エッセイと言うか、作文と言うのか、思いついた時に。


2013/01/04(Fri)  踊り初め
 松江での『安寿と厨子王』を終えるから、年末はひと息つけるだろう、と考えていたのに予定外の用事が発生し、あたふたした。

 ホテル・ニューオオタニで開催された“カウントダウン・ダンスパーティ” にも久しぶりに、出席し、深夜に帰宅。ふふ。

 ビデオで、紅白歌合戦を観戦した。『梅ちゃん先生』の主人公を見事に演じきった、堀北真希さんの司会振りを見たかった。やはり、かっこいい。予想通り初司会も堂々と、お見事!
 梅ちゃん先生のラスト近くで、わたしはマカ不思議なアサという役を与えられ、共演できたのも嬉しいことだったが、堀北真希さんは映画『東京少年』以来ずっと注目していた俳優さん。

 相棒も居るので、正月の祝い膳らしきものは、多少は整える。
 どんなに忙しい年でも欠かさずに用意するのは、黒豆と紅白なます。
 健在だったころの母の言葉『来年も元気でマメに働けるように、黒豆は丁寧に。』とか『大根よりにんじんをキモチ細めに刻む。同じ細さに揃えるのは当然ですよ。』を、懐かしく思い出しながら手を動かす。
 だが、年賀状の手配は出来ないまゝに新年を迎えてしまった。

 その挙句、一月三日の夕刻には、日比谷の東宝ダンスホールに繰り出しダンスを楽しんでいた。あはは。
“踊り初め”のこの日は、贔屓にしているダンスバンド『エディー田中とバックビート』の再出発を祝う日でもあった。
 男と女・ふたりのボーカルで売っていたバンドが、大村梨花さんの引退を受けて、編成が男性五名のバンドに生まれ替わった。
“夢のダンス“の音楽もお願いしているので、新しいメンバーによる演奏開始に、華を添えたいと思った。(あはは。)

赤いドレス

 真っ赤なサテンのドレスを着て出かけた。
 『わあ〜きれいなドレスね〜!』と声がかかった。
 赤い色は幸運を運ぶと聞いてはいたが・・・
 そして『お正月だから、かんべんしてネ』『いえいえ、ホントにその色、お似合いですよ』『そ〜お。そんなに褒めてくださると、甘えたくなるなあ。ふふ。リーダーさんに“踊ってあげなさい”って、頼んでもらえます?』てな調子で、話はトントン拍子に進んだの。
 その流れに乗って、ふふ。飛び切り楽しい“踊り初め”になりました。

 幸運を呼んだ“赤“を見てもらいたい 
 
 Leiko

 ☆ ダンスホール・ひと言メモ・・・ホール内は撮影禁止。


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