3人の気持ちがあっち向いたりこっち向いたり、バラバラだったのが写真に出てますね。あはは。
<雨の行進による、足の疲れ>と<慣れからくる、我が侭>も出ちゃった。お互いを思いやる気持ちが、薄くなっていました。
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でも、一歩一歩進めば、目的地に着く。32番札所・善師峰寺に着いた。 |
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クタクタの足を労わりながら、遅い昼食をゆっくりと食べた。
『さて』と、のんびり<渡し舟乗り場>に向かったけれど、遠かったのっ!
聞き間違いで、最終の便に遅れそう!
先頭の相棒は『一足先に行って、船を止めとくから』と、急ぎ足で歩いて行く。
珍しく気弱な弟の返事『先に渡ってくれ。俺は、間に合いそうも無い。』
・・・・先頭と弟の距離は1キロ以上。ドンドン離れてゆくので真ん中のわたしは、気をもみながら小走りを続けた。
町の人から『頑張れ!その角を曲がると、船着場だよ!』の声がかかった。
『もう少しだってヨ〜!』と、叫んだ。
弟の後ろに居た、中年女性のお遍路さんがその声を聞きつけて、駆けだした。
オトコなのに、追い越されてしまった弟。・・・よっぽど疲れてたのね〜。 |
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2分遅れで渡し舟に乗船。
待ってくれた船着場の小父さん、ありがと。
船頭さんも『コレは、例外なんだヨ!』と・・・。ありがとう。大感謝!
船なら10分だけどあの時、乗り損ねたら、向こうの橋をあと2時間も、歩くのっ!
向こう岸に着くと『33番札所は、すぐソコですよ』の声に励まされた。 |
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けれど人生は甘くないって、コトなのね!ふふ。
『すぐソコ』っていっても『すぐソコ』じゃないのよね。・・・・・疲れた足には遠かったっ。あはは。
疲れが溜まると、ミスも出る。案内看板の見間違いで、4キロも多く歩く道を歩くハメに・・・・。
だがそのお陰で、1991年に『草村礼子一人芝居・じょんがら民宿こぼれ話』の出前公演をした<春野町公民館>と、町の名物<コスモス畑>も見るチャンスに恵まれたの・・・・。20年も前の景色を覚えていたのは嬉しかった。ふふ。 |
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12日も頑張って、34番〜35番〜土佐市役所まで、20キロ歩いて7回目の打ち止めに。
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ご褒美は旧来の友人との、会食。
NHKのドラマ『竜馬伝』で、盛り上がっている坂本竜馬像との再会も果たして帰京。 |
『長〜い報告、お付き合いくださってありがと。』 |