと。誰になんて思われようとも、罵声を浴びせられようとも、自分の信念を守る方が大切なら我が道を行けばいい。ただし、リスクは自分で負う覚悟がなきゃダメだけどね。
で、話を戻して。同人系の(独立した)ネチケットサイトで私が「これはちょっとなあ」と思うものは、自分の痛みしかみてない、世界の狭いものですね。そしてローカルルールに過ぎないものを「ネチケット」…守るべき絶対的なものとして人に押し付けようとしていて。例えば、「サイトのトップページ以外の掲示板などに直接ブックマークするのは、人の家に裏口から入るみたいで失礼だ」とか書いてるサイトをみたのは一度じゃなかったと思うのです。きっとそういう人はWWWでもまわってる範囲がとても狭いんだろうなあ。
同じ同人系でも、芸能同人裏系のネチケットサイトなんて、切実さからでた話が多くてなかなか読み応えがあります。…これはまた別にちゃんとネタにする予定で、かなり前にリンク許可も貰ったんですが。いつになるかなあ。
《「W32/Magistrに関連していると思われるsulfnbk.exe」に関するデマメール情報》
デマウィルスネタのチェーンメールは数ありますが、これは悪質ですな。本来ならば必要なファイルを「ウィルスだから」といって削除させようとするんですから。一度目を通してみてください。
関連リンク。こちらも必読です。
◆ウィルス対策スクール
◆パソコンユーザのためのウイルス対策7箇条
◆メールの添付ファイルの取り扱い5つの心得
◆ウィルス対策チェックシート
◆安易なダウンロードがもたらす大きな被害について
すべてIPA ISEC(セキュリティセンター)より。
学研からでてる「大人の科学」シリーズがほしい〜!! →【bk1】 特にエジソン式コップ蓄音機と、ロボットプログラム、なにより指紋採取キット!! ミステリ好きなら誰でも一度はやりたいと思うんじゃないかと。
東京オススメスポット、「東京都庭園美術館は月曜日開いてますよ」という情報を得て意気込んで調べてみたら…ちょうど展示替え休みにぶち当たってしまった。悲しいなあ。この美術館もすごく好きで、もう8回ほど行ってるんです。イラスト集や本まで買ってしまったほどですから。ああ、でもまた行きたいなあ。
であれこれ調べてみたら、横浜美術館は月曜日開いてることがわかりました。ここも好きなんですよ。エントランス部分の作りが美しいし、なによりここのミュージアムショップにあるオリジナルの紙袋(小)がお気に入りで。また何枚か購入してこようっと。ということで、月曜日は横浜で遊ぶことに。いつも近くまで行きながら一度も入ったことがない「ラーメン博物館」にも行ってみたいし(…新横浜にいるときはコンサートだったからそれどころじゃなかったしねぇ)、中華街とかブラブラしようかな〜。
メモ。
●小泉内閣メールマガジン
なかなかよいですな。さて、部数はどの位行くでしょうね。500万くらい行くのでは?というのは多く見すぎかなあ。とにかく発行されれば日本一の部数のメールマガジンになることは目に見えてますが、それだけの部数をちゃんと支えられるシステムになってるかどうかが楽しみですな。購読受けつけ初めてからしばらくは全然サイトに繋がらなかったりするのに3000G。
●ウイルスより怖い、『トロイの木馬』攻撃の実態
怪しげなソフトをダウンロードしないというオーソドックスな対策の他には、人にパソコンをむやみに触らせないくらいしか有効手段はないのかなあ。でもWindowsも95や98なんてセキュリティ、それ何?という感じだから、会社に置きっぱなしのパソコンなんか無防備もいいところなんだろうなあ。
●「標語は著作物」と認める初判決 賠償請求は棄却
従来の説ではタイトルやキャッチコピーのような短い言葉には思想的なものは含めることができないので著作権はない、というものだったはず。ひょっとしたら今後は、本来著作権が認められないはずの本や曲のタイトルにも適用されてゆくようになるのかなあ。
リンクについてのアンケート、なんとかある程度はまとめました… 後は見やすいように整形したり、コメントの作成とかかなあ。でも疲れちゃって、今やる気がでないよ。
いろいろ宣伝は頑張ったのですが、やはり一個人サイトの企画の限界ゆえ、解答者層が恐ろしく偏ってます。だって解答者791人のうち、草の根ネットの利用者が160人もいるんですよ。なんてマニアックな… まあそれでもそれなりにおもしろい結果となったのでなるべく早く仕上げたいと思っています。
「ヒカルの碁」の感想はこちら。またしても長くなりました。
来週の土日月と久々に上京します。にしむらさんとたきどりさんの結婚お披露目パーティーに行くのでした。実はこのお二人が初めて出会ったのはうちのオフ会だったんですよ。ネット婚が珍しくない昨今ですが、自分のところがきっかけで幸せに結びつくというのは嬉しいものですね。お二人の晴れ姿を楽しみにしています。
で、久々に上京するからには最愛の美術館、川村記念美術館に行こう!!といきごんでたんですが、調べてみたら展示変えのため閉館で残念。それに1日フリーの月曜日は、美術館も大抵お休みなんですよね。どうしようかなあ…「東京ならココ!!」というところがあったら教えてくださいませ。メールか送信フォームで。昔、ヲタク向けの東京ガイドをまとめたムックがあったと思うんですが、この前探してみたら置いてなくて。あのとき買っておけばよかったのになあ。
メモ。
●黒人版「風と共に去りぬ」は著作権侵害せず 米連邦高裁。まあまだ最高裁があるのでどうなるかはわかりませんが。実際の作品をみてないのでなんともいえませんが、安易なパクリならともかく、批判を浮き彫りにする為の「パロディ」というのは自由として容認されてほしいなあと思います。
●乗り換え案内で有名なジョルダン作成のプレステ用ボーイズゲーム「星のまほろば」のサイトが更新されてます。キャラとかシステムとかストーリーとか載ってます。…いや、本当にボーイズゲーだったんですね。プレステだからラブシーンとかはないでしょうが、でも二人選択するキャラの属性があきらかに「攻」と「受」なんですもん。しかも組み合わせによって会話やイベントがかわるそう。キャラ5人だから、組み合わせは20通りですか。作る方も大変そうだなあ。
花王がウィルス付メールを3万人に配信。花王のホームページのおわび、朝日新聞、毎日新聞、2ちゃんねるの該当スレッド。これどうやらウィルスうんぬんよりは、かのアニステ事件に近いものがあるんですよ。アニステ事件については、過去に日記
【SPAMメール顛末記(アニステ事件1)】(00/12/18)
【SPAMメール顛末記(アニステ事件2)】(00/12/19)
【SPAMメール顛末記(アニステ事件3)】(00/12/20)
【SPAMメール顛末記(アニステ事件4)】(00/12/21)
【SPAMメール顛末記(アニステ事件5)】(00/12/25)
で触れていますのでそちらを参考に。
現在ある情報から事態を推察してみると、
(1)5/23 20:24、花王がkao@lieseclub.comから懸賞の応募者(3万人程度)にメールを一斉配信。
(2)おそらく花王の内部の人の手で(たぶんメールの担当者)の手でkao@lieseclub.comに届くメールがuser@lieseclub.comに転送されるように設定されていた。(reply-to:に設定されていたのかと思ったんですが、携帯電話のメールはreply-toがきかないので…機種によって違うのかな?)
(3)そのuser@lieseclub.comは「メーリングリスト」方式のアドレスで、登録したアドレスすべてに配信されるようになっていた。
(4)kao@lieseclub.comにウィルスメールが数通届く→3万人に配信→ウィルスに文句をつけるためにkao@lieseclub.comに(?)何人かの方がウィルスに関するメールを返信する。それがまたもや転送→3万人へ配信される事態に。
(5)意味不明の文句メールなどが届いた人が驚きや怒りから、そのメールに返信→kao@lieseclub.comに返信した人のところに何百通というメールが届く。
(6)これにより20通程度のメールが配信されてしまう
(8)5/24 12:00頃、花王がやっと対応
という過程を辿ったのではないかと推察しています。新聞の記事をみた感じでは、悪意で花王のメールシステムが利用されて、ウィルス付のメールがばらまかれた…花王が被害者のような書き方をしてますが、ウィルスがTROJ_HYBRISであることを考えると、配信した3万人の中にウィルス感染者がたまたまいた、という可能性の方が高いかも。TROJ_HYBRISの場合は来たメールに自動で返信して感染経路を増やしてゆきますから。(ちなみにこのウィルスは、ネットサーフィンしてるとそこにのってるメールアドレスにまでウィルス付メールを送信してしまうという悪質なものです。ホームページを持ってる方で、毎日のようにウィルス付メールをもらう人は、サイトの訪問者がこのウィルスに感染していて無自覚にウィルスを発信している可能性が高いです。)
新聞などではウィルスがクローズアップされてるいますが、問題の本質は一斉メール配信アドレスにうっかりメールが転送されるような設定にしてしまったことではないかと思います。花王のメール責任者のセキュリティ意識の甘さが招いた事態では?…第一、こんな重要なアドレスになぜ「user@lieseclub.com」なんていう簡単に推測できるような名前をつけてるかの方が理解できないなあ。今回はミスのせいだろうけど、外部から悪用されたらどうするんだって。もしくはサーバー上からじゃないとそのメールアドレスへ送信できないような、二重三重の防御システムを構築しておくべきだったんですよね。(fromヘッダだったらいくらでも偽装できますから) その防御システムがないと、その一斉送信アドレスを知っている花王内部の関係者がもしウィルス感染した時に、そのアドレスにウィルス付メールが送られて3万人に配信される…という事態も考えられるわけです。今回の事件にしても対応が遅すぎるし(以前、同様の事件が起こった場合、数分で一斉配信メールアドレスを封鎖したところも過去にありました)、危機管理がなってなさすぎる。
2ちゃんねるのスレッドによると、花王は今回の被害者ひとりひとりに電話をかけてお詫びしてるそうです。懸賞申込みだから電話番号も記入させたんだろうねぇ。初期対応は遅かったものの、できるだけのことはやってるということで対応としては悪くはないのではと思いますが、ウィルス感染でパソコンがトラブルを起こしたり(でもウィルスからするとハデに壊れるようなものではないけれども…)した人の被害を補償するんでしょうか。なにより、最初にkao@lieseclub.com宛に返信をしたせいで数百通のメールが届いた人達へはどうするのかしら。中には携帯電話から返信した人もあったそうな…受信にかかるパケット代がかなりかかるはずですから、そのあたりはちゃんとしなきゃダメなんじゃないかなあ。
とにかく教訓として、気に入らない広告メールでも基本的に絶対に返信は行わない、意味不明メールはとりあえず静観、です。返信することで自分のアドレスが稼働中であることを教えるだけになりますから。削除して無視が基本。
メモ。
●商標権はドメイン名にも有効。ファンサイトを作成するときに独自ドメインを取得する場合でも、万が一商標権の侵害にならないように気をつけた方がいいかと思います。
仁義なきももりんご通信、や神殿>や神官の小部屋>ゲームの「高校教師プレイレポ」が非常に愉快。ちなみに「高校教師」は同人18禁ホモゲーです。実は私も体験版はやったんですが、あまりにイベントが発生しないので買う気なくしてたんですよ。でもこんなに(色んな意味で)おもしろいゲームだと知ったからにはやるしかないでしょう!! 今は通販が滞ってるようですから、夏のイベントまで待とうかなあ。ちなみにこのサイトのジャンプ感想もオススメ。
HEY BULLDOGの5/22の仮装日記経由でslashを読む日本人が見たやおい漫画を読むアメリカ人。これがなかなかにおもしろい。ちなみにslashというのはアメリカ版やおいのことで、受/攻という表記をするためにこの間の「/」をとってスラッシュと呼ぶようになったそうです。この回のコラムは、生モノやおいの話。アメリカでは生モノは本当にヤバいという意識があって、誰でも見れるWEBにアップされるようなことはまずないそうな。掲示板とかメーリングリストなどクローズドな場所で日々妄想が繰り広げられてるそうです。まあ日本でも一部の人は生モノ同人誌のヤバさも分かってますが、全体的にはのほほんとしてるところ多いもんなあ。もうちょっと危機意識を持った方がいいと思うけどね。
アメリカは「言論の自由」を大切にしている国ではありますが、それ以上に人の人格を重んじているんだなあというのが印象に残りました。ポリティカル・コレクトネス(直訳すると「政治的正しさ」←法律的正しさと対をなす言葉となります)意識が強烈なんですね。歴史上の人物をスラッシュの題材にしていいのか?ということを真剣に論議されてるそうですが、日本だと「生きてる人ならともかく、死んだ人の名誉なんて別にいいじゃん」意識の方が強いかもしれないですねぇ。 その他、「やおい」という視点から日米での文化の差や類似点、「女性」という存在、色々な方面に話題が飛びつつも、なかなか含蓄の深いコラムになっています。バックナンバーをつい読みふけってしまいました。
この上位メニューのSTING VOICE GARDENに載ってる様々なコラムも、タイトルだけで読みたくなるというか。内容は、サブカル方面…いやオタク方面に偏りはありますけどね。またいつかゆっくり読もう。
みなみさんの5/23。なんか論点ずれてるような。相互リンクや掲示板へのURL書き込みが嫌われるのは「みんながやらないから」ではなくて「相手の望まないことを押しつけているから」なのでは? 相互リンクも「相互リンク大歓迎!!」と言ってるサイトに礼儀を守ってお願いする限りはもちろん問題ないでしょう。困るのは、相互リンクを受けつけてないのに「相互リンクしてください」と言ってくる人や、サイトを気に入ってくれて相互リンクするのではなく単にアクセス稼ぎを目的としている場合。ちなみに「リンクについてのアンケート」ではトラブルの話で「望ましくない相互リンクを強要された」ことと「もうリンクしたくないサイトへのリンクを外せない(外したら文句を言われた)」が圧倒的に多かったです。うちのアンケートに答えてくれた層にはもちろん偏りはありますが、相互リンクを嫌うのが
「声のでかい人(目立つ人。有名サイトの人。そこそこアクセス数のあるページの管理者の人)が、嫌がっている←実際に負担が大きい。から、突然の相互リンク依頼は失礼ということになっているだけ」
とは思えない。ファンサイトでも相互リンクで迷惑してる人も多数いるようですし。
でもそれも時と場合によりけりでしょうが。ただ「マナー知らず」のレッテルを貼られないためには、「相互リンク歓迎」と明記してないサイトへは「リンクをしました。(アドレスと簡単なサイト説明)何か問題がありましたらご連絡ください」という形にしておいて、相手が自分のサイトを気に入ってくれてリンクしてくれる可能性を待つ…しかないでしょうね。「相互リンク歓迎」サイトでも相手のサイトをちゃんと読んで、感想を付け加えておいた方が好感度は高くなります。
掲示板へのURL書き込みですが、別に普通に掲示板のテーマやルールに沿って参加する分にはなんら問題にはならないのですが、「はじめして。私は●●というサイトを持っています。遊びにきてください」だけだと宣伝目的だと見なされる可能性が高いですね。しかも多数の掲示板に同じ言葉をコピー&ペーストしたら最悪。「悪い噂」流れまくりで発言力がガンガン削られてちゃうかも。
「宣伝目的」の相互リンク願いや掲示板書き込みが嫌われるのは、SPAMが敵視されるのと同じ理由でしょう。というより、それはSPAMそのものです。別に企業じゃなくて個人であっても、宣伝目的で相手に望まない行為を強いればSPAM扱いされても仕方ありません。いくら営業力が強い企業でも、マナーを守らずになりふり構わずやっていれば社会的な尊敬は勝ち得ないんだし。
正直いうと、今回のみなみさんの日記が何を目的としてるのかよくわからないんです。どこかでアクセス向上に積極的なサイトを揶揄するような書き込みでもあったんですか? その前提となる部分はわかんないから、理解できなくて。だって、私が知ってる範囲では、「サイトの内容がロクにないのに宣伝に血道を上げていたり、宣伝目的で手当たり次第の相互リンクや掲示板への同一文章ペーストなどをやってる」サイトは見下されるものの、「マナーを守った範囲で積極的にアクセス向上をはかっている」サイトがバカにされることはないので…
HEY BULLDOGの5/21の「本日のお言葉」にうちのサイトの昔の日記が載ってました。…あー、そんなことかいたこともあったっけねぇ。自分でも忘れてました。
でもひろゆき氏がネットアイドルかというとそれは違うと思います。コメント付きのデジカメでとった自分の写真(加工修正済)を日替わりで載せたり、腐ったポエムのコーナーがあったり、フェイスマークや♪や★が乱れ飛ぶ頭悪そうな日記のコーナーがあって、あとは掲示板で多数の異性にちやほやされてないとネットアイドとはいえないんじゃないかと。(偏見入ってます?) で、気になったので検索してみました。GoogleではイマイチいいのがみつからなかったのでYahooで「ネットアイドル 男」で検索してみてひっかかったのがSUPER NETIDOL LOVES YOU!!。ネットアイドルの人気投票コーナーがあって、女性と男性に分かれてるんですが、女性ネットアイドルへの月間投票数が30,371に対して、男性ネットアイドルへは1,420……ざっと20分の1ですか。男性ネットアイドルは存在しなくはないけど盛り上がりに欠けるというところでしょうね。なりたい人は多くても需要は少ないのでしょう。男性ネットアイドルが他のメディア(雑誌やテレビなど)に進出したというのはまだ聞いたことはないですし、そういう意味では女性ネットアイドルを巡る状況とは雲泥の差がありそうです。
ふと思ったんだけど。女性ネットアイドルだとアクセスを稼ぐために、ちょっとえっちなカッコをするとか、バナナを食べてる写真を載せるとかあるだろうけど、男性だとどうするんだろうねぇ……まさかバナナを食べてる写真を載せても、あっ…別の需用なら拾えるか。かわいいタイプの子だったら、カッコいい親友と仲のよさそうな写真をたくさん載せて、熱い友情をほのめかすような日記でも書いておけば、同人女を釣れるかもしれません。…ホモ好き女にちやほやされて嬉しいかどうかは疑問なんですが、そうしてまでもアクセス数がほしい!!という人もひょっとしたらいるかもねぇ。
ありさとさんの5/21の日記で「新古書店での中古コミックスの売買の話」のリンク集が載ってます。この話が書評系で話題になったのが1年前の話だから、もう語り尽くした感は確かにあるかも。
今の「本」が抱えている問題は別にBOOK OFFだけではなく、出版業界や本屋の問題、そして歯止めのきかない本離れ…と不安要素ばかり。10年後にはどうなっているんだろう? 本が単なる商売の道具になってしまって、売れない本は全く出版されない世界になってたらいやだなあ。マニアックであってもよい作品はちゃんと本屋に並ぶ世界であってほしいものです。
CGIBOYのアクセス解析、「NC4.5+WIN95では他のページが読み込めなくなる障害になる」とのことで、外すことにしました。便利だっただけに残念ではありますが、ネスケの4あたりでダメになっちゃうんだったら仕方ないかなあ…パソコン環境に余裕がある人ばかりじゃないし、「ブラウザは最新版をいれろ」なんて強制できませんもの。でも一週間くらいは解析したかったな。
今までの解析で分かったことは、うちのサイトはほとんどブックマークからきてくれる常連さんだということかしら。refferをみると実に75%がそうなのです。残りの25%のうち、4%が「ミステリ系更新されてますリンク」からなので8割が常連さんというわけですね。しかもわりと毎日訪れてくれる方が多いようです。固定客がいるというのはもちろんありがたいことですが、新しい出会いの可能性も多い方ですから、その意味では残念。外部のリンクなどを辿ってくる人がこんなに少ないとは思ってもみませんでした。Yahoo!にはディレクトリ登録されてるんですが、それでも1日2,3人が来るかこないかという感じで。Yahoo!の効果ってたいしたことないんですよねぇ…もっともこれもカテゴリによって効果は違うのでしょうが。WEBが拡散しつつある今では、大抵のサイトの場合、大手検索サイトに登録されるよりも、個人でもその道の権威(?)の人が作ったサーチエンジンやリンク集でオススメされる方がよっぽど影響大きいのかもしれません。
今週の「ヒカルの碁」の感想はこちら。めちゃめちゃ長くなりました…今回の話は私にとって衝撃が大きかったので。つい緒方仲間のATSUさんの携帯電話の留守電に錯乱したメッセージを吹きこんでしまい、そのあとつい長電話で壊れた会話をしてしまいました。…あとでダンナに「なんか二重人格みたいで怖い」とまで言われてしまいましたよぉ。とほほ。別にダンナの前で猫被ってるわけじゃないんですが、一度テンション高くなると際限なくなっちゃうので〜。しょうがないじゃん、私はしょせんはミーハーなんだもん。
CGIBOYのアクセス解析ですが、「ネスケだとローカルキャッシュを表示すると落ちてしまう」とのメッセージをもらったんですが、もっと詳しい情報(OSの種類とバージョン・ネスケのバージョンなど)を教えてもらえるでしょうか? 私がネスケ6でやってみたら、大丈夫だったので…はっ、常時接続だからかな?
他にもネスケ派の方で、不具合があるなら教えてください。ネスケで必ず発生するのなら、残念ですけど外そうと思っています。
リンクのアンケート、頑張ってまとめをしてるんですが、いつまでたっても終わらない…あと10時間くらいはかかりそうなので、今週末にまとめて仕上げてなんとか…というところでしょうか? もうすこしお待ちください。結果は私にとっては予想外な、結構おもしろいもになっています。
新文化がさっそく届きました。どこを切っても本の話題なのがなんだか幸せ。新刊の予定やベストセラーリストの他、業界のコアな話もおもしろい。雑誌の新創刊にしても、どれだけ販促グッズを配ってるとか報奨金のシステムの話とか、生々しくて。あとは頑張ってる本屋の話とかも興味深いですね。
特に読みたかった記事は、2403号(5月10日号)の「いま、改めて「著作権侵害」を問う」という特集。ブックオフなどの新古書店問題はもちろんのこと、図書館の「過剰なサービス」も槍玉に挙げています。従来型の古本屋のように細々とやってるならともかく、今のブックオフやマンガ喫茶のように大規模にやっていると「知的財産権のただ乗り」と糾弾されてもし方ないんじゃないかなあ。それに映画のビデオや音楽などと比較すると、本はそのあたりのシステムがしっかりとしてませんもの。たとえば映画ビデオの場合、販売用とレンタル用のビデオは別で、レンタル用のビデオの売価は販売用に比べるとかなり高くなってます。しかも新作の間は特別料金となりますし。図書館に映画のビデオについても売値が高く、一館あたりに一本しか納入してないそうですから。
記事自体はアジテーションぽくてそのまま全面的に首肯できるものではないんですが、この手の問題に興味のある方は読んでみてください。バックナンバーもサイトで販売しているし。
でも実際に法制化まで持っていこうとしたら、ロビー活動をするとか、権利団体を作って天下りのポストを用意するとか、生々しい話になるんだろうなあ。ただ正論を訴えていってもダメなわけで。とにかく、この問題についてはどこかが主導権を握って、さっさとホームページを作って啓蒙活動とかすればいいのにね。
この問題について、愚者の戯言の5/12と5/15の記述が興味深かったです。…あう、すみません、私も自分と意見の近い人にだけリンク張っちゃって…でもさ、最近はあんまり読書系とか巡回してないんで、他の人の意見とか聞いてないのです…いろんな人の意見をまとめたリンク集とかあったら読んでみたいけどな。
メモ。
●パソコン無料サポートとオンラインソフト
Windows用の多数のフリーソフトが置いてあります。iモードサイト開発のためのツールや、Yahoo!オークションチェック監視ツール、メールの機能拡張ツール、漢字を入れると読みカナを表示するツール、4コママンガ画像を簡単に作成するツールと、様々な便利ツールが揃っています。2000年窓の杜作者賞も受賞。
●無料CGIレンタル『CGIBOY』
無料アクセス解析があるんですが、ここのアクセス解析、よくできてます。日ごと、週ごと、月ごとのアクセス数はもちろん、ユニークユーザー数、リンク元URL、何度目の訪問か、何日ごとの訪問か…などをグラフィカルに分かりやすく示してくれます。操作性も非常にいい。オススメ。
●Donation―小額金銭送受システム―
投げ銭システムをBitCashを利用して行っているボランティアサイト。「投げ銭システム」はアイデアとしてすばらしいなあと思うのです。「インターネットは全部無料」はいいところあるけれども悪いところもあります。非常に手間暇をかけて価値のあるものを作成しても、それで金銭的利益を得ることができません。今の方向性としては、ほとんどの無料サービスは広告収入に頼ってますが、Yahoo!ほどの大手であっても広告だけで大きな利益を出すのには苦労しています。まして個人サイトなんて。バナー広告じゃたかがしれてるし、あんなの広告代理店にほとんどとられちゃうだけだし。かといって銀行振込は手間がかかるし、クレジットカードはセキュリティ的な不安があるし。…このサイトのBitCash利用方式もカード購入が面倒なので理想のシステムには程遠いですが。
簡単に小額決済できるシステムさえあれば。楽しませてくれた、感動させてくれた相手にささやかなお礼の気持ちを簡単に伝えることができる。メールでもいいけれども、ボタンを押して100円程度送金することができるなら、金銭的に報いることができる。
理屈の上では、かなりの人気サイトでファンが1万人くらいいたとして、ひとりが月に50円投げ銭してくれるなら収入は50万円。…ここから手数料を引かれて、税金をとられてもひとりなら一か月余裕で暮らせそうな金額は残ります。これによって「ネットライター」という職業が成立する可能性だってあるのでは? (ネットでの人気も水物ですので、これだけで生きて行こうとするのはあまりにも危険ですが)
ただ問題は、どのオンラインキャツシング方式もいまいちメジャーじゃないってことですね。電子マネーが本格的に流通するようになったら、こういうシステムも一般的になるかもしれない。でも何年後かなあ。
iモードがあれだけ爆発的に流行ったのも、小額決済が簡単にできるために、コンテンツを作ってもペイできそう…というのがあって多数の企業が参入したから、というのも大きいのでは? いちいちクレジットカードを入力したりするのは面倒だけど、簡単な手続きで月300円程度だったらちょっとしたゲームサイトや着メロダウンロードサイトの会員になってもいいかなあ、って思いますもの。
このiモードでの課金を代行してくれるサイトとかでてきたら、iモード系での個人サイトでも「投げ銭システム」が普及するかもしれない。ぜひどこかの企業がトライしてくれないかなあ。
●高額納税者。節税してるかどうかとか、本業以外の儲け(不動産、株)のこともあるのでこのランキングがイコール売れっ子ではないのは確かですが。…一番意外だったのは、「その他」での峰倉かずや。「最遊記」はアニメ化もしたけど、そんなにメジャーだとは思ってなかったんです。ヲタクへの局地人気かと思ってたので。ちなみに「最遊記」は3巻か4巻あたりまでは読んだんですが、あんまり好みのキャラがいないせいか、全部は読んでないのでした。
じゃ去年の高額納税者は…というのを調べるのには、この十年が便利です。(前にも1度日記で紹介しましたが) ベストセラーリストやヒット曲、主なニュースなども載ってて、しみじみと読みふけってしまうんだよねぇ。懐かしい…
「ヒカルの碁」の第116局の感想は、蓮さんの平八さんちの蔵や、ヒカルの碁 かってヨミ。の掲示板あたりになかなか読み応えのある興味深い文が載っています。
本日のURL:新文化
出版業界専門紙。本がらみの生々しい情報をここでゲットできそうです。…っていうか、つい購読申し込みしてしまいました。出版文化に興味ある人間にとっては、なかなかおもしろそうなネタの宝庫みたいですので。5/19まで6か月の購読料で9か月購読ができるキャンペーン中です。
リンクについてのアンケート、募集を締め切りました。最終的に790人の方に答えていただきました。アンケートに協力してくださった皆様、リンクなどで宣伝してくださった方、本当にありがとうございました。
最初は「300くらい行けばいいのになあ」と思ってたから、予想外に多くなりました。嬉しいですが、反面集計が大変かも…ほとんどはRubyを使っての自動化なんですけどもね。
なるべく早く結果をまとめたいとは思っています。クロス集計などはあとまわしにして、とりあえず選択質問の結果だけでも。
今週の「ヒカルの碁」感想は別ページに。今回は長くなってしまいました。でもあれでもまだ全然書き足りない感じ。絵であれだけの表現っていうのができるものなんですよねぇ…すごいなあ、小畑先生。
そういえば今週のジャンプにも「21世紀のコミック作家の著作権を考える会」による「私たちは新古書店でのコミックスの売買に反対します」という緊急アピールが載ってました。戦いは始まったばかり。現著作権では本やマンガの一次流通には制限がかけられても二次流通には制限をかけることができませんから、法改正の方向を目指すのか、それともビデオやレコードレンタルのときのように、業界団体とガイドラインを作る方向でいくのでしょうか。
私の考えは、マンガ喫茶やBOOKOFFは利用者にとってはありがたい存在ですから続けていけるようになってほしいですが、著作権者に利益の一部を還元するような仕組みになってほしいと思います。ビデオやCDレンタルみたいに、一定期間は料金が高くなって、その分が還元されるような形とか。もしくはカラオケボックスのように一律に払って、著作権管理団体が利益を配分とか。…でも本だと管理が難しいかなあ。
私はなるべく本やマンガは新品で買うようにしています。物語や絵で楽しませてもらった分、わずかであっても作者にその気持ちを還元したいから。あと、結局そうした方が自分にとっても長い目でみれば自分にとっても利益になりますから。例えばあんまり売れてない作家の場合は、売れないと「次の本が出せなくなってしまう」可能性もあるので。たかが一冊かもしれせんが、その「一冊」が積もり積もればかなりかわるはず。シリーズの続きがでなくなったときに、「あの時に購入しておけば続きもでたのかなあ」と後悔したくないから、というのもあります。ただでさえ本が売れなくなってきてるのに、これ以上売れなくなって、「作家だけでは生活していけなくなる」人が続出したら、作品の質だって落ちてゆくかもしれません。だから、私がおもしろい本を読みつづけるためには「新刊で買うしかない」と思っています。
かといって古本屋もないと困るのはたしか。最近はすっかり本は「生モノ」で、一か月もすれば店頭から姿を消してしまう本がどれだけ
あることか。廃版になった古い本を手に入れるためには、古本屋がないとダメですもんね。
小説やマンガが「本」という形であるかぎり、この問題の解決はつかないと思います。小説やマンガの価値は、「本」という物質に存在してるのではなく、その中に描かれた物語…「表現」という無形物に存在するために、従来法では現実に起こっている問題を解決できないんでしょう。ネットが当たり前となった今、無形の「表現」の価値を保証する方向での立法が必要になるかもしれません。
こういう問題も、小説やマンガが「本」という形ではなく、オンラインでデータという情報で売られるようになったら解決できるようになるかも。デジタルデータは簡単にコピーできる危険性はありますが、現在行われているシェアウェアでの使用制限のようにパソコンのOSの固有番号と組み合わせてPASSWORDを発行するやり方を選べば、今の本での形態よりも二次流通をコントロールできるでしょうし。実際にオンライン出版は細々と行われてはいますが、今のディスプレイの解析度では長文を読むのは相当に疲れますから、それが解決しない限りムーブメントにはならないでしょうけどね。
小説にしてもマンガにしても、業界自体が構造的な問題を抱えているのも確かでしょうが、本当に素晴らしい様々なタイプのお話が本屋の棚を賑わして、誰でも容易に手に入れることができるような時代が長続きしてほしいものです。売れセンの本しか出版できなくなったり、大都会にしか並ばなくなったら寂しすぎる。
昨日は大阪のComic Cityに参加。ガンパレ本と十二国記本と、ブギーポップ本を買いました。ガンパレ、もっとサークルあるかと思ったのになあ。夏に期待。
ジャンプ系では、ワンピは好調、ナルトがサークル数が大幅に増えてます。あとテニスも冬の倍増くらい? ヒカ碁はまああんなものかと…元々同人人気は葉瀬中の面々に集中してたんだし。あと驚いたのが、ハンターサークルがかなり数を減らしていたこと。なんで?
メモ。
●Eメールについてのアンケート結果
回答者のうち女性の割合がこんなに多いのはなんでだろ?
みなみさんの5/11の日記にさらに補足。
昔アジアは著作権なんてなんのその、コピー天国…でしたが、最近は少しずつ情勢が変わってきてるようです。たとえばジャンプにしても、昔は海賊版が大手を振って発行されてましたが、今は正式な海外版がアジアのあちこちで発売されてます。発展途上国の詳細な事情は知らないのですが、ある程度IT化が進んでいるような国はベルヌ条約を批准しているのではないでしょうか。というのも、この条約を批准してない国は先進国(という言い方はあまり好きではないですが)から相手にされませんから。少なくとも著作権ビジネスにおいては。
でもまあまだ全部の国で徹底されてないでしょう。東南アジアの某国では路上で海賊版CD売ってたり、1本のカセットに100本のゲームを無断収録したスーパーファミコンのソフトとかも未だに売ってたりもするそうですし。…それをいうなら、日本でも路上でオフィスやPHOTSHOPの違法コピーソフトを低価格で売ったりもしますが…
著作権にあれこれうるさいのが日本だけってことはないと思います。アメリカだってキツそう。向こうでもキャラクターは完全にビジネスだし、なんたって訴訟王国ですもん。例えばディズニーがどれくらい厳しいかというと、ミッキーのイラスト(抽象化を含む)を掲載するのはもちろんのこと、グッズの写真も当然ダメ。それどころか、「シンデレラ城をバックにとった写真」とかにもいちゃもんつけられるそうです。ひょっとしたら水分子もダメかしらん。あとマンガや小説をよく読む人なら知ってるだろうけど、作中でディズニーランドの描写も基本的には避けられてます。でも「ネズミーランド」とかあからさまに分かるような形が多いけどね。
ネットで自サイトをオープンにしているかぎり、原則としては版権もののイラストは一切載せないというのが一番安全です。著作権関係のサイトのFAQなどではまずそういう回答になってます。…ただ私はそれはいくらなんでもなあ、と思って昔ホームページ安全講座にはこう書きました。
それをさらにダイジェストでまとめると、
・そのまんまコピーやスキャナでとり込んだような一次画像は絶対に載せない。載せたければ権利者に問い合わせて許可をもらってからにする。もしくはオフィシャルサイトに許可を明示されている場合のみ行う。
・二次著作も権利者が禁止していればやめておく。権利者が黙認か放任してるようであれば、著作権者に敬意を払いつつ、謙虚に利用する。
の二点に収束します。一次著作は絶対にやめておけというのは、「複製権の侵害」では過去に逮捕者もたくさんでているように、リスクが高いから。「警告されたらやめたらいいや」と思ってる人は甘い。企業が万が一その気になったら怖いよ。商売ではなくサイトをやってる人が警告なしに逮捕されたという事例は山のようにありますし。…もっともそれもMP3・ゲームソフトのエミュレーター・市販ソフトあたりなんで、絵を載せてて警告なしに逮捕というのはさすがにないようですが。ちなみにスキャナでとり込んだ写真を載せてて、賠償金200万払わされたという事例は聞いたことがあります。
今のところは二次著作権の侵害で逮捕というのは、私の知る範囲ではないですねぇ…二次著作の侵害であっても名目に「複製権の侵害」であることが多いですし。ちなみにスキャナでとりこんだものではなく、自分で書いたものであっても「誰がみてもそっくり」なのは「複製権の侵害」となってしまうのです。今回のミッフィーの件も、おそらくこれがひっかかる可能性があるのでは? あとグッズの写真とかももちろんマズいのは確か。CLUB MIFFYの掲示板によると今回の件はディック・ブルーナ・ジャパンの意向ではなく、本社側の意向のようですから世界的に締め付けが始まってる可能性は多いにありますな。
…あー、でもキャラクター名のドメインをとっちゃうのはまずいでしょう、それは。…あと、ジオシティは基本的にはファンサイトには向いてないんですよ。ジオは隠しファイルおけないし、どこからもリンク張ってなくてもジオサーチで検索されちゃうし、広告バナーがでるし。自分が儲けてるわけでなくも、広告が表示されるのでは「商売でやってるわけじゃない」とは言えなくなってしまう可能性だってあるのですから、避けた方が無難。
ちなみに最近でてる「ホームページを作ろう」系の雑誌や本では、「キャラクターのイラストは載せてはダメ」など著作権がらみの話もでてくることが多いです。「自分の写真を載せるのは危険」のような安全面の話もありますし。よい傾向ですな。ただ問題は、ちゃんとそういうのも隅々まで読む人がどれくらいいるか…ってことかなあ。
つい著作権関係で検索かけて、リンクを辿ってみのうらさんの99年2月の日記を読みふけってしまいました。おもしれー。…それに今読むと色々と示唆的なものがありますなあ。ちなみにこの日記はFF8がでたばかりの時期ですね。FF8と四季のミュージカル「美女と野獣」関連の話とか、今にして思えば…
でもあれこれリンクを辿っていったのですが、少し古いページになるとリンク切れの多いこと。関連リンク集の場合、リンク切れになっちゃうと価値が激減しちゃいますから。WEBというのはライブ/ナマモノであって、知識の集積には向かないメディアかもしれない…という印象を受けました。リアルタイムで読むなら直リンクが圧倒的に便利だけど、未来のことも考えると、該当ページへの直リンクよりは、トップページにリンクを張って目的の場所までの行き方を書いている方がまだ理にかなっているのかもしれない。
おまけ。自宅サーバーにゲームボーイ用ソフトなどをアップロードした男性を逮捕。警告を受けた段階でやめればよかったのに…バレないとでも思ってたのかなあ。
みなみさんの5/10の日記。えっと、著作権法の国際法はすでにベルヌ条約があります。詳しい話はこのあたりとか。ベルヌ条約加盟国の著作物は、その国の著作物と同じ権利を与えるそうです。あと最近、ネット時代を反映して新しく作られたのがWIPO著作権条約。こっちは加盟国がまだまだ少なくて条約として効力がないそうですが。
マンガの話。「Super JUMP」で「魅!!男塾」の続編の「暁!!男塾」の連載が始まりました。桃の息子が主役のようです。もちろんオヤジ世代とか塾長も出演。初期の男塾の雰囲気のバカノリがなかなか愉快です。
実は、連載当時「男塾」にハマってたんですよ。わりとマジで。もちろん民明書房を信じたりはしてませんでしたが。っていうか、当時はあんなバカバカしいものを本気で信じる人がいるとは思えなかったんですが、小学生とかはマジで信じてた子もいるそうで。たしかに子供だと本気にしてしまうかもなあ。で、このマンガなんですがギャグマンガとして楽しんでもいたんですが、それ以上にキャラ萌えで。…Jが好きでねぇ、コミックスとかも集めてましたよ。卍丸と対決シーンがカッコよかったです〜。さすがにやおい萌えはしませんでしたが、私がマンガを貸してハメた友達は伊達×飛燕のやおい本とか出してました。当時、原作そっくりのあの絵で書いたやおいとかもあったよなあ。でもたしか「北斗の拳」でも原作そっくりの絵でのやおいをみたことがあります。…それを考えれば「バキ!!」の原作そっくり絵でのやおいとか読んでみたいものですが、さすがに存在しないんでしょうか? 個人的には達人×館長とか読んでみたいなあ。(マニアすぎ)
話ついでに。コンビニでコミックバンチの宣伝小誌もらってきました。80年代のジャンプ作家を寄せ集めた青年誌なんですが、ここまでジャンプなメンツとは思わなかった…懐かしさのあまりつい読んでしまいそうです。ただマンガ家というのは経験をつめばおもしろくなるわけではないので、おもしろいかどうかはわからないですけどねぇ。
おむらよしえさんのサイトを読んで「西洋骨董洋菓子店」の1→【bk1】、2→【bk1】を購入。よしながふみは、やおい界ではうまい作家として有名ですが、なんとなく読んでなかったんですよ。絵があんまり好みではなかったので。で、感想は「おもしろかった!!」の一言に尽きるかなあ。こじんまりしたケーキ屋さんを舞台に、店員さんや店にかかわる人達の生活を描いたコミカルストーリー。ネームつくりがうまいですなあ。ボクサーのエピソードとかとてもよかったです。それにもまして、作品中にでてくるケーキのなんておいしそうなこと!! あー、こんな店が近くにあったら毎日通いつめちゃいそう。幸せだろうけれども、さらに太りそうで怖いだろうなあ。
作品にはゲイのキャラもでてきますが、ボーイズラブでもやおいでもないです。主人公たちの間にある感情が恋愛ではないので。女性はもちろんのこと、男性にもオススメ。「柳沢教授」みたいな話が好きな人は気に入るんじゃないでしょうか。
…で、読んでてつい「これドラマ化したらおもしろそうだな〜」とかつらつら考えてしまったんです。
天才ケーキ職人で「狙った男は必ず虜にする」魔性のゲイ・小野に国分太一。ゲイ役ではありますが、太一くんは昔にも一度そういう役をやったことがあるのできっと大丈夫でしょう。(ウェディングドレスはかわいかったです。) ケーキ大好きな元ボクサーの神田くんは…私のイメージの中では敦啓なんだけどなあ、年齢が合わない。二十歳前後でハスキーの子犬タイプのジャニーズがいたら誰か教えてくださいませ。 傲慢なんだけども人がいい、店のオーナー橘には木村拓哉。ちょっと違うような気もするけど、他にピッタリな人がいなかったので。 そしてそして、見た目はカッコいいのにただの役たたずな、橘のお付・千影にはヒガシ!! いやあ、これはマジでみたいんですよ〜。あのカッコつけのヒガシが、めちゃ不器用で情けない、中身子供なキャラを演じると想像しただけで萌えます!! クールな役もいいけど、こういうみっともない姿もみてみたいんですよぉ。
よしながふみさんの他の本もぼちぼち読んでみようかなあと思っています。小野メインの同人誌も出してるそうで、ぜひ読んでみたいなあ。大阪のコミックシティでとりあえず探してみようかと思っています。
みなみさんの5/7の日記より。ミッフィーのファンサイトの運営者にオフィシャルから自作画像撤去依頼のメールが来たそうです。好きという気持ちだけで、お金にもならないことを手間暇かけてやってきたのに、オフィシャルの人に否定されたら辛いよねぇ。その気持ちはもちろんわかるけど、でもそういう処置をとってしまうオフィシャル側の事情というのも私には理解できなくもないんです。
キャラクタービジネスというのは、実はハイリスク・ハイリターン。それだけに一度当たったキャラクターは金のなる木として企業は大事にするわけです。…お金と聞くと「企業の儲け主義は汚い」と嫌悪する人もいますが、民間企業は金を儲けてナンボ、それで社員を養っていかなきゃいけないわけです。度をすぎればさすがにまずいけれども、基本的には企業がお金を儲けるために努力するのは正しいことでしょう。
企業はキャラクターの寿命を長くするために、イメージを損なわないように気をつけています。そのために版権を許可するのにきちんと審査を行い、粗悪なグッズを流通させないように規制したり。また人気があればあるほどいいか?…となるとそれも簡単な話ではないんですよね。あまりにもそのキャラが氾濫しすぎると価値が磨耗してしまって、一気にブームが冷めてしまうことも少なくないわけです。いい例がたまごっちでしょう。あれだけ人気あったのに、キャラクター展開に完全に失敗してしまいましたもの。
それでネットでの話。ネットはどのサイトも並列でつながっているために、マスメディアも個人サイトも「サーチエンジン等から簡単に飛べる」という意味では等価であります。それがインターネットの利点でもあり、欠点でもあるわけで。マスメディアに頼ることなく自分の意見を主張できるのはすばらしいことだけど、友達とか親しい人達だけで気楽に遊んでいるつもりだったのに、たくさんの見知らぬ人たちが嘲笑いながら覗いてたということもあるわけで。今回のミッフィーの問題はその欠点がみごとに出ちゃったのではないでしょうか。
マンガやアニメのイラストならまだしも、ミッフィーのようなキャラクターを模倣するのは非常に簡単です。そのために、オフィシャルとアンオフィシャルの価値の相違はそんなに大きくない。たとえば、ある企業がWEBに集客するためにミッフィーのキャラを使用する場合、莫大なロイヤルティーを払う必要があるわけです。その一方で、個人サイトが気楽にミッフィーの画像を載せているわけで、その事態は企業にとっては自分の会社がミッフィーを使うための価値をかなり減らしてしまうわけです。
キャラクタービジネスというのは大人の世界の話なんですよ。そこに「個人サイトはお金を儲けてるわけじゃないからいいじゃない」という「子供の論理」を持ち込むのは何か違うような気がします。
…と、オフィシャル側擁護の意見をかきましたが、でももう少しなんとかならないかなあ。ネットにおいて、「多くの人に知ってもらいたい」人達と、「友達とか知り合いとかでこっそり遊びたい」という人達が棲み分けできるようなシステムがあれば。ネットがもっと風通しが悪くて、本当に好きで情熱を持ってる人しかファンサイトにたどり着けないような状況であれば、「キャラの磨耗」という問題は少なくとも解決できるわけで。
…今回の件に妥協点を見つけるとしたら。ファンが自分で書いたミッフィーの絵を公開できるようにするために、オフィシャルに「みんなのかいたミッフィー」を飾る投稿コーナーを作るとか。または、数種類のつかってもよい素材をオフィシャル側で用意しておいて、ファンは申請すればそれを使うことができる、と。種類が限られていれば多少氾濫してもキャラの磨耗する率はかなり減るでしょうし。
こういう問題はもっとこれからでてくると思います。今は過渡期だからネットのよい面も悪い面も噴出して摩擦が起きているけれども、企業にしても個人にしても自分の権利だけを主張するではなく、相手の立場も思いやってなんらかの妥協点が得られればいいのになあ。
この話題関連の過去の日記
…終わっちゃいましたねぇ。もっとあれこれやる予定だったのになあ。まあそんなものか。
ジャンプ感想はこちら。
メモ。
●QUEER MOVIE WORLD。ゲイものやホモくさい映画をリストアップし、紹介したサイト。なかなか濃くておもしろかったです。
●恩田陸「ネバーランド」ドラマ化。しかもジャニーズドラマ……えっと別にジャニーズでもいいんですが、役者とキャラのイメージがあわないのがちょっと。
●FreeMail Lookup。WEB110より。アドレスを入れるとフリーメールかどうかを判定してくれます。
かなり更新サボッてました。その間にGWの前半終わっちゃったなあ。
何をしていたかというと、
「寝てた」→また風邪がぶり返したのか、二日ほど寝込んでました。
「敦啓の舞台を見に行った」→「デジャ・ヴュ 01〜伊集院警部補の憂鬱〜」を見に行きました。鴻上尚史さん作品の焼きなおしでありますが、感想を一言でいうと「よくわかんない」なんです。楽しむのはそれなりに楽しんだんですが。…私は小劇団系の舞台とか全然みてないのでそのあたりのレセプターが存在してないんですな。自分の理解できないものをすべて「クソゲー扱い」するようなガキではないつもりですが、こういう場合はレセプターができるまで努力をするべきか、自分に縁がないものとして以降はかかわらないか。…わけわからないなりにそれでもいいか、という道もあるか。いや、敦啓カッコよかったから値段分の元はとったし十分なんだけどね。今回の件で、ゲームやアニメやマンガの素地がない人がライトノベル読んだときの感想ってこんな感じなのかなあ、とふと思いました。たとえばブギーポップの持つ空気やとんがった感じとか、好きな人にはたまらんものがありますが、わからない人には「どこかおもしろいのか」全然わかんないんだろうし。
「ダンナの友達夫婦が遊びにきたので掃除をした」→いつもは手抜き掃除しかしてないので疲れました。
ガンパレのサントラが届きました。イラストがとにかくすばらしい。速水×舞の二人で眠ってるイラストもステキですが、通販特典のテレカとかハガキのイラストがこれもう、すばらしくて!! ……あー、こんな特典がつくならアンソロジーもドラマCDもWEB通販するしかあるまい。速水×舞だけじゃなく、整備班のイラストもほしいな〜。
曲もゲームをやったときの気持ちとか思い出せてなかなか楽しかったです。どっかのサイトに着メロとかおいてないかなあ。Hな雰囲気とか、戦闘シーンの曲とか。
日記ページのgoogle iモード変換の件、これでうまく行くようです。>ほつまさん
最後の/c=0がポイントなんじゃないかと。
メモ。
●石原理キャラデザのプレステ用ボーイズゲーム「星のまほろば」。オフィシャルサイトがまだまだ工事中のため詳細不明なんですが…キャラデザが石原さんで「ボーイズゲーム」と銘打つってことはホモですか? プレステで??? …でもこれの一番不可解な点は、あの乗り換え案内で有名なジョルダン製作ってことなんですよぉ。新規事業に手を出すにしても、なぜこんな怪しげなジャンルに…