エッセイと言うか、作文と言うのか、思いついた時に。


2005/07/21(Thu)  誕生祝い
昨年末に『このツアーでお正月には、オーロラを見る旅をしようかア』と話し合っていた。
その日程の真ん中にわたしの仕事の“衣装合わせ”が入って、オーロラを見る夢が流れた。
それが伏線にあったから、今回の旅を決意したのかもしれない。
一生に一度の自分で自分に贈る誕生プレゼントの心算で(あはは)
フィンランドの片田舎で、20年間続けられて来たという【タンゴマーケット】というお祭りを見に
セイナヨキと言う町に行った。

最初チラシをを見た時には『何故フィンランドで、タンゴのお祭り?!』と
思ったし、日本からの参加者はわたしを加えて7名なので、費用も安くはなかった。
だが、何故か魅かれるものがあったので
我が人生の相棒は(運よくと言うか、運が無いというのか・・・?)仕事だったために、一人で参加した。

日本で踊られているタンゴとはかなり異なっていて、フィンランド流にアレンジされた【唄うタンゴ】の発展に併せて、盛んに踊られる様になった感じだったが、得るものは大きかった。
現在進めている【夢のダンス】の考え方は、間違っていない!!と、思えたの。

男女が身体をピッタリと寄せ合って、また心を寄せ合わせて、タンゴ音楽に身を委ねる。
【そこには、タンゴ音楽と相手の存在しかない!!】とでも言うのかしら
実に楽しそうにタンゴに浸る人で、いっぱい。あふれかえっていた。
声量ではなく、気持ちの好い声・豊かな声の歌手とバンドがウジャウジャといるコトにも、ビックリした。

わたしのお目当ては、大きなステージのある野外のダンス会場。
お日さまがクワ〜っと照りつけている屋外の広場で、わたしも踊った。
アチラの人の情熱に対抗(?!)して、わたしもタンクトップ型の
ひらひらしている、ドレスでしたヨ。
(ダケド〜両肩を出していても、靴は黒いペッタンコ。あはは。だって、コンクリート道路の上で踊るでしょう。皆が、ちょっと変なカッコウなの。アハハ)
首筋に吹いてくる風を、流れる汗と共に、感じながら踊った
【フィイニイ風のタンゴ】は、格別美味!!参加した人たちだけが持ちうる感動かも。
(近い場所なら、来年も行くのになあ。)
朝10時からタンゴを愉しむひと達の発散する カラリとした熱さは、実に気持ちの好いものでしたよ〜。

外国語はカラッキリ駄目で「ハロ〜」のひと言にさえドキドキしてしまうわたしが
通訳担当のひとだと頼りにしていた方々にも、それぞれの目的があって、多忙そう。
4泊もしているうちに、夜中の11時に、一人で出かけるように成長(?!)したが
「こんな時、相棒が一緒なら、もっと、出歩けたのに〜!」と、思いながら
始めの頃は出歩く範囲も自主規制。
(内緒の話ですけれどダンスは出来なくてもボデイガイドには、なりますもンね。ふふふ。)
白夜の国は夜中の11時でもまだ夕方の感じ、明るい〜ンです。
早々と送られて戻った、ホテルの部屋から外を見ながら何度も、思いました。

『 やはり感動の言葉を共有する人がいてこそ、旅の楽しさは深まるものなのだなぁ!! 』
(・・・・これは絶対に、ノロケではありませんヨ!! 念のため。アハハ)

      今回の旅でも成長した、カワイイ子の(?!)  LEIKO




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