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  おまけ。


おまけというか、自分の設置していた掲示板について。
チケット掲示板なんですが、実はジャニーズ事務所としては、こういう場所を快く思ってないそうです。チケットが届くときに封入されいる紙をみると、「チケットのやりとりは定価であっても禁止、インターネットでのチケットのやりとりは禁止」というようなことが書かれています。

実際、インターネットでのチケットのやりとりでトラブルも発生していますし、チケットを「モノ」扱いで、見るつもりもない公演を交換材料のために申し込みするような自分勝手なファンが、都合のいいように利用しているといこともあるでしょう。(こういう身勝手なファンはごく一部なんですけどね…)

それでも私は設置していました。というのも、ジャニーズの「突然追加公演に振り替え、返金不可」というかなり問題のあるシステムのためです。ごくまっとうなファンでも、行けない公演に突然振り替えられて、しかも返金さえでない…ということはよくあったのです。それに対する、ファンの自己防衛システムとして、チケット掲示板を設置してトラブルはあっても運営し続けてたのです。このあたりの詳しい話は昔(98/7/12)に書いたので、よければ読んでください。

私としては、ジャニーズ事務所や利用者から、なんらかの勧告があったり、訴えられた場合にどうするか…ということを常に考えながら運営してきました。
なるべくトラブルを減らして、自分の責任を回避する上でも、かなり細かいルールを設置していたのです。
私自身はそれだけの気持ちで設置していたのに、単なるオンラインショッピングの場としかみてない利用者もいて、かなり苛立たしい思いをしてきましたが……

最近気になるのは、「皆が設置しているから」という気楽な理由で設置しているように思える人も、少なからずいることです。実際にトラブルが起こった時に、ちゃんと対応する覚悟があって設置しているのか、他人事ながら心配してしまいます…


またグッズなどの交換掲示板も、これまた細かいルールを作ってました。しかもルールは増えていくばかりで……これと類似のものを設置するつもりがあるなら、海賊版と、コピーについては読んでおいてほしいなあ、と思います。こういうものをやりとりする場所には、色々な危険が付きまとってますので。


とまあ、色々と書いてきましたが。
私自身は、ページを設置していたせいで、かなり怖い思いや、辛い思いもしてきました。
もちろん、友達ができたり、優しい言葉をかけてもらったりという、楽しい思いもありましたが、振り返ってみると、あれだけのことがあっても今までよく続けてこれたなあ、と思います。

2年前から比べると、インターネット人口は数倍に増加しました。人が増えるにつれ、2年前には想像もできなかったような様々なトラブルが起こっています。
これから先も、ますます人が増えてゆくでしょう。それによって、今まで以上に個人ページが単なる「個人ページです」では済まない影響力を持つでしょうし、それに伴ったトラブルも増大すると思います。
それに対抗するためには、色々なことを知ることが大切ではないでしょうか?
たとえば、「名誉毀損で訴えてやる!!」と脅されたとして、実際に名誉毀損がどんなものか、民事訴訟の手順はどんなものか、どういう程度であれば名誉毀損と認められるかなどを知っていれば怖くはありません。
また、著作権関係も、ホームページをやる以上、避けて通れない道です。
幸いWeb上では著作権問題を扱ったページがたくさんありますので、それらをみて勉強したらどうでしょうか?

自分の身を守るのは自分だけです。正しい知識を持ち、自分でちゃんと考えることが大切なのではないでしょうか。

(1999/1/4)

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